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なないろめがね

薔薇の花に誘われて。

先にも書きましたが、
一時、「自分の好きなジャンルはビストロだ」と認識してしまってから、
レストランというジャンルに触手が動かなくなってた時期がありました。
好きな数店を除いては、もう行かなくてもいいかなぁ・・・
と思ってるときに出会ったのがあの店でした。
気軽な店内で、ガストロの楽しさをシンプルに突きつけられた気がして、
そう思うと動かずにいれなくなるのが僕の性分。
じゃ、東京の「今」はどんな表現をしてるのか・・・を感じてみたくなって数店見てきました。
と言ってもこれ、3ヶ月も前の話なんで話題の真新しさはもうないんですけどね。

着いたら雨の東京。
またもや出発が遅れて、無理言って時間を遅らせてもらったお店に何とか到着。
銀座 「ラール エ ラ マリエール」
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シェフは「マルクベーラ」「アルページュ」などで7年間修業され、
2009年に帰国したばかりのよう。すぐに闘いの場があったのは羨ましい限り。
その「鮮度」をいただきましょうか。
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自分では「バラを買ってる自分」に耐えられずなかなか買えないバラですが、
ちょっとキザで艶やかな姿は華がありますよね。

レッドビーツとオレンジのジュース トマトのキャンディー

パンはポワンエリーニュから、いろいろと。
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千葉の金美人参のスープ ヒマワリの種のアクセント
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帆立貝のポワレ ゴルゴンゾーラのリゾーニ にんじんの泡のソース
季節の春野菜の蒸し煮
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ローズマリー風味の焦がしバターでムニエルにした和歌山のエイ
丘ヒジキ 白ブナシメジ
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群馬の江原さんが育てたハーブ豚 未来の骨付きロースの低温ロースト
ジュ ド ビアンド キヌア
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熊本の塩トマトのコンポート ローズマリー風味
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フロマージュブランとカルダモンのグラス ルッコラ

これ何だったっけ・・・
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エスプレッソ
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ミニャ
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料理もサービスも、抜かりなくそつなく。
エイは旨かったし、デセールのレベルも高い。
でも料理人って、もっとわがままで良いと思うんですよね。
まだ遠慮を感じるというか、良くも悪くも「東京」って感じ。
圧倒的マーケットを背景に抱えてしまってる故なのか、
「バンッ」と張り出したものを感じない。
まだ若いシェフに、9月で1周年の若い店。
手探りの中、いろんな葛藤や、逆に手ごたえも感じて来られた1年だったと思います。
銀座っていう場所でやる意気込みもプレッシャーも
岸部とは全然違いますから偉そうには言えないんですけどね(笑)
ここにしかない色で店内が彩られる日が来たら、もっと素敵なお店になる気がしました。
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by monsieur-enfant | 2010-08-30 16:15 | ラール エ ラ マニエール

倦怠期からの脱却。

足早に進んでますが、これでも進度としては遅いくらい。
早く3ヶ月前の記事に戻らなくては・・・。
その前に溜まってる記事の一斉アップ、もう一件だけお付き合いくださいね。

この日はなんだったっけなぁ・・・。
うちのパティシエールを連れてったときだったっけ。
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ホワイトアスパラとサマートリュフのエトフェ
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バターたっぷりで焼いた乳飲み仔羊
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アイスクリーム ソルベ
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エスプレッソ
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ミニャ
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うちのパティシエールと同世代のパティシエールの作るデセール。
何か感じてくれてたらいいなぁ・・・。

さ、お次は軽い食事会みたいな感じだったかな。3人やけど。
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詰め物をしたヒイカとチョリソ
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これ、なんやったっけ・・・
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ミルクで炊いたお米のデザート ハイビスカスとココナッツ
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この時、同席した一人はフランスと日本のハーフの子。
7月いっぱいで会社を辞めて、9月から語学メインでスペインに飛ぶみたい。
日本生まれなんで日本語は普通にこなし、母方のフランス語もペラペラ。
さらに英語もこなした上に、新たに「中途半端だから」とスペイン語も学びに行く姿勢。
正しい日本語もおそらくよくわかっておらず、
ちょっとフランス語を勉強すれば蓄積していた僅かな英語力すら、
フランス語と入れ替えに脳ミソから零れおちてしまう僕とは、
情報処理能力のスペックそのものが全然違うんでしょうね・・・。

