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なないろめがね

三姉妹と行く、心と身体の癒し旅 ~前篇~

更新、滞っててスイマセン・・・。
「東京編」と言っておきながら、まだ2軒しか書けてない始末・・・。
一軒一軒インパクトが強く、なかなかサラッと書けないもんで、
ちょいちょい混ぜ込みながら紹介していく作戦に切り替えます。

ですので、ちょっとここらでユルい記事を。

思い起こせば、梅雨前の新緑鮮やかな頃。
そんな爽やかな季節とは裏腹に、
シュクレの周年から、G.W、NPOの立ち上げ等が絡んで、
上半期最悪の追い込まれ方だったのが、この時期でした。

そんな状況を見兼ねてなのか偶々なのか、
母親が小旅行に誘ってくれたんです。
ま、昨年から、「G.Wの営業の代休に、どっか行きますか?」
的な話はあったのはあったんですが、どんどん話が進んでいって、
何故か母親の二人の妹が、千葉から参戦することになったんです。
「二人の妹」と言えば聞こえは良いですが、
僕目線からだと「二人の叔母」ですからね・・・。
でも、幼い頃から本当に大好きな二人。
僕自身、あまり人に懐かない子供でしたが、
身内の中でもこの二人は、「みっちゃん」「えみちゃん」と、
珍しく懐いていた気がします。
なんか、いつでも味方でいてくれた二人だった気がします。

ということで、母親を含めたオバちゃん3人との、
息が詰まるほど忙しかった中での、強行珍旅行の始まり始まり・・・。
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スカッと晴れた青空の下、
本当にキレイな富士山がお出迎えしてくれたのは、JR三島駅。
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っていうか、今回の旅行、「新幹線で三島に行く」以外、
旅程を何一つ知らされてないんです。サプライズとかじゃなくて。
ま、会いたい人に会い、行きたいとこに行く、という風に、
自由気ままに生きてる僕としましては、
なかなか「他の人に決められた旅」というのを経験する機会も無いので、
どこに連れていかれるのか、結構楽しみにして当日を迎えました。

僕らは新幹線で三島まで、みっちゃんとえみちゃんは千葉から車での合流。
「あれ?」、・・・駅に着いても居ないみたい。
ま、僕、そこそこ身長あるので、
ボーッと立ってたら見つけてもらえるだろ・・・と思ってたら、
「あゆむ~~!あゆむ~~~!!」と、遠くから呼ぶ声が。
と思ったら、「あんた、どこに居たの?」と後ろからも声が。
どうやら先に着いて待ってたみたい。
「いや、普通に改札から今出てきて・・・」って話し始めると、
「なんで電話でない~?何度もかけたのに!」と、
遅れて登場した母親に詰め寄る・・・。
車に向かえば、「とりあえず早く乗って乗って」
てな感じで嗾けられ、
気がつけば車に押し込められ出発・・・とまぁ、
着いたばかりだと言うのに、よう喋る喋る。
いや、あの、本当に久々に会ったわけですし、
「久しぶり!元気だった?」的なやり取りはない・・・系ですね、わかりました(笑)

久しぶりに車内に響く千葉弁のイントネーション。
呼ばれる名前は、ガキの頃からすっと同じで「あゆむ」。
今の日常では絶対にないシチュエーション。
ガキの頃から知っててくれてる相手に、
当時と変わらぬ呼び名で呼ばれていくうちに、
徐々に、そして本当に久しぶりに、素の自分に解けていくのを感じました。

さ、目的地に着いたみたいです。
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ここがどこなのかも全くわからないまま付いて行きます。
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ただひたすら新緑がキレイ。
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とても静かで、まだ陽射しも穏やか。
目に飛び込んでくるのは鮮烈な緑。
たまに吹く風も心地良く、早速癒されてたところ・・・、
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「マジで!?ここまで来てアラーキー!?」
って本気でビックリしましたが、写真展は別棟で行われてるみたいでした。

で、歩を進めてみて、
ここがどこの何なのか、やっと分かりました。
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「クレマチスの丘」というところにある、
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「ヴァンジ彫刻庭園美術館」でした。
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イタリアを代表する具象彫刻家、
ジュリアーノ・ヴァンジの作品を展示する為に設計された、
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世界唯一の彼の個人美術館、なんだそうです。
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開放的なエントランスを抜けると室内にも展示場が。
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ここからはヴァンジさんだけじゃなく、
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様々な著名芸術家の作品が見るものを楽しませてくれます。
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屋外の晴れ渡った空の下で眺める作品と、
室内の少し落とした照明の下で眺める作品と、
背景も変われば見る者の心理も変わる。
すると、見え方も当然変わってくるんでしょうね、
例えそれが同じものであってたとしても。
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そして薄暗い室内を抜けると、
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また明るい陽射しの降り注ぐ庭へと続きます。
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もちろん、ヴァンジさんの彫刻がお出迎えしてくれます。
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ここにも。
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「クレマチスの丘」という名の通り、お花も豊富です。
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これ、クレマチスですね。
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「パラソル=セレブ」の図式は、
哀しいかな拭えないんですよね・・・。
「自分が座ってる画ヅラ」に耐え切れず、近寄ることもできません。
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ここにも超メジャーどころが。
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ふと見上げると、本当にキレイなロケーションのお店が。
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「お昼は、あそこで洒落込みたいなぁ・・・」とか考えながら、
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ゆっくり、お庭を回ります。
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美術館としても、ですが、お庭としてだけでも十分楽しめます。
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歩けば発見も多々ありますし、
進めばシーンも変化していって、全然飽きないですよ。
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さ、先程見上げたお店に行ってみることにします。
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また印象の違う道を進みます。
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今度は薔薇ですか!素敵っすね!
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薔薇一輪で、このエレガント効果!
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本当に素敵なお店で、ロケーションも最高なんですが、
この立地でランチはコース一本と強気な設定。
お茶もできない感じなので、お昼は「三島と言えば・・・」に変更に。

出口に続く道に、一旦緑は遮られ、
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その先には藤の花のお見送りが。
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広く抜けるような青空の下、
半透明のエメラルド色の風に吹かれながら歩いた庭園。
数々の作品と対峙する際には、普段と違う部分の頭と心を使っていました。
気兼ねない連中と、肩肘張らない時間と空間を過ごせた僕は、
美術館を出る頃には、すっかり日頃の喧騒とは引き離してもらえてました。

まさか美術館に来るとは思ってませんでしたが、
うんうん唸って頭抱えてる僕を解放しようと思ってのチョイスだと思います。
今となっては・・・ですが、その頃を乗り切り、慣れない業務にも慣れ、
何とかまた日常を取り戻せつつあります。本当に感謝しています。
・・・・が、旅はまだ始まったばかり。
三島に着いて、まだ一カ所目ですからね。
さて、これからどこへ行くのやら・・・。
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by monsieur-enfant | 2012-08-17 20:10 | とりとめなく・・