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なないろめがね

「試み」

新店続きです。

遅くなりましたが、いつもお世話になってるヌーパピさんの新展開。
谷6の駅から徒歩数分、大通りからすぐのとこにあります。
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「ル ボン マルシェ」
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大阪では珍しい「トレトゥール専門店」。
平たく言えば「お惣菜屋さん」です。
ヌーパピで提供してる「本場パリの・・・」のボリュームに、
多すぎて食べれないという女性の声も上がってたよう。
「そういうお客さんに、もっと手軽に、少量でも種類を楽しんでもらいたくて」と、
一件お店を作っちゃったわけですからスゴイですよね。
ま、それくらい「できるだけ多くの人に知ってもらいたい」という情熱があるんでしょう。
その想いを、少しでも多くの方に伝える役目もこのお店は担ってると思います。
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お店に入ると真っ先に目に入る立派なショーケース。
このお店の名実ともに「顔」となるわけですが、
この中に、伝統的なお惣菜や、
現在のパリを思わせるようなオシャレなプレゼンのもの、
デザートも数種並んでるのかな?
とにかく多種多様なお惣菜が並ぶ様は、見てるだけでも楽しくなります。
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「お店」をやること自体は難しくないのですが、
そのお店をお客さんがどう感じ、どう使ってくれるのかが重要なところになってきます。
立地に関しては岸部住人の僕にはわかりませんが、
周辺にお住まいの方々が、上手に使ってくれたら嬉しいですね。
「トレトゥール」という言葉自体に馴染みも無く、
聞いたことがある人も多くないくらい簡単ではないチャレンジですが、
それを知ってるお客さんだけではなく、
知らないお客さんにどうやって知ってもらうのか、
楽しみ方も含めた説明を根気よく繰り返していくことが、
地味で遠回りな作業に見えますが、結局一番の近道なんですよね。
その為にはフランスの商品を提供するだけじゃなく、
フランスの「店と客の距離感」まで伝えるつもりで、
お店を任されてるスタッフは積極的にガンガン会話をしていって欲しいです。
「受け身」では想いは伝わりませんからね。

そして地域に根ざしたあかつきには、
是非2号店を岸部にお願いします(笑)
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by monsieur-enfant | 2011-06-30 02:56 | ル ヌー パピヨン

1年半ほど前に、香里園に「ビエル」というパン屋さんがオープンし、
その後、10月には長岡京に「サンク」というパン屋さんがオープンし、
実際の経営状況までは知らないまでも、
お客さんからも有難い事に今のところ良い話しか耳に入らず、
それぞれがそれぞれの想いのある場所で、想いのこもったパンを焼き、
地域に根ざしたお店を育てていこうと奮闘しております。

そこに、もう一件、シュクレクール出身の職人のお店が仲間入りすることになりました!!
うち出身者は便の良いところに出したらいけない掟でもあるのかと思うくらい、
不便なとこ続きでしたが、ご安心を。今回は大丈夫です。
場所は、激戦区「夙川」。
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阪急夙川駅を降りて、海側ですね、出て左折。
向かいに渡ったらコンセントマーケットさんのほうに行っちゃいそうになるのを我慢して、
線路の高架下をくぐってすぐ右の道。
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もう、そこに見えてる3階建ての建物の1階・・・は美容室になってますので、
こっちです。
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階段下りた半地下・・・になるのかな?
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まだ店舗側は仕上げ途中。
でも、白と明るい木目を基調としたシンプルな店内は、
半地下というデメリットを感じさせないくらい明るく、
店側から外を眺めると、実際の広さ以上に広く感じられました。
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ゆくゆくは、内外の窓際の席を設け、
食べてもらえるスペースを作りたいそうです。

で、「シュクレ出身の証」が「そこ・・・?」っていう感じになってきた、
売場と厨房を仕切る、閉会式の棚(笑)
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ま、実際、狭い店には有効ですけどね。

で、この店を切り盛りするのは西崎君。
一昨年の年末まで、「ビエル」伊藤シェフが抜けたポジションを懸命に守ってくれた、
本当に真面目で熱く、責任感のある男です。
ま、裏を返せば・・・・って、今回は返さないでおきましょう(笑)
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焼き菓子などを担当するパートさんがいるものの、
基本、接客を担当するマダムとの二人三脚でのスタートです。

店舗のほうは、ほぼマダムが携わってる模様。
まだ小物などが入ってないので雰囲気はわかりませんが、
店のロゴも可愛く、なんかちょっとユルめのカフェのよう。
看板もまだですし、チラシみたいなのもなかったので、
店内の冷蔵ケース上にあったロゴをご紹介。
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・・・思ったより小っちゃくて、よく見えなかったですね。

あ!っていうか、店名言ってませんでしたね!(笑)
「トリコ」です、トリコ。
開店日は来週火曜日、7月5日の火曜日です!!
営業時間は8時~18時。
定休日は日曜日と月曜日、
古巣のスタッフが覗きに行けないような日程を組んだという噂が・・・(笑)

正直、真面目で責任感の非常に強い男で、3人の子持ちという情報以外は、
まだどんなパンが並ぶかも知らないので何とも言えないのですが、
あまり宣伝もせず、自分たちの出来ることからゆっくりやっていこうとしてるお店です。
できれば、数回で「このお店の全てだ」と決め付けたりせず、
長いお付き合いの中、店の変化や成長を一緒になって楽しんでいただけると幸いです。
うちやモンテベロがそうだったように、良いお客さんによって店は成長します。
良いお客さん無くして良いお店は生まれません。
パンも小物も並んでない、まだ空っぽの店内ですが、
小物が並び、マダムが立ち、パンが並び、パンが薫り、
足を運んでくださるお客さんが生まれ、会話が生まれ、出会いが生まれ、
少しずつ少しずつ、目に見えないものも含めて、
空間が満ち満ちていく日が来ることを心から楽しみにしています。
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日陰で涼んでた、逃げない猫の近くのお店と覚えてください(笑)
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by monsieur-enfant | 2011-06-29 02:30 | トリコ

ちょっと文章モノが続き、
読むのも疲れたと思いますので、
ほっこり癒される記事といきますね。

安心して気楽にお付き合いくださいませ(笑)

いつも店と家の往復となりますと、
感じる季節感は限られてきてしまいますので、
一季節に一回は、
季節というものを自分に擦り込みに出かけるようにしています。

高槻に行く用事があったので、
そこから候補地の中で一番近くにあるところをチョイス。
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高速でちょっと走ればこの静けさ・・・と思いきや、
歩きながら口ずさんでいたであろう「まるまるもりもり」が、
下り坂で若干ハイピッチになってきだした幼稚園児の列に遭遇(笑)

