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なないろめがね

春・・・届きました

スイマセン。全く更新が滞ってしまって・・・。
この間も、なんとかパソコンには向かっているのですが、
途中でダウンの繰り返し。やっと久しぶりに更新できました。

髭のいっぱいついたヤングコーン。
この髭も美味しいんですよね。
極太のアスパラとホワイトアスパラも美味しそう!
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わざわざ届けにきてくださってありがとうございます。
スタッフみんなで美味しくいただきたいと思います。

あっという間の1月2月3月でした。
気がつけば春、そしてもうすぐ4月。
シュクレももう5歳になります。
その誕生日の訪れを告げる店の前の桜の花も、徐々に開いてきました。
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殺風景な店からの景色に、唯一華やかな「色」が加わる季節です。
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この桜が芽吹き、咲き始めると、「あぁ・・・また1年経ったんやなぁ・・・・」と感じます。
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0歳の慌ただしさの中で見えた桜は、
朦朧とした意識の中のおぼろげな淡いピンクの塊でした。
受け入れられるかどうかもわからず、ただ無我夢中で1年が過ぎた2度目の桜。
四つの季節が廻った実感を噛みしめました。1年潰れなかった安堵の春でした。
2年が過ぎた3度目の春。ようやく桜をはっきり見れたような・・・。
週休二日制にして、ようやく週一日の休みを確保できたのも2年目でした。
3年目の4度目の春は、桜を楽しみに待つ余裕も多少生まれました。
定着してくれるスタッフにやっと恵まれたのもこの頃です。ホントに・・・・やっとでした。
4年目の5度目の春は、モンテベロと共に迎えました。
そして今年、やっとというか、まだ?というか、
5年目の6度目の桜を見ることができました。
いつもいつも、この桜に誕生日を祝ってもらっているような気がする特別な桜です。
躊躇なく咲き乱れ、未練無く散りゆく姿は、儚く、切なく、故に美しく。
周りに何もない場所で、一本だけ植えられてるこの桜。
「なんでこんなとこに?」というとこに、無性に親近感を感じるのです(笑)。
こんなに見事に咲き誇ることは出来ませんが、桜のように凛として潔く、
そしてこれからも毎年この祝福を受けれるよう、
交差点を挟んだ対角線で真正面から向かい合って、
逆にこの桜の花たちが年に一度の再会を楽しみにしてくれるような、
そんな店になっていきたいものです。

一人ではホントに何も出来ません。
良いスタッフ、良いお客さんに恵まれたからこそ、
こんな頑なな店が成り立っていられるのです。
今年も桜の花びら舞う中、無事に誕生日を迎えれること、
支えてくれたスタッフやお客さんに改めて感謝、心から「ありがとう」。
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by monsieur-enfant | 2009-03-31 04:39 | とりとめなく・・

在り続けるということ。

先ほどの「木田」さんから徒歩でも5分くらいかな?
ついで・・・と言っては失礼ですね。
初登場!僕が初めてお世話になったべーカリーです!

東豊中「クラインゲベック」
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そんなに頻繁に顔を出すわけじゃないですが、
今まで一緒に働いた人の店には行っても、
実際働いた店に行くのは、ここかパリくらいじゃないでしょうか。

ここは僕が最長期間働いた店ですし、
ホンットに何も知らなかったときからお世話になったので、
非常に思いで深い店です。
僕が入ったころは、ここもオープンして半年くらい。
あれから15年経ちました。
もちろん二十歳で始めた僕も今年35になり、
当時32歳だった店長も47歳に。
歳月は平等に刻まれていくものです。

