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なないろめがね

はじまりの序章。

さて、久々に、
急かされた切迫感と共に書き綴ってるわけですが、
ようやく・・・というか、多少ズルをしましたが、
昨夏に訪れたフランス旅行、やっと書き終えることが出来そうです。

最後はお食事の・・・これまたダイジェストで(笑)
「Akrame」
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例に漏れず、向かいの2号店は大繁盛。わりかし評判良いっすよ。

今回、ここで一緒に食事したのは、パリでの出店に挑まんとする若者。
いろんな失敗や予想外の出来事があった中で、
今や無事にモンパルナスにてオープンし、日々奔走しています。
キラキラして前を向く恐れを知らない眼差しはとても眩しく、
無条件に応援したくなりますし、こっちまでエネルギーをもらいました。
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「自分なんて・・・」って、いつまでも萎縮して挑んでこない若者なんかより、
よっぽど、よっっっっぽど接してて気持ちよかったです。
Akrameは、いわゆる前衛的なレストラン。
多皿構成で、工夫した仕掛けが度々顔を出します・・・が、
同じコース中に、同じパターンが何度か出てくると、
さすがに「また・・・?」ってなりますよね。
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単純に、美味しいとは思います。が、ちょっと演出がウザいと言いますか(笑)、
ここは好き嫌いが分かれるところ。と、なんせ照明暗めです。
僕は幸い、とても熱い若者のおかげで、あっという間の時間でした。

看板もなく何気に営業してるこちらのお店。
「abri」
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こちらは日本人が経営してるお店。
なかなか触手が向かなかった「パリで頑張ってる日本人のお店」。
多分、僕的に初めてになるんじゃないかな?
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店内はコンパクトで、清潔感もあって気持ちよい空気。
そんな中でユルっとランチが始まります。
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シェフは、ロブションやタイユバンで修行された経歴。
そういったシェフが、こういうカジュアルなお店で腕を振るうってのも、
最近じゃ全然珍しくなくなってますよね。
僕が行ってた10数年前だったら、事件でしたよ(笑)
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2012年にオープンされてるんですね。
僕が行ったのが去年だから、まだ1年くらいしか経ってなかったんですね。
でももうすっかりファンを掴んで、お客さんの楽しげな空気で満たされてました。
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コースは昼夜、共に1種ずつだったと思います。
値段も25€と40€と、極めてリーズナブル。
で、クオリティ高いっすよ、マジで。
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お昼の肉か魚の選択以外は、基本料理はお任せ。
メニューにもメニュー名は書いてません。
でも、決して押し付けがましくなく、今日は何をいただけるのか、
楽しみに思えるお店だと感じます。
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最寄り駅がPoissonniereなので、
日本人観光客が多く泊まるオペラからも近いですね。
機会があれば、是非行っていただきたい・・・ですが、予約必須です。
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ランチですので全部載せてみましたが、
思えば、こういったお店の記事を丸々書くのも久しぶりですね。
一時はよく書いたものです。よく食べたものです。
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一店丸々って意味では、
もしかしたらこのお店が最後になるかもしれませんね。
あとは長くなるのでダイジェストですから(笑)

そういえば、僕がパリで働いてたのが27歳の頃。
食べ歩きなる贅沢なことを初めてしたのも、その時でした。
労働の象徴として仕事終わりにもらってたバゲットと、
三日間に分けて食べる自炊した鍋で日々の飢えを凌ぎ、
休みの日にはケチったお金を握りしめて、
毎週食事に出かけたものです。
その先に見据えていたものは、やはり「キュイジニエ」という存在。
初めて交わった頃は、ただただ圧倒されたものでした。
意識も、知識も、とてもじゃないですが太刀打ち出来ませんでした。
でも、もしもう一度、どんな形になるかわかりませんでしたが、
再び交わる機会があった時に、また「及ばない」は嫌だったんです。
また同じように「太刀打ちできない」と思ってしまうことは、
自分自身が許せなかったんです。
僕は実は割と寛大なので、最初のミスは許すんです。
だって、初めてですから。
ただし、同じことを策もなく繰り返すことは絶対に許しません。
無策なら必ず繰り返します。もはやそれは必然になります。
偶然ではなく、案の定の結果なのです。
それを防ごうとするから考えるわけだし、
実際はそれを防いだという目先の成果より、
考える過程を繰り替えすことのほうが大事だったりでするわけです。
出来る限りのジャンルを食べ、行ける限りの地方へ行き、
雰囲気を感じ、空気に触れ、
その場に在るべき「pain」とはどういう佇まいなのか、
どう必要とされ、どこに差異があるのかを考える。
そうやって彼らと対峙する術を集めていったのです。

「キュイジニエ」というフランスの食を司る職業に対して、
「ブーランジェ」という同じくフランスの食を司る職業として、
僕は多分そういう意味での「同業者」になりたかったんだと思います。

そんな当時の僕が、
「・・・40歳になったら、来れるような自分になっていたい」、
そう思って足を運べなかったお店がありました。
フランス料理に触れる経験そのものが浅すぎた自分には、
とてもじゃないけど早過ぎると思ったんでしょう。
そのレストランの名は、「L’AMBROISIE」
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正確には、昨年ですから39でした。
ただ、出発前には既に、
来年はおそらくパリには行かないだろうことを、
なんとなく薄々わかっていたんです。去年の来年ですから今年ね。
なので、「40には行こうと思ってたけど行けなくなっちゃうなあ・・・」
と思ってたところ、「岩永さん!L’AMBROISIE行きませんか!」
そう声をかけてもらったんです。本当にたまたま偶然だったんです。
僕が当時に比べて行けるような経験を積んだとかではなく、
これは「行っとけ」という流れなんだろうなあと解釈して行ってきました。
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当時とは作り手は変わっていますが、
本や映像でしか見たことの無かった料理が運ばれてくる至福。
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そう、僕には単なるここで過ごす時間ではなく、
12年間の諸々の歳月と感情が交錯する、
とてもとても感慨深い時間だったんです。
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40歳ではなく39歳。
1年ズレたこのタイミングでここに来れたこと。
それは、後々分かることですが、
僕にとって非常に絶妙なタイミングだったんです。
迷ってた大きな決断を、後押ししてくれる踏ん切りにもなりました。


さ、今回のパリで、なんだかんだで一番良かったのは、こちら。
「Astrance」
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ちょうど僕がいた頃に、疾風のごとくミシュランに滑り込んで来たんです。
ただ、僕の遠い記憶ですけど、
当時の店内は、もっと奇抜というか、
確か色違いのカラフルな椅子が並べてある写真を、
雑誌かなんかで見た気がするんです。
でも確か、帰国が決まってた・・・頃じゃなかったかなぁ。
最初から長く居れないのがわかってた中で、
やっぱり自分に刷り込みたかったのは、フランスのトラディスィオン。
気になってたそのレストランは、瞬く間に三ツ星まで駆け上がったのでした。
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それと同時に秀逸なのは、日本人シェフも含めて、
本当に多くの優秀な人材を輩出してること。
味覚や技術だけでなく、思想や姿勢、人格など、
人が学ばんとし引きつけ止まない何かが、ここにはあるんでしょうね。
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ここも、L’AMBROISIEと同じく、
声をかけてもらわなかったら来れてなかったと思います。
想いはあれど、どうもなかなか一歩を踏み出せなかったので。
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思ったよりストレートな料理でしたが、
十二分に楽しませてもらえるコースの起伏の妙。
そして絶対的に、美味い。決して外さない。
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そしてサービスも秀逸でした。
おまかせのコース設定ですが、全然レストラン主導じゃない。
僕らは僕らできちんと料理も時間も楽しませてもらえる「幅」が、
付かず離れずの距離感の中に何気に忍び込まされている。
ワインのチョイスは言わずもがなです。ドンピシャどころかズバドンです。
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こんなに隙がなく、かといって堅苦しくなく、
楽しまされながら驚かされ、心から「来て良かった!!」と思えるお店って、
やっぱり少ないと思います。うん、もちろん相性もありますし。
でも、レストランってやっぱり一定以上の時間もお金も預けるわけですから、
「お客さんに満足して帰ってもらおう」なんて小さい目標立てずに、
その向こう側まで引きずり回したろくらいの意気込みは欲しいわけです。
だってもう、「食」というジャンルじゃなくて、
立ってる舞台は「エンターテイメント」でしょ?
ま、表現は乱暴だったかもしれませんが、
たとえシリアスな舞台だったり、泣けるような映画だったりしても、
それくらいの意気込みで作ってるわけですよ。
なんかね、これだけ美味しいものを作れるシェフが日本人にも増えてるのに、
なかなか日本でそれを感じれるお店は増えて来ないですよね・・・。
それが「店作り」の難しいとこなんですよね・・・。
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この夜は、良い観劇を終えたあとのような、
圧倒的な余韻に包まれながら、
心地よい夜風に吹かれるまま、トロカデロからのシャイヨ宮経由という、
個人的にエッフェル塔を眺めるのに結構好きなルートで、こんばんは。
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終電を逃すんちゃうか的な雰囲気にはあえて誰も触れず、
ただただ毎時ちょうどのピカピカエッフェルを待つのでした。
酔っぱらいの大人が気持ち悪いくらいワクワクした顔で待ってると、
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ピカりました!(笑)・・・っていうか、珍しくもなんともないんですけどね。
この距離で見ると、やっぱりテンション上がります。



