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なないろめがね

僕らってね、所詮弱い生き物で、
やっぱり一人では生きていけないんですよね。

人と絡み、必要とされ、初めて存在価値って生まれると思うんです。
自分はここに居るんだ・・・って、実感できると思うんです。
「一匹オオカミ」と言われる人だって、
周りに「一匹オオカミ」と評価されるまで貫いて初めて存在として認知されるわけで、
単なる強がりや自己満足程度の一匹オオカミでは、
群れから逸れてることすら誰にも気づかれずに朽ちていくのが関の山です。

そうして人は人と絡み、擦れ、ぶつかり、支え合い、成長していくんやと思います。
なのに自分が苦しくなると、辛くなると、結局大事なのは自分自身なわけで。

楽しいとき、嬉しいとき、いわゆる機嫌が良いときって、
大概誰しもそこそこ良いヤツじゃないですか。
人間の本質なんて、そんなところには決してないわけで、
追い込まれたときに初めてどんな人間なのかっていう人間性が見えると思うんです。
苦しかったり、辛かったり、そんなときに何を思えるのか、どう振る舞えるのかが、
その人の本質だと思うんです。

今の子ら・・・・という表現は好きではありませんが、
往々にして結論に達するまでの過程が短すぎますよね。
苦しい、辛い・・・・・、現状から逃げたい。
なぜそこに直結するんですかね?
頑張る理由、辞める理由、それしかないんですかね?
調子の良い時は「頑張る理由」が見えていて、
調子が悪くなったら探すのは「辞める理由」。
「頑張らなきゃいけない理由」や、「辞めるわけにはいかない理由」など、
過程において新たに生まれてきてるはずのものには、全く目が行かないんですね。
自分が良ければいいんです、他人の想いなんてどうでもいいんです。
一刻も早く、解放されたいんです。
ただそれだけ。
苦しいから辞める、辛いから逃げる。
表面的には結局自分が可愛いだけやと映りますけど果たしてそうなんでしょうか。
自分が可愛いなら、逃げる選択は自分の為にはならないでしょう。
単なる現実逃避。そんな状況にいる自分に我慢できないんです。
迷惑かけてる自分、怒られてる自分、上手く行かない自分、
そんな現実に耐えれないんですよ。
今まで何も頑張ってきてない分際で、落ち込むことだけは一著前。
今まで落ち込んだ経験が少ないのは、単にチャレンジしてる数が少ないだけやのに。
僕には必然にしか映りません。やってないから出来ない、簡単な道理です。
今の世の中、頑張らなくてもある程度のことなら与えてもらえます。
親が周りや世間体を勝手に気にしてくれて、
チャレンジもしない子にただただ与えることによって、
苦しまなくてもそれなりに得れる世の中を生きて来てることによって、
鼻くそほどの頑張りで何か得られると思ってる甘ちゃんが増殖してきてるわけですよ。
そこんとこ、気づいてらっしゃるんですかね?

落ち込むにもね、資格がいるんですよ。
必死にやって、本気で頑張って、それでも及ばない人間が、
悩み、もがき、苦しみ、落ち込む権利を得るんです。
一生懸命やった結果なら、絶望もするでしょう。
でもそれも、やったからこそ得れる感情なわけで。
わかりますか?それが「落ち込む」ってことなんです。
下を向くのも自分や現実から目を逸らしてるだけ。
単なる同情を乞うポーズに過ぎません。
今が過ぎ去るのを期待して、安い期待を違う未来に描いてる。
小石すら自分で払いのけて進むこともしないくせに、
小石を避けて進む術は、どこで教わったのか、ちゃんと知ってるんですね。
だけどね、現実が入れ替わっても、
元凶となる自分が一緒なんやから、何も変わるわけないのに。
馬鹿はそこには気づかないんです、残念ながら。