ま、かろうじて話せた異国語のフランス語ですら、
忘却の彼方へと葬り去られそうになってます。
ちなみに最近顕著に「ド忘れした・・・」ってセリフが増えてる36歳です(笑)


さ、最後は初めてのランチでの訪問。
「いやぁ、ランチ、初めてなんですよ」と伝えると、
「あれ?来週来られるって聞いてましたけど・・・」
あれ・・・・?
あ!そういえばそんな約束してました!(笑)
初めてのランチ訪問。
自然光の射しこむ店内にテンション上がってたら、
着いた瞬間翌週も来ることになってることを告げられ、
ちょっと新鮮味が薄れてしまいました(笑)
・・・・ってか、自分の予定忘れんなよ・・・って話ですよね。

この日はまだ行ってから日が浅いので、ちゃんと書いときますね。

ランチはその都度テーマがあって、
フランスの地方料理に焦点をあてて展開していっています。
今回はその3回目。テーマは「バスク」です。
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ナスのピュレ トマトのソルベ
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「夏」してますね。

ジャンボンバイヨンヌとオッソイラティー
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バスクと言えば・・・のジャンボンバイヨンヌ。
パリパリの生地にジャンボンバイヨンヌの旨味と塩気が挟まれて、
オッソイラティーの乳脂肪分とシェーブル特有の香りと相まって、
なんか・・・スナック感覚でバクバク食べてしまったのを後悔する完成度でした。
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ピペラードと卵
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バスク地方の伝統的な家庭料理。
そこに見た目の美しさや食感の楽しさを加えての再構築。
卵黄がコクとまろやかさを生み、
形を変えて登場のジャンボンバイヨンヌ(薄っぺらいやつ)が、
塩分と食感の良いアクセントに。
ご飯とぐちゃぐちゃに混ぜて食べたい衝動に・・・・(笑)

塩鱈とニンニクの泡
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バスクでよく食される塩鱈。ホントはペラペラの「干物」ですが、
今回は軽い塩漬けくらいじゃないかな?
淡白な鱈とニンニクの泡の相性は良く、出過ぎず引き過ぎずの良い塩梅です。
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豚ロース肉 黒いピキオス
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バスクと言えば「豚」。ピキオスはバスクの赤ピーマン。
ピキオスはどこ・・・?と思いきや、イカスミと混ぜて黒いシートに変身。
サラダに隠れてるのが、それ。
「バスク=赤」への反逆心か(笑)

シードルのジュレとベレー帽
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あまり知られてませんが、
バスク地方の羊飼いのかぶる帽子として長い歴史のあるベレー帽。
それをモチーフにしたアヴァン・デセール。
シードルはあまり感じれなかったなぁ。

お口の中でガトーバスク
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伝統的なガトーバスクを、各パーツでバラバラにしての再構築。
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やっぱり一緒に焼き込んでこそのガトーバスクなので、
連想するのは厳しくもありますがそこはやはりデセールにも定評のあるラ・シームさん、
単独のデセールとして出来の良いお皿でした。
・・・っていうか、昼からこんな気合い入ったデセール出してると思わなかった(笑)

エスプレッソ
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ミニャにも豚とローブリュー
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さてさて、ご紹介が遅れましたが、ここは本町「ラ・シーム」。
ここのピントの合わせ方はセンスとしか言いようがありません。
大胆かつ繊細とか、巧妙かつ絶妙とか、
なんかありふれた言葉しか浮かんで来ませんが、
逆にこういうありふれた言葉を当てはめきれるシェフって、そうはいませんからね。
大阪でやってくれて感謝です。

