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なないろめがね

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帰ってきました。

珍しく、大きなトラブルもなく、無事に帰ってきました。
相変わらず慌ただしい旅となりましたが、いくつか収穫もありました。
またゆっくりここで書いていきますので、読んでやってくださいませ。

さすがにちょっと、疲れました・・・・。
今日は早めに休みます。
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by monsieur-enfant | 2009-07-30 23:09 | とりとめなく・・

「いただきもの」

先日・・・と言いましても、
なんだかんだ書き連ねてるうちに1週間は経ってしまいましたが、
「真のプロ列伝 ~同業者が選ぶ本当にスゴイ職人~」という番組がありました。
その中で、パティシエとして選ばれていたのが「オーボンヴュータン」の河田シェフ。
良いパティシエ、優れたパティシエは多くいれど、
こういう名目ならおそらく満場一致で選ばれると思われるシェフです。
僕が今更ここで紹介する必要もない方ですが、
番組中の一言をはたしてみなさんがどう思われるのか知りたくて書くことにしました。

僕が「影響を受けた」なんて、正直恐れ多くて言えません。
お見かけしたことはあれど、話したことはないし、今後もないと思います。
初めてお店に伺ったのは24の時。今から10年ちょい前ですね。
東京のパン屋さん巡りがメインで、今のようにパティスリーやレストランの知識はなく、
コムシノワの西川シェフが働いてらした・・・という程度の理由での訪問でした。
その頃は行くことが目的で、何か感じる為の基盤もないぺーぺーもいいとこでした・・・。

僕はね、一緒に働いた人で魅せられ惹かれ心酔したのは、日本人ではただ1人。
現「フール ド アッシュ」天野シェフ、ただ1人です。
物づくりにおける「精神構造」「味覚構成」、
フランスという国に対する「想い」や「敬意」、
そしてフランス菓子に対しての溢れんばかりの「情熱」、
学び、感じ、パクり(笑)、今の僕の職人としての骨格の全てを作ってもらった恩師です。
「ル シュクレクール」という店を作れたのも、
「良いブーランジュリって無いでしょ?」って仰ってた天野シェフに対して、
「良いブーランジュリだね」って言ってもらえる店を、
ブーランジェである僕が作ることが最大の恩返しだと思えたからなんです。
パティシエとして真摯にフランス菓子と向き合う姿に、
「この人のように僕は、ブーランジェという仕事に向き合えてはいないんじゃないか」
そう自問自答したことも、渡仏のきっかけになりました。
天野シェフのような職人になりたかったんです。
「ケ モンテベロ」というパティスリーを作ったのも、
天野シェフを通じて初めて本気のパティシエの生き様であったり、
フランス菓子というものに対する並々ならぬ想いに触れれたからです。
イルプルシュルラセーヌで学んだ天野シェフの、
「弓田さんの味覚を理解しようと、食事も採らず彼のお菓子ばかり食べていた」
という話を聞いたとき、鳥肌が立ったのを今でも覚えています。
方法が合ってる合ってないの話じゃありません。そこに「凄み」を感じたんです。
僕が大好きで尊敬する「パティシエ」という職業、基準は天野シェフなんです。
だから洋菓子だらけの関西の自称パティシエに腹が立ってきたんです。
何度も言うように、洋菓子を否定するつもりはありません。
洋菓子屋なのにパティスリーを名乗ってることが腹が立つんです。
パティスリーを名乗りながら、平気で洋菓子を売ってることが腹立つんです。
そして、平然と「パティシエ」だと言い放つ無神経さにも腹が立つんです。
ま、パン屋もしかりですが、こっちは酷すぎて収集がつかなくなるので辞めますね。
そして、やはり東京には「オーボンヴュータン」を始めとするという名店がありながら、
関西にはそのようなフランスのエスプリを感じる店がないジレンマがありました。
キャリアを重ねた方もいます。ルセットも氾濫している世の中です。
「やれない」んじゃないんです。
「やらない」んですよ、明らかに。
やらないなら僕がやろう、
それらをフランス菓子だと思われるくらいなら、
売れなくたって一石を投じれる店を作ろう、そう思ってモンテベロを作りました。

