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なないろめがね

カテゴリ:アカシエ( 1 )

「センス」

同じ時に東京に来てたモンテベロ橋本夫妻にばったり会って、
「じゃ、一緒に行こうか」ということで、ブロンディールさんからタクシーに乗り込みます。

・・・・僕、「埼玉」ってことで一くくりにしてしまってたんですけど、遠いっすね。
みるみるタクシーのメーターが上がっていきます(笑)

で、なんか中途半端なとこで降ろされて、とことこ歩いて探すと・・・着きました。
浦和「パティスリー アカシエ」
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アカシエさんとは数年前、
初めてモンテベロを東京の催事に出した時、
偶然横のブースになったんです。
その時良くしてもらったり、その後大阪まで来て下さったりして、
シェフ同士も良い関係を続けてるそうです。
いつか・・・と思ってたんですが、僕は初めての来店になります。
と言うのも、サロンが出来ると聞いてたんで、サロンが出来るまで待ってたんです。
本店から100mくらいかな?少し離れたところにサロンはありました。
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店内はめちゃくちゃラブリーです。
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でも品があるラブリーなんで、男性でも大丈夫な感じですよ。

とりあえず橋本に食べたいもの頼ませて、3人でつまみっこすることに。

ラブリーな店内なんで、ちょっとテンション上がってこんなの飲んでみたり。
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お菓子はこちら。
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橋本夫妻がアシェットを頼んだので、僕は店売りのガトーをいただきます。

ここを一言で例えるなら「センス」。
店から商品から、全てが意図的で、全てが戦略的。
いわゆる良い意味でも悪い意味でも「センス」を感じる数少ないお店。
これ、褒めてますからね(笑)
商売をしてるのだから当たり前の要素だと思われるかも知れませんが、滅相もない。
ここまで意図してやれてるお店は同年代では稀有の存在。
かといってビジネスに走ってるとかいうとそういう意味ではないんですよ。
物事にチャレンジする時に、意図がなければ結果は受け入れれません。
「たまたま」を繰り返してては反省もできなければ成長もできないわけです。
狙ってやらなきゃ意味が無いんです。狙って得ないと意味が無いんです。
掴みにかかって掴んだもの以外は掌から簡単に零れおちてしまいます。
それから、全てに意図があるということは全てに意思があるということで、
言いかえるならば全てに自己責任を課してるというわけです。
ま、言いかえれば「合わない人は来るな」くらいの気概と、
逆にそれでも来てくれる人たちに対して精一杯のことがしたいという気概と、
きちんと自分たちのスタイルを持ってる店じゃないと発せれないメッセージを
持ち合わせているような気がするんです。
そこに僕は非常に潔さを感じるんですよね。
「曖昧さ」は、逃げ道と言い訳を生みだす以外、何も生みだしませんから。

その中でマダムのホスピタリティーは、前々から思ってましたが秀逸ですね。
浦和で、ある意味挑戦的かつ挑発的なお店かも知れませんが、
それらを全て丸く収めてるのがマダムの存在。
僕らが行った時はサロンにいましたが、
より多くのお客さんに接してもらうことを考えると、
本店のパティスリーにおられたほうが良いように感じます。

駅から遠く、うち同様恵まれた立地ではないかも知れませんが、
僕らにとって「恵まれた立地」ではなくても、
自分たちの店があることによって近隣の住人の方々が、
「恵まれた立地」に住めてると思ってもらえたら幸せですよね。
また、そう思ってもらえるくらいのエネルギーを発信できなければ、
僕ら郊外でやってる人間の存在意義だって薄れてしまうわけです。
郊外でしか出来なかった負け犬だと片づけられるのか、
ここでやる意味があったからここでやってるんだと知らしめるのか、
全ては自分たちの掲げる意識次第ってことですよね。
「郊外の割に」なんて言葉に一銭の価値も喜びもありません。
シーンを牽引して行けるか否か、挑むならその辺りを狙ってみましょうか(笑)

さ、負けずに頑張ってね!橋本君!!
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by monsieur-enfant | 2010-09-20 23:24 | アカシエ