帰国してから、なかなかフランスに行けなくて。
借金だけで開店し、お店やるのでやっとで、時間も無ければお金もない。
そんな想いを知ってか知らずか、
旧友が結婚式への招待状を送ってくれたのが2008年。
開店から4年、帰国から5、6年は経ってました。
クソ遠いリヨン郊外の街から送られて来た招待状に、
ここで行かなきゃもう行けない!と思い、
結構無理して行った気がします。
その時は、パリを歩いてるだけで泣けてきたっけ。
スタッフに「帰って来ないんじゃないか」って、
本気で心配されたりもしましたね。
でも、お客さんも含めて、待ってくれてる人がいるってことに、
気づかされたのもこの旅から帰って来た時でした。

そっからもちょっと空いたんですよね。
本当は、1年に1回くらい行きたかったですけど、
現実はそんなに甘くなくて。
結局、そこから3年経って行ったのが一昨年。
この時も、2008年ほどじゃないけど、
常に胸いっぱいで過ごした気がします。
なんか、フワフワしてっていうか、
落ち着いてるようで浮ついてるようで。
僕にはやっぱり、とてもとても居心地の良い場所なんです。

でもね、僕にはもう1つ顔があって。
それは、小さいながらも、
1つの組織のトップをやらせてもらってるってこと。
その組織が、7年、8年、9年と歳月を重ねて行くわけです。
比例して、スタッフの経験も積まれるわけですし慣れも生じます。
うちは、変わらない強さもあるとは思いますが、
物事には常に対局にある別の問題が付随してくるものです。
「変わらない」にも、メリットとデメリットがありますよね。
そろそろ組織に変化や刺激が必要な時期であることは、
僕自身、分かっていましたし、探してなかったわけではありません。
10年という1つの区切りが近づいた昨年のフランスで、
一番強く思ったことは、「一度、ここから離れなきゃ」ということでした。
心地よい水の中で泳いでいる時間は、
少なくても今のタイミングではプラスに働く要素は少ないと感じたのです。

そんなタイミングで、本来今年(40歳になるので)行くはずだった、
「L’AMBROISIE」に1年早く行くことになったのは、
「来年、来てる場合ちゃうでー!」って、
前倒ししてもらったのかな、と思ったり。

そして、パリの象徴であるエッフェル塔のライトがフッと消えたとき、
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「ほな、またね」と、

「しっかり次の行き先を見つけてくるんやで!」、

そう言われたような気がしたんですよね・・・・。
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by monsieur-enfant | 2014-04-05 00:33 | フランス2013

っていうか、ヤバいヤバい!!
全然ダイジェストじゃなかった!!
ここからは、マジでダイジェストにてお送りさせていただきますね。

結局アンティーブ最終日、蒼い海にたまらなくなり、
適当に海パンとビーサン買って、海水浴してきました。

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短期滞在でしたが、気持ちまでお日様に照らされた良い旅でした。
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いつかまた来たい、そう思える場所に出会えたことに感謝です。

ということで、帰ってきました、Paris!!
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今回は、南仏とパリが半々くらい。
予定が入ってたのは、何件かの夜の予約だけで、
あとは気ままに過ごしたパリでの時間。
どこどこに行かなきゃ!とか、新しくできたあそこに行ってみよう!とかもなく、
「さ、今日は何しよっかな・・・・」ってな具合で、
今まで行かなかったような場所や店にフラッと行ってみました。

とりあえず、「Chartier」にて腹ごしらえ。
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・・・・歩いてたらお腹空いてきたからハンバーガー食べてみたり、
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有名どころの雑貨屋さん覗いてみたり、
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街中のベンチで読書してみたり。
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・・・・の途中で無防備で雨ふられたり。
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ただでさえ南仏との温度差があるのに、前回に比べてとても涼しいパリ。
南仏仕様の浮かれた半袖しか持って来てなかったので、
長袖を一枚買いに、好きなフランスのブランドにお買い物。
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店員さんもシャレオツです。
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あ、もちろん、大好きなお店にも行ってますよ。
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サンマルタンで腰掛けて食べるヴィエノワズリーは、
大事な大事な、幸せな時間ですからね。
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さきほどのハンバーガー屋さんもそうなんですが、
いわゆるファストフード的なジャンルのお店が、
良い食材や最新の機材を使って、新しい価値を見出そうとしています。
このケバブ屋さんもその1つ。
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見たことないカッコよろしいグリルマシンでケバブを焼き、
お店の小さなピザ釜で、生地も焼き上げる本格派。
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価格はそのぶん少し張りますが、
お昼時は近辺のサラリーマンさんたちでいっぱいです。
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僕がパリで修行してた頃は、「セカンドメゾン」と言いますか、
繁盛店の二件目は、だいたいミシュラン星付きのレストランが、
少し敷居を低くしたお店を作るのが一般的でしたが、
ここ数年、超人気店が近所に作る傾向にあるようです。
その先駆けとなったのも、こちら。「Le Comtoptoir du Relais」
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日本人多いし敬遠しがちなんですけどね。
なんだかんだ結局毎回行ってる気が・・・。
料理はシンプルで間違いないので、誰と行っても安心なのも強みです。
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あ、ここは本店。2号店は隣にあります。こっちも激混みです。

有名どころですが触手が向かなかった「Chateaubriand」。
ここの2号店は、2件隣だったかな?
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日本の居酒屋のようなリーズナブルな小皿構成。
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写真のリドヴォーは美味しかったですが、
正直、僕はあんまりピンと来なかったですね。
でも、お客さんは待ちが出る程ひっきりなし。
本店は空いてるのかと思いきや、そっちはそっちでまったりと満席。
繁盛店の「お客さんを引き込む力」ってスゴいですね・・・。

こっちは何と、同じ通りに3軒目を作っちゃったお店。
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ここもド繁盛店、「FRENCHIE」。
向かいに気軽なバルを作り大ヒットを飛ばした後、
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次に作ったのが、こちら。「FRENCHIE TO GO」
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ここは夜だけでは飽き足らず、朝から昼までカバーしちゃおうという、
商魂溢れるサンドイッチ屋さんなのです。
もちろん、人気店のプロデュースということで、
普通じゃ食べれないホットドッグなどもありますが、
スタンダードなんでも十分美味しいです。
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あ、ホットドッグは外れ・・・というか並なので悪しからず。
それでも、いわゆるサンドイッチで、
広くないながらも大人がこれだけ訪れる活気あるお店を作り上げてるってのは、
ある意味ちょっとジェラシーでした。ちなみにパンは僕の好きなお店のです。
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ジェラシーは、「好き」の裏返し。・・・本買っちゃいました(笑)

この「FRENCHIE」から、最寄り駅を挟んで向かい側の商店街に、
まあ何か今まで縁がなかったんですかね・・・、
いつかいつかと思いながら全然来れてなかったお店に偶然辿り着きました。
「Stohrer」
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言わずと知れた、パリ最古のパティスリー。
外から覗くだけで、楽しくなってきますね。
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美味い不味いは置いといて、
古い本に出て来るようなお菓子やお惣菜が並びます。
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いやあ、美味い不味いは置いといて、圧巻ですね・・・・。
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タイムスリップしたような空間は、
先に出てきてたレストラン「Chartier」と、ジャンルは違えど双璧です。
ただ両方とも、味わうべきは美味い不味いではないことだけご注意ください。

あ、素敵な紅茶屋さんにも行きましたよ。
「 George Cannon」
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ここは、お世話になってる紅茶屋さんも繋がってるお店。
ドアの取っ手がリーフになっております。
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店内は、もちろんびっしり茶葉だらけ。
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モンテベロからのリクエストにより、
うちのお菓子に合うイメージの紅茶を選んでもらうことに。
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で、並べられた候補が、こちら・・・。
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最初に説明されたんとか忘れてまうからね・・・・。

と、まあ、なんだかんだで3種類チョイスしてきました。
この3種、いっぺんに出るかどうかは知りませんが、
シュクレクール10周年を迎える4月17日(木)から、
モンテベロ店内にて注文可能となります!!!
おそらく1ヶ月・・・・くらいは保つだろうという大まかな見通しです。
詳しくは、モンテベロからの続報をお待ちください!美味しいよっ!!