実はね、一時「レストラン」というものから興味が離れてしまった時があったんです。
もちろん仕事柄、ちゃんと感じておかなきゃいけないんですが、
自分が大事にしてるお店だけ行っときゃ別にいいや・・・って思ってしまってたんです。
やっぱりね、ビストロのほうが好きなんですよね、基本。
フランス料理自体がどっちかというと日常寄りにあるので、
どうしてもビストロに行く頻度のほうが高くなってしまいますし。
そんな「ガストロ倦怠期」をぶち破ってくれたのが、この「ラ・シーム」なんです。
気軽さも併せ持ったお店ですが、ジャンルを箱じゃなく料理で区分けするなら、
間違いなくレストランでありガストロノミーだと思います。

そうなると、ですね。
一時期伏せていた興味が一気に開くわけですよ。
僕の一気に開くってのも、まぁ極端なものでして、
東京の同規模同年代のお店やシェフたちは、
どんな才能や感性を駆使しながら日々闘ってるのか・・・って思うわけです。
ってなわけで、
やっとですが3ヶ月前から現在に至る東京編、
何店あるかわかりませんが連続で東京ばっかりお送りしたいと思います。
早く書けと急かされてる店もあるので(笑)

夏休み、それなりにパソコンに向かえる環境にあるので頑張ります!
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by monsieur-enfant | 2010-08-30 00:16 | ラ シーム

おふくろの味。

マツケン食堂さんの記事で味を占めてしまった一斉アップ。
3ヶ月前からの東京編をアップする前に、
もう2件、溜まった画像をまとめて載せてしまいますね。
よく行くお店やし、今更いいかな・・・とも思ったんですが、
やっぱり旨いもんは良い顔してるので勿体無いのと、
一件はマツケンさんみたく1回しかアップしてなかったので載せてしまいます。
さ、まずは知らない間に一番行ってる店になってたあのお店から。

そう、あれは肉を無性に食いたくなった夜でした・・・。

シャロレー産牛リブロースのステーキを頼んだら、
熟成の若いの(1週間くらいかな)と進んでるの(3ヶ月だったっけ)を選ばせてくれたっけ。
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前菜にはフランス産うずらの砂肝 砂ズリのプレッセ
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この日は車でしたのでワインを飲めない日。
この前菜はそんな僕には拷問でした。

はい、来ました。
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3ヶ月熟成、肉臭プンプンのステーキ。
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厚みも男前ですね。

多分この日は遅がけで行ったんで、デセール食べなかったんですね。
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あぁ、この日はちゃんと飲める体勢で来てますね。
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これもお気に入りの前菜の一つ。
ブーダンノワールのクロケットです。
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カラフでいただきます。
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で、また肉。
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いや本当に前回旨かったんですよね。
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続けざまのシャロレー産牛リブロースのステーキ。
肉臭が素敵。
ガルニも付いてました。
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あれ?この日も遅がけだったかな?
エスプレッソで〆てます。
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書いててお腹空いてきました(笑)


この日は1年ぶりに会う友人との1年ぶりの来店。
そう、2年続けて同じお店に連れてきました(笑)
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この日も飲めません・・・。岸部に2号店お願いします(笑)

ビシソワーズ
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抜かりなし!もっと欲しいくらい。

鰻とフォアグラの温かいテリーヌ 焼きポレンタ添え
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温かい焼きポレンタの上に乗せられたテリーヌ。
ここのテリーヌ、ハズレ知らず。

仔羊骨付きスネ肉のグラサージュ
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貪りつきます。クスクスも旨い。

ピーチメルバですね。
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いつもの幸せな一杯。
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もうどこかおわかりですよね?
そう、安土町 「ル ヌーパピヨン」
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どんなジャンルの他の店に行っても、
ここに戻ってくると「やっぱり旨いなぁ・・・」としみじみ。
ある意味、僕の「おふくろの味」になりつつあります(笑)

