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なないろめがね

顔を上げて。

時間の流れを残酷と感じる時もあれば
その移ろいに救われる自分も居たりする

「おまたせ」
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店の向かいの桜がようやく開花し始めた

今年も春を告げに来てくれた

思わず駆け寄り見上げた時に、ふと思った

「顔を上げたのは久しぶりなんじゃないかな・・・・」

降り注ぐ陽射しに、青い空、柔らかな風に揺れる蕾の膨らんだ桜の花々

そして見上げてばかりの僕の足元には、アスファルトの隙間から懸命に咲く小さな命
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「頑張ってんなぁ・・・・」

何見てもあまり癒されることのない日々の中で、
こうしたほんの些細な景色に、心を優しく撫でてもらった気がします

・・・と視線を外した先には、川に投げ捨てられたタバコの吸い殻

クソですね、人間

健気に生きてる自然の中で、
僕らはこうして生かされてるわけです。
恩恵に授かる時もあれば甚大な被害に巻き込まれる時もあります。
でも、それでも共存を避けれる相手ではないわけです。
ただ、自然は荒野にも花を咲かせます。
奪うだけ奪うだけではなく、与えることを忘れることはありません。
いつの時代も妨げになるのは、
一部の人間による生かされてることを忘れた思い上がりの代償や、
多くの命より優先される安い地位名声。
私利私欲により吸いつくされ捨てられた吸い殻は、
掻き消すことのできない強烈な汚点を、残酷なまでに刻んでいきます。

結果、いつの日も、いつの時代も、
いつまでも癒えないのは、人の手による傷跡

タバコを吸うのは良いよ。でも、後始末くらい自分でしなきゃね。
自分のケツも拭けないクソ人間の甘い蜜だけ吸った汚物の処理を、
日々懸命に生きてきた何の罪もない人たちが、
命を危険に晒してまで後始末してる姿は見てられません・・・。


今年の桜を見て、
いつか見た、「花想い地蔵」という詩を思い出しました。


多くの人の心を癒し、春の訪れを告げ、顔を上げ前を向けるよう、
今年は北から咲いてくれたらいいのにな。
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by monsieur-enfant | 2011-04-02 01:16 | とりとめなく・・