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なないろめがね

カテゴリ:パーラー江古田( 1 )

ジェラシー

昨晩、降り続いた雪も止み、
話の流れから行くことになったお店に朝早くから向かう。
ずっと名前は聞いていたんですが、なかなか行く機会もなく、
先日のアヒルさん同様「やっと来れた・・・」と店の前に立ち思う。
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江古田 「パーラー 江古田」
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おおっ、良い店臭が漂ってますね!
ゆるい店構えも店内の空気も、店長さんのお人柄なんでしょうね・・・って、
話してすぐわかる独特のキャラの持ち主(笑)

入ってすぐにパンが並べられています。
この一角が「パン屋さん」。
そのパンを眺めながら、朝っぱらからワインをいただきます。・・・幸せ。
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ま、一角でパンは販売してるものの、「パン屋」かというとそうでもない。
じゃ、違うかというと違うこともない。
大阪では難しいスタイルやと思います。
「こうなんです!」って教えてあげないと、
意外と上手に使えないんですよね、大阪の人って。
ここはね、パンを買いに来た人が「寒いからなんか温かいもの飲んでいくわ」とか、
小腹空いたから食事していく人とか、ダラダラお酒飲んで過ごす人とか、
使い勝手は人それぞれ。自由に使われ楽しんでもらえる空間を提供してる感じ。
さ、ワインと一緒に朝ごはんをいただきます。
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さすがに4か月前・・・何食べたか忘れました・・・。
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皆さんご存じでしょうが、
僕、パン屋さん行かないんですよ。
滅っっ多に行かないですね。
別に理由はないんですけどね・・・いや、ないこともないか(笑)
あえて行ってないわけじゃなく、触手が動かないんです。
さらに、パン屋さんでこうして腰を落ち着けて居座るなんて前代未聞。
なんか自分でも不思議な時間でしたね。

でもここ、良い仕事してるんでしょうね。
来る人、来る人、良い顔して入って来られます。
自転車の前かごに、ヘルメット被ったお子さん乗せて買いに来るお母さんを見た時、
「あ・・・帰らなきゃ」って思いました。
うちも生活圏にある店なので、よく見る光景なんです。
なんか、岸部の景色とダブったんですね。
早く帰ってパン仕込まないと・・・って思っちゃいました。
久しぶりにこうして良いパン屋さんにいると、
「あぁ・・・やっぱりパン屋さんって良いなぁ・・・・」って改めて思います。
日常という時間に組み込まれ、当たり前のように買いに来て下さるお客さん。
着飾るわけでもなく、休みの日の朝なんてノーメイクのお嬢さんもチラホラ(笑)
子供を自転車に乗せて来るお母さんもいれば、
ベビーカー押しながら来てくれる新米ママさんも。
どこかと間違えて入ってきたのかと思うくらいお年を召したお爺さんお婆さん、
帰省の度に寄ってくださる地元のお客さん・・・。
そんな方々と一緒に時を経れることを喜びと感じれたり、
お子さんの成長をマジマジと感じれる一種独特の立ち位置の商い。
つくづく平和な職業やなぁ・・・と思いますし、
生活に寄り添うことを許された数少ない職業やとも思います。
だからこその責任ってありますよね。
「地域密着」とか簡単に言いますけど、密着するにも責任が生じます。
中途半端な店に密着された地域は逆に災難ですからね。
この地域に寄り添いたいと願う以上、
やっぱり「ここでやってくれて良かった」と思ってもらいたい。
他の地域の方々に、うちがある岸部を羨ましいと思ってもらいたい。
うちが存在する前と存在してからで、お客さんの価値観そのものを一変させたい。
そしてそんなお客さんを、また新しい世界へと連れてってあげたい。
で、単純に、喜んでもらいたいんですよね。

「うちだって良いお客さん、いっぱいいるもんね~~~」
そう心の中で呟いたのは、
江古田さんに来られる面々が、あまりに良いお顔をされてたもので、
ちょっとしたジェラシーを感じてしまったからなのでしょうか(笑)
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美味しいエスプレッソを御馳走になって、
来た時より身も心も温かくしていただきました。

小雨混じる3月の寒さより、
やんわりと温かな記憶の方が鮮明に心に刻まれた、
幸せな朝のひとときでした。
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by monsieur-enfant | 2010-07-04 00:35 | パーラー江古田