ブログトップ

なないろめがね

「最も意表を突いた場所」、のお話。

さて、結果的に、
大幅に変わってしまってた今回のリニューアルですが、
その中でも、一番皆さんに驚かれるのは、

こんなんとか、
c0116714_18242048.jpg

こんなんとか、
c0116714_18252151.jpg

こんなんとか置きまして、
c0116714_18284518.jpg

ご注文毎にハンドドリップで一杯ずつ、
c0116714_21411988.jpg

珈琲を提供できるようになったことだと思います。
c0116714_21421414.jpg

ブーランジュリの店内で珈琲を提供するわけです。
だからこそ中途半端な仕事はできません。
その仕事をされてる方に、
せめて失礼があってはいけないからです
ですので、僕は自分の専門以外のことに手をつける時は、
必ず信頼出来るスペシャリストにお願いします。
今回、このスペース及び、
珈琲全般を面倒見てもらったのは、
c0116714_1821070.jpg

大阪は狭山にある、「焙煎香房 シマノ」の島野さん。
c0116714_18503526.jpg

モンテベロでは以前からお世話になってますが、
うちのリニューアルの際に、
より気軽に、よりカジュアルに、
よりリラックスして楽しんでもらうには、
単に場を提供するだけでなく、
何か分かりやすく変化を伝えれる「プラスα」のもの・・・、
「あ、珈琲!」と思ったら、
やっぱり島野さんしかいませんでした。
c0116714_185414.jpg

直接、狭山の工房を訪れた際、
注文を受けたお客さんの豆を、
一つ一つ焙煎し手渡してる姿を見ました。
c0116714_18565613.jpg
 
大きな焙煎機で焙煎する店が多い中、
それだとムラが出るというのと、
焙煎してから酸化が始まるので、
焙煎した豆を置くことをヨシとしないんですね。
c0116714_21261157.jpg

家にも置けそうな小さな焙煎機で、
一粒一粒確認しながら丁寧に焙煎される姿から、
本当に豆のこと大事にされてるんだなあって、
ヒシヒシと伝わってきました。
効率を優先することが多くなってる世の中で、
こうした踏み込んだ領域を体現されてる方は、
少なくなってますから。

店内に立ち上りまくる珈琲の香りに包まれながら、
お話させていただいた島野さんは、
やはり情熱に溢れ、強い信念を持った職人さんでした。
c0116714_1915596.jpg

時間が無い中での今回のリニューアル、
営業終了後に来ていただきレクチャーを受けたり、
c0116714_195732.jpg
 
リニューアル前にもチェックしに店に来てくれました。
c0116714_1922360.jpg

今、こうしたスペースを設け、
幸せな香りを店内に漂わせながら提供出来てるのは、
偏に島野さんのご指導ご協力のおかげです。
お客さんが喜んでいただいてる顔を見る度に、
本当に良かったと、心から感謝しています。

そして、うちで提供する珈琲として、
幾つか持って来ていただいた中から選ばせてもらったのは、
「コスタリカ スウィートベリー」という名の珈琲でした。

あの、やっぱり飲んで感じていただくのが一番ですし、
あんまり説明というかウンチク的なのも好きじゃないんですが、
それを踏まえても知って欲しい背景もありますので、
一回しか書きませんので目を通してやってください。

この豆は、シマノさんが考える、
至高のスペシャルティコーヒーを創り出すために、
コスタリカのドーニャハエル農園さんと一緒に創りあげた、
まさに至高の珈琲なのです。
コスタリカは、良質な珈琲の栽培に適し、
スペシャルティコーヒー先進国として知られてるらしく、
その中でもドーニャハエル農園さんの高い技術と情熱は、
郡を抜いた存在なんだそう。

そして豆の品種を、
しっかりした強いコクと豊かで奥深い酸味が特徴の、
ブルボン種の突然変異種、「カトーラ種」に決め、
真っ赤に完熟したその実を手摘みした後、
豆を取り出さず果実のまま天日干しにする、
「ワイニープロセス」というナチュラル製法で、
乾燥させてさせています。
その製法は、豆で乾燥させるものよりも、
完熟した果肉の糖分が豆に移り、
フルーティーで甘みのある香りが特徴的な珈琲に、
仕上がるんだそうです。
ただ、果肉が付いたままの乾燥は、
通常に比べ非常に管理が難しいため、
木や鉄製の枠を組み、そこからネットを張った、
「アフリカンベッド」という、
乾燥棚で乾燥させているんだそう。
この乾燥方法は、手間はかかりますが、
ネットの下側からも風が入ることによって、
乾燥が均一になり、
品質が高くなるといる乾燥方法なんだそうです。

さらに、
何回も混ぜて風の通りを良くしなければならず、
結局のところ、難易度の高い作業をこなせる、
農園さんのクオリティの高い仕事が、
必要不可欠だったわけです。

いかがですか?
「パン屋の珈琲」と、侮るなかれ。
これだけの情熱と知識を持ち合わせた人たちが、
5年の歳月をかけて調整し、
ようやく流通させることが出来るようになった代物。
更に、今年は収穫量が少し増えたらしく、
初めてお店での使用の許可を出せるようになったんだとか。
はい、初めて出させてもらってます。
お取り引きのあった方々、後進者やのにスイマセン・・・。

僕もね、あんまり飲む方じゃなかったんで、
イメージとしては、コーヒー豆って、
「豆」なんですけどナッツのように思ってたんです。
それが、この珈琲の製造過程を聞くと、
改めて、「果実」なんだなあって思いますし、
それをフワッと感じさせてくれる香りもまた魅力なんです。
冷めていく過程での味の変化も、
苦みだけ立ってくるようなことはありません。
いろんな表情があって、
本当に美味しいシマノさんとこの珈琲。
テイクアウト用のオシャレ手提げもご用意してます。
c0116714_20555683.jpg

たっぷりトールサイズで、お楽しみください!!!
[PR]
by monsieur-enfant | 2014-04-27 21:46 | シュクレクール