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なないろめがね

本業のお知らせ

えっと、HPのメニューも更新したことですし、
久しぶりに自分の店のことにも触れておきますね。
あ、お忘れかも知れませんが僕、
実はシュクレクールというパン屋を営んでおります(笑)

ショーケースが、春のパンから、ちょっと夏めいてきました。
ラヴェンダーを使った、鼻から夏を感じてもらいたいパンや、
梅雨空のくぐもった空気を表した、少し陰気なパン、
土日には、少し蒸された暑い季節の草の匂いに苦みのある果物をあてたパンや、
バスク地方の伝統的な家庭料理を模したパン、
カカオの間からバジルが抜けていくブリオッシュなどなど。
開店当初、嫌がらせのように言われてた「明太フランスないですか?」、
そのお言葉にようやく代用品のようなものもご用意させていただきました。

それから、ずっと使ってきたライ麦が調子が悪く、
以前のイメージで提供することが難しくなっています。
いろんなライ麦を取り寄せてはみたものの、以前のが特殊だったもので、
「美味しいけどイメージが・・・」となってしまいます。
新しい粉に変え、その粉から生まれる新しいセーグルを作るべきか、
ちょっと模索中です。すいません・・・と言ってると、
今度は開店以来使い続けていた粉が製造中止になり、
「パン オ セレアル」が作れなくなってしまいそうなんです。
ま・・・、多分そんなに使われてはいなかったとは思いますが、
実は開店前に試作してるとき、バゲットより先に「これや!!」と思ったのが、
パン オ セレアルに使用してた穀物の粉だったんです。
ま・・・、このパン自体も、頑なに出し続けてきましたが、
売れてるかっていうとそうでもない部類に入ってしまうんですけどね。
でも、最初の衝撃は今でも覚えています。
「こんなに簡単に再現出来てしまっていいの?」ってくらいリアルでした。
今、同じ成分で他の会社さんに作ってもらえるか頼んでいるところです。
もしダメなら策はありません。っていうか、先週まででした(笑)
もうサンプルが上がってくるはずです。良い結果が出ることを祈っています。

それから、よく言われていたのが「シュクレさんのパンに合うジャムがない」。
ま、パンドミなどなら問題ないんでしょうけど、
バゲットに当てようと思うと、市販のものだと大概負けてしまいます。
でも、毎朝バゲットに合わせた一品なりを作るのも大変。
もっと気軽に毎日食べてもらおうと思うと、朝食にジャムって組み合わせは必至。
「うちも何かジャム置こっかな・・・」とは思っていましたが、
世に出回ってるフランスのジャムって、・・・・・どことは言いませんが(笑)、
基本、ベタな2強で占められてるじゃないですか。そうそう、あそこと、あそこ。
それをわざわざシュクレに置く必要性ないですよね・・・・と思ってたある日。
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直接連絡をくださった会社が、直接岸部までほぼ全部抱えて来てくれました。
ちなみに千葉から(笑) ホントにその節は御苦労さまでした。

このジャムはね、マダガスカルからなんです。
マダガスカルに移住したフランス人の老夫婦が、
マダガスカルの果物や香辛料を使って、
1~3㎏の小ロットを何度も銅鍋を使って炊いてるんだそうです。
なんか、「栽培してる」っていうか「生ってる」ってくらい自然に近い状態だそうで、
やはり「強い」です。「キレイ」とかいう表現じゃなく、自然の「強さ」を感じます。
といっても、やたらめったら濃さとかをアピールしてるわけではなく、
なんか生命力を感じるよって話。
で、ビジュアルも大事ですよね。テーブルに置いてて画になれば尚ヨシです。
今まで「フランスのジャム」といえば、
赤と白のギンガムチェックかドット柄かしか選択肢がなかったわけですが、
このマダガスカルのジャム、抜かりありません。
ラベルも含めて若干、ジャケ買いです(笑)

うち、そんなにスペース取れないので、数を置くことが出来ないのですが、
季節によって入れ換わる果物を、入れ替えながら常時5種くらいは置く予定です。
よりによって土砂降りが予想されるこの土日からの販売開始となっていますが、
皆さん、良かったら見に来るだけでも見に来てください。
朝食に楽しい彩りを加えてみませんか?
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by monsieur-enfant | 2012-06-15 21:41 | シュクレクール