目先のことから逃げるのは簡単。
でもね、逃げてるのは果たして目先のことだけなんやろか。
何かにぶつかっては逃げて、
ぶつからないで得れるものだけ収集する人生を歩み、
気がつけば「挑む」という気概すら持ち合わせない大人の出来上がり。
それって、人生そのものからも目を逸らしてるんじゃないですか?
少なくとも、自分の人生を大切にしてる人の選択ではないと思います。
もっと大切にしなきゃ・・・・。
自分の人生、なんで周りの方が必死になってるんよ。
なんで自分自身でもっと大切にしてやらんのよ。
なんで真剣に自分自身と向き合わんのよ。
僕らは所詮応援しかできません。
歩みを進めるのは自分の自身の足であり、自分自身の意思なんです。
そんな子らが親になり、はたしてどんな言葉を発するのでしょう。
どんな背中を見せてあげ、どんな生き様を伝えれるのでしょう。

人は人により成長させてもらい、知らない自分も、足りない自分も、
人と触れ合うことで見つけ、補って補い合って生きていくんです。
前にも書きましたが、「出会い」とは出会うことを指すのではありません。
布と布を重ねても、それを繋げることはできません。
糸と針を使って、「紡ぐ」行為があって、初めて二枚の布は繋がるんです。
人も同じこと。会うだけでは何も繋がりません。
出会いを自分で紡いでいかなければ、すぐに解けてしまいます。
紡いで、繋げて、初めて「出逢い」という大切な宝物が生まれるんです。
最初は上手く紡げないこともあるでしょう。
針と糸が苦手な人がいるように、想いを上手に伝えれらない人もいるでしょう。
だけど、辞めちゃだめだ。
投げだしちゃだめですよ。
ヘタクソでもなんでも、一生懸命紡いだ糸は、そう簡単には解けません。
そしてそのうち、少しずつ少しずつ、上手になっていくもんです。
気付いたら、知らず知らずのうちに紡いだ糸が、
知らず知らずの出逢いを繋げていってくれてることでしょう。

出会いは単なるきっかけ。
紡いでこそ、繋がってこそ財産。
今年になって和歌山から出て来た女の子が一人。
早速2度も「辞めさせてください」宣言。
ま、なんとか踏みとどまり、不器用ながら、
必死に毎日毎日紡ぐ作業に明け暮れています。
決して綺麗ではない一本一本の糸の軌跡が、
どうか自分を支える強さへと変わる日が来ますように・・・。

明日からは東京から出て来る女の子が一人、新しく加わります。
シュクレもまた今年一年、幾つもの出会いと別れがあることでしょう。
でもそれによって織りなされ彩られるのが人間模様。
うちのパンやお菓子が、お客さんとの間を紡ぐ針や糸のようになってくれたら・・・・と、
そんな想いも込めて、今日もパンを焼くのです。



P.S ちょっとずつ、年明けから書き綴っていた記事です。
こんな状況下で、一気に書き上げるエネルギーはありませんのでご心配なく。
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by monsieur-enfant | 2010-01-28 17:48 | とりとめなく・・

作れど作れど・・・・

えっと・・・
ちゃんと生きてますから(笑)

先日放送された、朝日放送「週末の探検家」。
とっても多くの温かいお言葉をいただき本当にありがとうございます。
うちの母も、どうやらこの番組はよく観てたようで、
「立派になって・・・」と、柄にもなく泣いてました(笑)
この仕事を始めてから、コロコロと6店舗も職場を替え、
ほとんどが始発~終電・・・いやそれ以上の職場ばかり。
周りに散々迷惑や心配もかけてきましたが、
まさかこういう形でこの仕事で恩返しや親孝行が出来るとは思ってませんでした。
僕のような素材で、単調な「パン屋」という仕事にも関わらず、
良い番組に仕立て上げていただいた番組スタッフの方々、
この場・・・など見ないのでしょうが、
この場をお借りしまして、改めて御礼申し上げます。

基本、僕は新規のお客さん宛てに発信することは、
意識の中にはあまりないんです。
ずっとシュクレクールという店の軌跡を温かく見守り支えてくださってる方々、
あるいは期間ではなく、僕らの姿勢や真意をご理解いただいてる方々、
そういうお客さんと深く長いお付き合いがしていけたら・・・、
そう願う静かな町の小さなパン屋なのです。
万人受けする店ではないのは百も承知ですし、
そもそも「万人受けする」という語句に一ミリも惹かれませんし。
今回も、そんなお客さんに、店頭やブログとは違ったツールを使って、
また違う側面や、見えなかったこと、再確認すること、
などが伝えれたらなぁ・・・との想いでした。

