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なないろめがね

「涼」を求めて。

この日はお昼にお蕎麦を食べに。
「すだち蕎麦で有名な・・・」と聞いてたんで、「あそこやな」とお店に直行。
「な~んや、今日から夏休みやん」と残念がってると、
「あれ・・・店名が違う・・・」 はい、思いこみでした(笑)
急いで今度はちゃんとナビに連れてってもらい、到着したのはランチタイムぎりぎり。
福島「まき埜」
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こじんまりした清潔感あふれる店内。カウンターでいただきました。

押し寿司
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鴨焼き
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出ました真打「すだち蕎麦」
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いやぁ、よく写真では見てましたが、実物はホントにキレイです。
ここだけ3℃くらい温度が低いんちゃうかと思うくらいの見た目の清涼感。
ただね、実はずっと「すだちまみれで酸っぱいだけちゃうの?」と思ってたんですよ。
それが、お蕎麦をすすると「ん?」 当たり前ですが、これがちゃんと旨いんですわ。
さらに旨いのがお汁。これは、これだけペットボトルで販売してほしいくらい旨い!
酸味はそんなに感じず、すだちの香り漂う透明感ある爽やかさ。
冷たい喉越しに暑さも吹っ飛びます。もちろん完食、完飲です!
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ごちそうさまでした!
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by monsieur-enfant | 2009-08-31 00:55 | まき埜

その場所と共に。

移転されたと聞いていながら全然行けてなかったお店に、
たまたまお呼ばれの声がかかり行って来ました。
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豊中「メゾン・ブランシュ」
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一階から二階にはエレベーターで上がります。
席につくなり、「以前・・・」と。
いやいや、前回の来店は移転前、もう2,3年前の話。
「多分、人違いかと・・・」と伝えると、
「沢山のパンを持ってきてくださいましたよね?」って・・・。
あ!思い出した!
以前、知り合いがここの2番で働いてたんです。
で、何回かパンを差し入れしたことがあったんですが、
ほとんど黙って「皆さんで食べてください」って置いて帰ってきてたくらいなので、
僕のほうが忘れてたくらいでした。
覚えてて下さるってのは嬉しいもんですね。

料理は「シェフおまかせメニュー」でお願いしました。
マグロのミキュイ ブルサンアイユ添え
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自家製パン
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カエルのムニエル
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お!と、思わずテンションが上がる。カルトであって気になってた料理が登場。
カエルを食べるのがフランス以来ってこともありますが、
ここ北摂でカエルを出し続けてることに頭が下がります。
皆さんの偏見もあるかと思いますが、肉質は鶏みたいなもんです。
臭みもないので、一度食べてみてはいかがですか?

リードヴォーのリガトーニ ポルチーニ茸のソース
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非常に美味しいリードヴォー。ポルチーニのソースともよく合います。
今日もワインがすすみます・・・。

北海道産ボタンエビのカダイフ巻
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シンプルなお皿ですが、海老好きとしては嬉しい一皿。
しっとり火入れされたボタンエビとカダイフの軽妙な食感に、思わず笑みがこぼれます。

フォアグラのソテー ガーリックコーン添え
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もうこの辺りで4杯くらいいただいてたんですが、
ニュージーランドのゲベルツトラミネールが面白かったのでちょっとご紹介。
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全然キャラ違いますよ。言われなきゃわかんないくらい。
同じ品種でも、産地でここまで違うんですね。
僕はほぼフランスオンリーでわずかな知識しかないので、
どうしてもかたよってしまいがち。
そのくせ大したこだわりもなく、ただ楽しく飲みたいだけなので、
こうした楽しい出会いは大歓迎。お任せの醍醐味ですよね。

まと鯛のソテー ズッキーニのムース
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ソースはしっかりした甲殻類のソースなんですが、
ズッキーニのムースが良い感じで軽さを演出。まと鯛の火入れもバッチリです。

みょうがのグラチネ
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お口直しです。
みょうがを使うのは初めて食べますが、案外あうもんですね。
グラチネには涼しげなガラスが多い中、こういう食器もコースの良いアクセント。

