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なないろめがね

遠路遥々。

もう、会えないと思ってた・・・。

出会った時から遠距離だったから、

こんな日が来ることを、

怖いとは思わなかったけど、

瞬く間に忙しくなっていく姿を見ているうちに、

いつしか僕は電話をすることすら躊躇うようになっていたんだ・・・。
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健在なのは、よく雑誌などで見かけて知ってたんだ。

いつも明るく健康的で、周りの空気も華やげる、
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あの頃と・・・、あの頃と何も変わってないよね・・・。

そんな君の活躍を、

目を細め微笑む気持ちのどこかで、

遠ざかる君の背中に、

「遠いのは駅からの距離だけにしてくれよ・・・」

そうボヤく僕がいたのさ・・・。

零れる吐息が白く滲む12月の寒空の下、

震えるくらい凍えてた僕の気持ちを見透かすように、

君は不意に僕の前に現れたんだ。

ずるいよ・・・。

ずるいよ、通販始めちゃうなんて!!
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東京渋谷区松濤にある予約が取れないことで有名な、
超人気レストラン「バカール」の人気メニューが、
バカール特製カニみその“フレンチ”バーニャカウダ」(4個セット3520円 税込)と、
今なら通常4500円のところを3990円というお試し価格で販売されてる、
バカールそのまま野菜BOX」をセットで購入さえすれば、
予約が取れずとも、お手軽にご自宅でも味わってもらえるなんて!!
ずるい!ずるい!嫌い!もう大っ・・・・・・好き。


こんな体験をしたい、そこのあなた!
詳しくは「レストラン バカール 公式HP」まで!!
石井シェフ、金山さん、スイマセン!!
こんな変なテンションで書くつもりじゃなかったのに!!(笑)
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みんなで美味しく楽しくいただきました!
ありがとうございました!!
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by monsieur-enfant | 2011-12-19 00:35 | バカール

とあるランチの備忘録

こんな岸部という場所にありながら、
ちょいちょいいろんな方々に相手にしていただき、
有り難や有り難や・・・とは思っているのですが、
時に・・・と言うか往々にしてパンが大化けして帰ってくることがある先日の一例。
「うずらのテリーヌ」
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いや、ホントにね、
有り難いのは間違いないんですが、まさに海老で鯛を釣ってしまった感じ。
その海老側としての後ろめたさと、鯛側に対しての申し訳なさと・・・。
ただ、入り混じった感情を吹っ飛ばしてくれる美味さに、
「出会いって素晴らしい!!」と単純に感謝してしまう次第であります(笑)

会って話しても、こうして実際お裾分けをいただいても、
「やっぱ、お店に行きたいなぁ・・・」と思わせる引力、さすがです。
作り出すものだけでなく、
その根源である「人」に魅力がなくては心は惹きつけられません。
もちろん「人」だけが良くても、
作り出すものが伴わなくては熱く語らうこともできません。
作ったものを見て、「作った人に会ってみたい」、
出会った人を見て、「この人の作ったものを食べてみたい」、
そう思わせれるような「人」になりたい、つくづくそう思います。

え~~、ちなみに今回の絶品うずらのテリーヌ、
この日の為にスタッフが仕込んだ酸っぱすぎるピクルスと、
同じくスタッフ作のパッとしないスープと共にいただきました。
それでも「極上のランチだった」と思わせるのですから、
逆にどれだけうずらが旨かったのかがご想像していただけるかと・・・(笑)
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by monsieur-enfant | 2011-07-20 23:32 | バカール