幼稚園児の列を、気を抜くとうっかり出てしまう慈悲深い眼差しで見送り歩を進めると、
チロチロと穏やかに流れる水の音が。
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ここに架かる小さな橋を渡ると受付があります。
ふと横を見ると、早くも艶やかな青のお出迎え。
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深さを増した緑に囲まれた、なだらか坂を上っていくと山門に着きます。
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宇治市 「三室戸寺」
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枯山水庭園を横目に本堂を目指します。
この階段、結構な角度です・・・。
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上り切ると、一気に視界が開けます。
7月は蓮が綺麗なんだそう。
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本堂を前にすると、
2度くらい気温が下がった気がしますよね。
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立派な鐘楼と三重塔
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下るほうが危険だった階段を下りて、
緑鮮やかな池泉庭園へ。
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すぐ濁りますが、心が洗われます。
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緑だけでも、様々な表情を見せてくれます。
苔も趣があって良いですよね。
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未だに区別がつかないハナショウブとアヤメ
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ちなみに高橋みなみと大島優子を2ヶ月くらい前に区別できるようになりました。

さ、紫陽花庭園へ移動します。
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ざっくりと「見頃6月」と書いてますが(笑)、
僕が行った時は少し早めだったかな?
でも、咲き切ったデカい紫陽花は可愛げがないので、
小さめだったこの時は、初めて紫陽花を「綺麗」と感じました。
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まずは青い紫陽花からお楽しみください。
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儚げな白。なんか・・・白ってズルイ。
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花ばかりに目が行きがちですが、葉の緑も綺麗ですよね。
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青を背景に、白とピンクのグラデーション。
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ふと目にしたこのお花、なんだろ?
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淡さの中の「朱」のインパクト。
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自然の描きだす色彩って、どうしてこうも美しいんでしょうね・・・。
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媚びることも臆することも無い強さと、
縛りのない圧倒的な自由。
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見られることを前提にした結果ではなく、
内から出てきた結果の飾らない佇まい。
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考え抜いた人為的「美」を凌駕する、自然の「美」。
季節と共に屈託なく咲き誇り、季節と共に潔く散りゆく姿、
桜もそうですが、自分もそう咲きそう散りたいと願うばかり。

下りばかりの帰り道、
立ち止まるたびにブレーキをかける脚のスネが張ってきます。
「そりゃ、まるまるもりもりも早よなるわ・・・」と納得。
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この土日、見頃ですよ。
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by monsieur-enfant | 2011-06-25 00:16 | とりとめなく・・

うちの子たちに限ったことじゃないんやろけどね、
何かにつけて「自信がない」とか出来ないことに理由を付けたがります。
じゃあ自信さえあればできたのかと言うと絶対そうではないわけで。
出来なかった原因は自信がないからではなく、
そもそも自信がない自分には気づいてたくせに直視せず、
自信がない自分を前提にした最良の準備を怠ったから以外ないわけで。
じゃあ聞きますけど、自信がなきゃできない程度の子が、
一体いつまで待ったら「自信」なるものを手に入れれるのか教えて欲しいもんです。
そもそも自信なんてものは、単純に成功からばかり得れるものではなく、
重ねて重ねた失敗の向こう側にある成功によって掴む感情なんです。
つまりね、自信が欲しいなら、まず結果にビビらないでアクションを起こすこと。
結局、棚からぼた餅的な成功なんて、
喜びは得れたとしても自信になんてならないんだから。
失敗を重ねる勇気、それが必要なんじゃないですか?
誰だって失敗は怖いもん。
でもね、
失敗を繰り返して、修正点を見つけ、20点を30点、30点を40点にしていくしか、
僕らのような凡人が100点に近づく術は無いんです。
たかが数回の失敗くらいで「俺はダメだ・・・」なんて弱音吐くのは、
10年に1人の逸材に任せておけばいいんですよ。
ま、願わくば本当に失敗まで辿り着く前に「やべぇな」と気づけるとベストですけどね。
いくらポジティブとはいえガンガン失敗されてたんじゃ、こっちもたまりませんから(笑)

そもそも、自信があるからやる、無いからやらないなら、
そんなもの最初からやらなきゃいいんです。
僕は「成果」は欲しいですが「自信」なんていりません。
基本、ネガティブが心に巣食ってる人間だからかもしれませんが、
覚悟とか執念とか、おどろおどろしい感情のほうが好きですしね(笑)
自信がないから頑張れますし、不安だらけだから挑めます。
思うのは、「自信」と「慢心」は紙一重。
自信なんて持たずとも、積み重ねてきた時間は決して嘘をつきません。
やりながら生まれたり、やりながら消えたり、
そんな不安定な感情に振りまわされてたら何も実行できないですよ。
やるのかやらないのか、ただそれだけ。
やりきるのかやりきらないのか、ただそれだけ。
やる前から出来なかった言い訳や、
選択肢に「辞める」という道を用意してる人間に、
成功なんて報酬が用意されてると思うこと自体虫が良すぎますよ。
成功なんて所詮形の無い朧気なもの。
そんなもの最初から求めてる人間が掴める成功なんて、
それこそ一瞬の幻想みたいなもの。
その朧気な幻想の先に見える本質を見失わないよう目を凝らし、
目を凝らし、目を凝らし、追い求めた結果手の中にあるもの、
それが自分の納得するものであったなら、一先ずそれで良いんじゃないですか?
他人の評価を気にしてキョロキョロしてる自分の心の中、覗いてみてください。
笑っちゃうくらい空っぽですよ。
まずはそこを満たさなくちゃ始まらないんじゃないですか?
僕は「他人の評価なんて興味ない」と言いますが、
ま、実際の所、正直他人の評価を気にするとこまで行ってないんでしょうね。
まだまだ自分自身を満たすことで必死です。
スタッフを満たしてあげることで精一杯です。
いつの日か、自分をある程度満たすことが出来たなら、
その時は周りの評価とやらでも気にしてみてもいいんじゃないですか?
「周りの評価」というものが、気にするに値するものなのかどうかはさておき、ね。

さ、結構書いてきましたね・・・。
もうちょっとお付き合いいただきましょうか。

こんな話をすると決まって挙がるのが、
「言ってることはわかりますが、自分なんて・・・」ってな下衆な発想。
ま、多くの「自分なんて…」って言葉は、
「謙虚」なんて言葉を都合よく当てはめて自分を慰めてるんでしょうけど、
周りの目より先に自分自身で自分を卑下することによって、
成果をあげれなかった時の言い訳の準備を予め作ってるに過ぎないわけです。
まったく・・・、そんなシケた思考の向こうに、
何かしらの成長があるとでも思ってるんでしょうか。
世の中、「あれがあれば」「これがあれば」なんて言い始めればキリがなくて、
ほとんどの日常があれもこれも足りない状況で立ち向かわなきゃいけないわけです。
状況は刻々と変わり、以前手に入れた自信なんてものは適応しないことがほとんど。
そうなると必要になって来るのは、
状況に合わせて今の自分に何が足りてて何が足りてないのかを把握する客観性。
悲観するためじゃなく前に進むために行う、
残念ながらあれもこれも持ち合わせない弱く頼りない自分の能力分析。
「そんな自分」が挑むために何が必要なのか。
「そんな自分」が応えるために何が必要なのか。
それを知り具体的に準備するためには、
「そんな自分」を正しく把握することが大事。
「失敗したらどうしよう」なんてウジウジ考えてる間に時間は過ぎてしまいます。
そもそも失敗したらどうするか考えながら中途半端に挑む向こう側に、
成果なんて用意されてるわけないでしょ?
「自己保身」ではなく「自己責任」として、
本気で「失敗したらどうしよう」と考えるのなら、考えてくれるのなら、
ただ直向きに全力で挑むこと以外ないわけです。
目の前の仕事に本気でベストを尽くす以外ないわけです。
決めるのは「やる」か「やらない」かだけ。
「やる」と決めたなら一心不乱にやったらいいし、
「やらない」と決めたなら、きっぱり止めたらいいわけです。
なのに「やる」と決めたことすら中途半端。
「決める」ってね、簡単に揺らぐ決意を「決める」とは言わないんですよ。
自分が決めた道すらビビって足が竦むくらいなら、
イチビッてカッコつけた安い想いを安易に語って来んじゃねぇよ、
・・・って、思っちゃったりしちゃいますよね?
うんうん、しちゃうしちゃう(笑)