いよいよ次回、フランス編、最終回!!
ダイジェスト、早し!!!(笑)
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by monsieur-enfant | 2014-04-02 22:36 | フランス2013

憧れが焦げ付いた日。

諸事情により、すっ飛ばそうかと思った「フランス編」ですが、
画像見てたら懐かしく捨てがたくなってしまったので、
ダイジェスト的に早送り感覚で書き綴ろうと思い直しました。

自分の昨夏の備忘録として・・・。

さて、もうお忘れの方もおられるかのしれませんが、
ワタクシ、よくわからずアンティーブという街にステイしとったわけなんです。
予備知識ナシだった僕のもとに飛び込んできたのが、
よくある観光用の地図の端っこに記された「Marineland」の広告。
そこには何と、大好きな「シャチ」の姿が!!
・・・・みたいなところが、前回の終わりでしたね。
あ、アンティーブの駅から「BIOT」っていう駅に向かうのに、
反対のニース行きのT.G.Vに張り切って乗り込んだとこまで書きましたね。
さ、このペースだと全然ダイジェストにならなそうなことに気づいたんで、
マジで早送りしながら進めますね!!

なんやかんやで着きました!「BIOT」です!!
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一応、ニースまでは行かなくて済み、
映画祭で有名な「カンヌ」から折り返したんです。
初めてのカンヌは、駅のホームで終わってしまったんですけどね・・・。

ですが目的は・・・・やばい!書き始めると細かく描写してしまう!!(笑)
早送らなきゃ、早送らなきゃ・・・・ということで、はい!「Marineland」!!
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なんか、予備知識ゼロで来ちゃいましたけど、駐車場は結構な台数。
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驚くべきは、入場料が38€。今だと・・・・え?6000円くらい!?
ディズニーに迫る勢いやね・・・。

ま、シャチはいるし、餌代もかかるし・・・・と思いながら園内に入ると、
本当に人っ子一人いないガッラガラ状態。
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「やられた!しょぼいとこ来てもうた!」と嘆いていると、
前に見えたのが、立派なスタジアム。
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中に入ると、
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まさかの大歓声!ここに全お客さんが集まってたわけですね!!
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僕もテンション上がり、シャチの登場を待ってたわけです!
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ワクワク!
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ワクワク!!
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ワクワク!!!
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・・・・・あれ?終わっちゃった。
シャチは次かな?・・・と思ってると、ゾロゾロとお客さんが出て行きます。
「あーーーーー、今日はシャチのショー、やらないのかなぁ・・・・」
あまりに楽しみにしてたのと、
カンヌにさえ行かなければ観れたんじゃないかという後悔で、
疎らになった客先に座り、しばしクールダウンで泳ぐイルカを眺めていました。
「さ、帰ろっか」と立ち上がり、他にはマジで何も見所のない園内を歩いていると、
標識に「オルカ」と書いた矢印があるじゃないですか。
「ん?ショーはさっきのとこやから・・・、
まさか普通に泳いでる水槽でもあるんかな?」と、半信半疑で向かうと、
さっきのとは比べ物にならないくらいデカいスタジアムが見えるじゃないですか!

もうね・・・、スタジアムの写真なんて撮る余裕ないっすよ。
直感でわかりますもん、そこにシャチがいるってことを。
そして、さっき退席してったお客さんは、
みんなこっちのショーに移動したってことも。
走りながら、階段を駆け上がりながら、若干半べそかいてたと思います。
「アドベンチャーワールドだってイルカから移動すんのに!
 なんで気づけなかったんや!
 カンヌなんて関係ないやん!!俺のアホ!」
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いたーーーー!!
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あぁ・・・もう言葉にならない・・・・。
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あ・・・・・
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もう・・・・・・終わっちゃった・・・・・・。
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アホな自分の勘違いで、あれだけ楽しみにしてたのに、
みすみす後半10分ほどしか観れない羽目に・・・。
痛恨・・・・マジでカンヌ行ったんよりこっちのんが痛恨・・・・・・。
「!!!!!!!」
と、思い出した!!
なんか引っかかると思ってた!!
どっかで聴いたことある音楽、観たことある景色だと思ってた!!
ここ、僕が昔YouTubeでたまたま見つけてずっと保存してた、
とびっきりのオルカショーやってるとこやった!!!
オルカショーの枠を超えた音と映像とパフォーマンスから、
「Marineland」って英語名もあって、
てっきり・・・いや間違いなく、
エンターテイメントの本場、アメリカやと思ってた!!
まさか・・・まさかこんな南仏の片田舎にあるとは!!!


そして・・・・・そこにたまたま・・・・足を運ぶことになるとは・・・・・・。


そりゃ、もう、なんつーんすかね・・・・・、脱力感ハンパないですし、
カンヌに行ってしまったこと、
そもそもイルカのあと移動してたら観れたこと、
そして、もし観れてたら「神様が引き寄せてくれたんだ!!」と、
超ハッピーエンドだったのに、
今となってはむしろ思い出さなきゃ良かったと思うくらい、
ここが憧れ焦がれた場所だったことが逆にショック過ぎて・・・・。
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アンティーブまで、歩いて小一時間になりますかねぇ。
ええ、まだまだ暑いっすよ、影もない一本道で。
いや、別に、自分への罰ってわけじゃないんですよ、はい。



ただ、これだけ自分の馬鹿さ加減を憂いた日はなかったですね・・・・。
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by monsieur-enfant | 2014-04-01 22:43 | フランス2013

昨晩、やっぱり寝落ちしてたらしい・・・。
パッツンパッツンにベッドメイクされたベッドカバーの間に入ることもなく、
目が覚めたらシーツの上から倒れるように寝てることが多いのです。
旅先くらい、ちゃんと布団かぶって寝たいものです・・・。

さて、早く寝ついたせいか目覚めが早く、
ちょうど夜明けのタイミングに起床。
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白々と、暗がりを飲み込んでいく陽射しに、
街が命を吹き込まれてるかのようです。
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朝からゴソゴソと、「一人だから食べれない!」って言ってんのに包んでくれた、
昨日のパン屋のお土産をテラスで写真撮影。やっぱ食欲をそそられない・・・。
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中に戻ると、もう朝食の準備が始まってました。
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B&Bのこのホテル。管理人なのかオーナーさんなのか、
英語しか話せないのでよくわからなかったんですが、
ほんと親切なこの方が朝食を作ってくれます。
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もらったパンは全部あげました(笑)

キッチンには、バイキング形式で取っていく朝食っぽい面々がスタンバイ。
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こんな感じの、とても健康的で女子的なモーニングなのでした。
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朝食越しの優しい陽の光と青々とした緑が、
アンティーブでの充実した時間を約束してくれるようでした・・・。
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さて、昨日はアンティーブに到着後、ホテルにチェックインし、
パン屋さんに行くという予定が組み込まれていたんですが、
この日は一日ノープラン。ってか、ノープランも何も、情報が何もない。
唯一、散歩中に発見したピカソ美術館に行くことが決まってるだけ。
さて、どうしよう。そこで、ここら一帯の地図をもらって広げてみる。
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本当に初めて見るアンティーブ情報(笑)
・・・・・と、「おお!!!!」
目に留まったのは右上の広告。
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「シャチ!!!!!」