行けなくなっちゃったフランス。
夏休みはここで想いを馳せるとしますか・・・。
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by monsieur-enfant | 2010-08-27 03:21 | ル ヌー パピヨン

前々回の記事「スマッシュヒット!」にチラッと書いた、もう一つの新作。
こちら。
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どうです?なかなかの変態っぷりでしょ?(笑)

このパンはね、ラヴェンダーを使った甘いパンはシュクレにあるんですが、
なんとか甘くないものが作れないかと考えた結果生まれたものなんです。
紫芋のペーストとラヴェンダーを生地に練りこみ、
シェーブル(山羊のチーズ)を中に包んで焼き上げたパンです。
ちなみに、ご存知だと思いますが、シェーブル、普通パンに使えないほど高いです。
ですが、シェーブル以外考え付かなかったので思い切って使いました。
はみ出たシェーブルの焼けた匂いは最高です。
・・・・が、最初に言っておきます。値段、高いですよ、マジで。
なので売れそうもないので数も作りません(笑)
一応、今週土曜からの販売になりますが、これは週末限定にはしないと思います。

ちなみに前回のグレープフルーツのパンが、
「パン オ パンプルムース アヴェック ぺパン ドゥ フヌイユ」
今回の紫色した気持ち悪いヤツが、
「パン ラヴァンド サレ オ シェーブル」です。
今、決めました(笑)

来週月曜から夏休みに入るシュクレの、
ちょっとしたお知らせでした。
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by monsieur-enfant | 2010-08-26 00:47 | シュクレクール

ある時は足りない晩御飯の追加メシとして、
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ある時はただなんとなくブラリと寄ってみたり、
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またある時はスタッフを連れてフランクに話す場として、
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またある時はセンチな夜にちょっと一杯ひっかけに(笑)。
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そんなお付き合いをさせていただいてるお店は、
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まぁ、今回書くにあたって何に驚いたって言いますと、
今まで、初めて行った時のことしかアップしてなかったってことですね(笑)
どんだけズボラかましてんねん!って話ですよね・・・って言いながら、
何か上手いこと回想シーンみたくして一気にアップしてしまいましたが(笑)
この手法・・・使えますね。

さてさて、何故にマツケンさんのオンパレードかと言いますと、
本日24日でオープン1周年なんです!!
一周年って、やっぱり2周年や3周年とはなんとなく違うものでして、
本人たちしかわからない独特の時間が流れてた1年だったと思うんです。
もちろん2年目には2年目にしか感じれないことだとか、
3年目は3年目にしか感じれないこととかあるんでしょうけど、
それは要はタイミングの問題で、
振り返った時にたまたま2年目だったり3年目だったりするだけで、
やっぱり1年目の1年間って、
1年目でしか感じれないことがいっぱい詰まってる特別な1年間だったりするんですよね。

「1周年、おめでとうございます。」

そんな思いを込めて、花束ならぬパン束を持っていくことにしました。
出発前にたまたま市内から来られてた某シェフに、
「新御堂、すごい混んでますよ」って忠告され、
迷ったあげく電車で持っていくことに。
何故迷ったかと言いますと・・・・
パン束と言っても入れ物にバゲット12、3本突き刺したまんま、
つまり丸裸状態だったんです。
それを抱えて電車に乗らなきゃいけないわけですし、
新地へ向かう地下街も歩かなきゃいけないわけです。
しかもこの日は周年イベント初日、日曜の夕方。
久しぶりの日曜の梅田ですが、人が多いのなんの。
ちなみにこれ、・・・・パン抱えて電車乗ってるの図(笑)
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そうなんです。
持ち手が短いので胸に抱えて持たなきゃいけないんです。
乗った瞬間、座ってる女子に「「パンやし~!」とか言われるし(笑)
さらに新地へ向かう地下道では、
すれ違いざまの、「パンやん・・・・え?全部パン!?」みたいな2度見のオンパレード。
パン屋なんで、そんなに珍しい風景ではないと思ってたんですが、
バゲットを胸に抱えて街を普通に歩くのは、案外目立つものだということを知りました。
そして昼間の北新地に到着。
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地味ですね、昼は。

