ブログトップ

なないろめがね

カジュアル万歳!!

なんか、この辺から、
やっぱり別れの一抹の寂しさなるものを感じてきたりしますね。

さて、この日は久しぶりの通し。
朝からクロワッサン部隊と一緒に仕事し、
c0116714_1314472.jpg

気候の良いサンフランシスコの風に吹かれながら、
c0116714_1316824.jpg

美味しい賄いをいただきます。

そのあと、パン部隊と一緒に夜まで働きます。
c0116714_13192565.jpg

日本に発つ明日を前に、

パンの仕事は今日で終わり。

見知らぬ日本人を受け入れてくれた厨房を、
c0116714_13215594.jpg

「ありがとう」を込めて掃除します。
c0116714_1323397.jpg

僕が本で見て心奪われた、

バヌトンを並べた圧倒的な、この景色。
c0116714_13274160.jpg

本で見た時は、

ここで発酵とってるのかと思ってましたが、

乾かすための場所だったんですね。

来てみないとわからなかったことです。

それは、表紙になってたパンも同じ。
c0116714_13481547.jpg

来てみないとわからなかったこともありますが、

来ただけじゃわからなかったことがたくさんありました。

実際に厨房に入らせていただき、

生地と同じ空気の中、生地と同じ時間を過ごし、

生地に触れ、生地と戯れ、

手の中でしか理解出来ないことが、パンにはあるのです。

掌で交わしたたくさんの会話を、

決して忘れることはないでしょう。

そして、その厨房にて、

僕を快く受け入れてくれたみんな。
c0116714_1415738.jpg

警戒心の強い僕でも入って行ける環境は、

彼らが心を開いて接してくれたから。

自分でも引くくらい英語が話せず聞き取れず、

「昨日、ゴールデンゲートブリッジ行って来たよ」

と身振り手振りで画像を見せ、

「へー、夕焼けがキレイだね。いつもは曇りか雨なんだよ。
今日はラッキーだったね」ってな程度の会話でも、

「・・・・・・え?」、な僕に、

「だからね、」と、
c0116714_1403738.jpg

こんな落書きでコミュニケーションを取ってくれたりもしました(笑)

彼らと日本でやり取りしてた際に言われたこと、

「私たちの店は、カジュアルだから」

その言葉の意味が、少しわかった気がする。

カジュアルって言葉のニュアンスが、少しわかった気がする。

スタイルもそうなのかも知れないけど、

飾らず普段着な「カジュアル」って言葉は、

TARTINEのスタッフみんなの心を指してたんじゃないかな。

もっと言うなれば、

サンフランシスコって街自体を指してたんじゃないのかな。
c0116714_2049993.jpg



なんか少し、

凝り固まってたものが削がれた気がしました・・・・。




さ、最後の夜です!!腹も減ってるわけです!!

前日に、たまたまTARTINEに来てたシェフに、

「明日、最終日なんで行きたいんですけど!!」と頼み込み、

「一人なら大丈夫」とオッケーもらった店の名は、
「BAR TARTINE」
c0116714_20474556.jpg

TARTINEの、食事版ってなところです。

ここも連日大人気のお店です。
c0116714_2058834.jpg

とりあえず、サンフランシスコに乾杯!
c0116714_2056612.jpg

さ、ここの料理も結構変わってるとの評判。

一気に並べて見てみましょう。
c0116714_2123994.jpg

c0116714_2173934.jpg

c0116714_2184893.jpg

c0116714_2253237.jpg
c0116714_21104058.jpg

c0116714_2212858.jpg

c0116714_2211777.jpg

c0116714_22153449.jpg

c0116714_22165852.jpg

・・・・ま、見て分かると思うんですが、

久々に、食べるのを苦痛やと思うくらいの量でした。

だって、「BAR・・・」って店名に付いてるから、

もう少しポーションが小さいと思ってましたから。

まさか2・・・いや、

3名シェアでちょうど良い量やとは思いませんやん・・・。

でも、

いいんです、最終日なので。

見て下さい。僕史上でもなかなかこんな笑顔ないっすよ。
c0116714_2223383.jpg

この街や人は、

僕が今触れたかったものの集合体のようでした。

言葉が通じず、細かい意思疎通が出来ない環境は、

27の頃のフランスを思い出すには十分でした。

そして何より、

こうして研修の機会を無理やり作ってくれた、

レフェルべ◯◯◯の生江シェフ。

一瞬「なんちゅう人や!」と思ったりもしましたけど(笑)、

心から感謝してます。本当です。スペシャルサンクスです。




結構ね、お酒も飲みましたの。

結局、最後まで泊めてもらったおうちに帰り、

知らないうちに寝てたんでしょうね・・・。

パッと目が覚めたら、主がめちゃくちゃ近くにいました。
c0116714_222851.jpg

この子、本当にかしこくて大人しくて、

見知らぬ人が急に一緒に暮らすことになったのに、

本当に「我関せず」の超マイペースで、

なんか僕のことは「新しく増えたモノ」くらいしか、

考えてなかったんじゃないかな・・・・って、ん!?
c0116714_2233218.jpg

なになになに!?
c0116714_2241452.jpg

みゃあああああああ・・・・!!!
c0116714_22421733.jpg

あーーー、びっくりした。

噛まれるのかと思った(笑)

最初に書きましたが、動物との同居は初めて。

嫌いでもないけど特別好きでもない。

この子にも、都合の良い時に鳴いて呼ばれ、

あとは気にされもせず、

「猫ってこんな感じか」って思ってましたが、
c0116714_2245193.jpg

もう少し一緒にいれたら、



もう少し仲良くなれたかもしれませんね。







翌朝、出発までの限られた時間内ですが、
ギリギリまで出勤することに。

本当に最後の出勤なんで、
いろいろ思うことがあるはずなんですが、

蓋開けっ放しで入れてたオレンジジュースが、
カバンの中で炸裂してまして(笑)
c0116714_22504478.jpg

いや、それはまだいいんですけど、
借り物のWi-Fiルーターが完全に沈没・・・。

シャレにならん事態に必死になってて、
感傷的になってる間もなくあっという間に時間が過ぎ、
みんなに声をかけてもらいながら、店を後にするのでした・・・。
c0116714_2258272.jpg

いやあ、荷物を取りに帰る足取りが、

なんとも名残惜しくて、本当に重かったです。

・・・・が、鍵を忘れて戻る羽目に(笑)

「よく帰って来たねー!!」と、
c0116714_23151936.jpg

ものすごく喜んでもらって戸惑うの図。




さてと、

駆け足での連続更新になりましたが、
なんとか書き終わりましたね。

本当は9月に覗きに行こうと思ってたお店に、
1月に行くことになったこと。

そして、サンフランシスコは行かせてもらった後に、
入院して考える時間をもらえたこと。

今思えば、それらは全て必然だったような気がします。

それらの時間を経て見つけた、

僕らの「これから」を書くと少し長くなりそうなので、

これくらいで「サンフランシスコ編」として〆ようと思います。

とても短かったけど、
c0116714_2363999.jpg

とてもたくさんのお土産をもらったサンフランシスコ、でした。
[PR]
by monsieur-enfant | 2014-04-16 03:21 | サンフランシスコ 2014