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なないろめがね

カテゴリ:酒肆 ポンシェビ( 1 )

シンプル。

結構ね、飽き症を自覚してるので物に執着がないんですよね。
身の回りのものも同じものばかり使うのは唯一ワックスくらい。
「いいな」と思って同じものを買おうとしたらいつも「あれ・・・なんだったっけ」ってな感じ。
仕事にしてもプライベートにしても、「こうじゃなきゃ嫌!」みたいな括りは、
みなさんが思ってるより無いんですよ。
単純に「これが当たり前」とか「維持しなきゃいけない最低水準」とか思ってるだけで、
大事にしてるけど、それに縛られるつもりはないわけで。
僕を突き動かしてくれるようなことや物や人の出会いもあまりないので、
必然的に自分がすべき道を淡々と歩いてるだけの話で、
実は意外と柔軟で気さくな人柄の持ち主だったりという噂を聞くような聞かないような(笑)

そんな僕に、久々「おっ!!」とフィットしたお店に出会いました。
外食がどうしてもフレンチに偏る為、意識的に外したお店を探してた時期のこと。
ですので、しばらくは今まで行ってなかったようなジャンルが続くかもです。
この時はちょうど、「気軽に和食と美味しい日本酒が飲めるお店」を探してたんです。
心斎橋「酒肆(しゅし)ポンシェビ」
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見つけにくい入口を地下に降りて扉を開けた瞬間、「あ、好きかも」って店内。
余分な装飾はおろか、目に見える範囲にほとんど物が存在しない。
真っ直ぐ伸びるカウンターに座っても、ビン一つ視界に入らない。
潔く凛とした空気。でも決して無機質な感じもない。
それでいて接客は柔らか。静かで暗い店内に温度を加えてます。
空間と人の良いバランス。相まって醸し出す「店」の空気。
うん、好きな感じですね。

とりあえず冷たいビールをいただきます。あ、これまだ7月の話ですから(笑)
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ビールはサッポロのエーデルピルス。
結構希少なビールみたい。
ファインアロマホップなるものを通常のビールの3倍使って製造された、
贅沢なビールだそうです。


お通し
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これ、エヴァにも実名で登場したお酒だそうです。
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下の上に「ふわっ」って軽く乗っかってくる、液体だけど空気のような感覚。
それでいて後にはしっかり風味が残ってる。なんだこれ。不思議な感じ。日本酒だよね?

メニュー忘れたので、ほぼ写真の羅列で行かせていただきますね。
なんとかトマト
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「夏やなぁ~」って感じ。お塩も美味しかったです。

なんとかキュウリ
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これも「夏やなぁ~」って、しみじみ。キュウリって、香りが「夏」ですよね。
カブトムシの餌にしてたからかな?(笑)

「しゅわっち」って読むんです。
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全然「しゅわっち」ってキャラじゃないお酒。
もっとしっとり、もっと上品で上質な印象。確か全然微発泡でもなかったと思う。
キャッチーやけどキャラと違い過ぎて、お酒がかわいそう・・・。
っていうか、いちいちグラスも素敵です。

エビチリ
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確かオーナーの知り合いのネパールだかマレーシアだかの、
友達が作ったエビチリが美味しかったので載せてるメニュー。
だから「中華!」って感じじゃないですよ。

塩焼き
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お醤油差しも素敵です。
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説明は忘れましたが、どれもこれもセンスの良いお酒をチョイスしてくれます。
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なんだったっけ・・・。
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これ・・・何麺だったっけ・・・。
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ちょっと辛みのアクセント。
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最後にちょっとご飯ものを。鰻です。
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温かいお茶で、ほっこりと楽しむ過ぎた時間の余韻。
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いやぁ、良かったですよ。
バー使いもできますし、そこそこ食べるものもありますし。
何により、「気楽に和食がいただけて旨い酒が飲めるとこ」って枠にぴったり!
しかも空間が静かで素敵なので、久々にどんぴしゃの店に出会いました。
強いて言うなら心斎橋は北摂からちょっと遠いんですよね・・・。
だから4カ月経つのにまだ再訪できてません。「どんぴしゃ」なのにね(笑)

ちなみに不思議な名前の「ポンシェビ」は、
ポン=日本酒、つまりポン酒のポン
シェ=シェリー酒のシェ
ビ=ビールのビ
なんか、うちのピクニックのメニューくらいユルイ感じですよね(笑)
でも、アルコールは確かその3種だけ。自信あるもの、好きなものだけで勝負。
店内同様シンプルで潔いですよね。

シンプル、潔さ、覚悟、
そういえばいつからそんな言葉を胸に宿して生きるようになったのかな。
思考も表現も、面倒くさいのは大嫌い。中途半端も無責任も大嫌い。
言い訳やお世辞や社交辞令、やりたかったとかやろうと思ってたとか、
「一生灰色のゾーンで生きていけや」と反吐が出る。
そのくせそういうやつに限って「人間関係を円滑に・・・」だとかのたまう。
上っ面の人間関係がどれだけ円滑に進もうが、
所詮同じ円の中をクルクル滑ってるだけのその場凌ぎ。
そんな無駄な小芝居に時間費やす暇があったら、
腹割ってボロカス言い合って、
腹割ってボロカス言い合えるツレ一人見つけたほうがどれだけ有意義か。
「闇に堕ちるのは嫌」程度には自分のこと愛してるくせに、
陽の当たる場所に躍り出ようとするほど自分のことを愛しきることもできやしない。
つまり、自分で自分を信じることも期待してやることすらできないわけ。

可能性は、その瞬間潰えるのです。
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by monsieur-enfant | 2010-11-05 02:45 | 酒肆 ポンシェビ