イベリコ豚のグリエ
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枝豆のブランマンジェ ミルクソース
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本日のデザートから・・・。
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ミニャ
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最後はエスプレッソで。
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移転前に来させていただいたのがランチだったこともあるでしょうが、
まるっきり印象が違いました。
非常にシンプルでベーシックなお皿が多く安心感があり、
サービスも心地よく、お任せしたワインのチョイスも楽しく、
料理とともに、良い時間を演出してくださいました。
やってみればわかると思いますが、やはりそう簡単ではないんですよ、北摂って。
特に僕らのような庶民よりではない職種は、そりゃ市内のほうが楽やと思います。
雑誌に出たら、すぐ飛びついてもらえますしね。
うちなんか、ほとんどノーリアクションでしたよ、ホント(笑)
もちろん家賃も高いですし、市内は市内の悩みもありますから、
横並びにした比較はできませんけどね。
ようはね、やはり「覚悟」と「潔さ」じゃないかと思うんです。
お店っていうのは、作り手がいて、場所があって、初めて成り立つものですが、
お店を作るってことは、ただ土地の上に箱を作る作業じゃなくて、
その地域の一角をお借りして景観の一つを形成するってことなんです。
すごい責任あることなんです。すごい責任を負わないといけないことなんです。
簡単にやってしまっていいものじゃないんです。
なんかね・・・、その場所に対して、どれだけの思い入れがあるのか、
それを土地がわかってるんじゃないかな?って思うんです。
その場所を愛し、その場所でやれてることに感謝してたら、
なんとなく人も呼んでくれるんじゃないかなぁ・・・って思うんです。
反対に、場所のせいにしたり、安易に移転する人らは、
おそらくその土地に気に入ってもらえないと思うんですよね。
「北摂だからダメだった」とか能書き垂れて市内に出はる方もおられるようですが、
郊外でも人を集めてたならまだしも、それすら出来なかった人間が成功するほど、
市内も甘くはないですからね。人が来ない理由はね、
だいたいは自分の中にあるもんですよ。
その点、ここは一軒家を建ててしまいました。
いろんな誘いもあったはず。実際、かなり迷ったそうですね。
それでも今までやってたお店の向いに建てました。
「ここで生涯やっていくぞ!」
そんな気概を見せられたこの土地は、さぞかし嬉しいかったと思います。
気に入ってもらえたと感じたこの土地は、さぞかし嬉しいと思いますよ。
きっと良い空気を運び、たくさんのお客さんを呼んでくれることでしょう。
場所ってね、そういうもんじゃないですかね?
上に建てる箱云々じゃなくて、そこの場所に対する思い入れ。
そこを道楽や踏み台と考えているのか、そこで勝負しようとしてくれてるのか、
応援する力も変わってきて当然じゃないですか?
最初に載せたお店の全景。
とても誇らしげで、決意と信念を滲ませた、堂々とした良い佇まいです。
しょうもない数合わせの「北摂特集」なんか組んどらんと、
こうした難しいことに正面から挑んでる覚悟を紹介すべきなんじゃないでしょうか?
北摂住民もそうですよ。
こういうお店をもっともっと愛していかなあかんのじゃないんですかね?
じゃないと、どっかいかれちゃいますよ、ホント。
ついでに、シュクレとモンテベロも末長く宜しくお願いします(笑)

ちなみに、
うちはここから居なくなるなんて暴挙は恐ろしくて出来ませんのでご安心を・・・。
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by monsieur-enfant | 2009-08-30 00:29 | メゾン ブランシュ

VS終電

あの空気が忘れられず、また再訪したのは「弘屋」さんの夏休み直前のこと。
前回の話でメチャクチャ行きたがってたスタッフを連れて、北新地へ。
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早速、シャンパーニュでスタート。
グージェール
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荒川白桃とフランス産生ハム ぺルノーと芽シソ風味
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桃と生ハムは好きな取り合わせ。
桃にはぺルノーやオリーブオイルを纏わせ、芽シソがメチャクチャ良いアクセント。
それでいて全く「和」を感じさせない使い方。こりゃ、センスですよね。