仕事の合間だったんで、パンだけ渡してとんぼ返り。
お話もできませんでしたが、感謝の念はパンに込めて。

入る時にはフラッとでも、扉を開けて帰路に着くときにはなんとも名残惜しい。
そんなさり気無く気兼ねなく良い時間を用意しててくださるマツケン食堂の御三方。
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「また来ます!」と言って帰れる幸せを、ありがとう。
改めて、1周年、おめでとうございます。
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by monsieur-enfant | 2010-08-24 23:44 | マツケン食堂

タイムリミット

やっと3ヶ月前の記事に取り掛かれたとこですが、
ちょっと2つほどタイムリーな記事を・・・。

だだちゃ豆をノンアルコールビールでいただいて、
でかいスイカを太陽の下でいただいて、
皆さんには何てことないことかも知れませんが、
日々室内に籠り自由な時間のない僕らには、
とても新鮮で、とても有り難い時間なんです。
これで今年の夏を感じれないまま終わらずに済んだ・・・と思ってたら、
またしてもいただきもの!(笑)
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えっと、北海道は帯広からですね。
開けてみると、
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そう!とうもろこしです!生でも食べれるピュアホワイト!!
いただきもので繋ぐ、シュクレ夏の味覚リレーはまだ終わらず!!(笑)

早速オーブン皮ごと入れて、蒸気で蒸しあげること数分。
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基本、生でも食べれるピュアホワイトなので、蒸し上げ時間もちょっと短めで。

たっぷり送っていただいたおかげで、
スタッフ一人一本丸かじりという贅沢な時間を過ごせました。
ホントに温かいお心使い、皆様に感謝してます。

夏の陽射しにトウモロコシを翳す。
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眩しく焦げ付くようなこの夏に、
ちょっと長めの夏休みをいただいたのは、
オープン以来「いつかは・・・」と思ってた、
スタッフ連れてのフランス行きをやっと実現できる日が来たからです。

スタッフが「行きたい」と言ってくれた声が嬉しくて、
それじゃあと重い腰をあげた僕でしたが、
上げた腰が重すぎて、自分のチケットが取れなくなっちゃったんです(笑)
スタッフはパックでまとめて行かすんですが、
僕、引率係とか絶対嫌やったんで、
パックじゃなく個人で夏休みいっぱい使って行くつもりだったんですが、
なんだかんだとテンションの下がる日々が続き、
「そんな気持ちでフランスのこと考えたくないわ」とか思ってたら、
とりあえず予約しとこうと思った時には、まさかの空席なし(笑)
そしてとうとうキャンセル待ちの期限切れの日がやってきました。
今日でした。そう、タイムリミットです・・・。

岸部で一緒に働く連中が、
いつもコックコートを煤まみれにして頑張ってくれてる連中が、
パリの街を歩く姿を、なんだか微笑ましくも楽しみにしてたんですが、
まさか自分が行けなくなるなんて夢にも思ってませんでした。
ホントに夏休み短縮したろかな・・・って思いましたもん(笑)
あ~~、今年の夏休みはちょっと持て余すなぁ~・・・。


ちなみにフランス行きの代わりにたてた夏休みの予定は、
IKEAにタンスを買いに行くことです・・・。
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by monsieur-enfant | 2010-08-23 23:53 | とりとめなく・・

母子二人で・・・。

やっと、このブログも5月に入りました(笑)
ちょっとスピードアップしてサクサクッと行かせてもらいますね。

一応、僕の誕生月である5月。
最初にお祝いしてくれたのは、珍しく母でした。
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心斎橋 「懐石料理 枡田」
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5月でしたが既にかなり暑かった記憶が・・・。
ビールを空きっ腹に流し込む。
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たけのこ 鯛の子の煮こごり ホワイトアスパラ 木の芽のジュレ
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これ、良かったです。3ヶ月経って覚えてるものって、
本当に美味しかったんでしょうね。
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毛ガニとウニのひろうす
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わかめもたっぷり。

