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なないろめがね

カテゴリ:定食 今井( 1 )

最近、自転車で帰る際に顔を打つ風が、
「寒い」から「冷たい」に急にグレードアップした気がするんですが・・・。
そんな「冬本番」に向けて着々と寒さが厳しくなっていく最中、
満を持して書き始めます!今年の夏休みの記事を!!(笑)

・・・まぁ、季節外れ極まりないんでサクサクッと行きますね。
というのも、ですね、
今年の夏休みは、ご存じの方も多いと思われますが・・・ていうか、
ホントに昔の話になってしまうので忘れてますよね(笑)
スタッフとフランスに行く予定が、
よりによって僕が行けなくなってしまった今年の夏休み。

ま、特に行くとこもなかったので、
そない忙しい時にわざわざ行くほどでも・・・ってとこやけど、
降って湧いたように出来た時間、こういうときに行かなければ!
と、気になってたお店にユラユラユラとバスに揺られて向かうことに。
京都駅から15分くらいと見越して向かったものの、
結局45分くらいバスに乗って着いた先は、
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京都 上賀茂神社。
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おおっ!真冬の兆しの出始めた今日この頃、
夏真っ盛りの陽射しの写真は想像以上に眩しいですね!!(笑)

そろそろ遠い季節の光に目が慣れてきましたか?
頭は「夏」に切り替わってますか?真夏のエナジー浴びてますか?
では続けてお送りしますね。
上鴨神社では、渡仏するスタッフへお守りを買おうとしたんですが、
結構高かったうえ、そこそこの人数のため一人一人買ってては出費が重なると判断、
お賽銭をちょっと多めにして、みんなの安全を祈ってきました。
ケチったのではなく、効率の問題です、はい。

今回の目的は上鴨神社・・・ではなく、その近所の、ここ。
上賀茂 「今井食堂」
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そうです、僕のパリ行きの変わりが、ここ。
そして注文するのはステック フリットではなく、名物「鯖定食」。
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日本満喫!鯖定、旨し!でも・・・パリ行きたかったよ!(笑)

こちらの鯖定食、40年ほど前から始められたそう。
その40年間、つぎ足しながら作られた煮汁の中で、
大鍋で3日間炊かれるという鯖の色はもうチョコレート。
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これ、骨まで食べれます。
っていうか、今まで食べた鯖の煮込みとは全然別物。
クソ暑い中、外は観光客も疎らなのに、ここだけ混雑してるのも頷けます。
そして、鯖もですが御飯もボリューム満点。
お味噌汁は普通やろ・・・と思って箸を入れると、
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大根だらけ・・・というか大根まみれ(笑)
そして何故か圧倒的にクオリティ低いお漬物の計4皿で定食は構成されてます。
結構ギリ。お腹いっぱい。これで700円くらいだったんちゃうかな?
おまけにここは、お金払っても味わえない昭和の食堂の風情も味わえます。
引き戸を開ければ、そこは昭和の下町の食堂。
いろんな雑誌ににも取り上げられ、有名人のサインが壁に飾られていようとも、
変わらず活気ある店内からは、
「腹いっぱい食ってってや!」って食堂の心意気と、
「これ食ってまた頑張るわ!」って学生やサラリーマンの、
「生」の匂いがムンムン漂ってきます。

楽しいですね、こういう店。
想いに溢れ、時間を重ね、
それらが醸し出す「味」を纏い、店からダシが滲み出てる感じ。
ホント、敵わないなぁ・・・と思います。
美味い不味いの論点はもちろん大事ですが、
こういう場所で庶民の胃袋を支えて明日への活力を生み出す、
いわゆる「定食屋さん」でしかできない役割もあると思います。
よく通われてる近くの大学の学生さんらにとっては、
「あの日のあの店」ではなく、
この地で過ごした人生の一部分として記憶に刻まれるわけです。


理解し必要としてくれる人の為にだけ在り続け作り続けたい・・・、
業種は違えど、「こうありたい」と思わせられる、京の一件でした。
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by monsieur-enfant | 2010-12-17 02:00 | 定食 今井