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なないろめがね

触れて、浸って、酔いしれて。

僕、あんまり特定のお店の名前出さないですけど、ここは本当に好きです。
今回は久しぶりに行って、「あぁ・・・やっぱ大好きやなぁ・・・」と、
しみじみ感じた愛して止まないビストロをご紹介します・・・って、
一回書いてるし、改めて言う必要の無い有名なお店なんですけどね。

この日は、初めての電車。
春先のまだ風の心地良い時期、
昼間から烏丸御池→京都御所→下鴨神社とブラブラ歩き、
体力と陽に陰りが見えはじめた頃、叡山電鉄の元田中駅に辿りつきました。
写真は、目的地の「一乗寺駅」。
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ホームと言っても改札ないです。
一両で入ってくる電車は、降りる際に車内にて料金を払う「バス式」。
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なんか、良いですよね。
僕、学生の時、電車通学したことないので、
こういった路線を使ってる学生を見かけると、
勝手にピュアなセンチメンタルストーリーを妄想してしまって、
一人でキュンキュンしてしまいます(笑)

キュンキュン治まらぬまま到着したのは、ここ。
一乗寺 「アルザス」
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いやぁ、やっぱりここはここでキュンキュンきますね。
遠くなってしまったパリの思い出を蘇らせてくれる素敵なカルト。
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今年は3年ぶりにパリに行きます。
一昨年はスタッフのチケットだけ取って自分は取れず、
昨年は早めに取ってたものの、まさかのソウル行きでキャンセルに・・・。
渇望していた自分の内側が、どれだけどんなものを汲みあげて帰ってくるのか、
個人的にも楽しみにしています。

てんこ盛りのパンも運ばれてきて、食事の始まりです!
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キャロット ラペ
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人参、好きじゃないですけど、これは好き。

ココヤシのサラダ
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これ、ホント美味しい。若いタケノコみたいな食感。

パテ
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ホント潔い。気持ちいい。ガルニは一切なし(笑)
「これ食べてって!」って想いが、どストレートに伝わる品々。

エスカルゴ
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この残りのソースを拭ってて、
「あ、挟んで出したら美味しいやん」と思って店頭に並んでます(笑)

どうしても外せないシュークルート。
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他のも食べたい。でも、そんなに頻繁に来れるわけではない。
となると、やっぱり「アルザス感」に浸りたい。ベッコフよりシュークルート派です。
ちなみにストラスブールに行った若かりし頃、両方同時に頼んで撃沈しました(笑)

でも・・・やっぱり「他のも食べたい願望」が抑えれず、
一番ライトな感じの鶏のクリーム煮を。
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うんうん、満足です。

デセールはババを・・・・って、
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これ、完全にクグロフですよね?(笑)
このポーションでババ出てくるのはパリのビストロでも無いです。
いやぁ、どSですね。

〆はエスプレッソをクイッと。
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シェフ一人でやられてるからこその濃厚な空気感。
忙しい最中、言いっぱなしで立ち去る小ネタもご愛敬。
もう多くの言葉は必要ないでしょう。
触れて、浸って、酔いしれて、
日本有数の現地体験型アトラクションを心ゆくまでご堪能あれ。
by monsieur-enfant | 2012-06-22 21:21 | アルザス