お酒は富山の勝駒。
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お造り
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鯛 鰹たたき 紫蘇の花のゼリー寄せ

煮穴子
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下には百合根と山芋のピュレが。
ちょんと乗せられた山葵の香りがなんとも爽やかに鼻を抜けます。

八寸
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後半は福井 黒龍で。
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季節が映し出された素敵な絵皿に、
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これなんの魚か忘れちゃいました・・・。
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天麩羅
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きす こごみ
後からかきあげも出てきます。
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小エビと空豆だったかなぁ・・・。

賀茂ナス 湯葉餡かけ
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こりゃ嬉しい!
ポーションでかいのが出てくると、男性陣はテンション上がるでしょ。
茄子・・・・しみじみ旨いですねぇ。

お漬物
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そして目の前にドンっと登場。
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今日は鯛飯です。
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母が満腹でしたので、ほぼ一人で完食。
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蓋開けてない写真しか撮ってなかった(笑)
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えっと、デコポンとか使ってたかな。
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やっぱ日本人の〆はお茶ですなぁ・・・。
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「枡田」さんは、母の好きなお店なんです。
行きたくて行きたくてやっと行けた時や、
精神的に落ち込んでた時に妹が連れて来てもらったこともあるみたい。
結婚前の妹と旦那さんと一緒に会食したのもここだったみたい。
「母が好きな店」以外の情報は、今回食事しながら初めて聞いたダメな長男です・・・。
でも母から食事に誘われることは、家以外では滅多に無くて、
それが「枡田」さんだったってことは、なんだかじんわり嬉しくて。
どんな店だなんてことは関係なく、
母の思い入れの強いお店に連れて来てもらったのが、
なんだかじんわり嬉しくてね・・・。
大阪来てからもう30年になりますが、誕生日も36回目になりますが、
そういや初めて誘われたわけで(笑)。

自分の好きなお店で安心したのか、
珍しく母が酔ってしまい、大阪⇔岸辺間で途中下車。
宵のホームに母子二人、思い出話で酔い覚まし。
当たり前に出てくる共通の話題。
当たり前ですよね、親子なんですから・・・。
いつもそばにいてくれた、
その「当たり前」に今更ながら感謝です。

さ、そろそろ夜風に吹かれて帰るとしましょうか。
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by monsieur-enfant | 2010-08-23 01:16 | 懐石料理 枡田

スマッシュヒット!

えっと、たまにはお店のことも書いておきますね。

暦上は「残暑」扱いの猛暑ですが、
一応、終わりゆく夏をイメージした新作が久々に登場です。
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えっと・・・名前はまだ在りません(笑)
でも週末限定でしばらく出せるんじゃないかな?
内容は、自家製のグレープフルーツの皮のコンフィの、
鼻の奥に残る夏の太陽の匂いがメイン。
そこにカシューナッツとフェンネルの香りを足してみました。

我ながら、スマッシュヒットです(笑)

あと、休み前にはもう一つ新作を。
これ、まだ妄想だけで作っていませんが、ちょっと自分でも楽しみです。
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by monsieur-enfant | 2010-08-22 16:48 | シュクレクール

日常を垣間見る楽しみ。

あ~~楽だ。
こんな気の入ってない記事ばっかりやったらナンボでも書けるわ。
「こういうのがブログっていうんやね」
生みの苦しみに苦しみぬいて書いて来ただけに、
何のメッセージもないお気楽短編集は、楽で仕方がない。
・・・ので、結構記事のストックも出来てきてまして、
逆にこんなのばっかりダラダラ書いてたら、
重要なのがいつまで経ってもアップできないことにも気づいてきました。
ま、とりあえず、今の時期に上げとかなきゃいけない記事をチャチャッと上げときますね。

