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なないろめがね

2007年7月に想うこと・・

いつものようにいただきものを美味しくいただきました(笑)
ホントにホントに、いつも恐縮です。

初夏しか出回らないフレッシュのジロール茸と、パンツェッタのカルボナーラ
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後日、この方が脳梗塞で入院されたとのこと・・。
奥様は、僕が気を使わないようにと、聞いても病院は教えて下さりませんでした。

容態は幸い軽く済み、薬とリハビリにて元に回復されるとのこと。
ほっと、胸を撫で下ろしました。
しかし、いつもいただきものばかり。
珍しい物が入ると、わざわざ遠い中、持って来て下さります。
暑くても、寒くても、パンを求めて来て下さります。
僕は、何かお返しできてるんだろうか・・。
時間やお金や労力ではなくて、
いただいてるお気持ちを、ちゃんとお返しできてるんだろうか・・。
もし何かあった場合、いったい僕に何が出来たのだろうか・・。

人が人にしてあげれることって、そんなに無いもんなんですよね。
元X JAPANのギタリスト hideさんが
生前、骨髄バンクに加入された時のことでした。
ファンとの交流の中で生まれた、すごく素敵なお話だったんですが、
マスコミはこぞって「偽善」だのなんだの・・。
そんな中、開かれた記者会見の席上で、hideさんは記者たちに
いろんな感情を押し殺して、静かに口を開きました。
「一人で何かできるなんて思っちゃいないっすよ・・」

この言葉が、今も心に刻まれてます。
僕が憧れた一人でした。
彼はギタリスト。僕は、しがないパン職人・・。
でもいつも思っていました。
「こんなかっこいい30代を送りたい!」って。
気がつけば、彼が亡くなった歳を、ただ漠然と越えてしまってましたけど・・。

周りは何の不自由も無いと思ってたんじゃないですか?
「お金は沢山ある、欲しいものは手に入る、やりたいことはなんでもできる」ってね。
そんな彼が発した言葉。一人の人間の「温度」がありました。
実際ね、さすがにスゴイ影響力で、骨髄バンクの入会件数は激増したんですよ。
一人のファンの想いに、一人の人間として応えた結果、
それが大きな波となり、社会を動かしたんです。

もちろん、遠く及ばない僕ですが、
人一人、救うことはできないんでしょうが、
せめて・・・大切に想う人の、僅かな力ぐらいにはなれる自分でいたいものです。
何かを投げ打ってでも、守りたいと思う人ぐらいは守れる自分でいたいものです。
誰かの為に何かが出来るほど、徳を積んだ人間ではありませんが、
僕の全てを、神様と取引した時に
小さな小さな奇跡ぐらい起こせるような、
そんな生き方をしていたいものです。

何か、話が大きく逸れてしまいましたが、
お元気になられて、再会できる日を心待ちにしております。
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by monsieur-enfant | 2007-07-10 06:15 | とりとめなく・・