「ケ モンテベロ」が「オーボンヴュータン」を目指しているわけではありません。
ってか、目指してるなんて言うのも恐れ多い、到底辿り着けるレベルではありません。
でも先にも書いたように「影響を受けた」・・・と言うのも恐縮なんですが、
憧れました。純粋に「カッコイイ」、そう思えたんです。
それは何かを貫き通した先駆者としての姿、
突き詰め邁進する職人としての生き様。
その多くはパティシエやキュイジニエの姿から学んだものが多いんです。
「コートドール」の斎須シェフの本は何度も読み返しました。
フランスに旅立つ時に買って、しわくちゃになるまで読み返したのも、
当時のレストランのオーナーシェフたちのフランスでの修行時代のエピソードや、
今、日本で「フランス」を表現するために闘ってるシェフたちの記事が載ってた雑誌でした。
残念ながらパン業界、
河田シェフや斎須シェフのように身体を張って道を拓いて下さった方、皆無です。
「フランス料理」という文化を持ち帰り伝えようとしてくれたシェフたちがいて、
「フランス菓子」という文化を持ち帰り伝えようとしてくれたシェフたちがいた中で、
パン業界が持ち帰ってくるのはいつも目先の情報や知識、技術だけ。
「バゲットがどうの」「クロワッサンがどうの」、「ロデブがどうの」、
話はいつも「パン」単体のこと。
「ブーランジュリ」という文化を見て感じて持ち帰り伝えようとするシェフがいてくれてたら、
異業種のようにそれらを身体を張って店ごと体現してくださる方がいてくれてたら、
現在の決定的な意識や仕事のレベルの差にまでは
開いていなかったんじゃないでしょうか。もう少し、早く気づけたんじゃないでしょうか。
パンを作るには確かに専門の知識や技術が必要ですが、
パンを創るには、表現をするための源になる感性を磨かなくてはいけません。
そして「パンをつくる」以前に、仕事への姿勢や情熱が大切やと思います。
「好き」程度じゃ駄目なんです。「凄まじく好き」じゃないと駄目なんです。
月日が経った今も、「キュイジニエ」や「パティシエ」という職業と同じように
明確にフランスを背負った職業として「ブーランジェ」を名乗れる作り手が
はたして日本に何人いると思いますか?
温度差がありすぎるんですよ。温いんですよ、情熱の温度が。
本を読み、話を聞き、キュイジニエの壮絶な人生のドラマに心躍らせ、
パティシエの表現する「フランス菓子」に心を奪われ、
それらのシェフが闘ってきた「フランス」という遠い国へ想いを馳せれば馳せるほど、
日本の「ブーランジェ」という職業のあまりの曖昧さに違和感を覚え、
当時よくわからずにブーランジェだと思ってた自分に、
強烈な恥ずかしさすら覚えたものです。
実際、本国に忠実な(ラインナップ的に・・・ね)ブーランジュリが出てきたのは、
ここ数年来の「カイザー」や「ヴィロン」ついでに「ポール」などの、
海外組の進出まで無かったわけです。ホント、ここ最近になっての話ですからね。

僕が今回こんなことを書き始めたのは、一番最初に書いたとおり、
テレビで河田シェフが言っておられたこんな一言を、
ここからもう一度投みなさんに投げかけてみたかったからです。

  「古くからあるお菓子を
     
   売りやすいように曲げて商売するのはいけない。
        
      もっと、お菓子を大事にしなきゃ。」

                                  
安易に「パティスリー」と掲げる洋菓子屋さん、これを聞いてどう思うのでしょうか?
「日本人に合せました」「甘さ控え目にしました」そう言いながらも、
自身を「パティシエ」と名乗る方々、いったいどんな顔でこの言葉を聞くのでしょう。
もちろんこれはお菓子業界に限ったことではありません。
「本質」を歪めてしまってる全ての物事に当てはまるんじゃないでしょうか。
例に漏れず「ブーランジュリ」を、意味も知らず掲げるベーカリー崩れもそうです。
「俺らは俺らの業界やから」と菓子パンと合いまみれた商品を作り続けているうちは、
少なくてもこういう方々と本気で対峙することはできないでしょう。
「立地がどうの」「売り上げがどうの」「お客さんがどうの」
この業界に蔓延るお互いを守りあう合言葉のようなフレーズを並べ立て、
結局はそこまで貫けなかったことを言い訳にしながら仕事してるレベル同士が集まって、
進歩の無い傷の舐めあいに終始するのが関の山です。