店長が独立して初めての弟子が僕だったこともあり、
ホントに良くしていただきました。
全く怒らない人で、おそらく怒鳴られたのは1度くらい。
「怒らないのも才能やなぁ・・・」と思います。
当時の僕は他のスタッフに荒れくれ放題してましたから(笑)。
パンが何で出来てるかも知らずにこの世界に入った僕は、
店長が普通にやってる仕事ですら、見るのも初めて。
初心者であまりに出来ない自分と比較して、
「業界ではおそらく、黄金の手とか異名を持つ凄腕なんやわ・・・」とビビッてました(笑)
そういえば僕の最初のライバルは「島本さん」というパートのおばさんでした。
僕が初めての社員だったので、それまでは島本さんがナンバー2。
パン生地に触れるのも初めてだった僕はよく怒られましたねぇ・・・。
よく怒られたから、初めて誉められたことも今でもよく覚えてます。嬉しかったなぁ・・・。
そんな島本さんが、うちが何年目の時かなぁ・・・、テレビに出てるのをたまたま見てて、
店に来てくださったことがあったんです。
お互い辞めて以来、近況も知らず、10年近い歳月が流れていました。
テレビ出演の後で、店内も多少混雑してたと思いますが、
なんとなく目が合ったんです。
「あ!!島本さん!!」
店に出て近寄ると、もう島本さんは泣いてました。
「あの岩永君が・・・・・立派なお店出して・・・・」って。
僕もお客さんの前でしたが涙を堪えることは出来ませんでした。
もうめっきりおばあちゃんになった島本さん。
そりゃそうですよね。二十歳のガキが30過ぎのおっさんになってるんですから。
一緒に分割や丸めをして、怒られたり教わったり、たまに誉められたり。
そんな人に、こんな形で再会できるなんて・・・。
こんな形で恩返しができるなんて・・・・。
店やって良かったなぁ・・・と思えた出来事でしたね。幸せな時間でした。
今でも、元気にしてるのかなぁ・・・・。

店長も常々「お前が店やるのが楽しみなんや」って言ってくれてました。
行くたびに店が変わったり、どんどん独自の思考になっていく僕に、
「いつかお前は誰とも働かれへんくなってしまうんじゃないか」と心配してくれたり。
なんとか一緒に働いてくれる子が出てきてくれるってことは、
僕もかなり丸くなったんでしょうね(笑)

シュクレのオープンの際は、お客さんにいっぱい宣伝してくれたそうです。
「うちで働いてた岩永ってヤツが吹田で店やってるから行ってやっって!」って。
最近は「お前の名前出すと、うちのハードルが上がってしまうやろ」やって。
むしろ、内緒にしてるらしいです(笑)
僕がいたときは、パンドミが爆発的に売れてました。
上の写真しかなかった店舗も倍に拡張し、少しは貢献できたと思います。
店名はドイツ語ですが、ドイツパンは置いてません。皆無です(笑)
菓子パンや惣菜パンの豊富な、街のベーカリーです。
その「クラインゲベック」へのオマージュ(敬意)として、
シュクレのパンドミも全く同じサイズで販売してるんです。
唯一、日本での修行時代の面影が残るパンなんです。
毎日焼き上げるたびに、このパンだけはパリではなく豊中を思い出すんです。

挨拶を済まし店を見てると、なんだか無性に懐かしくなってきてしまいました。
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15年、変わらないパンたち。
あんぱん、メロンパン。このブログに出てくると違和感ありますか?
デニッシにあんこと生クリームを詰めた「小倉ホイップ」は当時大好物で、
「将来店やったら、これは絶対やろう」と決めてたアイテムでした。
今食べたら胸焼けしました(笑)歳ですねぇ・・・。
他店でパンを買うのも滅多にないのに、菓子パンなんて何年ぶりに買ったやろ。
でも、歳月の移ろいとともに変わっていったり無くなってしまってりするものが多い中、
ここに在り続けてくれてること、それだけで感謝です。
僕がこの世界に入り、店を出すまでの10年は、業界自体が大きく動いた時間でした。
当時はカフェもブーランジュリもありませんでした。
神戸でコムシノワさんが既存の枠をぶち壊し、
京都ではプチメックさんがフランスの風を運び、
その後、大阪でタケウチさんがパン屋の可能性をこじ開けました。
街中にカフェが溢れ、遂に5年前、岸部で無茶な店をする馬鹿も出現しました(笑)。
そんな時代の流れとは明らかに違います。
でも、この「クラインゲベック」という店も、一つの時代を泳ぎきった店の一つです。
15年・・・・まだ5年の僕には想像も出来ない世界です。
でもこうして実際続けてくれてるから、僕もやってみたいと思えるんです。
とりあえずの目標は10年ですが、自分は、店は、どう変化し、何を貫いているんだろう、
そしてそんな僕らを、どんなお客さんが支えてくれてるのだろう。
同じ顔もいらっしゃれば、新しい顔との出会いもあるでしょう。
今から楽しみにしています。