あの、僕、シャチが大好きで。
そのためだけに和歌山まで行って、
TDL並みの入場料払って、
シャチに逢うだけ逢って帰るくらい好きで。
同じ白黒の人気者のパンダには目もくれないくらい好きで。
「フリーウィリー」ってシャチが出る映画を、
劇場公開すらされなくなった落ちぶれた「3」まで、
スターライトシネマ(車から外で観るヤツ)まで観にいったくらい好きで。
横田氏に地味にシャチの置物プレゼントされるくらい好きなんです。

・・・・・残念ながら、和歌山アドベンチャーワールドから姿を消してから、
生で逢ったことがないんですよ。名古屋にいるようなんですがなかなか行けず。
一度、東京に行った際、無い時間の中、
無理やり行ったんですよ、聖地「鴨川シーワールド」に。
でもそこが、間違って「八景島シーパラダイス」だったショックは忘れられません・・・。

よし!とりあえず今日のメインはシャチだ!!
んんんんん・・・・・・とりあえず片言の中一レベルの英語で行き方も聞いたら、
一駅隣の駅らしい。歩くと40~50分かかるようなので電車にしよう。
そんなに遠くないみたいだから、ピカソ美術館からのシャチで!!!
さ、さ、では早速出発です!!

まずはホテルの前の広場のマルシェをぐるり。
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南仏らしい石鹸の屋台や、
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オリーブの木をくり貫いた食器屋さん、
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これまた南仏らしい絵柄の布地のお店などなど。
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ここは、こういう感じのお店ばかりのマルシェ。
食べ物は、もう少し海よりのマルシェにたくさんあることは、
昨日の散歩でリサーチ済み。今度はそっちに行ってみましょう。
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途中でパン屋の配達の車が。
こっちはベンツかぁ。儲かってる感じですねぇ・・・・。
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さ、せっかくなんでブルーなんは、空と海に任せてですね、
次のマルシェに向かいましょう。
アンティーブは本当にちょうど良い大きさで、
散歩がてらグルリ歩けちゃうので便利なんです。あ、着きましたね。
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やっぱり活気が違います!!豊富な「色」が並ぶ、彩り豊かなマルシェです!
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お野菜に、
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果物に、
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スパイスもたくさん、
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クスクスや豆を売るお店も、
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もちろんお肉屋さんも、
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こっちは加工肉、
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こっちはフロマージュ、
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で、ハチミツやらアロマやら。
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お花屋さんもね。
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マルシェの端っこでは、ソッカも売ってました。
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ソッカとは、ひよこ豆の粉とオリーブオイルを混ぜたものを、
パン釜で焼き上げたクレープのようなものです。

さっき朝食をお腹いっぱい食べたとこなんで、
ソッカは明日お土産を買いに来たときに食べよ・・・・と思ってたら、
翌日はやってなかったんですよね・・・・。ちょっと心残り。


さ、確かピカソ美術館はあっちのほうだったよな・・・・と思ってるところに、
なんか抜けれそうな雰囲気の建物が。
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方角はこっちだし、海沿いに出れば何とかなると思い、進んでみます。
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なんかスケッチしてる人らがいるなぁと横目に見ながら進むと、
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これか!建物の間から、真っ青な海!!
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海!!!
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海~~~~~!!!!!!
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こっちも!!
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こっちも!!!!
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海です!!!!そりゃ「海~~~~~!!!!!」ってなるでしょ!
何色ですか、これ。コバルトブルーとでも言うんですか?
なんなんすか、この青!!こんなに昼間のアンティーブの海が青いとは!!!
・・・・・・・と思ってたら、
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こいつの接近に気付かず接触するとこでした(笑)

いやぁ・・・・・心洗われますわ。
この青はヤバイ。頑固な油汚れくらい汚れてる僕の心ですら浄化してくれそう。
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さ、この美しい青を眺めながら歩くとすぐ目に入ってくるのが、この建物。
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そう、ここがピカソ美術館。
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と言いましても、館全体ではなく、3階のみピカソだった気がします。
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館内は撮影禁止なので、写真はここまで。
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館内の作品の素晴らしさは言わずもがなですが、
光の取り入れ方や、随所に海を眺める空間が切り取られているのはさすがです。
ていうか、本当に知らんと来た街で、
知らんと歩いてたら見つけた幸運に感謝です。
そして・・・・
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中庭および中庭の作品は撮影可能となります!
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で、ここからの景色がまた格別なんです!!
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どうですか!寒さ厳しい季節に、降り注ぐ太陽の陽射し!
写真から漏れる陽射しで、しばし日光浴でもお楽しみください。

いやぁ、本当に気持ちよい天気の中、
気持ちよく美術館を回らせていただきまして、
さ、そろそろ本日のメインイベントに向かいますか!

美術館の脇道から、こんな素敵な通りを抜けて、
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見るたびに「泳ごかな・・・、どうしよっかな・・・・」と悩まされる、
ちょうど良い感じのビーチを横目に、
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蚤の市なんかもご機嫌で通り過ぎ、
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街の入り口のヨットハーバーに辿り着きます。
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そしてそのまま上機嫌で道に迷い、
想定の倍くらいかけてアンティーブの駅に汗だくで到着・・・。
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この辺りからちょっと乱れてきたというか調子が出てきたというか(笑)。
もちろんシャチのショーの時間や、駅からの交通手段や時間も調べてません。
そんなに一日何度もやるもんじゃないし、
もしかしたら夕方になったら逢えないかもしれない・・・・。
って時に、チケット売り場はなかなか進まない。
まだお昼だということで余裕かましてた僕も少し焦りを覚えてくる。
ただ、目指すはたった一駅隣りの駅。乗ってしまえばすぐですよ。
ま、大人の僕はチケットを買った後も念には念を・・・で、
「BIOTは、どこから乗れば良いの?」と聞いてみる。
なんだか小さい駅の割にはTGVも停まれば貨物列車みたいなんも停まってる。
ホテルで聞いたら「TGVで一駅」って言ってたけど、
こんな安いチケットでTGV乗れるんかな・・・。一駅やから良いんかな・・・・。
それともやっぱり各駅みたいなんが来て・・・・って考えてるときに、
目の前にそれっぽい電車が来た!
「これ?このチケット、この電車!?」
最後に確認した僕の声はかき消され、確信がないまま出発が迫る焦燥感に、
僕は思わずピョコッと飛び乗るのであった。

・・・・・・・・朝、地図で見ただけだけどさ、
こんなに高速で長時間走るほどの距離あったっけな。
ま、でも、狭い日本じゃないし、一駅って言ったって、
これくらい走るんだよ、きっと。
そして、心なしか進行方向が逆のような気がするのも、
きっと方向音痴の僕の思い過ごしだ。
地図で見た限りだと、「BIOT」に向かった際、
海は右手に見えるはずなんだけど、明らかに左手に海が見えてるのは、
きっと東西南北も定かじゃない僕の浅はかな考えだ。

うん・・・・きっとそうだ。
でも・・・・さすがにもう少しで着いてもいい頃じゃ・・・・・って、
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うっすら「NICE」って書いてるのが透けて見えてる!!
進行方向、逆だし!!!!TGV速いし!!!!やってもた!!!