モンテベロのスタッフが、休みの間に石丸館に行ったそうです。
そこで「この人、何歳だと思う?」って、どっかのシェフの写真を見せられたそう。
ま、日本人より彫りも深いので老けて見えるのは見えるんですが、
40歳くらいと思ったシェフが、実は28歳だったそう。
でもね、フランスではこれくらいの歳でどこぞやのシェフなんて珍しくないんです。
何故かというと、僕が思うに「自己」が芽生えるのが早いんですよね。
ペーペーの若僧からガンガン物言って来るし、
それぞれがそれぞれの哲学を持って生きてる。
早くから「個」として存在し「我」を持って周りと対峙しています。
日本はね、それが遅い気がするんです。
学生時代と変わらず、組織に守られてる感が抜けないからか、
組織を利用して自分を磨くんだという気概というか野心が無いですよね。
「言われたからやる」、「言われてないからやらない」
じゃなくてさ、自分がどう思ったかが問題でしょ?
結局、誰かのせいにしたいだけ。
言い換えれば自分に責任が回るのが怖いだけ。
それじゃ、ダメですよ。
責任を背負えない人間に「個」なんて認識できるわけないですもん。
日本特有の「協調性」っていう良い部分を隠れ蓑にした甘さとひ弱さと無責任さ、
ここを克服せずして本当の意味での「自我の芽生え」なんて望めないと思いますよ。

さぁさぁさぁ、長々と書き綴りましたが皆さんはどうお感じになったんでしょうか。
僕らはただちょっと先に生きてるだけで偉くも何ともないわけですが、
ちょっと先に生きてるからこそ、ちょっと先に知ることや感じることがあるわけです。
でも、それを伝えることは出来ますが、
「導く」などと大それたことが出来る力はありません。
歩き出す尊い力は本人たちが持ってるんです。
僕らが出来るのは、その「きっかけ」を作ってあげることくらい。
後はその小さなきっかけに指を引っ掛け、重い身体を引き上げ、
また次の小さなきっかけに指を引っ掛け、また重い身体を引き上げ、
そうやって自分自身の力で、
ちょっとずつちょっとずつ目の前の壁を越えていくしかないんです。

いつも言いますが、共感して欲しいなんてこれっぽっちも思いません。
ただ、若者に限らず、何か考えるきっかけにでもなれば幸いです。
だって、どれだけ促されたって、自分自身の心が何かに気づかなければ、
内から生まれたキラキラした尊い一歩は踏み出せないのですから。
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by monsieur-enfant | 2011-06-24 03:08 | とりとめなく・・

さてさて、
昨秋から溜まってる記事をすっ飛ばして東京編を書いてるのは、
実はこのお店を早く書きたかったからなんです。
お休みをいただいてるモンテベロのスタッフも数人行ってるはずですし、
シュクレの子らも後に行ってくれることと思いますが、
もう12年も経ってるお店に言うのは今更かも知れませんが、
ご夫婦2人でやっておられる、本当に素敵なお店です。
前置きはそこそこにして、進めていきましょうか。

中目黒の改札出て、右に駅沿いに歩きます。
すると、すぐにこんな景色。
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で、確か画像の左端にある、おっちゃんが立ってる角を右折したら、
こんな商店街が。
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「へ~~、目黒銀座っていうんだ・・・」って見上げながら、
商店街の中にあるっていう目的地を探しながら歩く。
ただ、ちょっと萎びた商店街かと思いきや、「銀座」の名前は伊達じゃないです。
古着屋さんありカッコいい帽子屋さんありと、結構な数の服屋さんが立ち並びます。
あ、ちゃんと若者が入れそうなお店ね。

目的地は2階にあるという情報は入ってたので、
見逃すまいと神経使いながら商店街のお店も物色・・・、あれ?
商店街、抜ける勢いでした(笑)
よく迷う自分のことは自分が一番よく知ってますから、
今回は抜かりなく見渡しながら来たはずなんですけどね・・・と思ったら、
あった!!
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ここ、さっき、
「へ~~、目黒銀座っていうんだ・・・」って見上げたすぐ真横でした(笑)
でもね、表からは全くわかんないんですよ。
二階と言っても、中に入ってからの階段ですから。
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さ、ようやく着きました。
中目黒 「石丸館」
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店内は、建物の中庭があるのか、
窓が開放され自然光が入り、とても明るく気持ちいいです。
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マダムに席に案内されると、入り口でご挨拶したシェフまで一緒に席まで。
スーツケース持ってガラガラしてたからお話に来てくださったのかなぁ・・と思ってたら、
なかなか帰らない(笑)
いつコースが始まるのかと不安になってたら、
もう一席のお客さんが来店され、ようやくシェフは厨房へ。
いや、お話は嬉しいんですよ。
でも、厨房はシェフ一人ですからね。
いつ始まるのか、実はもう始まっちゃってたりしてんのかとか考えて、
そわそわしちゃうわけです。