こうした河田シェフのような先駆者が、
今でもひたむきに且つ頑なに自ら感じた「フランス菓子」を守り、
若者に交じり厨房に立ち情熱を傾けてる様を見て、
なぜ皆さんは安易に消費者へと流れることができるのでしょうか。
なぜそれらを「フランス菓子」と言えてしまうんでしょうか。
多少の罪悪感や羞恥心くらい持っててくれてるんでしょうか。
特に僕らのような若造クラスが安直にロールケーキなどに流れる様を見てると、
心から「パティシエ」と名乗らないでほしいと願わずにはいられません。
それらが「フランス菓子」だと、お客さんを騙さないでいただきたい。
「パティスリー」と掲げないでいただきたい。
ってか、なぜ平気でそ知らぬ顔で掲げれるのか聞いてみたいくらいです。
もちろん同じことはできませんよ。河田シェフだから出来ることもあるでしょう。
だからこそ・・・、僕らのような若造は、まずは実直に、そして誠実に、
「フランス」というものに向き合うことが必要なんじゃないでしょうか?
って言うか、そこから始めなきゃいけないんじゃないでしょうか?
向き合い、問い、悩み、考え、感じ、
初めて「pain」というものは何なのか、
「フランス菓子」というものは何なのか、
やっとうっすら見えてくるってもんじゃないんでしょうか?
自分が背おう「ブーランジェ」という仕事、「パティシエ」という仕事、
その本質を理解することなくチャけた仕事をすることは、
フランス本国や、先駆者のみなさんに対する愚弄や冒涜とさえ思います。
僕がその本質を理解しているとは言いかねます。
でも、その本質を知りたいと強く思っています。知らなきゃと強く思っています。
生涯かけて理解していくものだと覚悟を決めています。
今僕がやってることは、まだまだ赤子の戯れのようなものかも知れません。
でもその赤子でも、そんな方々のような職人に育っていきたいんだという意志があります。
周りに理解されなくても、利益率も生産性も悪くても、
僕は人生を揺さぶられた「フランス」というものを少しでも皆さんに伝えたい。
ただその一念しかありません。
そして実際働いたとかお会いしたとか関係なく、
こんな出来損ないの僕を導いてくださった出会いに対して、
それを形にし表現することが恩返しに当たるんやと思っています。
だからモンテベロのステンドグラスに「月」が浮かんでいるんです。
「自分で光ってるんじゃない。
いただいた光を僕が反射することによって光らせてもらってるんだ」
そういう自分への戒めが込められてるんです。

「もらったものはもらったもの。
 感動しただのなんだの言ったって、実際やってることは正反対。」

そんな不義理だけは絶対したくありません。
「感銘を受ける」とか「影響を受ける」とかって、受けるだけじゃ駄目なんです。
「受けたからどうなったか」が大事なんです。
受けた自分がどう生きてるかが大事なんです。
僕は想いをいただいた、お会いしたこともない方も含めて、
その素晴らしい職人たちに顔を合わせられない仕事だけはしたくありません。
それが例えお客さんの要望に沿えない理由になったとしても、
「良いなぁ・・・」「かっこいいなぁ・・・」と思って頑張ってきた自分から、
顔を背けて舌を出すようなカッコ悪いことはしたくありません。
みなさんもあるんじゃないですか?
ミュージシャンや俳優さんやアスリート。
近いとこなら、おじいちゃん、おばあちゃん、お父さんお母さん、
学校の先生だったりクラブの顧問だったり、
同僚だったり上司だったり、はたまたよく行くお店の店長さんやスタッフさんだったり。
さっきも書きましたが、「受ける」だけじゃ駄目なんです。
同じことをやる必要はありません。でも何も変わらないじゃ寂しいでしょ。
いただいた想いは自分の中に落とし込んで消化し、
ちゃんと表現していかないと。
なにも、いただいた方に見えなくてもいいんです。
僕もそうです。岸部でなんだかんだ言ってたって、誰の耳にも入りません。
でもね、そうやっていただいたものを僕なりに表現して生きていると、
隣で働いてるスタッフが、ちゃんと見てくれてたりするんです。
そう、もらってばっかりじゃなくて、今度は与える側になっていかないと。
そうすれば、少しずつですが良い想いは連鎖していくはずです。
良いお店だって増えていくし、良い職人も増えていくことでしょう。