では、フランス編もパリに到達できぬうちに、
サンフランシスコ編の取材に行ってまいります・・・・・。
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by monsieur-enfant | 2014-01-08 14:28 | フランス2013

年が明けたことは、サラッと流して行きましょうか。

さて、もうお忘れの方もおられると思いますが、
続き物として現在「アンティーブ」をウロウロしております。
そのアンティーブも陽が落ちて、晩御飯の時間です。
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本当に下調べする時間もなかったので、全く情報がない状態。
最後にあった現地の人・・・・というと、パン屋のご主人。
そのご主人に、「晩御飯のオススメないっすか?」と聞いて、
近くのレストランを紹介してもらいました。

ここは、元々パン屋だったらしく、
その石窯で焼いた窯焼き料理がウリなんだそう。
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席につくとサングリアが勝手に出てきます。
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そのサングリアを飲みながら、
「そういえば『鴨が旨い!』って言ってたなぁ・・・。
でも、南仏まで来てんだから、南仏来た時しか食べないのを食べたいなぁ」
と、俄然、鴨を回避する気満々だったその時でした。

どっかで見たことある顔が入り口からズカズカ入ってきて、
僕の向かいにドッカリ腰掛けて、こう言うのです。
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「鴨頼んだ?」

いやいやいや!マジか!?
パン屋のご主人、鴨の確認に来たんですか!?(笑)
とっさに、「今からです!」って言うてしまいましたけど・・・。

なんか、「店のお客さん、全員知り合いなん?」ってくらい、
あっちこっちに愛想振りまいての登場でしたが、
サングリア一杯飲んで颯爽と立ち去っていった後の、
「え?誰なん?」的なザワつきは半端なかったです(笑)
そりゃそうですよね。早い時間はほとんどが観光客なんですもん。

自分が勧めた店に、僕が本当に来てたことに、
相当気を良くして帰ったご主人を見送ってる間に、
料理が運ばれてきました。
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どうなんかな・・・・伝わるんかな、この量・・・・。
量だけで言うとメインディッシュクラス。
割いて窯で焼いてオリーブオイルで和えただけの大量のパプリカとナス。
完食するのに早くも手こずりました。
ふと隣を見ると、
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やっぱり量に苦しんでました(笑)

隣の席なのですぐに打ち解け、
運ばれてくるたびに「ワオ!」とリアクションをとり、
お互い励ましあいながら食べてました。
マダムは、結局ムール貝を完食できずでしたが・・・。

そこで運ばれてきたのは、鴨。
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これも伝わりづらいなぁ・・・・・。
僕史上、最も分厚く切って食べた鴨でした。
それでも減らんのですよ、この大きさだと・・・・。
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とりあえず、血、滴らせときますわ。

そのあと、ジェラートいただきまして、
お腹いっぱいにてお店を後にしました。
ホテルに帰って何してたっけな・・・寝たっけな・・・・。
うん、多分やたらと歩いた1日だったので寝た感じだったと思います。
うん、正直あんまり覚えてないです!(笑)
正月明けなので、この辺で!!

今年もダラダラお付き合いお願いします・・・。
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by monsieur-enfant | 2014-01-07 01:59 | フランス2013

えっとですね、忘れてたわけじゃないんですけど、
いろいろとタイミングが悪くてですね・・・。
ちょいちょい再開していきますね、夏のヴァカンス編。
HPに、毎年恒例の雪がチラつこうとも気にせずに、
寒い冬にプロヴァンスの陽射しをお届けしたいと思います。

前の復習になりますが、
ニース空港に到着後、向かった先は予定外の「ル カストレ村」。
そこで阪急の催事で出会ったポールさんと再会。
お昼を一緒に食べて、ル カストレ村を後にするのでした・・・。

「アユムさん、着きましたよ!」
車で2時間くらいかかったかな・・・。
後部座席で爆睡してた僕を呼ぶ声で目を覚ましたそこは、
アンティーブ!!
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楽しい街歩きの前に、宿にチェックイン。
えーーーーっと、ちなみにですが、
アンティーブも宿も、事前情報ナシです(笑)
「アンティーブいいよ」って言われたから、「じゃあ」と決め、
「良いホテルがあるよ」と言われたから、「じゃあ」と決め、
着いて初めて「アンティーブ」という街の景色を知りました。

・・・・と、全然ホテルが見つからない。看板らしきものもない。
電話して聞いてみると・・・、
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え?右の扉?家やん!普通の入り口!

中にはもう一重の扉があって、そこを開けて螺旋階段を上ります。

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案内してもらったのは、南仏まで来てわざわざ「アルザス」。
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なかなかのオシャレ臭漂う室内。
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でも、何より素敵なのは、窓から見えるオレンジ色の瓦屋根と青い空。
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いやぁ、入り口からは想像も出来なかった素敵なホテル。
屋上にテラスがあったり、B&Bなので共有のキッチンやダイニングがあったり、
どちらも素敵なんですが、アポ入れてるお店があるので先を急ぎます。
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日本では、ほぼ皆無。パリでも大体同じパン屋さんしか行かない僕ですが、
「フランス中から美食が集められるモナコ国王の結婚式に、
パンを納めたブーランジュリがアンティーブにある」と聞くと、
さすがに行ってみたくはなるのです。あ・・・・ここですね。
「Jean-Paul Veziano」
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ディスプレイには、フランスには珍しく小さなパンが並びます。
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あ、これですね、モナコ国王の結婚式っていうのは。
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店内に入ると、うん、地方の素朴なパン屋さん。
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さっきのディスプレイのパンといい、尋常じゃなく焼き色が薄い・・・。
南のパン屋さん・・・だからなのか、これがここの特徴なのか・・・。

当たり前のようにピサラディエールがあったり、
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当たり前のようにトロペジェンヌがあったりすると、
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あーーーー、南に来たなぁ・・・・・って思うのは、
やっぱりパン屋くらいなんでしょうかね。

シェフが来られるまで、少し外で待ちます。
その間に、さっきのピサラディエールをパクリ。
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あ、シェフが来られました・・・・って、「モナコ国王の・・・」のイメージから、
どんな人が来るんかと思って待ってたら、ずっと目の前におったやん!
ずっとそこで携帯で喋ってた気の良さげなオッチャンやん!(笑)
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ね、「気の良さげ」過ぎでしょ?いやいや、右のオッチャンね、左じゃなくて。

ちょっと気になったので、ここの棚のパンを聞いてみる。
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なんでも、やはりキリストとの結びつきの強い「パン」という食べ物。
今のオッチャン(いや、シェフね)で確か3代目とか言ってたけど、
このお店では昔っからこの聖杯を模ったパンを作ってるんですって。
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「ちょっとおいで」ということで、厨房を案内してくれることに。
日本では、「お客さんが見えるとこで」みたいな厨房が個人店ではほとんどですが、
フランスでは店と厨房が離れてることは珍しくありません。あと、地下とかね。
あ、ちょっと歩いて着きました。とても質素でシンプルな厨房。
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ルヴァンも若いのから年寄りまで3種類見せてくれました。
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鼻を近づけて匂いを嗅いでみると・・・・、
一番古い色の濃いやつは完全に腐っ・・・・・いやいやいやそんなはずはないですね。

隣はパティスリー。またここも古い機材を大事に使ってました。
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その奥は窯の部屋。やっぱデカい窯はいいですねぇ・・・・。
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にしても、奥行きパねぇっす。

あ!!これは!!
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聖杯パンの型ですね。これまた年季の入った・・・。

その後も、日本から来たってことをとても喜んでくれ、
一人だっつってんのに過剰なお土産(パンね)もくれました。
どうやら日本にも来たことあるようで、意外な知ってる名前も出てきて驚きました。
夜の食事が決まってなかったのでオススメのお店を聞いて、
彼と彼のお店に別れを告げました。良い時間をありがとう。
とってもサンパな愛くるしいオッチャンでした。

さ、とにかく気になってたのは「海」です。
だって、飛行機降りてから、海見てないんすもん・・・。

僕の宿がちょうどど真ん中の広場前なんですけど、
そっからもう海・・・というか、お金持ち様のヨットは見えるわけです。
ざっと歩いただけですけどね、このアンティーブという街、
徒歩で回るにはちょうど良いくらいの大きさですね。
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・・・・っと言う間に、お金持ちエリアに到着。
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そして、海。これまたちょうど良いくらいの海水浴場。
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その先に大きな何かが見えたので行ってみると、
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「Le Nomade 」というモニュメント。
・・・それ以外の情報は、あんまりアンティーブの情報自体がないんですよね。

そこからブラブラ歩いていると、「!!」
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ピカソ美術館!こんな小さな街にあったんですね。
この日はもう閉館してたので、後日訪ねてみることに。

