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なないろめがね

雪解けの兆候。

いや、あの・・・、書け書けと言われるもので・・・・。

何かと言いますと、必ず毎年一回来るお店の誕生日。
そこに合わせて昔は「周年イベント」的なものもやってたわけです。
ま、このブログをまだ見続けていただいてるような方でしたら、
なぜそれを辞めたのか、覚えてる方もおられると思います。

「限定品ゲットしました!」だけの客に心折れたんです。

僕らなりに、週末はいつも大変で、
週末だけは供給が需要に追い付かない状況が続いてて、
限られたスペースのなかで、なんとか応えたいと思ってやってるわけです。
昔、研修に来られたシェフが、
「え?明日は何か特別な日でしたっけ?」って言うくらい、
普通の週末でも特別な日くらい働いておるわけです。

その中での+α、これは相当な負荷がかかるわけです。
でも、1周年、2周年辺りまでは、本当に応援してくださる方が、
「おめでとう」「いつもお疲れ様です」と、
わざわざ声をかけに来てくれた素敵な日でした。
もちろん、そんな方々に応えようと、普段やらないものや限定品など、
ホントにいろんなもの振り絞って振り絞ってやってたわけです・・・・が、
いつからか、その「周年の限定品」みたいなんが独り歩きしてしまい、
店が開くと、ただそれだけを目がけ、それを買いそびれないようにという、
なんだか殺伐とした空気の方が増えてきました。
そういった方々は目的を果たすことが重要で、
その日が何の日で、どんな意味があって、どんな想いで作ってるのか、
そんなことなどお構いなしのように僕には映ったんです。

レジに行っても一言も「あめでとうございます」もない姿を見てると、
なんだか哀しくなってきたというか虚しくなってきたというか・・・。
「足を運んだことが客からのメッセージだろう!」、そう言われる方もおられました。
でも、それが「おめでとう」のメッセージで来てくれたお客さんかどうかくらい、
僕にだってわかります。でも、そこに一言添えることが、どれだけの労力なんでしょう。
ある年なんかは、ここでお客さんにお願いもしました。
「一年のうち、この日だけで良いので、スタッフに一言声をかけてもらえませんか?」
僕には決して渡してあげれないものが、
お客さんの声の中にはあると思うんです。
それを、毎日頑張ってる販売のスタッフに、何とか分けてあげて欲しくって。
言ってやってもらうのは違うのなんて百も承知でした。
でも、それでも「その日の意味」というものに縋りたかったんだと思います。

「もう、止めよ。こんなことしなくても来てくれる人たちと過ごそう・・・」
そう思って、周年に合わせたイベントは5周年を最後に止めました。
充実感より虚無感が残るくらいなら、いっそやらないほうがいいや、と。

ま、それでも、その後もボチボチ限定品などはやってるんですよ。
昔ほど大きく告知をしないだけで、告知もしないにも関わらず、
「それでも来てくれる」お客さんに、僕らも「ありがとう」言いたいですからね。

でも、去年くらいから「ま、いっか」くらいにはなってきました。
イベント化するのは抵抗ありますが、
いつも変わり映えのしない店に足しげく通ってくださる方々に、
楽しんでもらえるのならそれでオッケーなんじゃないかと。

なので確か昨年も、直前で内容を公開したと思います。
そして、今年は公開することを予告までします(笑)
と言いましても、本当に生産体制は昔とほぼかわりません。
そんなに期待されてもお返しできないのが現状です。
なので、ちょっと普段とは違う楽しみを持って帰れたらいいな・・・、
くらいのスタンスで来てもらえると嬉しいです。

今週末の土曜、日曜。限定品が・・・順調にいけば15種ほど出る感じです。
毎度お馴染み「こことコラボすんの!?」的なパンも用意してあります。
一応、これが今回の目玉になると思うので、
明日にでも正式に発表させていただきます。
えっと・・・・・勿体ぶってるわけじゃなくて、
もう結構前からパソコンに向かうのが限界に来ています(笑)
すいません。帰って寝させていただきます・・・・。

あ、「書け書け」と脅迫まがいのお願いをされるのは、
「やらねぇー」と毎年言いながら、結局これくらいの数の限定を出してしまい、
「こんなに無告知で急に限定品出して、余ったらどうすんの!?」的な、
販売チームからの苦情にも似た訴えでもあるのでした・・・・。
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by monsieur-enfant | 2013-04-18 23:59 | シュクレクール