山形産だだ茶豆の冷製ポタージュ 温泉たまごとサマートリュフ
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よくこんな料理が、こんな厨房から出てくるな・・・と、いつも感心します。
お気楽なカウンターで、お気楽に食べさせてもらってますが、
完全なレストラン料理ですからね。

バーニャカウダ
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お任せの中で唯一のリクエスト。
野菜の旨さもさることながら、パンチの効いたソースをパンで拭うのも楽しみ。
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蟹の剥き身 ガスパチョのジュレ
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ガスパチョより野菜の旨みを押し出したジュレ。
これが蟹に合います。キレイな一皿ですが、しみじみ唸る深い皿。
これには何を合わせたっけな・・・。
空腹で来てシャンパーニュ2杯で始まって、
一皿一杯くらいで飲んでたのでよく覚えていません・・・。

蒸し鮑のサルミ仕立て 根セロリのピューレ
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失礼ながら、なんでこんな鮑がこんなとこにあんの?
あまり「旨い!」と感じるより「こんなもんか」と食べることが多かった鮑。
素直に旨い。肝を使ったサルサソースもドンピシャです。


上州牛フィレ肉のシンプルなステーキ
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赤身のしっかりした上州肉に合わせたのはフォアグラの脂質。
日本人好みの霜降り肉だと胸焼けしてしまう組み合わせ。
そこにロックフォールのアクセント。やはりワインありきのイマジネーション。

茨城県産仔牛アバと夏野菜のタヤリン
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簡単に冷製で来ないとこも「らしい」と思う。
そしてこの旨さも、やっぱり「らしい」と思うパスタなわけです。

愛媛県産海水雲丹の冷製フェデリー二
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まだ食べれたので追加をお願い。
見た目も涼しげなフェデリー二。酢橘を搾っていただきます。
「赤も合いますよ」とのことでお任せを。
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ゆるい空気に、ゆるいシェフ。サービス陣は美人揃い。
楽しい会話に美味しい料理。そりゃお酒もすすみますよね。
同伴のうちのスタッフも食うわ飲むわ、他のお客さんに絡むわ(笑)
全く僕の存在なんてお構いなし。楽しんでくれたようで何よりです。
緊張されて固くなられるよりは全然オッケーですもんね。

バナナのプリン ココナッツのソース
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エスプレッソ
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今日も気持ちよく酔いも回り、涼しくなった夜の梅田を歩きます。
と、どっかの景色とフラッシュバック・・・。
まさか!今、何時!?走れ~!!
先日のアキュイールさんの帰りの二の舞になるとこでした。
ヤバかった・・。学習能力の無さを露呈してしまいました。
ま、これで最近のVS終電は一勝一敗。良しとしますか。
ただ、夏休みの東京で連敗することになるとは、この時、思いもしませんでした(笑)
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by monsieur-enfant | 2009-08-29 00:38 | 弘屋

戻るべき場所

夏休みの記事の前に、
夏休みの前の記事が数点。
が、それらをすっ飛ばして、まずはこの記事を書かないと・・・。

以前、ブログで紹介したブーランジェがお店を構えることになりました。
開店の知らせのメールが来たのは直前で、僕はまだ夏休みを東京で過ごしていました。
その日は8月24日の月曜日。場所は南船場。
店名は「サミー・プー」と言います。
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僕が伺ったのは写真の通り、日が暮れた8時前くらいやったかな?
混雑は避けたいけど何とか当日に顔を出したくて、夜にやってきました。
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こう見ると広く見えますが、以前ブログで書いたように8坪くらいしかない小さなお店です。
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時間も遅く、完売した店内ですが、見えてる部分が店内の全てです。
「どこどこでシェフやってはった・・・・」と言えば、
おそらく誰しも「あ~!」と思い浮かぶお店のシェフでした。
本人がおそらく語りたがらないでしょうからあまり言いませんが、
本当に波乱万丈の人生を送ってこられた方です。
降りかかる不幸や、負わされる濡れ衣、追い討ちをかける病や身に覚えの無い借金。
ドラマや小説ならまだしも、現実に起こり得るのかと耳を疑うことが続きました。
苦しみながらも、不本意ながらも、シェフとして店を継続させるために死力を尽くし、
結果、オーナーに裏切られるという身も心もズタズタになる出来事もありました。
その後、いろいろ見失ってた時期は多くの方にも迷惑をかけたかも知れません。
満身創痍の中、指まで大怪我をし、もうパンの世界には戻れないだろうと、
下水や汚物処理の仕事を数年繰り返してたそうです。
その間、共通の知り合いの方にも「岩永君には言わないで下さい・・・」と、
いつか胸を張って会えるときまでという想いを秘めて働いていたそうです。
僕は音信普通の友人の連絡を、ただ待つしかできませんでした。