実際、いろんな声をいただき、その点では思惑は良い結果として出たのでしょうが、
・・・・・そういうお客さんたちは今、お店には来れない状況でして。
こうなることを予測して遠慮いただいてる方が多数おられるようで、
結果として伝えたかった方々に多大なご迷惑をかけてるこの現実に、
なんだか「何がしたかったんやろ・・・」と思うこともしばしば。
ある程度予測できたことですが、正直半端ない勢いです。
作れど作れど、焼けども焼けども追いつきません。
ほぼ一日中働き、窯前で酸欠状態になり頭がグルグル回ってきて、
「今日はどうかな・・・・」と恐る恐る開店してみると、12時くらいには全部なくなります。
「あ~拡張したい!」、そう思う毎日です(笑)

この状態が、いつまで続くのやら・・・。
そして果たして番組を観て来ていただいてるお客さんの何割が真意を理解し、
これからの末永いお付き合いへと発展していけるのか・・・。
昔、出させていただいた、ある情報番組の時は、
正直1割のお客さんも残らなかったんじゃないかな。
「クロワッサンっていうパンちょうだい!」
「角さんが食べてたヤツってどれ!?」
さすがに今回はそんな結果にはならないと思いますが、
やはり多くの方が「テレビに出てたパン屋さん」のパンを買いに来てる感は否めません。
そういう意味では・・・もっと喋ったら良かったかな(笑)
実際、もっと毒づいたこと言ってたんですけどね。
もっと明確に「Boulangerie」を区別していただけるようなことも、
この業界の曖昧さについても、かなり喋ったんですけどね(ニヤリ)。
「うちは良いので気にしないで使ってください」と伝えたんですが、
気にしていただいたようですね。
心配しなくても、うちは既に孤立してますのに(笑)

あ、一応お知らせですが、
シュクレはこの休み明けから、ちょっとしたバレンタイン商品が出始めます。
パンデピスとかね。これ、今回の状況が状況なので、予約できるようにしましたんで。
それから、菓子屋としての一大イベント、
大事なバレンタイン商戦を前にとんだとばっちりを受けてるモンテベロですが、
2月の3日からだったかな?
京都伊勢丹さんの「サロン デュ ショコラ」に出店させていただきます。
そこではシェフである橋本の、初アシェットデセールの実演販売もあるようです。
詳しくは追々お知らせしますね。

ではでは、とりあえずまだ生きてるというご報告まで。
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by monsieur-enfant | 2010-01-27 14:51 | シュクレクール

ホントは昨日アップするはずだったんですが、
ソファーにて撃沈・・・・。

そう言えば昨日出勤してみてビックリ。
モンテベロが開いてたんです。
今日からやと思ってた・・・。
オーナーも知らない休み明けを、お客さんはよく知っておられますね(笑)
来ていただいた皆さん、橋本シェフがホッとしてましたよ。
忘れられてるかと思って心配だったようで。

さてさて、本題に戻りますね。
何のお知らせかと言いますと、サンドイッチです。
「また?」との声が聞こえて来そうですが、内容はほぼ変わりません。
ただ、まだ大きなカスクルートは岸部には早いんじゃないかと、
小さく小さく成形してたのが自分たちの首を絞めまくっていたのも事実ですし、
やはり単純に、小さなパンより大きなパンのが美味しいわけです。
ここは思い切って・・・・と、バゲットもシャバタも変更させていただきました。
こんな感じ。
c0116714_0284697.jpg

個別には、週明けにでもHPにアップしますね。
とりあえずシャバタは前に戻しました。
バゲットは画像のようにホントは半分で売りたいのですが、
値段の張るものが出てきてしまうので、
そのまた半分(つまり四分の一)での販売とさせていただきます。
生地量も具材の量も、多少大きく多くなっていますが、
そこまでの価格の変化はありませんのでご安心を。