僕はX JAPANのHIDEの生き様に、
「カッコいいなぁ・・・。自分もこんなカッコいい30代を過ごしたいなぁ・・・」
そう20代の頃、漠然と思ったものです。
これも大事な「いただきもの」。
僕なりに精一杯カッコよく生きてみたいと思っています。
やると決めたことくらい、本質を見誤ることなく、媚びることなく、
ただひたすら、真っ直ぐに。ただひたすら、真っ直ぐに・・・・。
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by monsieur-enfant | 2009-07-29 08:36 | とりとめなく・・

札幌、陽が差してきました~!
このまま晴れてくれたらいいな~。
今日はね、小麦畑とライ麦畑を見てきます。
良い景色をみなさんにお届けできたらいいなぁ~。

さ、これまた1週間、書いては消し、読んでは加え、
文章を入れ替え入れ替え、書いてた記事が書き終わりました。
なんだか結局同じことばっかり言ってるような気もするんですが、
同じことを何度も言ってたって、ブログのように日々は更新され、
更新された今日は、昨日という過去になっていき、
そしてやはり今を懸命に生きてる中で、過去は日に日に薄れていくわけで。
となると、やっぱり繰り返し言っていく必要もあるのかな・・・と。
自己弁護みたいになっちゃいますけどね(笑)
字ばっかりで読みにくいうえに、拙い文章で恐縮ですが、
飽きずに読んでもらえると幸いです。

さ、着替えて出発の準備しますね。
札幌からの更新は、これで最後になります。
ではでは。
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by monsieur-enfant | 2009-07-29 08:19 | とりとめなく・・

快挙!

おはようございま~す。
今日も札幌は曇天です。
ま、この時期、スカッと晴れろというほうが無理がありますね。
雨降ってないだけまだマシやと思って今日一日過ごします。
が・・・今日、何するかはさすがにわかってるんですが、
どこに行くのか知らないんですよね。
車で移動するので大移動になるらしいのですが・・・、ま、いいや(笑)

さて、快挙!です。
以前チラッと書いたことがあるアニメ「けいおん!」のアルバムが、
オリコンチャート アルバム部門でアニメとしては初の1位獲得しました!
・・・・どうでもいいっちゃ、どうでもいいっすね。
ま、快挙・・・ということで。

さ、一っ風呂浴びてきたし、今日も有意義な一日を過ごしましょう!
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by monsieur-enfant | 2009-07-29 07:09 | とりとめなく・・

北の国から

みなさ~ん。
今、僕は札幌に来てます。
理由は後々お話するとしまして、今朝お店に顔を出してすぐ飛行機に飛び乗り、
10時半くらいには北海道に着いてました。
明後日の夕方には帰って仕込みに合流という、いつもながらの強行スケジュールです。
が、今日の札幌、曇天というより「ギリギリ雨降ってない」という感じ。
時間が空いたので動物園でも行こかな・・・と思ったんですが、
暑くはないんですが、スゴイ湿度と陽の差さない天候にテンションも上がりません。
この歳のおっちゃんが一人で曇天の中、遠い目で動物たちを眺めてたらやばいでしょ?
おまけに「札幌の道は簡単や」と高をくくったのが仇となり、
滅茶苦茶迷ってホテルに辿り着きました。東西南北がね・・・ちょっと難しいんよね。
で、夜まで少し時間が空いたのでパソコンお借りして更新してます。
メインは明日なんで晴れてくれたらいいのですが、かなり微妙です。
良い景色でもお見せできたら良いんですけど・・・。

とりあえず、帰ったらボチボチ書きますのでお楽しみに。
あ、先週から書きかけの記事がありますので、
頑張ってそっちを先にアップしますので、それまでそっちを読んでてください。
またまたヘビーな内容ですから(笑)
では、では。
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by monsieur-enfant | 2009-07-28 16:32 | とりとめなく・・

先日、市内に行くと急に体調が崩れる原因が一つ判明した。
「人酔い」です(笑)
僕の部屋は、独り者の僕がダラけてしまわない様に作ってあるので、
意外とリラックス出来ないんですよね。よく「モデルルームみたい」と言われます。
生活感がないんですよね、生活してるのに(笑)
ですので、休日に市内で用事があるときは、最近頑張って早く出るようにしてるんです。
なかなか街を歩く機会も日頃ないので、
そんなときくらいブラッと歩いて買い物したり、
ショーウィンドーなどの街の景色や空気を観察したり・・・・。