彼は本当に純粋な男です。
あまりに純粋すぎて、他人と上手く調和が取れないこともありました。
それでもただ純粋にパンを愛した男でした。
やっぱり彼は、帰ってきました。自分の、戻るべき場所を見つけて・・・。
今、彼は一生懸命パンを焼いてます。
パンに向き合えることに、身体いっぱい喜びを感じているはずです。
雇われシェフという立場なので、
もちろんお店も店名も商品も、全部思い通りになるわけではなかったでしょう。
ただいずれは「彼のパン」を焼いてくれる日が来るはずです。
持ってる知識も能力も情熱も、おそらく僕は彼には勝てないと思います。
でも僕は、自分の少ない能力を精一杯発揮できるステージを自分で作りました。
いくら能力があっても、その一部しか出せなければ意味がありません。
それは他人に用意されるのではなく自分で切り拓くものです。
他人に求められるのではなく、自ら表現していくべきものです。
これからも沢山の葛藤と闘うことになるでしょう。
でも、楽しいでしょ?辛いけど、楽しいでしょ?
それが、好きなものを生業にするということなんじゃないですかね・・・。

まだオープン間もないお店ですが、
どうぞ長い目で見て応援してあげてください。
気にかけていただき、たまに近くを通った時にでも寄っていただければ嬉しいです。
お花を抱えて訪ねた時、僕の手を取り、崩れそうになりながら繰り返した言葉、
「嬉しい・・・。一番来て欲しかった人に来てもらえた・・・。」
どんな想いで僕との連絡を絶ってたのか、どんな想いでパンから離れてたのか、
そしてどんな想いで今帰ってきたのか・・・・、
いろんな想いに溢れた言葉に、胸が詰まりました。
そしてまたこうしてパンと共に生きはじめた姿を、
誰よりも、誰よりも嬉しく思うのでした・・・。
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by monsieur-enfant | 2009-08-28 03:40 | サミー・プー

残暑見舞い申し上げます

長い休みをいただき、ご迷惑をおかけしました。
スタッフみんな、良いリフレッシュになったことと思います。
僕はと言えば、今年はそれなりにゆっくり過ごしました。
叔父と祖母の初盆ということもあり、千葉に帰省。
それに絡めて東京でブラブラしてました。

ブログも休んでる間も沢山の方が覗いていただいてたようで感謝しております。
そんな夏休みの様子も徐々にアップしていきますので、お楽しみに。

さ、とりあえず明日から営業再開です。
思いのほか涼しくなり、最大の難関の岸辺駅からの道程も例年よりはマシになるかと。
休みボケ全開のスタートやと思いますが、またシュクレに会いに来てやってください。
ボチボチやっていきますので、今年の後半もモンテベロ共々、宜しくお願いします。
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by monsieur-enfant | 2009-08-27 14:37 | とりとめなく・・

夏休み、いただきます。

今日から暫く、夏休みをいただきます。
その前の土曜、日曜と、ちょっと普段出ないパンを出しました。

パン ペルデュ オ マング ア ラ ポロネーズ
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あ、これ、焼く前ですね(笑)
ブリオッシュで作ったフレンチトーストみたいなもんだと思ってもらうと、
イメージしやすいかと。
100%オレンジジュースで作ったアパレイユで浸し、
少量のパティシエールと角切りのマンゴーを挟みました。
上にかかってるのは、イタリアンメレンゲ。
こういうイタメレを被せて焼く「ポロネーズ」というお菓子があるんです。
「そういうわけで・・・」
と、隣のモンテベロに持って行きました(笑)

