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なないろめがね

カテゴリ:アシッドラシーヌ( 1 )

夢の続き。

僕にとって、とくに思い入れのなかった3月10日が、



今年を境に特別な日になりました。



数日前まではこんな感じだったのに、
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当日はたくさんの温かな気持ちに包まれていました
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相変わらずたどたどしい挨拶の主は、
そう、初代モンテベロのシェフの橋本です。
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マダムもちゃんと「マダム」してました。
一人一人扉までお見送りしてお礼を伝えてる姿は、
必ずお客さんの心の「今日という日」というページに、
シェフのお菓子と並んで記されているはずです。


いろんなことを思い返せばキリがなく、
せっかくの祝いの日に感極まった不細工な泣き顔も似合わないだろうし、
この日はただただ「おめでとう!」の気持ちだけで過ごして、
帰ってからこれ見て、「あの橋本がねぇ・・・・」と、
思い出し泣きに浸りました(笑)


今日またここに、真摯にフランスを担い、
表現しようとするお店が生まれました。
一軒、また一軒と、ゆっくりではありますが、
「パティシエ」という仕事に逃げずに対峙しようとする作り手が、
大阪にも増えてきた気がします。
そんな僕らの世代がそこそこ爺さんになるくらいには、
大阪にも、東京のように「フランス菓子」が地域に根付き、
「甘い」「重い」「高い」ではなく、そこにある「価値」を楽しんでいただけるような、
そんな未来が広がっていたら嬉しいなぁ・・・って思います。
その為にも、今、僕らの世代がやらなきゃいけないこと、残さなきゃいけないこと、
伝え、繋がなきゃいけないこと、少なくないんだと思ってます。


まだ、拓けてない。
まだ、魅せれてない。
もっともっと、もっともっと、
お客さんに本質を突きつけるような仕事、
僕ら世代がしていかないと。
それはきっと、
土地を耕すような地味な作業なのかもしれないけど、
痩せた土地には良い実りは生まれません。
大事な仕事。大事な役割。



「acidracines」(アシッドラシーヌ)
大阪市中央区内平野町1-4-6
 tel&fax 06-7165-3495
 営業時間 11時~20時  
 定休日 水曜日




彼がモンテベロを去る時、多くのことをここで綴りましたので、
今回は自分のなかで噛みしめながら終わりたいと思います。
一緒に過ごした時間の中で、彼が表現しようとしてた「パティスリー」、
その夢の続きを楽しみに見させていただきます。



開店のこと、知ってる方も多かったと思いますが、
ここでのお知らせ、遅くなってしまい本当に申し訳ありませんでした。


最後になりますが、太君、美佳ちゃん、
心から、「おめでとう」


良かったね!!!
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by monsieur-enfant | 2013-03-12 20:28 | アシッドラシーヌ