更に画期的なのは、今までずっとなんでもかんでもラップで済ませてきたシュクレが、
なんか、ちゃんとしたお店みたいなヤツに入れて販売し始めました(笑)
それもこれも、一人社員のヴァンドゥーズとして、
毎日夜遅くまで頑張ってくれてる井間ちゃんのおかげです。
今までなんにも出来なかった部分を、積極的に改善してってくれてます。
年末のシュトーレンやベラヴェッカもそう。
ずっと変わり映えのしないシールや包装(ラップやけどね・・・)だったのを、
一人でいろんなことをこなしながら時間が無いにも関わらず、
いろいろ考えてやってくれてたわけなんです。
やっぱり自分らが作ったものを、愛情持って「お客さんに届けよう」と思ってくれてる姿は、
有難いを通り越して、ちょっと涙出るくらい嬉しいです。

革新派の井間ちゃんは、こないだもネットと睨めっこしてるから何かなぁ~と思ったら、
深夜の通販番組でよくやってる松本伊代推薦の「シャーク スチームモップ」を、
懸命に比較検討したあげく、気づいたら店の掃除に導入してたりもしてます(笑)
ホント、スタッフのそういう前向きな姿勢は有難い限りですね。

実は彼女、1年間僕の横でパンを作ってたんですよ。
ヘロヘロになりながら、「続けた」と言うより「辞めなかった」というほうがあってるかな。
ホントはもっと前からヴァンドゥーズに行かせたかったんですけどね。
向き不向きというより適材適所。
でも「1年」は何とか我慢して欲しかったんです。
その後の「信頼」を預けるために。
そして彼女は我慢してくれました。
今はシュクレのシェフ・ヴァンドゥーズですが、
いつかもっと彼女が生きるポストに着かせてあげたいものです。
それが信頼を預けれるまで頑張ってくれた、
信頼を預けた側の見せるべき当然の誠意であるし責任でもあると思います。
あんまり彼女のこと書くと嫌がるので、この辺にしておきますね。

さ、いよいよ今日は「週末の探検家」の放送日。
・・・ということで、お風呂入ったら、もう出勤です。
しばらくご迷惑をおかけするかも知れませんが、ご了承ください。
ではでは。
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by monsieur-enfant | 2010-01-23 00:58 | シュクレクール

お知らせです。

今、散々書いた文章が消えてしまい、
傷心と脱力の中、改めて書き始めています・・・・。

えっと、
今週の土曜日、23日ですかね。
朝9時55分からの朝日放送の番組、「週末の探検家~夢羅針盤~」において、
僕、出るんです。
お時間のある方は、よろしければ御覧になってやってください。

華もなければ時間も長く、
こういう番組には不向きな職業なんですが、
撮影スタッフの方々がめちゃくちゃ頑張ってくださいました。
雑誌やテレビに出るのを否定的な方もおられるかもしれません。
特にテレビの反応は凄まじく、
買えてたものが一時期買えなくなってしまうかもしれません。
それはとても心苦しく思っています。
でも、僕は単に情熱のある方と仕事がしたいだけなんです。
本気でやってる方とに絡みなら、業種は関係なく得るものが必ずあります。
それは時にキュイジニエだったりパティシエだったり。
今回はたまたまテレビだっただけの話です。
本気の方たちでした。
「そこまでやるんや」って場面はたくさんありました。
真摯に仕事に打ち込んでる姿も見させていただきました。
僕らは小さな箱の中にいて、同じ毎日を過ごしがちですが、
こうした機会は本当に良い刺激になります。
先にも書きましたが、その相手が今回たまたま番組制作という仕事だっただけの話。
実際、テレビや雑誌という媒体自体には別に興味はありません。
一過性の流れしか生まない情報番組や情報誌は、
申し訳ありませんがお断りさせていただいています。
でも今回は、ちゃんと話を聞いていただきました。
正面から向き合っていただきました。
どこまで伝えられてるのか、
どこまで深く掘り下げていただけてるのかはわかりませんが、
良い仕事が出来たんじゃないかなぁ・・・と思います。

