2011年 11月 06日
運が良いやら悪いのやら・・・。
前から「寒い寒い」と言っておきながら、「あれ・・・?」という毎日。
でもソウルの秋は大阪の冬くらいと脅されてたので、
いつ来るかわからない冬将軍に怯えて過ごしていました。
防寒に、迷った挙句コートも買ったし、
でもコートを買ってから、当てつけのように暖かくなったし・・・、
そんなこんなしてたら、なんと「100年ぶり」の25度超え。
そしてその日、僕が何をしてたと思いますか?
ええ、もちろん買ったコートは持ってましたよ。さすがに着てはいませんが。
だって、夜に予告なしで冷えると困りますからね。
なんせ「大阪の冬なみ」ですから。
いやね・・・、どうりで暑いと思ってたんですよ。
下手したらね、「寒いと困るから」と思ってコートを片手に抱えていたわけですよ。
明洞から見て「あれ・・・これ歩けるんちゃうか?」と思って突発的に歩いてみたのも、
ケーブルカーが長蛇の列だったのを見て迷いも無く「徒歩」を選択したのも、
一応、山ですからね、肌寒くて丁度良いと思ったわけですよ・・・。
こうして紅葉などを撮ってたのも最初だけ。
吹き出る汗を不思議に思いながら、
「100年ぶりの暑さ」など知る由もなくに登ってるここは、
よりによって「ソウルタワー」(笑)
しかも徒歩。
片手に抱えるコートが、夏場の毛布の如く暑くてたまらない。
いや、途中から憎くてたまらなくなってきました(笑)
だって、
これが中間地点くらいの景色ですよ・・・。
ケーブルカーまでも、明洞から結構急な坂道を上るわけです。
あ!そういえば明洞でもぬいぐるみのバイトが座り込んでたっけ・・・。
てっきりサボってると思ってたけど、
実は寒さ対策で厚着で入ってしまってヘバってたのかも!(笑)
そこで気づいてれば、よりによってこんな日に登らなかったのに・・・。
ま、でも途中で降りるわけにもいかず、
尋常じゃない11月の汗と共に、
景色をチラ見しながら登るのでした。
くぅ~~~~、微妙!
頑張って登ったその先には微妙なソウルタワーと(先の画像参照)、
昭和歌謡を熱唱する営業(だと思う)のおじさんおばさん歌手と、
それを「わざわざこの高さまで何を見に来たの・・・?」って思う、
手拍子するこれまたおじさんおばさんの集団。
そして、タワーの周りの店やスタッフの首から下げてるストラップ、
はぁ・・、見覚えあるそれら、そうです、うちの会社のです、全部。
もちろん、タワーも。
どんな会社やねん!って感じでしょ?(笑)
ま、上まで上ればそれなりにキレイですけどね。
外観はショボくても、中身・・・というか、
エレベーターだけは最先端。
なんでも「世界最速」だとか。
なのに「耳キーン」ってしないのはスゴイですが、
速過ぎて実感も出来ない(笑)
疲れ果てた中で撮ってるので、
ガラスに室内のクーラーが写りこんでも撮り直す気ゼロ。
中央左の「H」の光は、漢江と、そこに架かる橋ですね。
帰りはさすがにケーブルカーで帰りました。
シューーっと一瞬です。
「なんや、味気な」と悪態をついてみるものの、
「じゃあ歩け」と言われたら、4倍までなら躊躇無く払いましたね。
ま、「100年ぶり」の一日に、たまたま遭遇できたわけですから、
ラッキーな一日だということで・・・。
そんなソウルからの報告でした。
お疲れ様でしたぁ。
by monsieur-enfant
| 2011-11-06 23:28
| 韓国手記´11砕心