この日も夜にお誘いがありましたのでブラッと北を歩きます。
初めて電車で行くとこなので、早めに移動するために地下に降りました。
四ツ橋線に行きたくて歩いてたら、着いたら谷町線。
「・・・・四つ橋線ってどこ?」
とりあえず地下に降りたとこに戻ってみても、
阪神、阪急、JR、御堂筋線、は表示があれど、四ツ橋線がありません。
駅員さんに聞こうにも、何かトラブったのか何人か並んでるし、
歩いてる人に聞こうにも、女性に声かけて怪しいキャッチやと思われたら嫌やし、
男性に聞くくらいなら・・・せっかくなら女性に聞きたいし(笑)。
「どうしよ・・・・」と思って円柱の柱にもたれてると、
上記の線に向かう人の流れがあっちにもこっちにも。
とりあえず、しゃがみ込みました(笑)
目が回ってきて気分が悪くなりそうだったので、地下を脱出。
四つ橋線が西梅田から出てるのを、大阪に住んで30年近くになりますが、
初めて知りました。昔、西梅田でも働いてたのに(笑)。

無事、四ツ橋駅に到着。
知らない駅にちゃんと来れた僕はちょっとご満悦。
でも地上に上がると、どこがどこだかわからずなくなってボーッと立ち尽くしてると、
下から顔を覗き込む女性が・・・・。
「これは、馴れない都会で身も心も迷子になってると思われてるんやわ・・・。」
はい、完全に宗教かなんかの勧誘かと思いました。
「すいません・・・・。こないだBBQに参加したものなんですけど、岩永さんですよね?」
うわ!こちらこそ宗教かなんかの勧誘かと思ってスイマセン!!(笑)
そう思ったのと、巡り廻ってたまたまBBQの時と同じシャツを羽織ってて、
「この人、このシャツしか持ってないんかな・・・と思われてしまう!」とパニくってしまい、
なんだか挙動不審な受け答えしか出来ず、申し訳ありませんでした・・・・。
探してたお店は結構すぐ見つかったので、ちょっと一休みに喫茶店へ。
「あ~、せっかく偶然お会いしたんやから、お茶くらいご馳走するべきやったかなぁ・・・」
と思いましたが・・・、
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見ての通りの「喫茶店」。カフェとかなら良かってんけどね。

相変わらず時間の管理が出来ず、遅れなければ1時間も前に着いてしまう僕。
切り盛りしてるおばちゃんと談笑しながら時間を潰す。これも良い時間。
相変わらずのおばちゃん受けの良さも再確認(笑)
さ、そろそろ行きますか。喫茶店とは目と鼻の先。
「中国料理 酒中花 空心」
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先に来てることに驚かれながら、チンタオビールで乾杯。
行きつけのお店らしいので、お任せでお願いしました。

きゅうりのタタキ
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まずは小皿でいただきます。
ピリッ、シャキッで、良いスタート。

前菜盛り合わせ・・・と言っても、一皿一皿それなりの量です。
よだれ鶏
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鶏がとってもやわらかい。
辛さは控えめですが、タレはご飯にかけたいくらい旨し。

黒トマトと台湾ピータンのコンポート
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ピータン、久しぶりに食べました。美味しいです。

皮のせんべい くらげの冷製 鯛の骨のジュレ
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これぞ食感の妙。香ばしさもプラスされ良い前菜です。

フカヒレと豆乳の冷製 パリパリ湯葉添え
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しっかり味付けされたフカヒレを豆乳と混ぜていただきます。
冷たい食感と喉越しが心地良いです。

空心菜の塩炒め
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「空心菜だ」と意識して食べたのは初めてかも。
塩味にニンニクの香りのシンプルな味ですが、良い塩梅です。

コハク酸の小籠包
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コハク酸とは、貝類の旨み成分らしい。
ちょっと割れただけで、これでもかと溢れ出るエキス。
目で見て幸せ、食べて幸せ。

紹興酒もなみなみと。
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やわらか角煮の特製黒酢酢豚
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この黒光った黒酢あんに、表面カリッのやわらか角煮・・・脳殺のビジュアルです。
中華蒸しパンの中を繰りぬいて、中に詰めて食べます。
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こういう食べ方、大好きです(笑)

ソフトシェルクラブの四川スパイス炒め
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出た!もう見ただけで目が辛い!
実際食べれるのは、青唐辛子とソフトシェルクラブだけ。
くっついた辛味グッズを避けながらいただきます。
脱皮直後のような柔らかい甲羅の食感は、少々残酷な感は拭い去れませんが、
「こういう蟹やねん」と言い聞かせ貪ります。
あ~辛いけど旨いっす!

