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なないろめがね

タイミング。

まぁ、間が悪いと言いますか、
ここんとこ一週間くらい風邪で声が出ないんですよね。
しかも決まってたソウル行きに重なり、
風邪ひいてる時に更に寒い国へ行くことになったわけです。

間が悪いのはそんなことだけに留まらず、
寒い寒いと聞いてたソウルがヤバいくらい寒いらしい。
友人に聞くと、「岩永さん来る日は-15℃とかですよ!」とのこと。
いやいやいや!そんな土地に着て行く服なんて持ち合わせてませんから!
「大丈夫ですよ。最低気温なんで、昼間は-4℃くらいですよ」
あ・・・そ、そりゃ良かっ・・・って、それでも-4℃・・・・。

「只今、当機は順調にソウルに向かってのフライトを運航しております」
ってなアナウンスが、韓国に差し掛かった辺りで流れるわけです。
「到着します金浦空港、ソウル市内の天候は晴れ。」
良かった。出る際の大阪は、ちょっと小雨がパラつき始めてましたからね。
が・・・・、機内に戦慄が走ったのはその直後。
「気温は-13℃でございます」
え~~~!?昼間は-4℃じゃなかったっけ!?
いくらCAさんの美声で「~でございます」と丁寧に言っていただいたところで、
「-13℃」の衝撃を和らげることは出来ませんでした・・・。
おもむろに外を見ると、
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・・・・違う国に来たみたい。

無事にソウルに到着。
隙間風やら若干暖房の効きが悪いところの寒さが半端ない。
地上に出た際には、旭川でも口にしなかった言葉が思わず飛び出しました。
「クソ寒っ!!」
露わになってる顔面が、なんていうかバシバシするんですよね。
とりあえず初体験の温度帯、
心に決めたのは「冬のソウルには二度と来ない」ってこと。

今回の目的は、帰国後3ヶ月も途中経過の連絡の無い某店を視察に行くこと。
組織も人もパンも、どうなってるのか心配で心配で仕方なかったもので。

えっと・・・、ま、その、・・・ノーコメントでお願いします(笑)

いやぁ・・・、予想通りっちゃ予想通りなんやけどねぇ。
っていうか、ここまでいろんなことが予想通りになってしまうってことは、
リスクマネジメントだって容易だったはずなんですよ・・・。

さて!気を取り直して!
とりあえずチョイチョイのお話は明日にするとして、
今回はもう一つの目的、ホさんのアトリエにお邪魔させていただくことに。

そう、前回訪れた時の別れ際に交わした、
「雪が積もったら、また遊びにおいで」
実は「寒い寒い」と聞いてたソウルですが、
今年に入ってあまり寒くなくなり、
こないだ雪が少しパラついたくらいで、
積もったのは昨夜から降り始めたこの雪が初めてだったんだそう。
「岩永さん!すごいタイミングで来ましたね!!」って、
迎えに来てくれた友人は大喜び。
まぁね・・・、前回滞在時には、「11月としては100年ぶり」の25℃に遭遇。
今回は今回で、55年ぶりくらいだったかな?強烈な寒波に出くわす羽目に。
タイミング、良いのやら悪いのやら・・・ですね。
ちなみに翌朝の予想気温、-20℃でした(笑)

ちょっと早かったので、途中のカフェで一休み。
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雪質は非常に良いです。サラサラのパウダースノーです。
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ま、-13℃とかじゃベチョベチョにはなりようがないですよね。

なんだか素っ気ない外観とは裏腹に、案外店内は小洒落た感じ。
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流れてた音楽もセンス良く、椅子もゆったり大きくて、快適な時間でした。
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喉が痛いと告げると出てきたのはハーブティー。
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ローズヒップとかかな?美味しかったです。

そこから車で10分くらい、ホさんのアトリエに到着。
見慣れた景色の見違えた景色に、思わず時間が止まります。
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秋にBBQしたテーブルも、健気に雪を支えてます。
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と、悠長に言ってる間にどんどん体温が奪われていきます。
幸い、中は暖かそうなので、急いで中に入ります。
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・・・・気のせいでしたね。
外から見ると暖かく見えたんですが、普通に寒い。
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あ、BBQの際に、外で活躍してた組み立て式の暖炉が室内に!
いやぁ、なんとも言えず相変わらず良い雰囲気ですなぁ。
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室内をウロウロしてると、新しい仲間が増えてました。
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ホさんは、せっせと夕食の準備。
見られたくないから来ないでと言われました(笑)
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その間に、岸部から持参したパンを並べます。
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記述が無かったので皆さん今回の旅は無事出発したと思ってるでしょうが、
ところがどっこい、朝7時にパンを受け取って出発すると言ってたのに、
目が覚めたら既に7時でした(笑) 
出発にはセーフ・・・、限りなくアウト寄りの、ですが。
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「寒くないですか?」
友人のジョンさんが薪をくべます。
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さっきウロウロしてる時に「あれ?」と思ったんですが、
暖房器具がこれだけだったんですよね。
ま、熱が循環するから大丈夫なのかな?とか考えてましたが、
外は夜になり、更に冷え込みを増しています。大丈夫なわけないですよね・・・。

そうこうしてる間に、お料理が並びます。
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いやぁ、このドレッシング旨かったぁ!
ヨーグルト系にグリュイエールのスライス。
これにクルミのパンを合わせて食べる至福・・・。

続いては、こちら。
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ホント、いちいち手が込んでます。
食べるの好きな人が作る料理です。
ピリッと来るのは包まれてるお野菜かな?
ディアマンの甘味が良い中和。

ただ・・・・、寒い。
ワインは常に冷たいし、口に触れるグラスが常に冷やされた状態。
食べはじめてしばらく経っても、誰一人マフラーすら外す気配なし(笑)
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ちなみに、ガラスに映ったのを撮影。

そこへ、グッ、タイミンッ!!
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熱々の、ムール貝のトマトソース煮込み。
有り難い!!そして旨い!! この熱々スープに、
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アルミで包んで暖炉の上で温めてたパンの登場!
幸せ!!最高の組み合わせです!!

素敵な貝殻入れも、ホさんの作品。本業じゃないから売ってないんですけどね。
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「多才」って、羨ましい・・・・。

メインは、こちら。
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お肉もですが、相変わらず野菜が美味しい。
この辺で採れたのを炙って出してくれますが、ホントそれだけで美味しいです。

デザートまで付いてます。
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温かいヨーグルトソースを注いでくれたのですが、
もうこの頃にはシャレにならんくらい寒くてですね、
注いだ瞬間、既にヌルくなっていました。

そして、コーヒーをいただきます。
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たまらず全員暖炉の周りに集まってのコーヒータイム。
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さすがにこの日は長居せずに帰りました。
ホント、シャレにならない寒さでしたからね。
ただ、韓国には寒さ対策として「オンドル」という床下暖房があるんです。
部屋を床から暖めて、その熱で部屋全体を暖めるオンドルは、
日本のようにヒーターやストーブを使い、
部屋の空気だけを暖めるのとは、暖かさも空気の乾きも違うよう。
だから、家はすこぶる暖かいのだそうです。
つまり、アトリエにはオンドルが無かったから寒かったわけで、
オンドルさえあれば、これくらいの寒さでも家の中ならヘッチャラというわけです。



暖房30℃で点けっぱなしでも一向に暖まらず、おまけに風呂なし。
僕が宿泊したホテル・・・・、残念ながらオンドルありませんでした(笑)
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by monsieur-enfant | 2012-02-03 21:05 | とりとめなく・・