2007年 11月 13日
さまざまな想いを胸に・・・
いただいたお花一つ一つに背景がありました・・・
年、何回も行けてないのにいただいた、沢山のレストランからのお花・・・
遠く京都から見守って下さってるブーランジェからのお花・・・
このお店を作るにあたって、お世話になった業者さんからいただいたお花・・・
匿名でいただいたものもあった、いくつかの「シュクレファン」さんからのお花・・・
裏方で僕を支えてくれてる人たちや、うちのスタッフからのお花・・・・
わざわざ滋賀からシェフ直々に持ってきていただいた、とあるパティスリーからのお花・・・
そして、いつも僕を導いてくださってる、本町のお店からのお花・・・・
一つ一つ、お花が届くたび、その人の顔、その人との時間が思い起こされます・・・
そして・・・改めて感じた、これだけのお花と、100人以上の行列を呼んでくれた、
「ル シュクレクール」というお店と歩んできた、3年半の小さな小さな歴史の大きさ・・・・
ありがとう・・・ありがとう・・・ こんなに繰り返した一日は、無かったんじゃないかな・・・・
それだけに、幾つの想いを返せたのだろう・・・
どれだけの期待に応えれたのだろう・・・・
歯痒さと、不甲斐無さへの憤り、見通しの甘さ・・・
申し訳無さから滲み出るとめどない悔しさ・・・・
「早々と完売」という結果だけでは見えないかも知れない、大きな大きな課題・・・
シュクレクールだけなら、もう感じることは無かったかも知れない経験・・・
いろんな・・・ホントにいろんな想いが交錯する一日でした・・・
そして、やっぱりちょっと、ホッとしました。
精神的に、ギリギリの毎日。 思ってたより、疲れてたみたいですね・・・・
それでもまた今日が始まります。
さまざまな想いを胸に、また今日が始まります。
時間は一秒後には過去になり、事実はその瞬間に時間に刻まれ、
変えることの出来ない、変わらない事実として葬られます。
胸に残る痛みだけは、抱えながら生きていくのですが・・・
それでも時間は容赦なく、まだ何も刻まれてない「今日」という日を突きつけます。
明日、明後日と、まっさらな「未来」を用意してくれてます。
変わらない過去は、今まで持ち合わせてなかった新しい「色」として、
僕が描く未来に新たな彩を添えてくれるでしょう。
そして、変わらない過去を、いつか素敵な未来で塗り替えよう・・。
そう、ちゃんと、手にした全部の絵の具を使って・・・。
by monsieur-enfant
| 2007-11-13 07:53
| ケ モンテベロ