2008年 11月 20日
曇天の夜空の下、浮かび上がる歴史の息吹
ホントに生き物のようで、怪獣のようで、・・・結局、今回も上ることは出来ませんでした。
だって・・・
ほらね。やっぱり怖い。
ということで、ここからノートルダムまで歩いて帰ることにします。
ライトアップの灯りが、低い雲と相まって、
とても怖い・・・いや、幻想的な景色になってます。
ので、パリに流れるセーヌの端から端、エッフェル塔からノートルダムまでの道程を、
みなさんと一緒に辿って行きたいと思います。
しゃべくりは控えめで(笑)、せっかくなので、写真を大きくしてお届けします。
まずは前から観たエッフェル塔。
その前の「イエナ橋」から覗くセーヌ川。 じゃ、歩きだしますね。
ダイアナ元皇太子妃が亡くなったバイパスの上を通るアルマ橋を過ぎて、
ここは「アレクサンドル3世橋」。アンヴァリッドの向かいに位置します。
ってか、足が痛くて痛くて、これくらいで既に1時間経過。
22時になり、また怪獣が遠くできらきらしてます。
コンコルド橋を渡ります。この辺から肉眼でノートルダムを確認できます。
橋を渡れば「コンコルド広場」。1972年には、ここにギロチンが設置され、
ルイ16世、マリーアントワネットらが処刑された場所でもあります。
セーヌに映る、夜の「オルセー美術館」が大好きなんです。
遠くの怪獣とツーショット。
チュイルリー公園前を歩きます。
さ、ここまででもかなり歩きましたよ。カルーセル広場に入り、右手を見れば・・
そう、「ルーブル美術館」です。
ルーブルに別れを告げ、木製の橋「ポン デ ザール」へ。
ここはその名の通り「芸術の橋」。橋の端には展示物が飾られます。
とぼとぼ足を引きずり歩いていると、気になるベンチ発見。
パリ市庁舎が近づくにつれ、エッフェル塔の光も見えなくなってきます。
さあ、やっと着きました。「オテル ド ビル」(パリ市庁舎)。
1871年に焼失。1882年にルネッサンスとベルエポックが混在する、
もとの姿のままに復元されました。その壮麗で煌びやかな姿・・・。
アルコール橋を渡り、セーヌにも今日はサヨナラしてシテ島へ。
足の痛みも疲れも吹き飛ばす、「ノートルダム寺院」・・・のアップ。
息を飲み、言葉を失う存在感。「荘厳」とは正にこのこと。
歴史的建造物や壮大な自然を目の当たりにすると、自分の小ささが身に沁みます。
また来れるのは最終日の朝数分間。でも今日はもう帰るね。ホントに疲れちゃった。
さ、皆さんは楽しんでいただけたでしょうか?
こんな観光スポットを、夜のライトアップした姿で立て続けに観られるのは、
セーヌを走る「セーヌ川ナイトクルージング」ぐらいですよ(笑)
こんなに歩き回る馬鹿でも、少しはお役にたてたんじゃないでしょうか。
大きな画像は、出来るだけ皆さんに近くに感じてもらいたかったからなんですが
乱用するとブログのなんかの容量がなんちゃららしく(よくわからない)、
また次回から元に戻しますね。
って、ここまで書いた記事が全部消えてしまったが為に、
またこんな時間までかかってしまった。
フランス編・・・・年内完結、間に合わないかも・・・。
by monsieur-enfant
| 2008-11-20 05:16
| フランス 2008