笑顔を絶やさず話しかけて下さるので、
緊張するというより和んだ空気でお話させていただいたんですが、
やっぱり緊張しますよね。
その喉を潤おす、陽射しと緑を愛でながらの一杯は格別です。
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今回、たまたま同じ日に同席したもう一組は、若い3人組のスーツの男の子ら。
「この子、スーツで来たの初めてなんですよ」とシェフが紹介してくれたのは、
以前、石丸館でアルバイトをしてた男の子でした。
「髪の毛も長くて、服装もなってない。ここまで来るのに5年かかったんです」
と、当時のことを懐かしそうに話す石丸シェフ。
現在、その子は実家に戻り、実家の農業をしてるみたい。
その実家の長野で知り合った3人が、彼の恩師のお店にわざわざ長野から車で、
しかも3人ともスーツで、この日、初めて訪問したのでした。
可愛いもんじゃないですか(笑)
でもね、
笑い事じゃないんで、この際ハッキリ言わせてもらいますけど、
一概に「全員」という括りは出来ないので、
「うちの子は大丈夫」と思うなら思ってください。
いいですか、飲食に携わるほぼ過半数の若者が、
世話になってる店に「しつけ」から教え込まなきゃいけないという大迷惑をかけてます。
あ、言っときますが、迷惑なんて、かけてナンボ、かけられてナンボの世界。
失敗を重ねて成長するんです。失敗なくして成長などありえません。
それに、出来るヤツと出来ないヤツがいるのが厨房です。
それが大前提にあっての、それを楽々飛び越えての「大迷惑」ですからね。
これがどれだけ苦痛なのか、わかりますか?
僕らは本来、知らないことや出来ないことを教えてあげるのが仕事なわけです。
すでに出来てなきゃいけないことを改めて教えなおすのが本業ではないわけです。
学校ならわかりますよ。お金もらってるんですから。
でも、僕ら、お金払ってるんですよ。
「先行投資・・・先行投資・・・・」と呪文のように言い聞かせながら(笑)
毎日、毎日、本当にうんざりします。
僕はね、それでも一応「縁」というものは大事にしたいと思ってるんです。
ですから、一度雇った人間は、絶対投げない。
僕の社員教育のモットーは「毒を喰らうなら皿まで」です。
こんな過酷なモットーかかげてる業種ありますか?(笑)
親の責任ってね、
「社会に出たときに、ちゃんと生きていける人間に育てること」やと思うんですよ。
それをね、手元にいる時に甘やかすのはいいんですが、
そのまま社会に出しちゃってる親、多すぎやしませんか?
先日も、辞める辞めないって話に親が同伴してきたそうです。あ、モンテベロね。
で、上手くいかない娘をかばって言った一言が、
「この子に合わせた教え方をしてくださったら良かったんじゃないですか?」
聞いたときは唖然としました。
そっくりそのまま親御さんに返させていただきます。
「あなたが娘さんに合った教育を施せなかった現実が今ですよ」ってね。
自分の娘がどれだけ迷惑をかけたかなんて気にもならないんです。
自分の娘にどれだけの時間や言葉や想いをかけて接してもらってたかなんて、
知りもしないんで平気で踏みにじるような態度とりますからね。
で、娘は横で泣いてるだけ(笑)何に対しての涙だったのかもわからぬまま。
自分のケツも自分で拭けない子供(残念ながら30前ですけどね)、
いまだに子供のケツを「なぜ汚れてるのか」も知らず丁寧に拭いてあげる親、
あ~~~、「この親にしてこの子あり」やなぁ・・・、ってな結末でした。

皆さんは、そんな簡単に社会というものを渡ってこれたんですかね・・・。
そんな甘く容易い世界だと社会を認識されてるんですかね・・・。
可愛い子供たちに、武器も予備知識も地図も持たせずに、
お弁当や水筒やおやつや目薬や冷えピタやマキロンやらだけ整えてあげて、
おもむろにジャングルの中に送り出すという残酷な行為をしてるのは、
むしろ親のような気がしてならないんですよね。
それによって、勿論周りだって迷惑も被りますが、
一番可愛そうなのは、その子供である本人たちです。
ジャングルの中で歩き出すことも出来ず、
可愛そうに、キョロキョロキョロキョロしてますよ。
今の世の中、生まれてから常に周りに何かあり、常に周りに誰かいて、
物も人も下手したら未来さえも用意されてるのが当たり前。
既に用意されてる中からチョイスすることが子供の仕事。
それが自分の力だと勘違いし、望めば手に入ると履き違え、
助けてもらってきたことにも気づかない子供たち。
そして、それを気づかせてあげれない無責任な大人たち。
だからいつまで経っても自分で探して用意することが出来ない。
いつまで経っても誰かに用意してもらうのを待ってるだけ。
こうなってくるとね、
小さい頃から染み付いた「習性」だと諦めざるを得ないわけです。

厳しさを伴わない優しさは、
僕には軽薄な自己保身の裏返しにしか見えないんですよね。
本気で向き合い、本気で何とかしてやろうと思ったら、
「優しさ」という感情だけでは足りないはずなんです。
僕は、僕自身がどう思われたって知ったこっちゃないです。
だって、仕事で僕と一緒にいる期間なんて知れてるわけですもん。
一緒にいる間なんて、怒鳴ってやることも守ってやることもできますよ。
でも、いなくなったら怒鳴ってやることも守ってやることも出来なくなります。
大事なのは、僕といる人生の中での一瞬の期間ではなく、
人生の中のほとんどを占める、僕といない期間。
そこをイッチョ前に歩けるようにしてあげれたなら、
どれだけ嫌われたって怨まれたって、本望じゃないですか?
だって、親の人生でもなく、僕の人生でもなく、その子ら自身の人生ですから。
親の作品でもなければ僕の作品でもなく、その子ら自身で作り上げていくものですから。
ま、本人らの自覚の無さが、結局のところ一番の問題なんですけどね。
その辺りは後日・・・。

さぁさぁさぁ、
久しぶりに大きく脱線しましたが(笑)
そういう若い子らと、席は離れていたものの、
ちょいちょいお喋りしながらの楽しい食事となりました。
ズワイガニのクリーム煮
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惜しむことなく使われたズワイガニと、優しいお野菜の甘味、
アミューズらしからぬボリューム(笑)

パンは自家製なのかな?
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ふんわい軽い柔らかめのパン。
なんとも言えない甘味が良い塩梅。

バロティン ド ボライユ
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おお・・・美しい・・・。
前菜一皿目にこういうの(バロティンね)がおもむろに出てくるのって素敵ですね。
「あぁ、今、『フランス料理』をいただいてるんだ」と、頭の先からストーンと落ちてくる感じ。
下にはマンゴーが添えられたり、仕込みにオレンジジュースを用いたりと、
重さを感じさせないフルーティーな演出が、射しこむ陽射しと共に良いアクセントに。

フォアグラのテリーヌ
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添えてるのはマイクロトマト。
シンプルですが、画になる一皿。
やっぱり、旨いもんは美しいですね。
そこにカリカリのブリオッシュを合わせます。
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僕、この組み合わせ(フォアグラとブリオッシュ)で旨いと思った店無かったんですが、
ここ、やっと両者のピントがバッチリあった組み合わせを見せてくれました。
う~~ん、しみじみ旨いですねぇ・・・。

コンソメとカリフラワー
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「はぁ~・・・」と溜息が零れます。
なんだかなぁ・・・、ま、当たり前のことなんですが当たり前のことじゃないんですが、
コースが一皿一皿進むにつれ、心の底に沁み渡る『フランス料理』の世界。
石丸シェフが奮闘した頃のフランスを今いただけるという、
いろいろな想いを馳せながらいただいたスープでした。
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甘鯛のソテー
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びっくりしたのはアスパラの太さ!
今まで食べたなかで一番デカイんじゃないかな・・・。
で、横にはオマールの爪。これもデカイ・・・。
カリカリに鱗が焼かれた甘鯛の身のふくよかなこと・・・・。
しみじみ・・・しみじみ旨い・・・が、もう結構な満腹感(笑)

仔羊のパイ包み焼き
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いや、もう、なんかね、
ただただしみじみと有り難くいただくわけですよ。
ガルニも一つ一つ美味しくいただきました。

