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なないろめがね

カテゴリ:御料理 秋山( 1 )

上賀茂にて。

この日、定かではありませんが、まだ暑かった記憶があります。
最寄駅から一旦歩いて向かおうとし、しばらく歩いてみたものの、
その無謀さに気づき、タクシーに汗だくで乗り込み向かったのは、ここ。
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お店があるような場所ではなく、周りは大きな一軒家ばかりの中、
その中でも一際目を引く佇まいに惹かれて歩を進めます。
上賀茂 「秋山」
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最初は囲炉裏部屋に通され、人数が揃ってからカウンターに向かいます。
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散々促されていたものの、なかなか来れず、
やっと伺えたこの日。それを1年近くも書けなくてスイマセン・・・。

みんなお酒スタートでしたが、
駅からしばらく歩いた僕はビールをいただきます。
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太刀魚から始まります。
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夏のイメージのある太刀魚ですが、瀬戸内だと秋の魚なんだそう。
菊菜と柚子の香りと一緒にいただきます。

お吸い物は鱧でした
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お造りは、鯛、ハリイカ、つばす、さごしにはルッコラを絡めて。
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ここらで・・・と言うか、みんなが呑んでたのをちょいちょいいただいてたお酒。
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鯖 辛味大根
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シンプルだけに未だに良く覚えてます。
とにかくむちゃくちゃ旨かったです。

何となく冷やより燗の気分だったのかな?
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さてさて、お次は・・・
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黒米のおかゆ
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スペシャリテの一つ。
口に入れた瞬間、料理名に冠した「黒米」「おかゆ」、その両方の概念がぶっ飛びます。
香り、甘味、そして「おかゆ」ではなくポタージュと化してるその食感。
でも勿論きっちり和食で、日本人のDNAに注がれてるかのように沁み渡ります。

お次は紅葉に同化してしまって見にくいですが、たらばです。
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そこに合わせてまたお酒をいただきます。
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これ、酒のあてにも最高でした。
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イカの塩辛に温かいジャガイモ、そこに生姜が添えてあります。

沖縄のアグー豚 菊芋
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このくらいから、おくどさんから御飯の炊きあがる匂いがぷんぷんしてき出します。
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見るからに熱そうな蓋を開けると、
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色鮮やかな大きなとうがらし。
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餡には先程のタラバの味噌、それにナメタケと作りたての豆腐とでいただきます。

先に出てきた鱧と、これから出てくる穴子の骨
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バリバリと香ばしく、せんべいのよう

カウンターは、このライブ感が良いですよね。
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さ、上に置かれて出てきたのは穴子の白焼きとスズキ
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そしてお漬物が出てきて、
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秋山さん直々に御飯を盛ってもらう
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本当に良い香りのするお米
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お次はお焦げ付き
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まだ遠慮せず、おかわり+このわた
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「え?卵かけも有りですか?」
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旨いに決まってます。
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バージョン違いでまたおかわり お焦げ+このわた
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いや、一杯が少量だってこともありますが、
ここの御飯、本当に美味しいんですって。
しかも、このわただの卵だのって、美味しいお供を出してくれるわけです。
もうさすがにお腹いっぱいって時にも、
「岡山の伯父さんの家の無農薬の梅を、大阪の母親が漬けたんです」
って梅干し!なので、おかわりです(笑)
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ほっと、お茶
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果物もカラフルに
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もなか
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隅々まで抜かりなし

食事中、カウンターの向こうでは店主の秋山さんの話術が炸裂。
でも、その話術(おもてなし術ですね)は他のスタッフにも受け継がれ、
若い職人の子たちでもしっかり話し、
お客さんの相手をしている姿は頼もしくも映りました。
その店主、秋山さんと一緒に囲炉裏場に移動し、
食後のお茶を点てていただきます。
なんか知らないけどコンデジで撮れた面白い写真。
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残像が残るほど高速で動いてはったわけじゃないんですけどね(笑)

カウンターと違い、ゆったりした時間の中、
秋山さんが手際よくお茶を点ててくれます。
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築80年の古民家での時間、
目の前で繰り広げられる的確な職人の動きと技。
「季節」を盛り込み味あわせる術の妙。
何かが突出したわけでなく、トータルで描かれる「秋山」の世界。
やっと堪能させていただいた昨年の初秋の記事、
やっと書き終えることが出来ました。
なんか、ずっと痞えてたものが一つ取れた気がします。
ま、まだいっぱい痞えてる記事はあるんですけどね(笑)
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2010年初秋の秋山さんでした。
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by monsieur-enfant | 2011-08-31 01:03 | 御料理 秋山