ホロホロ鶏と桃の塩炒め
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結構、桃を料理に使うのは嫌いじゃないほう。
良い塩分で、柔らかい鶏とも好相性。ホッとする優しいお味。

苦瓜とアキレスと雪菜 コラーゲンの煮込み
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グツグツ煮えたぎる鍋ごとの登場。
熱いし辛いので、食べながら条件反射で「辛ッ」と言ってしまうんですが、
言いそうになったときにゴーヤが出てきて「苦ッ」となるんです。
こういうの、汗流し「辛ッ!」と言いながらハフハフ食べたいものですが、
「辛・・やっぱ苦ッ!でも辛ッ!そして熱ッ!」みたいな忙しい一皿。僕だけ?(笑)

ハムユイと揚げ豆腐の炒飯
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上に乗ってるのは自家製の 豆腐。厚揚げみたいな感じ。
それを崩して食べるんです。
かなり美味しい熱々のパラパラ炒飯に、
表面サクッ、中トロッの 豆腐の楽しい出会い。
でも・・・・家帰って彼女とか奥さんに、
「中華食べに行ったらやってたから」って焼き飯に厚揚げ乗せて出されたら、
「うそつけ!」って言ってしまうでしょうね(笑)
どうですか、このヴィジュアル。
今晩の旦那さんの食卓に「ドンッ」って出す勇気、ありますか?(笑)

マンゴープリンブリュレ
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個人的にはブリュらないで食べたかった。
なんでもブリュると、「マダム なんちゃら」を思い出してしまいます。

汲み上げ杏仁豆腐
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うん、美味しい。
でも酢橘をかけると甘みが薄れて、一気に冷奴になってしまいます。
ほどほどに。

名前、失念・・・
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夏ならではの一皿。
お塩をかけるとスイカ度アップ!

なんとも可愛い中国茶です。
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こういうお店、大好きです。
「創作」とか言って、突き詰めることを辞めた言い訳をする店や、
お客さんに歩み寄る部分を履き違えた店が多い中、実に潔い。
本気の店は、やはりお皿に入ってる魂が違います。
濃いんです。想いが濃いんです。
もちろん美味しいのも大切ですが、本気のお店はそこを越えた満足をいただけます。
そんな作り手の料理に出会えること、本当に幸せやと思います。
今日、そんな出会いを演出してくれたのは中学の同級生。
小学校の時は別の小学校でしたが、少年野球で顔は知ってたので長い付き合い。
かなり途絶えてたのが、ここ地元で店を開くことになってから、よく来てくれます。
パンを買い、ケーキを食べ、シュクレもモンテベロも満喫してってくれる有難い友人です。
何より、すごい応援してくれてます。これほど有難いことはありません。
中学の頃のヘタクソ野球部員の頃から知ってくれてる友人は、
何も気遣うこともありませんし飾る必要もありません。
さすがに外に出てるので完全にリラックスすることはありませんが、
比較的いつもより気楽に過ごさせていただきました。
ホント、貴重な時間をありがとう。お邪魔じゃなかったら、また誘ってね!
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by monsieur-enfant | 2009-07-27 23:32 | 空心

ここもまたご無沙汰してしまってたお店。
東京からのお客さんが来てたので、ご一緒に。
「ラピ」
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いつの間にやら、夜はコースのみ。
ただしプリフィックスなので何品から選べます。
今日はラピでは初のコースなのでおまかせで。

ガスパチョ
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と言っても、本当にシンプルなトマトのスープといった印象。
摩り下ろしただけに近いくらい爽やかなトマトに、
上に乗っかったパンに擦りつけたにんにくが良いアクセント。

ピュアホワイトのパンナコッタ
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とうもろこしなんですが、本当に甘い!この位置のお皿としては甘すぎるくらい甘い。
まんまデザートに使えそうな甘さですが、
下に敷いてあるパルメザンのソースの塩分が相まって良い塩梅に。

カバテッリ
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オレキエッテを細長く成形したパスタ。お初にお目にかかります。
この季節、カッペリーニを使った冷製全盛の中、「スルメ烏賊のカバテッリ」。
なんともラピさんらしいじゃないですか。