クラインゲベックは、確かに今の僕とは全くスタイルは異なります。
でも、ここから全てが始まったことに変わりはありませんし、
僕はこの「クラインゲベック」という店が今でも大好きですし、誇りに思います。
あ、言っときますけど、私情挟みまくった結果ですからね。
客観的に見た場合?・・・・・僕には言えません(笑)
ほら、方向性が全く違いますからね。
この店で4年過ごし、この店を巣立ってから急に時間が流れ出しました。
その後4年間で6店舗。普通の人の3倍のスピードで駆け抜けた期間は、
記憶でさえも追いつかないくらいアッと言う間に過ぎたように思えます。
そんな目まぐるしい時間を過ごしても、帰って来れる場所がある。
ここには始めた頃の、ただ楽しかった思い出がある。
それゆえ自分の変化や成長も感じられる場所でもある。
在り続けてくれるだけで感謝感謝なのであります。

そしてシュクレも、いつか皆さんにとってそんな存在になれるよう、
1年1年積み重ねていきたいと思います。
ただここに在り続けることしか出来ないかもしれませんが、
在り続けることによってしか分かち合うことが出来ないのが年月です。
「ブーランジュリ」って、本来そうやって生活に寄り添って生きる店なんですよね。
そう、僕は、「クラインゲベック」のように地域に密着した店を、
生粋のブーランジュリという形で同じように表現したかったんです。
やはり、ここは僕の原点でしたね。
お身体には気をつけて、長く続けてくださいね。

こんなこと、面と向かって話したことないわ(笑)
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by monsieur-enfant | 2009-03-26 00:24 | クラインゲベック

春風に誘われて・・・。

春の心地良い陽射しと強風の中、
家から豊中の美容室に向かう途中にある、ここに寄り道。
「蕎麦屋 木田」
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久々の再訪ですが、その間に着実に地域に根付きつつあるようで、満席。
奥の個室に通されましたが、日の光も差し込む明るい部屋です。
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季節の天せいろ
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天ぷらは春野菜。大き目のエビは嬉しい限り。
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お蕎麦も美味しくいただきました。
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正直、お蕎麦の経験値は低いほうで、なんだかんだ言える知識もないのですが、
何よりこちらのご主人の潔さが素敵です。
小細工一切無し。当たり前かも知れませんが潔い「蕎麦屋」の姿です。
うどん派?蕎麦派?と聞かれても、どっちもそれなりに食べますし、
フレンチもイタリアンも、なんでも垣根なく好きですが、
やはり共通してるのが「スペシャリスト」であるということ。
その道を志し、没頭し、伝えようとしている「プロフェッショナル」であるということ。
同じ10皿食べるなら、10皿満遍なく作れる人の料理を10皿食べるより、
1皿に魂込めた人の料理を10店回ってでも10人分の10皿に出会いたい。
やはり僕が好きなのは、料理はもちろんですが、その作り手。

そしてそんな作り手に、「こいつも頑張ってんなぁ」と思われる作り手でありたい。
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by monsieur-enfant | 2009-03-25 03:38 | 蕎麦屋 木田

打ち上げ

この日は、東京での催事の打ち上げ。
現場で頑張ってくれたパティシエール2人を連れて、気になってたお店へ。
「この辺じゃないかと・・・」とタクシーに降ろされ、徒歩で探す。
それらしき店は見当たらず・・・あ、アレかな?
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思ってたより小さく、見落とすとこでした。
新町「レストラン ラ バレンヌ」
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オープン前からチラホラ噂は耳にしていたお店。
アラン デュカスやタイユバン、さらにピックでも働かれてたという女性シェフ。
小さな店構えですが、入ってみるとその狭さは感じず、
落ち着いた女性らしい優しい雰囲気。期待も高まります。
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アミューズはグージェール。ブルーチーズのクリームが挟んであります。
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真タラ白子のポワレ ブリ ド メメーとトリュフのソース
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大好きな白子の食べ収め。トリュフのお飾りでゴージャスに。