そして、このピカソ美術館の前くらいからが、
本当に広く遠くアンティーブの海が見渡せるのです。
遅くまで明るい夏の終わりのフランスですが、
ブラブラしてたら、ちょうど陽が落ちる頃。
今日は夕方に到着したので、真っ青の元気な海は見れませんでしたが、
それは明日以降へのお楽しみ。
水平線に薄っすら空とのグラデーションを繋ぐオレンジ色に伸びる一筋の帯。
その景色を、飽きることなく、ずーーーっと、ずーーーーっと、眺めるのでした。
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by monsieur-enfant | 2013-12-03 20:35 | フランス2013

さてさて、すっかり忘れられてる感じですが、
がっつり寒くなってきたタイミングで、
のうのうと9月の記事を書きますよ。ええ、焦ることなく。
この流れで年内締めようってくらいの勢いです。

で、ですね。
今回、なぜ「南仏」だったかと言いますと、って話です。

えっと、正確には、「行くって言っちゃったから」、なんです。

春先ですかね・・・・某百貨店で恒例の「フランス展」が開催されまして。
テーマが「南仏」だったんですよ。
そこに一人のブーランジェが来てまして。
そのブーランジェは、南仏の小さな村から来てたんですが、
何の偶然か、うちのお客さんでたまたまその村に行った方がおられて。
しかも、そのブーランジェと会話した際に、
大阪の催事に来ることも聞いておられて。
で、「ぜひ会わせたい」とのことで、
催事場にて引き合わせていただいたわけです。
とっても人懐っこく優しい風貌で、
たどたどしいフランス語の初対面の僕にも親切にしてくれました。
そうなると、ですね・・・・・自動的に「行きます!」ってなるわけですよ。
なりますよね?うん、なるなる。普通、なる。
しかも、どっから来たのかも聞く前に、ね。

まぁ、日本の百貨店の催事に呼ばれるくらいですから、
よく日本人が行くようなとこで、ちょっと聞けば分かるような有名店だろうと。
それくらいの検討はつくわけですよ。
「ル カストレ村」
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まさかニースから車で二時間半、しかも山の上とは思わなかったわけです(笑)

っていうか、ですね。
今回、出発前の8月が尋常じゃなく個人的にバタバタしててですね。
信じられないかも知れませんが、予備知識全くゼロなんです。
一応、催事場で引き合わせていただいたお客さんには、
「行きます」とは伝えたんですが、「遠いから無理」と言われて。
その代わり、「じゃ、ここに行ってみたら?」と言われたので、
「じゃあ・・・・」って、丸投げしたんです(笑)
つまり、「予備知識ゼロ」どころか、
正味どこに行くのかも知らずに南仏に降り立ったわけです。

ただ、南仏にはかれこれ12年位前、修行終わりに「バカンス」と称して、
フラッと一人旅来てるんです。
マルセイユのブイヤベースで食あたりしてからのアルルでは、
宿から一歩も出れず、おかゆが食べたくて、
スーパーでリオレを買って食べただけの記憶が残ってます。
あと、ニース、そしてモナコ。
Le Louis XV(ルイキャーンズ)は、
「日本に帰る前の自分へのご褒美」と言い聞かせて説得しました。自分を。

そんな感じで、ニースも知らないわけじゃないので、
久しぶりに街でも散策しようかと、全くの無策で降り立った空港で考えてたら、
「ニースの知り合いに行ってもらう」と聞いてた男の車に乗り込むと、
「あれ?・・・あれ?ニースは?」って言ってる間に、
ルカストレ村に着いたわけです。と言っても2時間半かかってますけど。

さ、このルカストレ村。
本当に、そこそこ高いとこにあるわけです。
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ね、そこそこでしょ・・・。
上がって来るときの坂も、結構なもんでしたよ。
ただ、まぁなんせ石造りの街並みが可愛い可愛い。
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更に天気も快晴で、抜けるような青い空に合うんですよね、街並みが。
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ま、例に漏れず街の中も坂は急なんですけどね。
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で、うろうろしてたんですが、一応目的は人に会うこと。
と言いましても、正直日本の催事で少し会っただけの訪問者を、
覚えてくれてるもなにも、歓迎してくれるのかが不安でした。
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ここ・・・・だそうです。
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中に入ると・・・・・
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いやぁ~~~~、なんとまぁあったかい雰囲気!!
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焼き菓子がズラッと並んでるのもあるんでしょうけど、
店内全部が素朴であったかい雰囲気を醸し出しています。
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並んでるお菓子はどれも美味しいそうで、南仏ならではのものも勿論あります。
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他にはオリーブオイルも、
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ハチミツなんかも売ってたりします。
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で、パンは本当に素朴。しなやかで素朴。
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で、で!催事場での「行きます!」から、本当に来ちゃったポールさんとこ!
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良かった、覚えててくれてました!
「よくこんなとこまで!」って言うから、「僕もそう思う!」って言っといた(笑)
小腹が空く時間だったので、一緒にポールさんオススメのランチに行くことに。
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すごく開放的で、素敵なテラスでの昼食。
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こういうとこでの食事の割には・・・っていうと怒られますが、
なんかすごくセンスが良いので聞いてみると、
シェフはロブションのお店で働いていたそう。
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丸々太った・・・というか詰められたイカ。
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「デセールは・・・?」って話になると、
「うちに美味しいソルベがある」っていうので、デセールはそっちで。

さっきはあんまり見てなかったんですが、
軒先にあった一瞬、パチもんかと思うような派手な冷蔵ケース。
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その中には、まさかの産地厳選オーガニックフルーツを使った、
旨そうなソルベが何種類も!!
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試食をほぼさせてもらいましたが(笑)、本当に美味しい。
んんんん~~~~~っと決めきれずに結局3種盛り。
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何食べたかは忘れましたけどね・・・。

そのあと、「どこでパン作ってるんですか?」と聞くと、
「山羊小屋だよ。見に行く?」と。
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あ、ちなみに手前にチラッと写ってるのは、今回の旅のお目付け役、
空港に迎えに来てくれたシルヴァンです。はい、この日が初対面です(笑)

さ、ポールさんの後を追って山羊小屋に入ると・・・・
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本当にそこは厨房でした!
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しかも、店の商品全てをここで作ってるとは思えないくらいの狭さ!
焼成は全部コンベクション!最近、古い窯から買い換えたんだって。

ポールさん、本職はパティシエ。
だから、「パンはあんまりわかんないんだ」って。
でも、いまだに年に一回、
ちゃんと近くの有名な製パン学校に勉強されてます。
美味しかったですよ、彼のバゲット。
「本当は、店に冷蔵ショーケースが無いのが悔しい」って言ってました。
観光地で、住んでる人も多くないので、
生菓子を作るとロスが多くなっちゃんだそう。
それでも、近隣の住人の方から注文が入ったときは、
張り切って作ってるって嬉しそうに話してました。

ルカストレ村で生まれ育ったポールさん。
この地で、この地なりに工夫しながら、
遠い異国の催事に声がかかるくらいになりました。
それはまるで、山羊小屋から出たとこにあった、
古いオリーブの木のように深く深く、
この地に根ざしている想いがあるんでしょうね。
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今は、息子さんが戻ってきて、
店を継いでくれるよう頑張ってくれてるんですって。
あ、そういえば、
ランチ食べたお店のシェフは街を出たがってる・・・って愚痴ってました(笑)

そんなに長くいれたわけじゃないですが、
その間、ずっと相手して下さったポールさん。
快晴に恵まれたこの日のルカストレ村のように、
あったかく、晴れやかなポールさん。
「また行きます!」って、今度はそんな簡単には言えないけど、
この村の存在を知ったのも、実際ここに足を運んだのも、
ポールさんとの出会いがあってこそ。
出会いに感謝。
それをしみじみ感じながらルカストレを後にします。
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by monsieur-enfant | 2013-11-18 13:47 | フランス2013

さ、碧い海の出現により、
いよいよ本編に突入した感が強くなってきましたね。

朝、4時起床。
前日24時間活動した翌朝の4時起床はさすがにツライ。

確か朝7時のフライトのeasy Jet。
6時半の搭乗に間に合わせようと思ったら、
シャルルドゴールに5時半には着いとかなきゃいけない。はず。
しかもeasy Jetの乗り場は小さく分かり辛い。
いつもの僕のパターンだと、かなりの確率で乗り遅れそう・・・。
北駅からシャルルドゴールまで、30分もあれば着く・・・はず。
朝は空いてるだろうけど、切符買うのに手間取るやろから、
余裕を持って4時半にホテルを出る。
諸々込みで、あわよくば5時前くらいに乗れたらラッキー。

いつも時間ギリギリで走ってる僕ですが、
この日は余裕持ってスタートしてるので慌てません。
ま、唯一の不安材料は、実際何分かかるのかを知らないってことくらい。
でも大丈夫。これくらい余裕持ってたら、何が起きてもドンと来いです!