デセール・・・これなんだったっけな・・・。
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ミニャもしっかり甘く
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「はぁ~~~」と大きく息を吐き、
窓の外を眺めながらいただく一杯のコーヒー。
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僕らにとっては、コーヒーから立つ湯気の如く朧気な80年代のパリ。
そんな湯気の向こうの1982年、パリ、カルチェラタンに、
日本人初のレストランをオープンさせたのが石丸シェフなんです。
前後合わせると30年余りフランスで過ごし、2件のレストランを開店させ、
1999年に帰国し開いたのが、この「石丸館」。
僕らが見ることも行くこともできない古き良き時代の料理を、
変わらず中目黒の商店街の中で披露し感じさせてくれる。
現在のフランス料理をフランス料理じゃないとは言わないけれど、
心の底から、「フランス料理を食べてる」と実感させてもらえます。
ご夫妻がこの場所にお店を開かれて、
もう12年になりますので多くの方が訪れたと思いますが、
フランス料理を愛する人、フランス料理に携わる人、
特に若い子たちは必ず行っておくべき店であり、
会っておくべきシェフであると思います。
ただし、メニューはありません。
昼、夜共にコース一本。
ワインもリストはなく、予算を伝えてのマダムのチョイス。
「自分のために店がある」と勘違いしてる自称グルメさんらは、
違和感を覚えると思いますので行かないほうが良いと思います。
さんざん書いといてなんですが、
シェフやお店の良さや雰囲気を良い感じでまとめてる動画があったので紹介しますね。

うん、ホントにこんな感じ。
店もシェフもすごく自然体。
そんなシェフが帰国した際、一番驚いたのは「若者の覇気の無さ」だったよう。
ま、フランス人とはそもそも気質も自己表現の形も違うので、
一概に覇気が無かったんじゃないとは思いますが、
30年もフランスに居たんじゃ、そう思われるのも仕方ないですよね。
そんな話もしていただいたり、同席したのが「若い子」たちだったってのもあり、
次回は久しぶりに「若い子」向けの記事と行きましょか。
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by monsieur-enfant | 2011-06-23 01:29 | 石丸館

「挑戦」

さてさて、この日は表参道。
昼間にブラブラしたとこだったんですが、
「あ、ここも表参道に入るのか・・・」って思うくらい雰囲気の違う道。
駅からそこそこ歩いたところ、聞いてなきゃわかんなかった隙間から擦り抜ける。
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ここ、地下に降りるわけではなく、一段・・・と言っても結構な高さになりますが、
一段下がった道へと降りる階段になってるんです。
振り返り、見上げるとこんな感じ。
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で、降り切ったところのド正面に一件、お店らしき建物が。
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なんだか、この店の為のアプローチみたい。
ただ、一本入るわ一段下がるわ、この立地でやれてしまうのは東京ならではかな。
南青山 「プリズマ」
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入るや否や目に飛び込んでくるのは、スコーーンと抜けた広々とした空間。
ホテルのレセプションを思わすソムリエさんらの仕事場に、
かなりゆとりを持って置かれたテーブル、
相反するサービス陣のカジュアルなユニフォームと、
空間に違和感を覚えるカジュアルな椅子(いや、そりゃ高いんでしょうけどね)。
この辺のバランスが「東京」なんでしょうね。
「センス」って部分では全く自信がないので、この辺には触れないようにしておきましょう。
でも良い悪い好き嫌い抜きにして、
こういう崩したところにも「レストラン」と「リストランテ」の感覚的な違いって、
あるように感じます。

さ、席に座ると頼りなさげな椅子は案外座り心地もよく(高いでしょうからね)、
後にあっちこっちで「寒い、寒い」と言われて閉める羽目になってましたが、
巨大な窓というかガラスの壁というかが強烈な解放感を醸し出していました。
コースは確か10000円一本。
「リストランテ」には滅多に足を運ばないものですから、
この日はいろいろ楽しみです。
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先に言っておきますが、結構暗いんですよね。
席に座ってると、そんなに感じなかったんですが、
画像がホントに暗いです。
何とかベシャリで埋めたいと思いますので悪しからず(笑)

トマトのズッパとパンテッレリア島アチュートのジェラート
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何度食べてもイタリア語のメニューはちんぷんかんぷんで全然わかりませんが、
爽やかなトマトの酸味が、コースの始まりの合図です。

自家製パン
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イタリアンでは珍しいパンのバリエーション。
見た目ラブリーですが、甘いパンとかは無いです。

麦イカの墨煮とポレンタ・フレスカ
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ホント、麦みたいなイカ。
その食感に墨の香りが纏わりついて、これだけでも美味しいけど、
底に敷かれたポレンタが旨い!合わせて良い塩梅。

愛媛産天然真鯛のカルパッチョ そのブロードのジュレと肝のジェラート
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溶けはじめた肝のジェラートと絡まるカルパッチョ。
印象の薄い一皿が、美味しい仕掛けでより魅力的に。

ワインもイタリアは見当もつきません。
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お任せにするのも一つの相性ですが、
良いチョイスをしていただきました。

フランス産アスパラガスのスフォルマートと、愛知産トリ貝のアーリオオーリオ
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今書いてて知りました!ゲソやと思ってたらトリ貝だったんですね!(笑)
いやぁ、でも秀逸の一皿でしたよ。
ゲソ・・・いやトリ貝の塩分と香ばしさ、そこにニンニクの旨味も相まって、
これだけなら「ビール持ってきて!!」って言いたくなるところですが、
アスパラのスフォルなんちゃらがべらぼうに旨い!
甘くて優しく、でも淡くも頼りなくも無く、しっかりアスパラでした。
それを代わる代わる食べる幸せな時間は一瞬で終わってしまいます・・・。
儚きは、美しきですねぇ。

ワインも快調です。
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ズワイガニと赤ワインのタリオリーニ エストラゴン風味
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旨い!文句なく旨い!
でも、もうちょい個性があっても良かったかな。

ストロッツァプレティ アマトリチャーナ
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旨い・・・これは唸ります。
多分、こっちのほうが先程のパスタよりベーシックなんでしょうけど、
なんていうんですかね・・・、完成度、鳥肌もんです。

愛媛産清美オレンジとカンパリのグラニータ
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お口さっぱり。良い流れです。

ラカン産ホロホロ鶏のアル ヴァポーレ ヴェッキオ・サンペリ風味
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オープンキッチンから見参した瞬間から、
「あれやな・・・」と目で追ってました(笑)
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目一杯の香りとともに封切られます!
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各部位に切り分けられ、お上品に再登場。
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ぐはっ!旨い!
過去最高のホロホロかも!(ハズレが多いのであまり頼まないんですが・・・)
うわぁ・・・、なんなんすか、これ。
ジューシーっていうか、滴ってる感じですよ、常に、・・・何かが(笑)
そう、常に何かが滴ってる感じ・・・って2回言うくらいジューシー(結局ジューシー)。
いやぁ、旨味もなんていうか、凝縮されてるって感じじゃなくて、
後から後から溢れ出て来るような感じ。
これだけポテンシャルの高いホロホロを最適の調理法でいただくとなると、
やっぱりアル・ヴァポーレ・・・・なんちゃら風味になるんでしょうね・・・、
うん、そうなるよね、やっぱりね。

チェリーとバルサミコのジュレとメレンゲのジェラート
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うん。こういうストレートなんも美味しいですね。
酸味と甘みの妙。
シンプルですが、菓子屋ではないレストランのデザートです。