サンドイッチ ショー イタリエンヌ
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プティパンに、玉ねぎ多めのトマトソースとモッツアレラ、
ソテーした茄子を挟み、焼き上げました。
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モッツアレラもとろけて良い感じです。

さ、ここからは告知してたパンです。
来れなかった方も沢山おられると思いますので、
あの北海道の畑の麦が、どうなったのか見てやってください。
まずは美瑛の麦畑。
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それが、シュクレで、こうなりました。
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普段はこういう粉を単体では使いません。
僕が描くのは、あくまで「フランス」。国産単体では弱すぎるんです。
触って嗅いで舐めてみると・・・「あはははは。やっさし~」。
いつものうちの粉に比べると、拍子抜けするくらい物足りない。
でも今回は、その畑、収穫風景、そして産地限定の粉が手に入ったこともあって、
あえて単体で作らせていただきました。
雑味や香りも少なく、甘みが感じられる粉ですが、
実は皮をカプカプするのが美味しいです(笑)
仕込みの時も、真っ白でプルプルな生地に
思わず「可愛い~!」と声をあげてしまいました。
ある意味「らしくない」パンですが、北海道に行かなければ作らなかったパンでした。
少ない香りを必死で香らせようと、噛み締めると旨みを染み出せようと、
なんだか健気なパンだと思うのは、現地に行ったから・・・なんでしょうか。
このパンに、会えて良かったです。

次は上川町の山上で見たライ麦畑です。
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さっきの美瑛のパンは、美瑛の粉を使った、
映像から生まれたイメージを完結させるためのパンでしたので、
100%美瑛産を使いましたが、次は違います。
この広い台地に真っ直ぐ伸びるライ麦畑をイメージしながら、
3種の北海道産小麦を使って作りました。
そのうちの50%が北海道産ライ麦の全粒粉です。
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ちょっとボソボソする食感は、ライ麦の全粒粉を使ったからです・・・が、
後から見るとこの粉、通常の2.5倍くらいの値段してました(笑)
うん、しっかり健やかで、力強い、無骨で良いパンになりました。
うちのライ麦のパンとは全く性格が違いますが、またいつか店頭に出るといいですね。

そんなこんなで前半最後の営業が終わりました。
涼しかったのと、長期休み前というのもあって、
真夏としては珍しく沢山のお客さんに来ていただきました。
この2日間、2徹で迎えた僕は最終日に息切れしてしまいましたが、
皆さんの夏休みとも重なったのか、普段見ないお客さんの顔も見受けられ、
気持ちよく休みに入らせていただけそうです。

うちのスタッフもなんだかえらく前向きで、
シュクレ、モンテベロ合わせると5,6名、東京にお店を見に行ってくるそうです。
他にも早くから休みの予定を立ててたり、こうして楽しんで過ごしてくれる様を見ると、
休みをあげるほうも嬉しいものす。日頃は仕事尽くめですからね。
また刺激を受けたり、リフレッシュしたりして、休み明けに顔を合わせるのが楽しみです。

仕事終わりは差し入れのアイスを皆でいただきました。
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では、しばらくお休みをいただきます。
更新も滞ると思いますので悪しからず。
あ、それから、いまだにメールの返信が出来ません。
受信は出来てるので拝見させていただいてはいるのですが、返信ができない状態です。
質問など急を要するものなどは、夏休み明けに電話もしくはFAXにてお願いいたします。

さ、今日はゆっくり湯船に浸かって、ちゃんとベッドに横になって・・・と思ったら、
もう3時半ですわ(笑)
ヤバイ・・・娘と映画行く約束をしてたんだっけ・・・。
寝坊したらどうしよ・・・ってか、映画館では確実に寝てるでしょうね(笑)
では、この辺で失礼させていただきます。
おやすみなさい・・・。
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by monsieur-enfant | 2009-08-17 03:33 | シュクレクール