まだ暗い中、北駅に向かう。
朝4時半だから、まだ薄暗い。
え~~~~っと、あれ?
北駅に近づいてもまだ暗い。
あ、北駅そのものがまだ暗い・・・・・って、え!?駅にすら入れん!!
まだ始発走ってないやん!!迂闊!!そこ知らんかった!!(笑)

ヤバイヤバイ!あれ・・・?じゃ、どうしたら良いの?
みんなはどうやって行ってんの?
ってか、みんなの心配なんてしてる場合じゃないでしょ!
慌ててすぐにタクシーに乗り込み、シャルルドゴールに向かうのであった!!



超ヒマなんすけど~(笑)



朝早すぎて、道は貸切状態でスイスイ。
チケットを見せたら、一番近いとこまで連れてってくれたので、
迷うことも計算してた時間が大幅カット。
やることないので搭乗手続きしたら、これまた簡素ですぐ通過。
6時半から搭乗開始なのに、その時まだ5時15分・・・・。
あと一時間半も、暗がりに浮かぶ飛行機を眺めて何しとったらいいんでしょ。
ね、たまに余裕持って出ると、超早く着いちゃうんです。
そうなると、次は「早く行ったら早よ着きすぎるし」って思っちゃう。
で、余裕かましてると、寿命縮まるくらいの窮地に追い込まれる。
アクシデント込みで動くとアクシデントは起きない。
そんな余裕も無く動いてるときに限って、次から次へと問題が発生する。
むむむむ・・・・、基本ドMなんで、後者でお願いします(笑)

さ、窓の外では、空と大地の境に、
薄っすらオレンジの帯が伸びていってます。
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なんかさ、
こういう、
何かに見とれてる時間っていうの?
大きな自然に抱かれてるなって思うとき?
なんだかロマンティックというか、
人間って小さいなっていうか、
この時間がずっと続けば・・・・って!!
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眩し、眩し!!出てきたら肉眼で見てられないから!!(笑)




しばし目を閉じても脳内いっぱいがオレンジ色に占拠される時間を経て、
再び目を開けたそこには・・・・
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うおおおお!!あれは多分地図で見たところのあの部分だ!!
碧い空、碧い海!!着いたぜ!Côte d'Azur!!
はじめまして!ニース・コート・ダジュール国際空港!!




んんんん・・・・・案外肌寒い(笑)
麦藁帽に半袖半パンで、南仏の陽射しを浴びにきたのに軽い肩透かし。
と言っても、時間はまだ朝8時半。これからこれから。
そう、TGVだとパリ→ニース間は5時間半かかるのに対して、
easy Jetsだと、たったの1時間半なのです。
交通費も、確かeasy Jetは半分くらいという有難さ。

さて、ニースは12年ぶり。
修行時代の終わりに、バカンスと称して南に下った時以来。
でも、初めて見たPromenade des Anglais(プロムナード・デ・ザングレ)は、
本当に美しかったし、黄色やオレンジの陽気な壁の色は、
僕の中の「南仏」というイメージの大半を占めるインパクトを残した街でした。
そんな街に、久しぶりに・・・・・
「アユムさんですか?」
「あ、シルヴァン?」

説明しよう。
今回、なぜ南仏だったのか。
目的は何なのか。
シルヴァンとは何者なのか。




つづく(笑)
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by monsieur-enfant | 2013-11-08 17:09 | フランス2013

今回、飛行機の中で初めて出来たことがあったんです。
それは、背もたれに付いてる画面で「映画を観る」事。
いや・・・・ずっと、どう観ればいいかわかんなくて。
リモコンみたいなヤツが見つけられなかったんですよね・・・。
そしたら今回、隣の人が観るまでの一部始終を、
盗み見ることが出来たのでした。
肘掛けがカパッと空いて、
リモコンみたいなやつが格納されてるのを見たときは衝撃でした。
往復で5本くらい観ましたね。全部邦画です。
公開時にも観たかった、「藁の盾」。
見終わったあと、半端なくブルーになるんで、
楽しげな機内ではオススメできません(笑)
でも、大沢たかおさん、カッコよろしかったです。

今回、珍しくそんなに寝なかった気が。
朝、渋谷でバタバタして、昼に出発、映画観たりなんだかんだしてたら、
夕方にはパリに到着。12時間があっという間でした。

え~~~~っと、気が付いてる方もおられると思いますが、
それは気のせいじゃないんですよ。「字、ばっかり」、でしょ?
ま、店のFBでは到着の際も書かれてましたが、オチから先に言いますね。
iPhone、スられました。最後の最後で。
よって、スナップショット的に撮ることが多かった前半部分の画像がありません。
知らないうちにcloudってヤツで画像が保存されてたのもあるんですが、
逆に保存がマチマチで、なぜか前半は残ってないのに後半は残ってたり。

画像が増えてきたら、デジカメ登場だと思ってくれて間違いないです。
あ、唐突にこんな画像は残ってました。
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シャルルドゴールからRERでパリ市内に向かう車内ですね。
「あーーー、着いたーーー」という安堵と、
パリに近づいていくという高揚感とが静かに交錯する空間。

で、Gare du Nord(ガール・デュ・ノール)に、到着。
毎回、「うわ、フランスに来た・・・」と思わされる圧倒的存在感が好きな駅です。
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あ、視点に違和感ありますか?画像は拝借してますから(笑)

この駅の周りにはベタですが分かりやすい、
赤やら黄のひさしを付けた「カフェ」や「ブラッセリー」がすぐに目に付き、
フランスに来た感を盛り上げてくれます。
・・・と思いながら撮った画像、あったんすけどねぇ・・・。

今回の宿は、ここGare du Nordの近くで選びました。
若干、治安に不安はある場所ですが、
Gare de l'Est(ガール・ドゥ・レスト)も徒歩数分。
この大きな二つの駅を駆使すれば、交通の便は全く問題ありません。
ただ・・・・、
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いくら改装中とはいえ、これって一旦閉めなあかんレベルでしょ・・・。
これ、倉庫じゃないですよ、エントランスですからね(笑)
僕の後にチェックインしにきた親子が、
「ここ、ホテルですか?」って玄関先で聞いてたもん・・・。

とりあえずチャックインを済ませ、荷物を置き、
時間は・・・・というと、まだ21時くらい。
翌朝が早くて、4時くらいに起きなきゃいけない。
ここで休むか・・・・・・、いや、やっぱり飯行こう!!
と向かったのが、近所の「シェ ミッシェル」
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気兼ねなくリラックスできるお店で、
いろんな意味で「フランスらしさ」を体感できるお店。
やっぱりお店に入り席に着くと、グッと「フランスに来た」と実感します。
「オマールとシーアスパラのサラダ」
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「!!!」
オマールのデカさ、半端ねぇ!
シーアスパラは、出発前にお会いした浅野さんが、
NHKの「プロフェッショナル」に出演された時に取り上げられてた野菜。
旨み炸裂。そこまで望んでなかっただけに、軽いショックを受ける。
「リードヴォーとジロール茸」
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ぶりっぶりのリードヴォー。ジロールも旨し。
それらのジュを吸ったジャガイモもまた旨し・・・。
ってか、このクラスでここまで旨いか・・・・。
不味い記憶はないけど、そこまで旨かった記憶もなかった。
北駅の近所で、系列店の「カジミール」の土日のビュッフェが好き。
そんな感じでフラッと入った店に受ける衝撃。
キチンと旨い。こみ上げてくる満足感と幸福感。
正直、メニューも当たり側だったんだと思うけど、
大阪、もっともっと頑張らなあかんなぁ・・・・って思わされましたよ。

デセールは、オススメのミルフォイユ。
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う・・・うん、まぁまぁまぁまぁ。うん。ま、こんな感じかな(笑)