番組で来ていただいた赤井 英和さんとの時間も、貴重な経験でした。
正直、大丈夫かな・・・って思ってましたけど(笑)
お好み焼きとビールくらいの印象しかありませんから。前日も呑んではりましたし。
「ブーランジュリ」って言葉も初めて聞いたって言われてました。
でもね、大きな方でしたよ。眼の優しい、大きな方でした。
芸能人としてではなく、こういう方と出会う機会って、そんなにないなぁ・・・
そう思える方でした。
とてもとても気配りの人でしたし、ちゃんとお仕事してる姿も小さな驚きでした(笑)

番組は、作りにくかったと思います。
最初に「何か新商品でもあれば、その過程を追わせていただければ・・・」
「ないです」
「過去の修行時代に撮った写真などがあれば・・・」
「ないです」
「あ、そうですか・・・・」
ホント、スイマセン。僕、自分撮らないんですよね。
恩師エリック・カイザーとの写真はあったんですが、
今、どっかいっちゃって見つからないんです(笑)・・・いや、これは個人的にも笑えない。
番組があるからの新作なんて、所詮薄っぺらいものにしか仕上がらない気もしますし。
30分という枠に、果たしてこんな僕で耐えれるんでしょうか。
不安です・・・・。始まって以来の短縮枠になっちゃってたりして。
残りは総集編とかね・・・。

そうならないように祈りながら、
時間が合えば見ていただけると幸いです。
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by monsieur-enfant | 2010-01-19 19:41 | とりとめなく・・

エール

一通のFAXが届きました。
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何が嬉しいって、僕にじゃなく、
スタッフに宛ててくれた言葉だってこと・・・。
自分だって大変なクセに・・・・。
涙チョチョ切れます。

あったかくて、

大きな愛を、

ありがとう・・・・。
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by monsieur-enfant | 2010-01-15 04:33 | とりとめなく・・

お知らせ

ここは僕にとっては大事な表現の場。
ブログを書いて無かった頃に比べ、
良くも悪くも少しは僕のことを知っていただけてるんじゃないかと思います。
ですから、ちゃんと書きたいんですよね。
サラッと更新を繰り返すためのツールではなく、
ここから何かを訴えたり伝えたりする為の発信源なわけなんで。
いつも白い空欄に叩き込むように想いを書き綴ってきました。
残念ながら、しばらくそんな時間は取れそうにありません。
なので正月の間にセレクトしてた「ブログ選集」の最新版が、
やっと出来上がりました。
読み直してみて、あまりの文字量に自分でもびっくりしました(笑)
そりゃ4時間とか掛かりますわ・・・。

過ぎ去ってしまった過去のブログですが、
流してしまわず留めておきたい記事を数点ピックアップしております。
しばらく更新できない間の暇つぶしではないですが、
もしよろしかったら、覗いてみてやってください。
HPのBIOの欄から入ると「ブログ選集」に辿り着きます。

ではでは。
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by monsieur-enfant | 2010-01-14 18:41 | とりとめなく・・

あきまへん・・・・。

正月休み明けの三連休。
いきなりヘロヘロモードに引きずり戻されました。
でも最近暗い話題ばっかりでしたので、この辺にしておきましょう。

どうしても週一くらいで更新するのがやっとの今の現状。
あれもこれもごちゃ混ぜにお伝えすることが多くなり、
なんだか普通の「お店のブログ」っぽくなってきましたね(笑)

さてさて、お知らせできないまま始まってしまい、
今更HPにはアップしないので、ここでお知らせしておきますね。
今年は2年ぶりにガレット デ ロワを焼いてます。
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2年前より上手になりました(笑)
モンテベロもやってたし、うちはやらないでいいかなぁ・・・と思ってたんですが、
隣とは全然キャラが違いますし、「旨い!」と思う店も無いし、
何より百貨店などで平気で3000円くらいするのもどうかと思いますし。
本来、そんなもんじゃないと思うんですよね、文化を紹介するって。
うちは箱もないし、王冠もフェーブも用意できません。
そんなんはパティスリーに任せておけば良いんです。
「知ってもらうこと」、そこに意義があると思い、再開しました。
これでまた自分の首絞めましたけど(笑)
手にとってパクつくサイズ。フェーブもないので正確にはピティビエに当たるのでしょう。
でもこんな行事があることを知るきっかけになってもらえればそれでいいと思うんです。
僕らはやっぱり岸部の人に知ってもらうという視点も忘れるわけにはいきませんから。
数が作れないので予約は受けれません。お店に並ばなくなってしまうからです。
来週くらいまで頑張れたら・・・とは思ってますが、いつまでかも定かではありません。
一人欠けたまんまで、スタッフ一同振り絞ってやってます。ご了承ください。

