ブログトップ

なないろめがね

カテゴリ:ル ヴァンテール( 1 )

札幌上陸。

さてさて、お待たせしました。
つい先日に行われました、モンテベロ橋本の挙式を含む「北海道編」、
あまり後回しにも出来ない記事なので優先的に書かせていただきますね。

満を持して前日入りしようかとも思ったんですが当日の朝の北海道入り。
さすがにね、さっすがに飛行機乗り遅れるわけにはいかないので寝ませんでした(笑)
「このペースやと2時間前には空港着いてるんちゃう?」と思ったのが朝の4時。
気づいたらソファーで横になってたのが朝の7時。
「やばっ!!8時の飛行機やのにっ!!」と思ったら8時半ごろの便でした。
とりあえず事前に準備をしない僕はスーツケースを引っ張り出すとこから始めまして、
あれやこれやと要るものを詰めて家を飛び出しモノレールへ。
モノレールに乗り込んだのが、ちょうど8時。僕の記憶通りなら完全に乗り遅れてました。
が、途中からよりによって修学旅行かなんかの生徒が大量に乗り込んで来る。
案の定、ダラダラペチャクチャで、乗り終わらない。
「・・・・早よ、乗れや(怒)」とイライラは頂点に。
何も言わない引率の先生らしき人に、思いっきりメンチ切ってました(笑)

空港に着いた時の出口付近の位置取りも修学旅行生らに勝利し、
なんとか10分前に空港到着。いつもですが完全に電車感覚(笑)
いや笑い事じゃなくてね・・・。
いつも最後にはギリギリ、必死で汗だくになりドキドキもします。
じゃあ、なんであと15分早く出れないんですかね・・・。
我ながらホント嫌になります。断っておきますが、イヤなんですよ、一応。
完全に甘んじてると思われてますが(笑)、嫌いな部分なんです、一応・・・。

無事に飛行機に乗れまして、札幌へ・・・と思ったら千歳。
正確には新千歳空港なんですね?
空港名や地名駅名、基本的にうる覚えですね、毎回。
アンテナ張り巡らせてピりピりしてるのはコックコート着てる時くらい。
案外・・・っていうか、ほとんど「だいたい」で生きてます(笑)
でも、その「だいたい」で、かなり痛い目にあってますけどね。
この日はとりあえず空港から札幌まで、無事に辿り着きました。

昨年も来てますんで、札幌駅も慣れたもんです。
ただね、東西南北がわからないんで、携帯のナビウォークを起動させても、
最初の一歩をどっちに向かったらいいかわからないんですよね。
この日もそう。目的地の最寄り駅まで移動し、
未だに操作がままならないナビウォーク起動。
で、すぐ「大きくルートから外れました。案内できません」
「はぁ~!?外れた時に教えてよ!!」って、いつものように携帯に逆ギレ。
余裕を持って(だいたいで)予約したつもりだったんですが、
飛行機から札幌に着いて、ホテルも寄れずそのまま移動してきて丁度。
これ計算して予約してたなら逆にスゴイねんけどね
とりあえず、着いて良かった。間に合って良かった。

札幌 「ル ヴァンテール」
c0116714_2372615.jpg

今日は夕方に挙式がるので、「ガッツリ食べたい」ってわけでもなく。
数種コースがある中で、6月から始まった、
一番皿数の少ない2900円のコースにグラスシャンパン一杯付いて、
尚且つお値段据え置きという驚愕のコースをお願いしました。
よく覚えといてくださいね、これからのコース、「2900円」ですから。

明るく、ゆったりした店内は堅苦しさは皆無。
もともとビストロだったのをレストランに転換したんだそう。
既に料金に入ってるシャンパンをいただき、
朝から続いた慌ただしさから離れるとしますか・・・。
c0116714_2374396.jpg


グジェールとグリーンアスパラのムース
c0116714_2375652.jpg

まさかのアミューズ(笑)
ま、2900円とはいえレストランのコースですからね。
さすがにアミューズはありますかね。

本日のポタージュ
c0116714_2381466.jpg

ホワイトアスパラのスープなんですが・・・、
アスパラの甘みにアミューズはベーコン、スープは生ハムで塩気と旨みを補う。
グリーンとホワイト、ムースとスープの違いだけで、
アミューズと構成が一緒。ま、アスパラは好きなんですけどね・・・。

パン
c0116714_2383282.jpg

はるゆたかのパン。北海道だけに。

足寄産 仔羊のレバーのパテ アン クルート フォアグラのムース添え
c0116714_2385155.jpg

え!?まさかの前菜!
てっきりスープの後はメインで終わりかと思ってた。
だって2900円ですよ!?(しかもシャンパン込み)
店で一頭買いしてる羊のレバーを使ったパテ アン クルート。
ちょっと冷た過ぎたのが勿体ない感じ。

クネル
c0116714_2391080.jpg

2900円のコースにも、ちゃんとスペシャリテを出してくれる心意気。
たらば、ホタテ、鱈のすり身のクネルに、
甘エビ800匹分の頭を使ったソース・アメリケーヌ。
クネルの上にはウニも乗ってます。
見た目よりサラサラしたソースですが旨味は凝縮されてます。
思ったより輪郭のハッキリした味付けで、淡白なクネルとの相性もバッチリです。

「こちらからお選びください」
え?尚且つデセールは選べちゃうの!?・・・というわけで、
さっぱりとしたバニラのグラスと甘夏のソルベをチョイス。
c0116714_2392491.jpg


エスプレッソをWで。もちろんこれも込みで2900円。
c0116714_2393787.jpg

奥に見えるのは少しですがミニャ。ちゃんと付いてきました。
なによりカップがカッコよろしいですね。

僕、あんまりメニューとか見ないんですよね。
ですから、てっきりショートコースみたいなんやとばっかり思ってて。
スープが出てきて、メインで基本的におしまいみたいなね。
ところがどっこい、ですよ。しかもシャンパン込みですよ?エスプレッソもね。
いったい何がいくらでこの値段で収まるのか・・・。
しかもラディシオンの時に見てみると、そこにはまんま「2900」の文字が・・・。
え~~!?サービス料も取ってない!!(笑) いや、ここまで来ると笑えます。
すごい・・・。大阪じゃ考えられないCP。クオリティも悪くはないですし。
ただ、トイレがいったん店の外に出て、
建物内のトイレを使わなきゃいけないという荒業には驚きましたけど(笑)
ま、それもご愛敬ですね。

こんな値段で頑張ってくれてるお店が札幌にはあるんです。
やっていけるかと言われれば、厳しくないわけはないんです。
でも、やっぱり「食べていただきたい」「もっと身近に楽しんでもらいたい」
そう願う心意気なんじゃないでしょうか。
北海道でフレンチと言えば、昨年僕が言った洞爺湖のお店や、
円山公園のグランメゾンなどがパッと思いだされるところですが、
こうしたお店が地域に根ざすことで裾野が広がっていくんじゃないでしょうか。
「頑張って!」って思わずにはいられない、温かいレストランでした。
[PR]
by monsieur-enfant | 2010-06-15 15:56 | ル ヴァンテール