ここには、もう一つスペシャリテがあって、それは「クイニーアマン」。
それをデセールでは食べたくなかったので、
翌朝の早い出発に備えて、朝食用に「持って帰りたい」とお願い。
「くれぐれも、食べる前に数分焼き戻すんやで!」と何度も念を押され、
空港で食べるから出来へんけど・・・・と思いながらも、黙って受け取る。

あ、やっぱこういうお店、僕は好きやなぁ・・・。
つくづくそう思わされるお店でした。

ホテルに帰って、「置く場所が無い」と、
また戻ってくるのに拒否られたスーツケースをどうしようか考える。
ロッカーにでも預けていくか、んんんん・・・・・と悩んだ末、
もう夜も遅く、寝てる人を起こせる時間ではないので、
黙って友人の家のドアの前に置き逃げすることにしました(笑)
いや、パン屋さんなんで、パリで一番起きるの早いですから大丈夫でしょ。

ミッション完了後、0時回ってメトロに向かう途中、
なんかずっと感じてた違和感が言葉になって降りてきた。
「あれ・・・・?なんか、一日が異様に長くない・・・・?」
そう、そうなんです。
なんか、すごく長く感じるし、身体もすごく重たいんです。
でもね、渋谷を出たのが9時くらいでしょ?
成田を発ったのが12時くらい。
シャルルドゴールに着いたのが17時半くらいで、
チェックインしてご飯食べ始めたのが21時半くらい。
食べ終わって、ホテル帰って、荷物引きずって来た今は0時半。
・・・・・・・、何もおかしくないのに何かがおかしい。
!!!!
「東京⇔パリ」が、5時間半で飛んだことになってる!!
あれ・・・なんでだろ・・・・・あ・・・・・・時差だ。
ってことは、今は0時半だけど日本なら8時半ってこと。
・・・・・あ。24時間活動してることになるわけだ。
そりゃ、身体も重たくなるわけだ。
あーーーー、でもなんか謎が解けてスッキリしました(笑)

でも、明日は4時起床。
これは絶対寝坊できない・・・・。

翌朝、なぜ4時起床かと言いますと・・・・、
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いくぜ!!
Côte d'Azur!!

なわけです!
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by monsieur-enfant | 2013-11-07 20:45 | フランス2013

プロローグ2

んんんん・・・・・なんかピンと来ない。
今日からフランスへ出発ってのが、なんかピンと来ない。
そう思いながらも「渋谷→成田」を検索して、
時間を確かめたりする偉いとこも見せてみる。

「9時に出発したら間に合うな・・・・」と、
宿泊先のホテルで最終確認したのが8時50分。
「渋谷から成田まで2時間」で考えてたんですが、
ホテルから駅までの移動時間を考慮してなかったことに気付くのに、
そう長い時間は要しませんでした。

「やべっ!!」と急いで荷造りし(予めやっとくとか出来ない子・・・)、
ホテルを飛び出したときに誤算だったのは、
10日分の荷物を詰め込んだ、重いスーツケース。
渋谷に着いたのは10分遅れ。

ただ、渋谷はさすがにどんどん電車が来る。
経路案内を見ると、まだ可能性は閉ざされてない。
とりあえず乗り込み、上野まで。
ここから京成線に乗り換えてスカイライナーで成田へ向かうのですが、
この一本を逃したら、どうあがいてもノーチャンス。
上野から京成線の乗り換えが一回外に出るのを知らず、あたふた。
で、上野出るときにICOKAの残金がなくなり、
京成線の乗換えで払った小銭で、小銭入れも空っぽ。
ここで嫌な予感が・・・。
そういえば昨晩、お札がなくなって今朝おろして行かなきゃ・・・と、
思ってたような思ってないような。
財布を覗いて見ると、奇跡の現金ちょうどゼロ!こんなことってあります?
出発まで5分切ってきました。
駅員さんに「すいません!ATMありますか?」
「ないですよ」
ええ!?いやいや、マジでヤバい!!
スカイライナーの乗車券は、窓口ではなく券売機で買うのですが、
「券売機って、カードで払えますか?」と聞くと、
「カードは使えません」
ええ!?現金、ゼロやっちゅうてんねん!!
んんんんんん・・・・・・・ヤバいヤバい・・・・・・・と、
とりあえず券売機に並んでみた。
どんな手段を使ったって、その並んだタイミングで券を買わないと、
フライトには間に合わなかったのです。
もう腹くくって、前の女性に、
「すいません。怪しいもんじゃないんですが、2400円貸してもらえませんか?」
と聞こうとした瞬間!右側に「クレジットカード」と書いた差し入れ口が。


「・・・・え?」


ええええええ!!??使えるし!!カード、使えるし!!
「てめえ!!」と窓口の無責任な駅員さんに目をやるが、
なんせ出発まで2分切ってたはず。
そりゃね、一言いいたかったですよ!言いたかったのは山々ですよ!
でも、「んんんんんん・・・・・・・!!」と、
グッと飲み込んでエスカレーターに飛び乗りました。
大人の振る舞いって奴です。

ギリッギリ。
時間的にも精神的にもギリッギリ。
ここまで追い込まれたのは、結局アウトだった数回を除けば
セーフ史上、最高にスリリングなシナリオでした。
ま、乗ってしまえば大丈夫。
渋滞もないし、あとは運んでくれるのみ。
目標の2時間前は達成出来なかったけど、1時間半前には到着です。
いつも迷う空港内も、今日はツイてるのか、
すぐにエールフランスを発見。案外空いてたので、スムーズに搭乗手続き。
「え~~~っと、これはJALさんの便ですね」
「え?」
だって、共同便って!!え?共同便って一緒に頑張るんじゃないの!?
そこからJALにダッシュ。そこそこ混んでる。うん、そりゃ出発前だからさ。
エールフランスが混んでなかったのは飛ばないからさ。うん、知ってる。

無事、搭乗手続きが済み、チケットに記された時刻を確認する。
「え?もう20分しかないの!?」
やっぱり、海外に行く前はカツ丼くらい食いたいものです。
でも、さすがに20分じゃ・・・・と思ってるときに思い出す!!
「Wi-Fiルーターってヤツ、頼んでた!!」
昨年、「グローバル企業だから」という思い込みで、
海外でも勝手に最適な何かをセレクトして繋がるもんだと思ってたiPhone。
もちろん全く繋がらず、ようやく仕組みを少し理解したので、
空港受け渡しでルーターを予約。・・・・してたのをバタバタしてて忘れてた!
どこどこ!?って探したら、「何ちゃらウィング」(北とか南とかのやつ)の真逆!!
真逆って、結構な距離!更に、受け渡し場所が小さいのなんの、見つかんない!
走り回ってゲットした後、新たに気付いたのが、「ユーロに替えなきゃ!」。
取引銀行があったので、申し込み用紙に記入して待ってると、
「お客様、現金での交換になります」
いや、さっき現金なくなって四苦八苦したとこ!!
じゃ、別に取引銀行でわざわざ替える意味ないやん!!
とりあえず5万円渡して返ってきたのが350ユーロ。
「へ・・・・?」と、一瞬にして5万が3万5千円になったショックに打ちひしがれる。
それでも頭のどっかに「カツ丼、行けんじゃね?」みたいな邪念が(笑)
いやいや!あれも買わなきゃいけなかった!変圧器!!
そこでiPhoneの予備バッテリーも購入。あーーーー高い。空港は高い。
ユニクロで、機内用にカーディガンを購入して終了!!20分、セーフ!!!

・・・・が、そこから手荷物検査やら諸々時間がかかるわけです。
「遅れたら乗せません」って、キツめに書いてた搭乗時刻に、
結局一息つく間もなく歩き続けてノンストップでちょうどに到着。
なんか、いつもはカツ丼食べたりして気持ちの切り替えが出来るのに、
今回はずっとバタバタしてて、そのまま機内に案内された感じ。
実感もなく、とりあえず間に合ったことにホッと一安心。
誰か、僕を30分・・・いや15分でいいんで早く出発させてください・・・・。

さ、まさかのプロローグ2を経て(笑)、いよいよパリです!
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by monsieur-enfant | 2013-11-06 18:34 | フランス2013