完全に「仕組まれた」東京行きに、偶然仕事の打ち合わせが重なり、
定休日を使って東京に行ってきました。マイルで。

今年の夏に来たのも、初盆のお墓参りがあったから。
基本的に、東京はあまり来る場所ではないんですけどね。
ま、だからこそ来た時には目一杯楽しみたいと思うわけです。

打ち合わせの前日、火曜日に途中で抜けて出発。
その前に店で余裕かましてたら、
独立予定の元スタッフが「お金、借りれました」と報告に。
僕はシュクレの時、そうとう苦しんだので(一度完全に断られました)、
「そっかそっかぁ~。いよいよやね~」と喜んでると、予定帰宅時間を1時間オーバー。
荷づくりもしてなかったので、着替えに急いで帰宅。
途中、悟りました。「あ・・・無理かも」(笑)
後を任せたスタッフに電話、
「ごめん・・・駅まで送ってくれへん?しかもすぐ出れるようにしとって」
店に戻るとすでに車に乗って待っててくれました。
いつもいつもご迷惑おかけします・・・。
着いたら空港行きのモノレールが到着。飛び乗り、やっと一安心。
ちなみにホテルも忘れてて当日の朝に探しました。
ま・・・・、なんとかなるもんです(笑)

余裕持って早目の飛行機で発ったんですが、
着いて、チェックインして、シャワー浴びて、出かけたら、・・・ギリギリでした(笑)

渋谷「バカール」
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来たい来たいと思ってたんですが、お盆は夏休みだったんです。
週末の予約は困難な超人気店だそうです。
僕、平日が多いからか、あんまり予約ふられたことないんですよね。
今回も数少ない貴重な友人兄妹と3名での予約。

「こんばんわぁ」と元気よくテーブルに来てくれます。
「いらっしゃいませ」に慣れてるので、「こんばんわ」はとても新鮮!
しかも元気よく声をかけてくださると、こっちも「こんばんわぁ!」ってなりますよね。
実に気持ち良いスタート。
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コースもとてもリーズナブル。内容も魅力的なものばかり。
目移りしてる時間も勿体無いので、コースに追加してもらうことに。
すると、「たくさんお食べになると聞いています」と。
あ、そうそう、詳しくは知らない(ていうか忘れた)んですが、
うちに先日までいたパティシエールと、シュクレのヴァンドゥーズやってる子と、
ここバカールのシェフが、たまたま知り合いみたいで、
事前に「うちのシェフ行くみたいですよ」って連絡してたようで。
その情報の中に「よく食べる」があったようです(笑)。

アミューズ
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甘味、酸味、塩味、苦味、辛味を、ミニトマトに絡めて表現しています。
え~っと・・・どれがどれだったかは忘れました(笑)
例えば上に刺さってるフレッシュのローズマリーが苦味担当とかね。
一口で食べると、それぞれがそれぞれの味覚を刺激して、楽しいアミューズ。

自家製パンのバスケット
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いや、たいしたもんです!
僕もレストランの厨房の端っこでパン作ってたことありますので、
レストランの自家製パンが、どれだけ大変かわかりますもん。
それをこれだけの種類を用意するのは至難の業。
お客さんは喜んでもらいたい一心が、バスケットから溢れ出ています。

パンにはリエットとバターが付きます。
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日本各地から取り寄せた有機野菜と、能登産ズワイガニとカニみそのバーニャカウダ
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いろんなバーニャカウダを見てきましたが、独特の色彩感覚ですね。
珍しいお野菜も多く、目で見て食べて、楽しめる一品です。
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ソースは、ズワイガニの身入りカニみそソース。
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反則です(笑)
これだけで旨いので、必要以上に付けてしまい、足りなくなってしまいます。
かといって決して強すぎず、まろやかで、野菜との相性もすこぶる良いです。

ビールの後はサンセール。久し振りですが、やっぱり好きなワインです。
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冷製コンソメゼリーのカクテル 利尻の塩水ウニとカリフラワーのアレンジで
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個人的に、この手の大好きです。
カリフラワーはムースとして下に忍ばせてあり、
上の塩分を優しく受け止める名脇役。
脇役がしっかりしてると主役は生きるもので・・・「旨い」としか言えないです(笑)

コースに無かった温前菜を追加。
それに合わせてアルザス・ゲヴェルツトラミネール。今日は好きなワインで良い気分。
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浜名湖産うなぎとフォアグラのマリアージュ マンゴーのインパクト
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大人になって良かった(笑)
子供の舌じゃ理解できないでしょうからね。
マンゴーは、ソースだけかと思いきや、裏手にフレッシュが添えられています。
フォアグラの脂分に、うなぎの脂分、皮の香ばしさも加わり、
そこにマンゴーのまったりした甘みと酸味。
さらに絡みつくようなゲヴェルツトラミネールを流し込む・・・・エロすぎます(笑)