えっと、続いては、昨年クリスマスに発売になった本の話。
なんと、目玉も無いのに作ってしまった、吹田の観光ガイドブック!(笑)
その名も「吹田時間(SUITIME)」
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吹田時間と書いてスイタイムと読ませる高度技術を駆使したこの本。
書店で200円で売られてるようです。
そこに巻頭で3名見開きインタビューがあるんですが、
ギタリストの押尾コータローさん、ガンバ大阪の安田君、で、僕。
吹田に住み続け、吹田で店を構えたメリットを初めて感じました。
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吹田市民として良い記念になります。ありがとうございました。

それからそれから、こないだの三連休中はテレビの撮影と重なり、
特に朝に来られたお客さんを待たせることになってしまい申し訳ありませんでした。
厨房から、いつもの僕ともう一人、赤井英和さんから「いらっしゃいませ!」と言われ、
さぞ皆さんビックリされたかと思います。
久しぶりに「目が点」になってる人たちを見させていただきました(笑)
後日、お知らせさせていただきますね。

最後になりますが、年明けからの定休日の変更についてですが、
メールやお店にていただく声を聞いてると、
定休日が増えてこんなにお客さんに喜んでいただける店もないんじゃないかと言うくらい、
ありがたい言葉を沢山いただきました。
それから年末に漏らした個人的な苦悩に対しても、
とても親身になって考えてくださる声や、
一お客という立場から・・・という、僕がホントは聞きたかった声、
それから心が震えるほど真っ直ぐな応援の声など、
本当に沢山の声をいただきました。
心から感謝しています。
上っ面の感謝の言葉ではなく、ホントに大きな勇気をいただきました。
それと同時に、皆さんにご心配おかけしたこと、申し訳なく思います。
全く返信できてない状況ですが、
追々ちゃんとお返事させていただきます。
あ・・・年賀状も全く書けてません。
これも追々・・・・ということで・・・。

シュクレクールは、僕の店であって、僕だけの店ではなくなっています。
お客さんの想いも、スタッフの想いも、
ここ岸部の小さな店の短い歴史となって刻み込まれています。
そして僕はその「シュクレクール」の一部であることも、今回再確認しました。
その想いごと抱えて、大事に受け止めて、また頑張っていきたいと思います。

「次」に向けての最後の試練であり、
確実に「次」が近づいてるサインでもあり、
それ故の苦しさを与えられてる今であることを力に変えて・・・・。
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by monsieur-enfant | 2010-01-14 01:49 | とりとめなく・・

新しい息吹。

いよいよです。
いよいよシュクレ出身第一号店がOPENします。
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名は「Bielle」(ビエル)
直訳は、エンジンに使われる機械部品の名称だそうです。
その部位と部位を繋ぐ部品ゆえ、転じて「繋ぐ」という意味を持たせた店名です。
それは食材と製品であったり、お店とお客さんであったり、イメージと現実であったり。
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やっと見にいけたのが数日前。
緑をベースにした温かいお店です。
中に入り、見なれた顔が一人で、うちと違う厨房に立ってる違和感。
その違和感が、なんとも言えない気持ちに変わっていき、
「良かったなぁ・・・・」と、しみじみと感慨に浸る。
大変そう。でも嬉しそう。
そんなとき、奥さんがお店に入ってきました。
基本的には2人でやる小さなお店。そのお店に2人がいる。
そんな当たり前のことですが、
うちで働いてるときは奥さんにも散々迷惑や心配をかけました。
その奥さんが今、旦那と一緒に店にいてくれてるわけです。
・・・・グッときました。