忘れちゃならないのが自家製フォカッチャ。
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「自家製」を謳うには、
僕はせめて2つの要素のうちどちらかは満たすべきやと思うんです。
その一つは、ラピさんやAIDAさんのように、料理同様美味しいということ。
もう一つは、本人が強烈な想いを持って作り続けていること。
ヨッテリア ガクさんやエルバウ デコラシオンさんがそうですね。
これはたとえ多少クオリティが低くても、
本人が現地で働いていたモチベーションを維持し続けるには
必要な要素であることが多いんです。
うちだって、売れなくても作り続けてるパンがあります。そういうのも必要なんですよ。
ただし、ある程度のレベルは最低限クリアすることが最低条件。
自己満足の「自家製」が多すぎるのは明らかです。パン屋目線の意地悪じゃなくてね。
「~産の~」だのメニューに踊ってる店で野暮ったいパンを出されると、
「あ、このシェフは、ここまで目が行き届かない人なんや」って、一気に冷めてしまいます。
パンだって、自家製であろうがパン屋から取ろうが、
自分の店で責任もって提供するものであることに変わりはありません。
片手間の自家製では、お客さんを馬鹿にするにもほどがあります。
本業と同じくらいの想いや責任のない「自家製」、勘弁していただきたいものです。

鴨とゴボウのラグーのタリアテッレ
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旨味凝縮。夏場あっさりしたものが多い中、こういう強弱はコースならでは。

仔牛のカツレツ
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あら、ラピさんらしからぬ「オシャレカツレツ」(笑)
プレゼンの仕方でこうも印象が変わるものなんですね。
万願寺唐辛子とリコッタチーズが添えてあります。

ティラミスと・・・・何かのアイス
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エスプレッソ
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以前はカルトだけだったのもあり、男前なお皿が多かったんですが、
コースになりポーションも小さく小洒落たお皿になりました。
女性でもたくさんの料理が食べれるようになりましたが、
前のポーションでもそれなりに食べてた僕としては、どっちでも良いかな。
何よりシェフ一人で作っているので、
「お客さんを少しでも待たせないように・・・」と思ってのコース一本。
「でもプリフィックスなので、結局あんまり変わってないんですよね(笑)」と、シェフ。
ま、そんなところもラピさんらしいです(笑)
マダムの体調もまだまだ万全じゃない様子。
夫婦二人でやってるんですから、二人がやりやすいようにすればいいし、
それを理解して楽しんでくださるお客さんと長い付き合いを築いていけばいいんです。
うちもそうですが、万人に受ける店は最初から望んでないのですからね。
上っ面ではないところを理解し応援してくださるお客さんを一人でも増やしていけるよう、
そしてそんなお客さんを決して裏切らないよう、そんなお店をしていきたいものですね。
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by monsieur-enfant | 2009-07-25 02:28 | ラピ

すいません・・・

ちょっと更新滞ってしまってますね・・・。
それから、いただいてるメールですが、なぜか返信できない状況にあります。
受信は出来てるんで読ませていただいてるのですが、返信ができないんです。
ちゃんと送れるようになりましたら、ちゃんとお返事書きますので、
少々お待ち下さいね。

取り急ぎ、ご連絡まで・・・・。
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by monsieur-enfant | 2009-07-24 13:15 | とりとめなく・・

いただきもの

先日のパリ祭の日に、こんなものをいただきました。
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そう、チロルチョコです・・・・が、良く見ると・・・・、
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そう、ちょっと粉が舞ってしまってて見苦しいですが、
シュクレのHPのTOPの画像です(笑)
なんでも、「デコチョコ」と言って、こういうのが出来るそうです。
楽しいサプライズ、ありがとうございました!

・・・でも、「Bou」が切れちゃってるんで「ランジェリー」になっちゃってるんですけど・・・。
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by monsieur-enfant | 2009-07-24 04:30 | シュクレクール

たまにはね。

「家でドライトマトを作ってみたんです」
っていうスタッフが、鯖と合わせたパスタをしようか・・・と言ってたので、
「こっちのほうが簡単やよ」
と教えたのが鰯との組み合わせ。
と言ってもオイルサーディンを使うので手軽で簡単。
トマトの甘みと酸味との相性も良いわけですが、
作り方を教えてあげてたら食べたくなったので家で作ってみました。
買い物に行ったら売ってた万願寺唐辛子を添えて。

鰯と万願寺唐辛子とトマトのパスタ
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見た目あまり良くないですが、栄養価も高く、案外「夏」の味がするもんですよ。
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by monsieur-enfant | 2009-07-22 03:05 | とりとめなく・・