最近、よく本を読むようになりました。
なので、フラッと本屋さんによく行きます。
だいたい何を買うかは決めずに寄って、ノンジャンルで目を惹いたものを手にしてみます。

この日も仕事終わりに何の気なしにフラッと立ち寄った本屋さんで、
「あ・・・」
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別格です、桑田さん。
醸し出す雰囲気が本棚でも別格でした。
憧れ続けた「18番」。彼ほどこの番号が似合う投手はいないと思います。
松坂も、マー君も同じ番号ですが、彼は背中に彫り込まれてるんじゃないかというくらい、
この背番号を文字通り、背負い続けた男です。
どれだけ重くても、逃げずにこの番号と共に生きた男です。
桑田さんのように、背中から生きざまが漂ってくるような、
そんな人間になれたらと、心から尊敬する一人です。

現役を引退されて、久しぶりに眼に映った躍動するユニフォーム姿。
目が合った瞬間「あ・・・・」と、立ち止まってしまいました。
同時に胸がキュンとなり、やっぱり好きなんだという気持ちがジワジワ高まってきて、
その気持ちがまた嬉しくて、吸い寄せられるように手に取り、
夢中で観てた少年の頃のように、うっとりとしながらもキラキラした眼差しに、
満足感を加えた恍惚の表情で、大事に胸に抱えレジに並びました。

・・・・今思えば、絶対いやらしい本買ってるオッサンやと思われてたと思います(笑)
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by monsieur-enfant | 2009-08-13 23:58 | とりとめなく・・

短編3部作

テーマ 「結果論」

その①
異常気象による災害が増えてますよね。
なんかね、見てて腹立つんですけど、
「梅雨前線の名残の温帯低気圧に台風が刺激を与え、積乱雲が・・・・」
起こる前に誰か言ってましたっけ?
「危険です!!早く非難してください!!」
危なそうな地域に赴いて大声で叫んだ人、いるんですか?
どこの局のどの気象予報士も同じ。
淡々と続く事後報告に結果論の詳しい説明。
いやいや、災害でグチャグチャになってるとこもあるのにそんな情報要りますか?
それはあなたたちが今後に生かすために猛烈に学習しなきゃいけないことでしょ。
今現在、もう起こってしまってることなんですよ。
「すいませんっ!!ここまで酷くなるとは予想できませんでした!!」
そんな気象予報士、いませんもんね。
ま、そんな責任も彼らのはないんですけど。
でもそうなると、
所詮、天気図を見るだけのお飾りか・・・・、そう思わざるを得ません。

その②
延々と現在の不況の要因を得意げにテレビで話す方々。
じゃ、そうなる前に防げよ。
結果論ばかり並べてご満悦。起こったことを順に説明してるだけ。
もちろん打破する策は浮かびません。
そんな「まだ起こってないこと」を言っちゃったら、
それがダメだった時を待ち構えて結果論で解説する方々の
格好の餌食になってしまいます。
結局、誰かがするのを、何かが起こるのを、解説するために待ってるんです。
おそらく景気が回復したら「わかってました」的な顔で、
回復した要因を延々話すんでしょうね。もう、うんざりです。

その③
何かが起こる前に何かをすると、
何かが起こればいいが、起こらなければ嘘吐き呼ばわりのこのご時世。
同じことを志してても、結果がでれば一夜にしてヒーローに祀り上げ、
結果が出なければ手のひら返して「罪人扱い」。
ケチョンケチョンに扱き下ろすくせに、
その後、表舞台に駆け上がった時には「やると信じてた」。
あはははは・・・・ふざけんなよ、世論とやら。
昨日まで知らなかったくせに・・・・、
ずっと側で応援してたわけではないくせに・・・・、
その人の何も知らないくせに知ろうとしないくせに・・・、
メディアに踊らされて舞い上がって、
自分の思い通りにならなかった結果に対して起こる不平不満。
身勝手もいいとこです。
精一杯の結果が感動や共感を生むことはあっても、
見ず知らずのあなたたちのために人生捧げてるわけじゃありませんから。
本人が納得してたら、それが最高の結果なんです。