ドモーリ社のチョコレートとパルミジャーノ・レッジャーノの温かいトルタ
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いつもの自分の感覚だと、もっと変態なのが来ると思ってた(笑)
至って普通。言われてるからわかる、かすかなパルミジャーノの香りと塩気。
個人的には、もっと責めて欲しかったです・・・。

最後はマッタリとハーブティー。
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お茶菓子もイタリア臭プンプンでした。
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うん、良いお店でしたよ。
シェフは2店のお店を持ってるわけですが、
リストランテと、トラットリアやバールは珍しくないんですが、
2店ともリストランテという展開に興味があったんですよね。
シェフが前に居てはったペルゴラには行った事ないので、
どう違うのか、どう変えはったのかは分からないですが、
現状に留まらない新たな挑戦に、単純に「カッコええなぁ」と思います。
サービスも堅苦しくなく、付かず離れず、どっちかというと離れ気味のスタンスで、
広い空間の中に流れる緩やかな時間を静かに楽しませていただきました。
オープンして間もない新鮮な店内でしたが、
やはり有名店のシェフの新展開ということもあり、
太い客と言うか胡散臭い感じの業界人の香りがプンプンしてた客層が多いのが、
ちょっと気になったくらい。
僕はCPは高いと思ったんですが、
この場所と価格帯で、どう一般客に受け入れられるのか。
21時以降はカルトでもオッケーだそうなので、
料理のポテンシャルは折り紙つきなだけに、
広いお客さんに足を運んで食べてもらって欲しいなぁ・・・と無責任に願う、
狭いお客さんをターゲットにした、浪速の商人でした((笑)
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by monsieur-enfant | 2011-06-20 01:13 | プリズマ

お知らせとオススメ

東京編の途中ですが、ちょっとお知らせを。

モンテベロですが、来週の22(水)23(木)を臨時休業とさせていただきます。
よって来週の休業日は月曜日から木曜日までとなり、金曜日からの営業となります。
これはシュクレもいただいたGWの代休・・・の代休です。
催事もあり、休めなかった代休ですので、何卒ご理解くださいませ。

さて、臨時休業前の今週末ですが、
モンテベロにしては珍しく、ラブリーなお菓子が登場します!
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ビジュアルに負けないラブリーな名前が思いつかないそうですので(笑)、
まだ名前はないんですが、メレンゲとクラフティとスリーズの、季節感溢れるお菓子です。

ではでは、雨続きの毎日ですが、皆さまのお越しをお待ちしております!!
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by monsieur-enfant | 2011-06-17 19:59 | ケ モンテベロ

『粋』

この日は満を持しての初東京鮨。
と言っても、もともとお酢が苦手だったのもあって、
「お寿司」というものをあまり食べてなかったんですよね。
母曰くの「安い寿司」を食べて気分が悪くなったのが発端だったんですが、
ホントに歳食ってからですね、お鮨を自分で食べにいくようになったのは。
でも食べる機会と言えば、北に向かう心の逃避行時くらいかな。
そこで素晴らしい鮨や職人と出会うことで魅力を知り、
「じゃ、東京のお鮨ってどんなんやろ」って興味が湧いてきてたのでありました。
ただ、躊躇させらてたのが、
「東京なら倍はするよ」って聞かされる地方との価格格差。
いやいや、金沢でも決して安いわけじゃないのに「倍」ですか・・・
って躊躇してたんですが、
今回、予約が取れてしまったら腹を括ろうと意を決し、電話をしてみました。

そもそも専門外なので全くわからないジャンル。
昼間にやってるお店自体少なく、さらに月曜定休日も多いんですよね。
「あ、取れた!ラッキー!」くらいで、
大した予備知識もないまま向かったのは、溜池山王。
初めて降りる街ってすごく楽しくて、キョロキョロしながら歩くんですが、
雨の合間に晴れ渡ったこの日も、
緑に囲まれた素敵な道を間違ってるとも知らずに延々楽しそうに歩いてました(笑)
「もっと早よ言えよ!!」と、
ルートが大きく外れてると言い出すナビウォークに突っ込みながら、
来た道を急いで戻る。
「これか・・・な?」
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らしき建物の近くに行っても周囲を歩いても全くらしきお店は見つからない。
もう一度確認してみる。
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そう、この建物に間違いないはず。
そろそろウロウロし過ぎて怪しまれてしまいそうだったのもあり、
中にいるガードマンさんに聞いてみる。
「そこを曲がった突き当たりを左です」
え・・・?地下とかじゃなくて一階?
だって、ここ、普通に日本自転車会館の事務局みたいな感じですよ。
そこを曲がったとこって言っても、学校の廊下みたいな感じで、
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突き当りを左って言われたって、こんなとこに・・・、あれ?
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あったりするんですね(笑)
溜池山王 「鮨 さいとう」
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たった7席のみの店内。
逆に、だから予約が取れたんですね。
1人で行くときは奇数の席数のお店は意外にギリギリでも取れるのかも。
この日も他の席は2人連れが3組。空いてる一席に滑り込んだ感じですね。

カウンター越しに対峙するのは大将一人。
まだお若くてびっくりしますが、すぐに「この人ありき」のお店だと実感。
職人としての腕も勿論ですが、特にカウンターを挟んでのお店の場合、
やはり人としての相性も大事。
特に初めてのお店の時は話すこともままなりませんから、
ちょっとした気配りも嬉しいもの。
常連さんとのやり取りの合間にかけてくれる一声一声に、
堅苦しさも緊張もない素敵な時間を過ごさせていただきました。
まずはビールから。
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せっかく予約が取れたことですし、つまみからゆっくり堪能することに。
白魚
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う~~~~!
ちゃんと一匹一匹がプリプリしてます!

余市の紫雲丹と馬糞雲丹
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豪華な食べ比べ!

ここでたまらず日本酒にチェンジ
越乃影虎
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煮蛸と蒸し鮑
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鮑はワサビとお塩でいただきます。

確かこの辺で聞かれたんですよね。
「岩永さん、夜と同じでフルで行っても良いんですか?」って。
「良いっすよ。お願いします!」と上機嫌で答えたわけですが、
一応、「ランチはお得」って聞いて来た・・・んですけどね(笑)
いや!なかなか来れない名店ですもん!ガッツリ行きましょう!