自家製パン
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ちょと理解に苦しみます・・・。

バターは可愛く登場。こういうの初めてかも。
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カリフラワーのピュレとオマールエビのジュレ
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これは俄然テンション上がります。
甲殻類好きも納得の濃厚なオマールのジュレ。
下に忍ばせた優しくもしっかりとしたカリフラワーのピュレも良い塩梅。
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ホタテが丸ごと一個ジュレに埋もれてます。

うすいエンドウ豆のヴルーテ
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金目鯛のポワレ レフォールのソース
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シャンパンのソルべ
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お酒駄目な人は酔うと思います(笑)

マグレ ド カナールのロティ
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デセール・・・・
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エスプレッソ
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ミニャ
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サービスの女性はとても気持ちよく接していただき、
僕ら一組ということもあり、ゆっくり過ごさせていただきました。
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数年前には全然元気の無かった大阪のレストランというカテゴリー。
そのなかでもこの価格帯はアキュイールさんやコンヴィヴィアリテさん、
リュミエールさんなど、ここ数年で開店されたレストランが元気に頑張ってはります。
そんな中、これからどんな色を見せてくれるのか、楽しみな一件ではあります。
オープンしてまだ日が浅いので、
もう少ししてから来てみたいなぁ・・・と思いました。
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by monsieur-enfant | 2009-03-24 04:35 | ラ バレンヌ

お節介。

まぁ・・・・、多分お節介焼きなほうやと思います。
それなりに自覚はしています。
小学生の時の通信簿にも、「人のことをやりすぎて自分のことがおろそかになってます」
って、書かれてましたし。
自分がどうにかしてやりたいとかではなくて、
その人が良い方向に向かえばそれでいいんです。
面接でも「採用・不採用」の話ではなく、人生相談で終わる時なんてザラです。
食べたことも来たこともない連中が、平気で面接に来るわけですから仕方ないですが。
でもね、自分自身が出会いによって導かれた部分が大きいんです。
だから「会えて良かった」なんて仰々しいことは出来ませんが、
その人の何か小さなキッカケにでもなれたら・・・と思うんです。
だから忙しくても、正直それどころじゃなくても、お節介してしまうんです。
だって、「何かの縁やから・・・・」と思ってしまうんですよね。

今日もそうでした。
教室でパンを習い、うちのようなパンが作りたい・・・とメールをいただいたんです。
読んだだけで、「あ、違うな」と思ったんで、一応アドバイスはしておきました。
働くことだけが、パンを作ることではないのでね。
教室の延長と捉えられても困りますし。
案の定、そこで折れました。「現実を知らなかったのかも知れません」。
「甘かったのかも知れません」。・・・かも知れませんのオンパレード。
その答えに納得がいかなかったのは僕のほうでした。
一度、本気で志して最もらしいこと書いてきたのに、「かも知れません」で諦められては
一生懸命やってる子たちが報われませんし、
「無理かも知れません」は、将来「やれたかも知れません」に変わるでしょう。
だったら、「こんな仕事、甘ちゃんの自分には絶対無理だ!」と、
「実際の現場では、こんなに頑張ってる子たちがいるんだ!」と、
言い訳ができない現状を知って、完璧に諦めてから次に進んで欲しかったんです。

よせばいいのに、「一度、来てみたら?」と声をかけました。
うちで働きたいと思ったのは本気だったというようなメールもありましたし、
志した仕事がどういうものか、実際体験してみるのも良いんじゃないかと思ってね。
だって、これも「何かの縁」ですから。