仏ラカン産 仔鳩のアメリカンドッグ仕立て その小さなパイ包みを添えて
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これもコース外からセレクト。
アメリカンドッグ仕立てとは、違う部位を挟んで焼き上げたからだそう。
説明受けなきゃ絶対頼んでないですよ。本当にアメリカンドッグが出てきたら・・・ねぇ。
でもこれが大正解。本当に仔鳩の各部位を余すことなく使ってます。
それを味わえるのも嬉しいですが、使いきろうとする気持ちも嬉しいです。
小さなパイには内臓やらなんやらが包まれていて、鳩三昧です。

ここにはブルゴーニュのピノ ノワールを。
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さてさて、運ばれてきたのは一人ずつの小さなストーブの鍋。
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「意気込み」鉄鍋の炊き込みご飯 ←これ、料理名です。
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さんまとフォアグラ。全部かき混ぜてしまいます。
こっちは・・・・
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牛肉のタルタルとポルチーニ
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毎日サトウの御飯の僕には、炊き立てご飯が有難いのなんの!(笑)
丼でかきこみたいくらいです。

「すいません!」と、連れが声をかける。何かと思えば・・・
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まだ飲むか!?(笑)
フランスで偶然出会った青年で、そこからの付き合いですが、
こんなに酒好きだと知ったのはホントに最近。もうボトル3本空けてますからね。
ま・・・全然行けちゃいますけど(笑)
僕はカルヴァドスにリンゴ果汁を加えたもの。
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香りが良いですね。甘さも食後にちょうど良い。飲みやすいです。

デセールも抜かりなし・・・・っていうか、
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ソースをかけて溶かす、「レストランか!?」っていうくらいの演出。
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この規模で、この気軽さで、ここまでやるか!?っていうのは、
料理からデセールまで一貫した姿勢。いやぁ、本当に頭が下がります。

「楽しい時間は終わりだよ」、そう告げる哀愁のエスプレッソ・・・。
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人生とは・・・、得てしてほろ苦いものですね・・・・(何があった!?笑)
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生キャラメルが添えられます。

うん、うん!良いお店ですね!料理良し、接客良し、CP良し!
なんとも気持ちの良いお店です。
美味しいお店を探すのは難しくないですが、
自分にとって気持ち良いと思えるお店を探すのは結構難しいもの。
カルトの中にはまだまだ食べたいものもあり、
「鹿も追加しようかな・・・・」とも思ったんですが(笑)、
また来たいなぁ~くらいで帰るのが良いですよね。
恋愛も、お腹いっぱいになると飽きちゃいますから、
また逢いたいなぁ~くらいがちょうど良いのと一緒です(一緒か!?)。
僕と友人のペースにつられた妹さんは、
帰りのタクシーでも気分悪くてタクシー停めてたそうですが(兄情報)、
お酒も、ちょうど良いのが一番ですね。

偶然仕事が入ったこともあっての東京入り。
なかなか予約の取れないお店で偶然取れた3名の予約。
その店が、うちのスタッフの子らと知り合いだったのも、これまた偶然。
でも実際過ごしてみると、楽しい食事に楽しいお酒、楽しい会話。
そうなると、今日ここで過ごせたのは必然なんじゃないかな・・・なんて思います。
僕はね、繰り返す日常に、皆そんなに大差はないと思うんですよ。
ドラマティックなことなんて、そう何度もあるわけじゃありませんし。
その繰り返される日常の中、
綺麗なものは綺麗と、美味しいものは美味しいと、嬉しいことは嬉しいと、
そう思える感情を埋没させては勿体無いです。
いろんな偶然で引き寄せられた必然。
こんな些細なことを喜んだり驚いたり幸せを感じたりしながら、
今日の日を「良かった!」と思う演出を、
自分の人生にたくさんしてあげれたらいいですね。
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by monsieur-enfant | 2009-10-12 00:27 | バカール