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鰹が口に充満したと思ったら溶けてなくなる感じ。
余韻に流し込む影虎の旨さったら・・・。

子持ちヤリイカ
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あ~~~~、旨い。しみじみ旨い。
これだけつまみの旨い鮨屋さん、初めてです。

青柳の貝柱
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ギュッです、もうギュッって感じ。
わかりますか?ギュッて凝縮されてるわけです、旨みが。
火入れも絶妙。

白海老
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アマ旨ヌメ旨トロ旨。

酒盗
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とっくに酒、盗まれてます(笑)

赤むつ・・・だったっけな?
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うわっ!旨っ!脂の甘みと香り、ふくよかな身、絶品です。
あ~~~~、ほんと旨いなぁ・・・・・。

さ、握りに行ってもらいます。
まずは水茄子の浅漬けで口直し。
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で、お酒もチェンジ。
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でも、夜の一人酒は良いんですが、昼から一人で手酌は何とも寂しいものです・・・。
ま、それでも飲みますけど(笑)

甘鯛
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!!
ネタもさることながら、シャリ!
なんですかね・・・塩を感じるんですがしょっぱくはなく、
お酢の円やかさと相まってのタネとの一体感。
「あ・・・、これがさいとうさんのお鮨かぁ・・・」と一貫で感じるクオリティ。

縞鯵
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こはだ
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づけ
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中トロ
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大トロ
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スミイカ
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車海老
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とり貝
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煮蛤
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馬糞雲丹
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穴子 塩
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穴子 詰め
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かんぴょう巻き
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こはだのお仕事も、マグロ3連発も、車エビのデカさと茹で加減、
鯖の締め加減、煮蛤のジューシーさ、かんぴょうも旨かったなぁ・・・と、
挙げればいちいちキリがないので画像のみでお送りしました。

でもね、やっぱりここの魅力は「人」。
勿論、美味しい云々は当たり前のレベルなので省かせていただいての焦点ですけどね。
この日は面白い常連さんがおられてブツブツ呟いてはったんですよ。
「鮑の旨味が増した気がするんだけどなぁ・・・。旨味調味料でも入ってんのかなぁ」
「味噌汁、相変わらず旨いねぇ。味噌は合わせてんの?タケヤ味噌と・・・・何かな?」
とかね(笑)しかも結構、延々と。
そこで唸ったのが大将の「客まわし」と言いますか、あしらいの妙。
そんな常連さんとなぁなぁになって、
他のお客さんなんて放ったらかしな店なんてザラにありますからね。
でも「営業妨害ですよ」とか「出禁にしますよ」とか笑いながら返しつつ、
「すいませんね、変なお客さんの日に当たってしまって」と僕らにも振ってくれて、
そのうちその呟きが面白くなってきちゃって、店に変な一体感が出て来ちゃって(笑)
目配り、気配り、ちゃんと行き届いていて、
それぞれのお客さんが良い気持ちで楽しめるような配慮は、
なかなか出来るもんじゃないですよ。
握った鮨を置いてもらうお皿がちょっと汚れただけでも拭いてくださる「気づき」は、
ちゃんと「一客」として見てもらってる安心感にも繋がります。
それから特筆すべきは、チラホラと奥から出てくるお弟子さんの姿勢。
毎回「失礼します!」と入ってくる声は、とても耳に心地よく、
ダラダラした所作は微塵もないキビキビ動く立ちまわりは、
見てて気持ちよいくらい清々しい。
暑くてジャケットを脱ごうとしたら入口が開き、
厨房からお弟子さんが回って取りに来て下さるんです。
ボーっと近くに立ってるだけで全く動かない、
サービス料ぼったくりのレストランなんて万とありますよ(笑)
こういうのがね、「良い店」っていうんですよ。
店主一人なんて、どうにでもなるんです。
注目されてるお店は大概がそれなりの厳しいとこで研磨されてきてるんですから、
それなりの対応なり仕事ができて当たり前。
ただね、なのにスタッフが酷い店は後を絶ちません。
正直、うちも全スタッフと意思の共有が出来てるかと言うと、そうではないかもしれません。
でも、お店は店主だけのものではありません。
店主だけで成り立ってるものでも、店主だけで支えきれるものでもありません。
店主一人で全お客さんに接することが出来るわけもないですし、
店主一人が評価されればそれで良いなんてことももっての外。
周りの人間、みんな含めて「お店」は成り立ってるんです。
そんな「周り」が気持ち良いお店に出会うとホントに嬉しくなってしまいます。
「だよね、やっぱりそうだよね!」と思ってしまいます。
全員(大将も含め)丸坊主の潔さ。挨拶や礼儀の徹底。
今の世の中、なっっっっかなか出来るもんじゃないですよ。
さいとうさんで感じた気持ちよさのほとんどは大将の存在かも知れませんが、
そこに出てくるお弟子さんの姿や声が全く邪魔にならず、むしろ好感を持ち、
更にお店へのイメージまでアップさせてくれるお店、そうそうないですよ。
うちも常日頃から言ってることですが、
厨房の声や活気は、必ずお店に伝わっていくんです。
「失礼します!」「後ろ通ります!」「わかりました!」
そんな毎日繰り返し使う他愛のない言葉だって、
同じ言うならハキハキキビキビ言うことで単なる返事の枠を越え、
ちゃんとお店のBGMの一つとしてお客さんの耳には聞こえるんです。
それを「なんて?」っていちいち聞き直さなきゃいけない我が店の意識レベルの低さを、
改めて突き付けられました。
そして改めて、やっぱり大事なことなんだってことにも気づかされました。
そしてそして、お会計の際には「あ・・・・、そっか・・・、ここ三ッ星なんだった」ってことにも、
改めて気づかされた次第であります(笑)
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by monsieur-enfant | 2011-06-16 20:56 | 鮨 さいとう

雨滴る東京初夜

あれやこれや書かなきゃいけない記事が溜まってるんですが、
ちょっと頑張って「今」的なものを書いてしまってから、
季節感などもうどうしようもない昨年の秋口や、
暑さ本番くらいになった頃に涼を求めて、
年明けの雪の金沢などに移っていきたいと思います(笑)

さてさて今回は、先日いとこの結婚式に幕張に行ったついでに寄って帰ってきた、
東京からお送りしたいと思います。

前々回はそこそこの雪に見舞われ、
前回は春の暖かさから一転の雨と寒さ、
で、今回は大阪から一緒に台風を連れて行く始末・・・。
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渋谷から歩いて向かう途中に気がついたのは、
今回同席する2名に両方とも同席する人の名前を教えてなかったこと。
頑張って急いで向かってたんですけどね、
強風と雨に知らない間に押し戻されていたのかいなかったのか、
摩訶不思議なことに、気づけば20分ほど予定時間を過ぎてしまってたんですよね。
「せめて先に着いてる初対面の2人に相手の名前を伝えなければ!」
・・・と思ったんですが、
携帯のナビをガン見して目的地に向かってる僕としては、
連絡するために画面切り替えたら歩けなくなっちゃいます・・・。
じゃ、止めとこ(笑)

「ここで合ってんのかな・・・」と半ば諦め気味で入った小さな路地。
その中に一件、良い雰囲気のお店がありました。ここです!
渋谷 「ワイン食堂 SAjiYA」
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先に着いてた2人、さすがの機転で何なく合流。
頼もしい限りです(笑)

さ、早速ワインをいただきます。
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卵と野菜のピクルス
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まさかの卵も浸かってます。

アスパラ・ソバージュとソラマメのサラダ
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パンは近くのヴィロンさん
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バゲット以外、あんまり食べたことなかったんですが、
これ、旨かったです。

パテカン
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肉肉しいパテカン。
こういうのちゃんと出してくれるとこ、嬉しいですね。

アンドゥイエット
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テンションの上がるビジュアルが続きます。

トリッパのカツレツ
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これだけデカイのは、ガチのビストロでもなかなか出てこないですよ!

ハラミのステーキ
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肉ももちろんですがジャガイモ旨し!