社員雇用とかいう研修ではないので、来れる時間から帰れる時間までという約束でした。
この提案に喜んでいただき、「嬉しすぎます。今のままでは不完全燃焼でした。
当日は出来るだけ長くいさせていただきたいと思います」とのことでした。多分。
一日とはいえ、素人さんにはキツイでしょうが、
志した仕事を感じるのには決して長い時間じゃありません。
お互い、有意義な一日になれば・・・と思い待ってました。
来ません。
そういえば住所聞いてなかったから遠方の方やったんかなぁと思ってたら、
8時くらいに電話がありました。「10時くらいから行ってもいいですか?」
「お住まいはどこですか?」「大阪市内です」
・・・・・あぁ・・・・・やっぱりこういうことになるわけです・・・・。わかってましたが・・・・。
教室の体験見学会じゃないんですから。志した仕事を一日感じに行くわけですから。
昼間は温かくなってきましたが、こんな寒くて暗い時間に出勤するのか・・・・、
こんな仕事をして、こんなモチベーションで、こんな厳しい毎日を送っているのか・・・、
そして焼きあがるパンの、なんて芳しく、
それを待っていただいてるお客さんの、なんて嬉しそうな表情・・・・・、
へとへとに疲れ、帰りも真っ暗、朝早くから働いて夜遅くまで働いて、
苦しみ、悩みを沢山抱え、そのなかでどこに喜びや楽しみを見出せるのか・・・・・。
そんなことを感じてもらう日だと思っていたのは、僕だけだったようです。
やっぱり今回も僕の単なるお節介。
今日一日くらい真剣に向き合ってくれると思ってた、ただの勘違い。
考えてみれば、勝手にそう思われた向こうにとっては迷惑な話ですよね(笑)
でもね・・・・慣れないものです。
何度裏切られても慣れないものです。
怒りというよりやりきれなさで、手も心も震えっぱなし。
お茶も、震えて飲めないくらい。
僕にできることなんて、たいしたことは出来ないから、
たいしたことないことしか出来ないなら、たいしたことないことだけでもしてあげれたら。
ただ・・・そう思っただけだったんですけどね。
想いを預けてきてくれたから、僕なりの想いで返したつもりだったんですけどね。
ホント、そんなことしてる場合じゃない状況の今のシュクレ。
人に構ってる場合じゃないです。
でもね、「何かの縁」・・・やと思ったんですよね・・・。
ま、こんなことは日常茶飯事。
ただ、僕はいいんですが、こういう人ら、それでいいんですか?

溜息は幸せが逃げるといいますが、
心の中のもやもやを少しずつ吐き出していかないと立ってられません。
しばらく溜息しかでませんでした。
「そんなの一人ずつ相手にしてたらキリがない」と、よく言われます。
経営者・・・・ってヤツですよね。わかってます。
そしてこういうこといちいち気にしててもキリが無いこともよくわかってます。
でもね・・・性分なんでしょうね。
先にも書いたように、自分が出会いによって救われてきましたし。
なんか愚痴みたいになっちゃいましたね(笑)

ただでさえキツイ3連休初日の朝、かなりキツイスタートでした・・・・。
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by monsieur-enfant | 2009-03-21 02:27 | とりとめなく・・

誕生日 2

先日の母に続き、誕生日繋がりの話。

前に行った「ホール オブ ホールズ 六甲」で買ってたプレゼントを持って、妹宅へ。

この日は妹の娘、日依の2歳の誕生日。
父親夫妻もたまたま同席。絵本をプレゼントしたようです。
僕はと言うと・・・・
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売場で釘付けになってしまったオルゴールです(笑)
この犬と、猫のバージョンがあって、どちらも箱の中で曲にあわせて身体を左右に揺らす、
なんとも哀愁漂う、抱きしめたくなるような切なげなスローモーな動き。
物憂げな表情と相まって、僕のハートを鷲掴みにしました。
更に、曲は「崖の上のポニョ」。日依の大好きな歌です。
ここまでは完璧。満面の笑みが見れるはず・・・・・が、
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動く犬が気持ち悪かったのか、オルゴールを凝視。
それでも音が鳴り出すと、何の曲かはわかるよう。
嬉しそうに踊ってくれました。