何かをぶち破って踏み出した一歩は、
どれだけ正確な分析結果より価値がある。
上手く言えませんが、僕は絶対そう思います。
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by monsieur-enfant | 2009-08-13 02:06 | とりとめなく・・

プリン論(笑)

美味しいものをいただくことしか最近エネルギー補充が出来なくなってますが、
逆にそれが充たされなければ週末を迎えられないわけでして・・・・。

この週はそれなりにいただいたものの、なんだか消化不良・・・。
どうしようかと悩んだ挙句、モヤモヤを解消するために仕事終わりに電話して直行!
肥後橋「ルールブルー」さん
・・・なのでメニューはザックリと。驚くほどザックリと(笑)

シーフードサラダ
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とうもろこしの冷製スープ
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熊本直送 朝市野菜のバターソテー  これはもう暗記してます(笑)
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プリン
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とりあえずサラダと、
あまり見ないスープがあったのでスープと、
いつものお野菜のソテーと、
肉は鴨で、
プリンでお願いします・・・・と、
遅がけに入ったものでザックリ一気に注文したのですが、
ちゃんとメニューも見てなかったので、こんなんになっちゃいました(笑)
知ったかで書いて間違ったら超恥ずかしいですし迷惑かけちゃいますからね。
知らぬものは知らないんです。

あ~、でもいつ来ても旨いです。
サラダを一口食べてだけで、グッとピントが合ってるのを感じるんです。
「やっぱり来て良かった」 
毎度そう思わせてくれるこのお店は、僕の中では殿堂入りの安定感。
まず間違いないです。
ソースの美しさもピカイチ。鏡面のような艶やかさです。
フランス料理のなんたるかが、ここにはあると思います。
で、隠れファンのプリン。
なんか、この気だるさが良いですよね(笑)
なんて言うか、若くてピチピチつやつやのギャル(死語ですね・・・)じゃなく、
ちょっとね、哀愁漂うというかね、疲れもお肌に出てきてね、
ピークを越えてちょっと下りだした・・・みたいな虚脱感を醸し出しててね、
それでいて余裕を感じるといいますか、プッチンプリンにはない色気があると言いますか、
決してプッチン・・・がお嫌いかと言われるとそうではないんですが、
あまり張り詰めたピチピチ感よりは、若干緩んだ感じのほうが女性らしいかと・・・って、
もちろんプリンの話ですけど、何か?(笑)

結局ダラダラ遅くまでお話させていただいて、
いつも本当に良いリフレッシュをさせていただいてます。
・・・・なのにメニューも覚えず、こんな記事でかたじけない!(笑)
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by monsieur-enfant | 2009-08-13 01:43 | ルール ブルー

望郷

この日は先日帰国したばかりの友人との最後の外食・・・ということで、
「時差」を確かめにあえて連れてく意地悪な僕(笑)
安土町「ル ヌーパピヨン」さんでランチです。

パリで暮らし、パリで働いてる友人。
それが普通になってるわけですから、今一番僕が緊張する食べ手やと思います。
帰国するや否や、シュクレ大好きな友人は前触れなく来てくれるんです。
若干、心臓に悪いんですけどね(笑)
今回もシュクレのパンは事なきを得たので、ヌーパピさんを巻き沿いに。
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どう見てもパリやもんね(笑)
実際友人も感心してたし。良かった良かった。
でも、帰ったら食べれるものだから別に嬉しくなかったかな?
こっちは今年行く予定で、もちろん向こうで会う予定でしたので、
なんだか複雑でしたね・・・。切ない・・・・。
来年こそ・・・とか言ってたら、
うちのスタッフみんなが「行きたい!行きたい!」と。
いやいや・・・気持ちは嬉しいし、言うのはタダやけど・・・・。
よし!社員旅行(ごく一部のみ援助)、行きますか!!(笑)
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by monsieur-enfant | 2009-08-13 00:55 | ル ヌー パピヨン