デセールは盛り合わせでやってくれました。
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しつこくまだ飲みます(笑)
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3月にオープンしたばかりのお店。
2人でやってはるホッコリした空気感とは裏腹の、
本気のビストロ料理に大満足。
味、ボリューム、共に良かったですよ。
こういう使い勝手が良くて尚且つ旨い店が、東京にはゴロゴロあるんですよねぇ。
そろそろ岸部にも・・・ねぇ(笑)
この日、1人は妊婦、1人は界隈の超人気店のシェフとの食事でしたが、
ちょっと妊婦、放ったらかしだったかと反省(笑)
いつも「お願いね」と店選びを投げるんですが、
毎度ながらのセンスの良いチョイス。さすがでした。
さすが食うことにしかアンテナを張ってないだけのことはありました(笑)
くれぐれも母子共に身体には気をつけてくださいね。
さて、もうひとかた、一度しか行ったことの無いお店のシェフですが、
やってること、やろうとしてること、
それらのベースをお互い感じあっていれたからこそ、
安心して他愛の無いことをグダグダとお喋りできた楽しい時間でした。
なかなか気を許して飲む相手のいない僕にとっては貴重な時間となりました。
また是非ご一緒しましょう!・・・っていうか、
そろそろお店のほうにも再訪させていただきますね。

そんなこんなの楽しい東京の初夜でした。
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by monsieur-enfant | 2011-06-13 22:51 | ワイン食堂 SAjiYA

파이팅!!

さてさて、BBQに続き身内ネタですが・・・

バイトで2年半も頑張ってくれてた祐子ちゃんが韓国に語学留学することになり、
その送別会を茨木で開催することになったのは、ちょうどBBQの前日のことでした。
茨木「イル ピスタッキオ」
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僕、更新が滞ってて、行ったことあるお店のアップは後回しにしてるんですが、
ここ、気がつくと書いてない記事が2、3件あるくらい良く通わせてもらってます。

店主、誠太郎君がうちに居た時にも裕子ちゃんとは一緒に働いてるので、
「祐子ちゃんのイメージで」と出されたワインはこんな感じ。
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てっきり、ワインのイメージ的な話かと思いきや、
「いや、ジャケットの画が似てると思いまして・・・」と。
「あぁ・・・、なんかこう、静かなと言うか・・・ねぇ・・・」っていう、
微妙な反応は察していただけたでしょうか?(笑)

今日は、お祝いですのでシェフにお任せです。
カジキマグロの生ハム
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しっかりマグロ味。
下に添えられたトマトが爽やか。

生シラス
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デロデロの生シラスにオリーブオイル、
パンにたっぷり乗せていただきます。
シンプルやけど旨いねぇ・・・。

生ウニ
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シチリアでは、小粒なウニが多いから、
パンでスクって食べるんですって。
こりゃ贅沢!!

エビに
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ホタテに
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サバに
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ピスタッキオの真骨頂の魚介類のオンパレード!
更に、鰺2種!
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めっちゃ鰺!!(笑)
今でも思い返すと口の中、鰺になるくらい鰺でした。

ムール貝 トマト にんにく レモン
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ナイスビジュアル!!
こういうの、大人数のときは盛り上がりますよね!
が、皿に溜まったスープを貝殻を使って飲み続けるマダムが一名・・・。

定番のタコ
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ムール貝の貝殻を、ここでも流用するマダム一名・・・。

相変わらず頑張って焼いてる自家製パン
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貝殻下げられるや否や、パンで吸わせるマダム一名・・・(笑)

「明日、BBQやし」
「この後、帰ってまだ作業あるんで」
言っていたような気がしながら二本目の白。
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さ、ここから至極のパスタ3種です。
生ウニたっぷりのパスタ
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マグロのカラスミのパスタ
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メニューには「~島風」って書いてたんですが、
字が下手過ぎて解読できず(笑)

ピスタチオペーストのペンネ ブロンテ風
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いやぁ、どれもこれもホントに旨い。
よくもまぁ一人でこなすなぁ・・・と感心します。

で、最後に白をもう一杯。
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白エビ 白魚 ハリイカのフリッと盛り合わせ
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仔牛モモ肉の薄切りソテー マルサラ風味
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どれもこれも美味しくお腹一杯いただきました。

さ、ここで拍手と共に登場したのは
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ピスタチオのジェラート ~たくさんの感謝の気持ちを添えて~
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お疲れ様は勿論ですが、数日後に控えた誕生日は韓国に旅立ってしまってるので、
ちょっと早いハッピーバースデーも足してもらいました。

流れ的に、このままエスプレッソで終わると思いきや、
まさかのもう一杯(笑)
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このアーモンドのお酒を先程のピスタチオのジェラートに注いで食べると相当旨いです!
これ、シェフに頼んで「いつもの」で出してもらえるようになりました。
37年生きてきて、初「いつもの」です!(笑)

なんかね、寂しさは急に訪れるもので、
店を出て駅に向かう途中、
「あ~~、なんだか寂しくなっちゃうね・・・」と、
誰からともなく言葉が漏れる。
でもね、結果として「寂しいね」と、
お互い思える時間を一緒に過ごせてこれたことが、
何より嬉しいなぁ・・・とも思うわけです。
この日、先に席に着いてた祐子ちゃんの頭を、
「久しぶり!」ってポンポンしたら、
「止めてください!シェフと食事するのに緊張しまくってるんですから!」
と一斉に止められるくらい僕への免疫が生まれなかった祐子ちゃん。
確か・・・2年半もいてくれたんだよね・・・?(笑)
そんなシャイな祐子ちゃん。
でも高槻からいつも自転車で通ってくれてた頑張り屋さん。
雨以外の日は、寒くても暑くても、いつも自転車で通ってくれてました。
ふわふわした印象の中にある、意外にしっかりした芯を持ち、
好きな韓国に28での語学留学。
よく決心したと思います。
ま、周りからの意見ってのは様々で、
何が正解か不正解かなんてものは、
僕は人生においてあまり意味がないものだと思っていて、
悩みに悩んで正解を一個出す人生よりも、
チャレンジを20個した人生のほうがどれだけ有益かわかりません。
一生懸命アクションを起こして、
その結果が不正解ならやり直せばいいんです。
何に繋がるかなんて考えてる間に時間もモチベーションもどんどん無くなってしまいます。
そもそも何かするってことは、
何かに繋がることしかしちゃいけないんでしょうか?
成功することしかしちゃいけないんでしょうか?
行って良かったかどうかは本人の心が決めるものです。
そして彼女は、そう思って帰ってきてくれるはずです。
今よりもっともっとたくましく、
もっともっと良い笑顔での再会を、
心から、心から楽しみにしています。

P.S
ここの店主、ブログで涙ちょちょぎれること書いてくれてました・・・。
ありがとう。
「同じ時代を一緒に頑張っていけることを嬉しく思う」
そっくりそのまま返させていただきます。
と、来年のBBQの参加表明、ありがとうございます!!(笑)

と、リシェ関連ですとこちらも一言。
とっても良い表情で写ってましたね!!

北摂も良い想いを持ったお店が増えてきましたね。
これからも、こう言ってもらえるよう頑張らなきゃなぁ・・・と思いますね、はい。
依然、賛同票は少数派ですが(笑)
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by monsieur-enfant | 2011-06-13 00:30 | イル ピスタッキオ