そのまま夕食までいただいてしまいました。
ご馳走様です。
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by monsieur-enfant | 2009-03-19 00:17 | とりとめなく・・

自宅ビール

基本的に、家では飲みません。
ワインや、いただきもののシャンパンはありますが、
冷蔵庫にはビールは一本もありません。
昔、お酒を飲む仕事をしてたときによく飲んだウイスキーや焼酎は、
その頃の味がするのでほとんど飲みません。
そんな仕事をしてたおかげで、ほとんどのお酒は飲めますが、
飲む場所や料理、一緒に飲む人や雰囲気が好きなもので、
家では滅多に飲まないんです。

今日は珍しく一杯だけ。いただきもののビールがあったので。
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う~ん・・・・香りはカカオを感じます。少し甘みもあるような。
それより、休み前、ちょっとビールでも飲もうかと思えたことのほうが嬉しいわけで。
ホッと一息。良い時間です。
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by monsieur-enfant | 2009-03-18 08:38 | とりとめなく・・

春、色めき立つ

この日は僕からのお誘い。
「昼、空けといてな」
「あら、日が日だけに期待しちゃうじゃない」
一日遅れになりますが、母親の誕生日のお祝いに2人でランチ。
当日まで行き先は内緒。
迎えに行った僕に早速「どこ行くの?」

高速に乗り、車を走らす。
次第に景色も変わり、辺りからビルやマンションが消えていく。
まだ色のない山々に囲まれ、生憎の曇り空。
でも、なんだかザワザワしてる。
命の息吹がザワザワしてる。
色のない山々に、確かに訪れてる春の足音。
「あ・・・・」
降りるとこ、過ぎてしまった(笑)
いやいや、笑いごとやないですよ!次の降り口まで結構あるんですから~!
「すいません・・・高速、降りれなかったので遅れます・・・」と、お店に電話。
何回来とんねん・・・・って思われてるやろなぁ~。

到着!和歌山・岩出「ヴィラ アイーダ」
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近くの撮影は慣れてきましたコンデジですけど、
やっぱり遠景になると一眼には敵いませんね・・・。

ワッサワサのミモザがお出迎え。
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ここにも春がチラリ。
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素敵な建物に食いつく母を店内に促し、早速テーブルへ。
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素敵な小さな花束がテーブルに。
母親の誕生日ということは伝えてましたが、こんな素敵なおもてなし。
仰々しくなく温かな花束に、「なんだか、お家に招待してもらったみたい」と母。
なんとか食事に誘うくらいはできるようになりましたが、
やはりこういうことは照れ臭いもの。お心遣い、ありがとうございました。
下で支えてたのは、いつもの彼でした。ご苦労様です。
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さ、早速いただきましょう!

生野菜のバーニャ カウダ
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基本、「和」専門の母。過去、和食に連れて行った際には食器に食いついたが、
今日はのっけから野菜に食いつく。「これなんですか?」・・・て、全部聞いてるし(笑)
相変わらず、みずみずしく弾ける命。大地の恵みをいただく有難さ。
アイーダの世界へ、グッと引き寄せられるプロローグ。

今日のパンは、ヨモギです。
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アスパラとサザエ それらのソース
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春といえばアスパラは連想する野菜の筆頭です。
この時期からフランスは、どこもかしこもアスパラです。
そこに磯の香りと肝の苦味が絡み、春を演出します。
幾重にも重なり積み上げられた緑の彩りと食感と旨み。

ロマネスコのスープ
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しみじみ旨い。
ローストしたロマネスコの香ばしさが良い塩梅。
ふと目をやると、白に白に白に白。白ってキレイやなぁ・・・。
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キャベツのオレキエッテ
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ホロホロ鶏とラディッキオのガルガネッリ
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鰆と和歌山大根 柿酢のソース
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春の魚と書いて鰆。しっとり肉厚な鰆に母は、
「今年はもう鰆食べないでもいい」って感動してました。
大根も小さく切ってあるのはコリコリと良いアクセントに。