もう何年前になるのかな・・・・。
初めて店に来た時は、断ったんですよね。
もともと彼は料理人。
「その料理のお供にパンを学びたいというなら、
もっともっと料理の勉強をしてください。」
そう言ったような気がします。
「どうしても働きたい」
「じゃ、適当に休みの日でも遊びに来たら?」
そんなやりとりでしたが、彼はホントに毎週来たんです。
そのうち料理よりパンのウエイトが増してきたので、
「じゃあ、一緒にやってみる?」
そうして正式に働くようになったんです。

イカツイ風貌とは裏腹に、極めて女性的で繊細な気配りのできる男でした。
人懐っこく、貴重なキャラクターとして数年間、実質僕の右腕として、
期待以上の働きをしてくれたと思います。
そんな彼の描いたお店・・・・。
ホントは手伝いに行きたかったんですけどね。
お客さんが入って来てくれるとこ、パンが並んでるところ、
ホントは見たかったんですけどね。
ずっと言ってもらってた「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」を、
今度は僕が彼のお店のお客さんに向かって言いたかったんですけどね。
今の体制じゃ、とてもじゃないですが抜けれません。
残念です・・・・。

お店は京阪「香里園」駅から徒歩6分。
お世辞にも「良い」とは言えない立地ですが、
ゆっくりとやりたいことを形にしていってくれることと思います。
詳しい住所などはシュクレHP内NEWS欄にてお知らせしております。
何かの機会がありましたら、一度覗いてやってみてください。
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何とかOPENまでにお知らせしないと・・・と、
途切れ途切れに書き足してきましたが、もう限界です。
もっと書きたいことがある、思い入れの強い職人ですが、
如何せん、もうOPEN前日なのでこれくらいで勘弁してもらいます。

重ね重ね、温かい目で、末長く応援してやってもらえたら、
これほど嬉しいことはありません。
お近くの方、宜しくお願い致します。
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by monsieur-enfant | 2010-01-08 16:42 | ビエル

そういえば・・・

新年早々、USJに娘のリクエストで行ってきました。
ま、それくらいしかしてないのでサラッと書きますね。

・・・・めちゃめちゃ暇そうですけど大丈夫なんでしょうか?
クリスマスの飾りはそのままに、クリスマスソングは鳴り響く園内。
新年のムードはウッドペッカーが袴着てるくらい。
しかもキャラの弱さに子供も寄りつかず・・・・。

建物の陰には記念撮影ができる設備と共に手を振るオヤジが・・・・。
まさかのサンタクロースです。
誰が今撮りますか!?現に見向きもされてない晒しもののサンタさんが哀れ過ぎて・・・。
お土産もクリスマス色全開。
おまけに始まったパレードの決めセリフが、
これまたまさかの「メリークリスマス!!」
言っちゃうの!?メリークリスマスって言っちゃうんだ!
・・・まぁね、フランスでも飾りは1月もそのままなんですよ・・・。
ですからね、飾りは百歩譲るとしますよ。
音楽も・・・ま、新年の音楽ってのもピンときませんし、こちらも百歩譲りましょうよ。
でもねぇ・・・言っちゃだめでしょ(笑)
とりあえず、クリスマスじゃないし。
正月にせめて「ハッピーニューイヤー」って変えれなかったんですかね・・・。
パレードが始まって、向こうから一行が踊りながら華やかな音楽とともにやってきて、
「メリークリスマ~ス!!」・・・・って、無いでしょ。
片や羽織袴や着物のミッキーとミニーで新年気分を煽ってる施設と比べると、
あまりに遜色ありすぎるでしょ。
いや、あってもいいです。遜色あってもいいですよ。あそこまで望んでませんから。
でも正月にメリークリスマスは・・・・・興醒めでしょ。

・・・他に書くことないんですよね(笑)
ファミレスはもとより学食より不味い食事はもう諦めるとして、
唯一テンション上がったのがスヌーピー蒸しパン。
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最近出歩かなくなったのでデジカメすら持ち歩かなくなってしまいました。
携帯からの画像ですが、癒されますね、このビジュアル。
・・・・が、一口食べた娘が「うえ・・・」
今どき、こんな不味いクリーム詰めて売ってるパン無いですよ・・・。
なんだか頑張ってるアトラクションが可哀想になってきます。

