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なないろめがね

始まりの日。

この日は本格的な渡韓、初日の話。
シュクレにまで足を運んでくれて僕を推してくれた方と金浦(キンポ)空港で無事合流。
そこから一日は、通訳代わりとなってくれて、会社のいろいろな部署へと挨拶まわり。
そんな一日の終わりに、一緒に食事行くことに。
近くの明洞(ミョンドン)で、サムギョプサルをいただきます。
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焼き始めるとニョニョっと降りてくる煙吸い機。
どこの店でも大体完備されてるこの子のおかげで煙臭くなりません。
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相変わらず、注文したものが来る前に埋め尽くされる副菜たち・・・。
もちろんおかわり自由。
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燃え滾る炭がやってきます
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肉の下1cmくらいにある炭火は強力です。
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最初はペースゆっくりだったんですけどねぇ・・・。
途中から案の定ビールに焼酎が入り出し、
更に焼酎だけで飲み干したり、結構なペースで飲みました。
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それもこれも、「こうしてソウルで一緒に呑めてることが嬉しい・・・」って言ってもらえて。
日本で連絡を受け、日本で逢い、日本で話し、そしてこの日、ソウルで再会しました。
何度か・・・いや、何度も僕と本社の間に挟まってくれたキムさんとチェさん。
僕の意見を理解し尊重し応援してくださった結果、
「うちの会社をダメだと思ったら帰ってきていいですから」という、
「お試し期間」的な感じで歩み寄った、今回の契約。
僕は「行く意義を感じれなければ行きません」と言ってましたし、
「努力はしますが、最初の会議でコンセプトを共有できないのなら帰ってきます」
とも伝えていたので、かなり不安にさせてたんだと思います。
でも、脅しでも何でもありません。
あやふやで動きたくないんで明確にしたかったんです。
会社側にも無駄な時間と経費を払わす気はありません。
フィットしないと思ったらダラダラ時間を使うこと自体ナンセンス。
お金など発生させずにスッパリ潔く身を引くのがお互いの為。
現場と経営陣なんて、誤解や行き違いなど安易に想定できることはたくさんあります。
それを防ぐ為にもシンプルで明確なコンセプトの共有は必須条件でした。
一応、当時の段階で出来る限りのことはしていただきましたし、
離れてる場所でウダウダ言ってても始まりません。で、決心しました。
そしてこの日、本当に主戦場のソウルに来ちゃったわけです。
それを「嬉しい、嬉しい」と、こんなに喜んでくれるとは思ってませんでした。
いつもは冷静で物静かなキムさんが、このテンションです。
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で、ポージングが早い!(笑)
先にこういうのやられると恥ずかしくなって、
僕なんて微妙に親指反応するくらいで精一杯でした(笑)

とにもかくにも、人に喜んでもらえるのは嬉しいこと。
でも大事なのは来て喜ばれるのではなく、帰るときに喜んでもらえてるかどうか。
僕だけ何か成果を持ち帰れば良い立場ではありません。
会社に、そして韓国のパン業界に、
何か爪痕を残せるかどうかの闘いは、この日から始まったのである・・・・って、
画像、サムギョプサル食べてるとこしかないから緊迫感ないですけどね(笑)
by monsieur-enfant | 2011-09-05 23:28 | 韓国手記´11砕心