誕生日ということを伝えてたので、ドルチェにはメッセージを添えてもらえたのですが・・・
よりによって、比較的シンプルで地味なブリュレを頼む母。
それを小さなワゴンで、オルゴールの「ハッピーバースデーの歌」と共に
「無理やりですけど・・・・」と、運んでくるマダム(笑)
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こちらこそスイマセン・・・。ブリュレじゃ、やりようなかったでしょ?(笑)

苺のキャラメリゼと、バニラのジェラート添え
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こっちは僕の。なんだか苺の気分でした。

エスプレッソで締め
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あまりに居心地の良い空間とサービスに、
「初めて来たんじゃないみたい」
「帰りたくなくなっちゃう」
と、珍しく興奮してマダムに絡む母。
ずっと連れて来たいと思ってたお店には、
やっぱり味だけじゃない要素が沢山詰まっているわけです。
そして実際喜んでもらえたようで良かったです。
こんな機会でもないと、母親と和歌山まで来ることなんてないですからね。
本人もテンション上がり過ぎてたのを自覚してたようで、
帰宅後、お礼と「はしゃぎすぎてスイマセン」的な文面のハガキを送ったようです(笑)

外に出てからも周りをグルリ。
横の「ル ピリエ」にて、お土産も買ってました。
母親の喜ぶ顔を見て、つくづく「良いお店やなぁ~・・・」と、
なんだか僕も嬉しくなってきた、いつもとまた違うアイーダさんでのお食事でした。
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by monsieur-enfant | 2009-03-17 20:39 | ヴィラ アイーダ

生きてますよ(笑)

ご無沙汰しております。
いやぁ・・・・キツイ。
先週、ヘロヘロで週末を越えたと思ったら以前から決まっていましたイベントがあり、
今週はやっと一息つけるかと思いきや、週末が3連休だということに今日気づきました。
・・・・地獄です(笑)ゾッとします。

昨日は久しぶりにまともな時間に帰宅したのでパソコンに向かおうとしたのですが、
気づいたらソファーで寝てました。
普通の仕事の方には普通のことなんでしょうけど、
僕らのような仕事は、その普通のことがままならないんです。
いわゆる帰宅後の「お風呂」「食事」「睡眠」です。
睡眠は、ちゃんとベッドやお布団で採る睡眠のことです。
とりあえず寝る前に食事だけでも・・・・と思って食事しながら寝てたり、
食事しようと思ってたら気づいたら朝だったり。
慌ててシャワー浴びて店に向かったものです。
ベッドに横になるなんて、月に2、3度みたいな時もありました。
最近でこそ(今は怪我で抜けてますが)
スタッフが充実してきて楽させてもらってましたが、
以前はこの3つがちゃんと揃うことは滅多になく、
これらが揃っただけで、「夜の三冠王」(いや・・・そういう意味じゃなくて(笑)と、
何だか人間らしい生活が送れたような充実感を感じてたのを思い出します。

なので今日、久しぶりにパソコンを開けてみると・・・・
変わらず沢山の方が覗きに来ていただいてたようで申し訳ありません。
が、とっても嬉しかったです。
メールもなんだか最近内容の濃いメールを沢山いただいており、
まだちゃんと目を通せていませんが、ちゃんとお返事させていただきますので、
しばしお待ち下さいませ。

さ、また週末を前に書けるだけ書いておきますね。
では、お時間のあるときにお付き合いください。
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by monsieur-enfant | 2009-03-17 00:18 | とりとめなく・・

休日の過ごし方

なかなか返信も出来ずにいたお客さんからのメールに、
やっと全員返信し終えたと思ったらこんな時間・・・。
ブログも書けるときに書いておかないと、恐怖の週末に突入してしまいます。
さ、頑張って書きますね。

・・・・どうしよう。
このまま帰って、久しぶりにちゃんと寝たほうが良いのか、
せっかくの休み前、元気を補充しに行ったほうがいいのか・・・。
この日はこの問題にギリギリまで迷っていました。
さらに体調もよくないので、食べれるものも限られてきます。
そうこうしてる間に時間が過ぎ、ほとんどのお店のラストオーダーが終わっていきます。
これだから北摂は辛い・・・。やはり市内まで30分はかかりますから。
「よし、あれを食べてリフレッシュしよう!」と決めてから電話。

