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なないろめがね

初めてのパン教室。

先日、NPO法人essenceの活動として、
障がいを持った親子を対象としたパン教室が行われました。(詳細はこちら
今回の講師は、パンデュースの米山シェフが快く引き受けて下さいました。

当日、ちょっとした勘違いで一時間ほど周辺をウロウロした後、
「顔色悪いですね・・・」と熱中症間際で到着した際には、
既に生地を捏ねあげたところでした。
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今回は、一つのソフトな生地を使って、2種類のパンを作ります。
粉から作った生地を休ませてる間も、子供たちは元気に米山シェフに絡みます。
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子供向けのパン教室も何度かやっておられる米山シェフ、
さすがに接し方が上手です。
僕なんて「THE大人げない」みたいな人やから、上手くやれる自信ないです(笑)
それでも興味を注ぎ好奇心に充ちた子供たちの表情は可愛いもんですね。
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さ、生地も十分休まり、米山シェフが次の説明に入ります。
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休ませた生地を4つに分けて、2つずつ2種類のパンを作ります。
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説明を受けた後は、各テーブルに戻って、
お母さんやお父さんと一緒にパン作りに励みます。
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みんな、粉と水を合わせて作った粘土みたいな生地が、
発酵によって膨らんで柔らかくなってる様に、楽しそうに触っていました。

さ、今度は米山シェフの実演です。
「パンデュースと言えば」の、野菜を盛ったパンです。
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これにはお父さんお母さんからも「キレイ!」と歓声が。
エス コヤマの小山シェフのお菓子教室の際のロールケーキや、
パンデュースさんの、こういった彩りの豊かなパンなど、
やっぱりキャッチーなものは強いなぁ・・・と、改めて思い知らされます。
うちがやると、なんせ生地しかウリが無いもので、
相当地味な感じになっちゃうな・・・と。子供さん、飽きますね、絶対。

で、今度は自分で捏ねたパンに野菜を飾っていきます。
思い思いに、
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初めての作業を頑張っています。
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それをオーブンに入れ、
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子供たちの作ったパンが焼き上がっていきます。
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多少、形はいびつでも、本当に美味しそうですね!
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さ、ゆっくりはしてられません。
次はクリームパンを作ります。
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みんな慣れてきたのか、上手に生地を切ってクリームを絞ってました。
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クリームパンも上手に焼き上がって、みんなで食事の時間です。
切り分ける米山シェフを急かす子供たち(笑) そりゃ、お腹空きますよね。
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飲み物と一緒に、「いただきま~す!」
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今回は、親、子供、どちらかに何らかの障がいを持った方を対象にしたパン教室。
開始前は、米山シェフも上手くやれるか不安もあったそうですが、
蓋を開けてみると、そんな不安もすぐ吹き飛んだそうです。
「全然、変わらないんですね」
essenceの活動に参加してくださった方々が、口々に仰る言葉。
そう、変わらないんです。でも、接する機会がないから知らないんです。
もちろん、「変わらない」と言っても、
僕らには分からない苦労や問題も多々あると思います。
でも、そういった「違い」は、健常者同士にだってあるもの。
広い意味で考えると、みんな違うことが大前提。
そんなに同じじゃないとダメなんでしょうか。
「同じ」ということに、それほどの価値があるのでしょうか。
機能があれば優れてるんですか?障がいがあるだけで劣ってるんですか?
全くもってナンセンス極まりない偏見です。
みんな、足りないところを必死で補って生きています。
心だったり、身体の一部の機能だったり、人によって様々ですが、
みんな、どっか欠けてて、どっか足りなくて、
それを補いあって、支えあって生きていくために、
家族とか学校とか社会とかって存在してるんじゃないんでしょうか。
難しいことなんてありません。人が人として人に接するだけですから。
目や耳は、情報を得るための一つの機能でしかありません。
そして、そこから入ってくる音や映像の全てが真実なわけでは決してありません。
その何が真実かを判断するのは、「心」です。
そして「人」の価値も、その「心」にあるんじゃないでしょうか。
そこを磨けてない「人」って、他のどこを磨いてたってクソみたいなもんでしょ。
役職に踏ん反り返って偉そうに喋ってくるヤツなんて、
座ってるソファーごと蹴り倒したろかって思いますもん。
「障がい者」って言葉、好きじゃないですが敢えて使わせてもらうならば、
そんな人らの方がよっぽど「障がい者」でしょ、って思います。

少なくとも今回のパン教室で出会った親子の中に、
僕が感じる「障がい者」は一人もいなかったように思います。
そんな素敵な皆さんと過ごした時間も、そろそろお開き。
みんなで米山シェフに御礼を言って、帰ります。
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お土産には、今回材料を提供してくださった「富澤商店」さんより、
教室で使った粉と同じ粉をご用意いただきました。
帰り道、ちょっと重かったかもしれませんが、
まだまだ長い夏休み、また家で作ってもらえると嬉しいですね。

今回も、講師を務めていただいたパンデュース米山シェフ及び、
会場を提供していただいた、
株式会社オフィスフォーティー(クッキングスタジオ シェリブロ)、
essenceの活動を賛助企業としても応援してくださってる、
株式会社 富澤商店さんの材料の提供、
ボランティアでお手伝いに来てくださった皆さん、
交代で手話通訳を務めてくださったお二方など、
多くの皆さんのご協力によって開催することができました。
本当にありがとうございました。おかげさまで・・・、
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こんな素敵な時間を過ごすことができました!
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by monsieur-enfant | 2012-08-10 21:03 | とりとめなく・・