以前、衝撃を受けたかき氷を食べて以来、
夏になるとかき氷を欲する自分が生まれてしまいまして。
ふと思いついて雨の中降り立ったのは、滅っっ多に来ない千林大宮。
実際には間違えて一つ前の駅で降りてしまいましたけど・・・。
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商店街って良いですよね。
活気があるところは少なくなってきましたけど、
地域との密着性は大手のスーパーなんかより俄然密接ですからね。
そんな中を雨の中、キョロキョロしながら歩いていると、ありました。
「角屋」
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中で食べれるので中に入ると、思いのほか広くてビックリ。
40席くらいあるんちゃうかな、詰め詰めで。
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この光景が、しばらくしたら満員に。
全部地元の子らじゃないかな?
夏休みのちびっこや、部活帰りの中学生、昔から通ってたであろう高校生など、
ワイワイガヤガヤした店内さえも、この店の景色やと思えます。
あ、メニューはかなり多彩で悩みます。
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で、結局何にしたんやったっけなぁ・・・。
チョコソフトやったっけなぁ・・・。
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かき氷の中にはチープなアイスが隠れてて、
粉っぽいチョコレートソースがふんだんに回しがけられてます(笑)
でも、ここはこれで良いんです。逆にこれくらいのほうがいいんです。
店構えも、味も、値段も、ずっとここでやって来られた歴史があるんですから。
ここのかき氷を食べて育った大人が、
また地元に帰ってきた時に「懐かしい」と感じる味について、
フラッと遊びにいっただけのの他所モンが、ピーチクパーチク言うもんじゃないですよ。
この店はここにあって、繰り返されてきたやり取りがあって、
そのやり取りをちょっとだけ他所モンの僕も垣間見させてもらった・・・ってわけです。
微笑ましい子供たちの風景と、過剰な量のかき氷に、
すっかり暑さも忘れてしまいました。

暑い夏に、この雰囲気を楽しみたい人は、是非行ってみてください。
「懐かしい」と感じる人は、少なくないと思いますよ。
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by monsieur-enfant | 2010-08-21 00:04 | 角屋

お取り寄せ。

うちのスタッフがよくお世話になってる京都の和食屋さんがありまして、
そこの御主人からお土産にといただいた時が、初めて食した時でした。

基本、僕、冷麺って好きじゃないんです。
前半は良いんですけどね、中盤くらいで飽きちゃうんですよ。
だから滅多に食べないんです。
それがね、本当に美味しかったんです。
あの、そんなに爆発的に旨いわけじゃないですよ、冷麺ですから。
ただ、超シンプルなんですが、そのバランスがね、
いろんなとこがなんかいい具合に絡み合ってて、
単純に「旨い!」って思うわけですよ。

で、通販もやってるのでスタッフが頼んでくれました。
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庶民の中華屋さんです。
店名の下に「冷麺」って書いてますから、
やっぱり冷麺が売りなんでしょうね。
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本店と御薗橋店とあるんですが、これは御薗橋店で頼みました。

えっと、麺と焼き豚とキュウリとタレと海苔が入ってます。
麺を湯がくだけで食べれるのは、独りもんには嬉しい限り(笑)
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こんな感じ。
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麺がなんとも言えず旨いんです。
タレもしつこくなく、且つ薄くもなく。
キュウリも要るし、焼き豚も海苔も要るんです。
家で食べるんやから、なんか足して豪華にしよっかな・・・と思いきや、
つけ入る隙が全く無いんです(笑)

この単純な組み合わせ。
前回から間を開けずに食べる二回目のこの日。
もうどんな味かわかってるわけですよ。記憶もまだフレッシュですしね。
・・・・でも、やっぱり旨い(笑)

ただね、京都までわざわざ行って、近くにずっと行きたい「秋山」さんもあるのに、
ここで一食済ませて帰って来ちゃう勇気は僕にはないですね・・・。

また通販でお世話になりまぁす。
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by monsieur-enfant | 2010-08-20 02:11 | 中華のサカイ