肥後橋「ルール ブルー」
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「閉まってたら仕方ないと思って行ったけど、実際閉まってたら哀しかった」と、
わざわざシュクレに来ていただいたのに完売閉店していたというシェフへの罪滅ぼしに、
パンを持って来店。マダム、そんなに喜んでいただけると嬉すぎます(笑)

あ~・・・やっぱり良い店やなぁ・・・と、席に着く度につくづく思う。
今日もコンプレ。そしてそれぞれが思い思いの楽しみ方をしています。
店で楽しむのも良いのですが、店を楽しんでるお客さんが、
ルール ブルーさんは、すこぶる多いと思うんです。
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熊本直送 朝採り野菜のバターソテー
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これなんです。「あれを食べに行こう」と思った「あれ」とは。
なかなかこういう一皿ってないんですよね。
そして一皿にはしにくい一皿を、しっかり一皿として昇華してるボリュームや彩。
もちろんそれぞれの野菜の旨みも色濃く、且つ栄養価も高い。
体調悪くても来てしまうのは、これをいただく為なんです。

香川産 極太ホワイトアスパラガスの炭火焼 
熊本産タケノコのフォンデュとアサリのソース
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フランスでは、春といえばアスパラ。どこもかしこもアスパラ。
でも・・・でかい!炭火で焼いてるのを1本、2本・・・え?全部乗せるの?
下に引かれてるのは、バターソテーに続きマダムのご実家の熊本産。
なんやかわからんで食べてると後口にタケノコの甘さがフワァ~っと漂います。
アサリはよく合わせる食材ですし、間違い無しです。
タケノコとアサリを乗っけた、ホクホクのホワイトアスパラを頬張る・・・・春ですなぁ~。

持込のパンです(笑)
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嘘ですよ。パンを注文しない僕を見かねてか、
マダムが僕があげたパンを切って下さったんです。

鹿児島黒毛和牛フィレ肉の炭火焼 マデラ酒のソース
トリュフとオリーブのペーストを塗って 熊本県産たけのこ芋と青味野菜を添えて
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目の毒とは、このことでしょ?(笑)
生唾飲み込んだ方も多いんじゃないですか?
いや~、体調不良もなんのその、テンション上がらないほうがおかしいでしょ。
最近、軽さや素材感が主流になってきてるフランス料理、
なかなかこうした技術や経験に裏打ちされたしっかりしたソースにも出会えません。
光ってますもん、ピカピカに(笑)
やはりフランス料理はソースの文化だと思い知らされる美しいソース。
さらに、ただでさえ旨いフィレの上にトリュフとオリーブのペーストが惜しげもなく・・・。
・・・・絶句。嗚呼、幸せ。
勿体無いからカットされてる肉を半分に切って食べてたが、
上のペーストが多少転落したりナイフ伝いに流出してしまうほうが勿体無く、
思い切り一口で頬張ります。再び、嗚呼・・・幸せ。ん~・・・・・幸せ。

帰って寝ろよ・・・と思われる方も多いと思いますが、
一日休んだところで身体のリフレッシュなんて、たかが知れてます。
それならこうして美味しいもので心もお腹も満たして、
精神的なリフレッシュを得たほうが、僕らにとっては活力になるんです。
こうしてしんどい仕事をしてはるのを他の方がしてるのを見るのも、
安心するといいますか、自分も頑張らな!と思い、明日へと繋がるわけです。

一週間の労働の中で削られる気力や体力を、こうして食事に行ったり、
鍼灸、カイロと立て続けに行って身体に無理やり血を通わせたり、
また次の一週間、闘えるような心身に持っていくのが、
僕らの休日の過ごし方なわけです。
ま、ランチの記事が極めて少ないのは・・・・起きれないからなんですけどね(笑)
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by monsieur-enfant | 2009-03-12 03:48 | ルール ブルー