どうしても行きたいと言い張る娘に、嫌だという僕。
でもこんな時くらい・・・と思って行ったジュラシックパーク。
この日は寒かったんですよ。風もかなり吹いてて。
アナウンスもあったんですけどね、
「強風のため、水がたくさんかかる恐れがあります」って。
今までそんなにかかった記憶もなかったんですよ。
始まってみるとやっぱり寒い。そりゃ、この寒い中に水辺にいるんです。
風が水面の冷えた風をまともに運んでくるわけです。
おまけにピューって水かけてくる恐竜もいて・・・・直撃です。
安全バーを上げる以外よけきれないポジションでした。

ま、まだ笑ってられましたね、この頃は。
笑ってられなくなった画像がこちら。
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完全にブルーなってます(笑)
洗面器くらいの水を頭上1メートルくらいから自分目がけて浴びせられた感じ。
何度も来てる娘が、「こんなに濡れてる人、見たこと無い」って笑ってました。
あかんでしょ。笑えんくらい濡れたらあかんでしょ(笑)

バックドラフトで温まろうかと思いきや、
平均30分かからない待ち時間の中、あの不人気アトラクションが50分待ち。
「・・・・みんな、寒いねんな」
こんな格好で並んでたら、「乾かしにきた」と後ろ指差されるのは目に見えてます。
寒空の中、身体を張って娘から笑いをとっただけでも、
大阪人としては本望です。

新年早々、文字通り冷や水を浴びせられた出来事でした。
お後がよろしいようで・・・。
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by monsieur-enfant | 2010-01-08 02:11 | とりとめなく・・

新年の御挨拶

遅くなりましたが、新年一発目のご挨拶と言うこともありまして、
改めまして、「あけましておめでとうございます」。
 
ここんところ毎年、「今年はゆっくり・・・」みたいな豊富を語ってるんですが、
なんだかんだでバタバタと過ごさせていただいています。
中でも昨年は最高の密度でした。
柄にもなくイベント的な催しも幾つかあったこともありまして、
お客さんとも多く触れあえた一年でした。
最後の最後での予期せぬアクシデントもあり、営業後は精も根も尽き果て、
心身共に本当に「ゼロ」になって終了した大晦日、
その余韻を引きずった年越しは、全く何もする気力も体力もありませんでした。

ま、そういう意味では、やり残したことのない年になりました。
シュクレ、モンテベロ共に、課題は未来に預けたものの、
現段階としては目一杯やりきれたんじゃないかな・・・と思います。
僕自身の迷いも吹っ切れ、視界も開け、
気持の上では、なんとも清清しい新年のスタートを迎えれました。
身体の回復はイマイチですけど。もう歳ですね、マジで。

さて、年男の今年、正月は初めて何もしませんでした。
と言うより、出来ませんでした。
予定をたてる思考回路も働かず、とりあえずゆっくり過ごしました。
年明けのシュクレも体制自体は大きく変わらないので、
ここの更新も以前のようにはいかなそうです。
良い暇つぶしにしていただいてた方々には申し訳ない限りですが、
書ける時はちょこちょこ書いていきますので、また覗いてやってください。
しかも1月後半にはテレビ放映もあります。
雑誌もテレビも、曖昧なところは全てお断りしてるんですが、
きちんと正面から話を聞いてくれたのでお任せすることにしました。
ただ・・・こんな事態になる前に受けたものなので、
今更断れないので仕方無いのですが、ちょっと不安になります・・・・。
どんな仕上がりになるかわかりませんが、追々お知らせしますね。

では、明日からの営業になりますが、
また新しい年に皆さんと元気に再会できることを楽しみにしております。
そしてまた今年も僕らのパンが、皆さんの様々な場面の傍に寄り添えるよう、
スタッフ一同、頑張っていきたいと思います。

本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
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by monsieur-enfant | 2010-01-07 15:26 | シュクレクール