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なないろめがね

えっと、本日衝撃的な展開があったわけですが、
いろいろ話の流れもありますので、
遡った話はそこに辿り着くまで続行させていただきます。
ま、「組織」というものを散々意識し、散々警戒し、
一歩一歩慎重すぎるくらいに進めてきたわけですが、
それでも「おおぅ・・・これが組織か・・・(笑)」と突きつけられる展開です。
ご心配なく、「喧嘩別れ」とかじゃないですので・・・。

さぁさぁ、前回の続きと行きましょうか。
シュクレのオープンの時もそうだったんですが、
あまり知らない、知られてないことをやるときに注意しなきゃいけないのが、
周りが「押し付けられてる」と感じることと、
やる側が「誇示」してると思われること。
なので気をつけたのは、「先行し過ぎないこと」。
僕が「こういうのが出来るんですよ!」ってことを知らしめる為の店ではないので、
うちみたいなパンを知らないお客さん相手に、本当にベーシックな、
今思えば普通の「つまらない」(笑)パンを並べていました。
バゲットより大型のパンは無かったですし、
具材も3種類以上の組み合わせは、サンク・ディアマンくらいだったんじゃないかな。
そして、そこに慣れてきだしたと思ったら、そっと次へ。
また追いついてきたと思ったら、そっと次へ。
時にはお客さんのほうがトントントン!と上がってきて、
急いで対応するときもありましたが、
基本、先行しすぎず、お客さんと一緒にお店を成長させていくことを選択しました。
7年経つ今でも、まだダラダラと自分が思い描く形に向けて歩いてるところです。

こっちなんて、もっとです。
呼ばれて来ておきながら、「完全アウェー感」満載でした(笑)
ま、勿論、パンを作ってもらうために呼んだ人間が、
一ヶ月近くも全くパンを作らないんですからね。
理解しろというほうが難しいところもあったと思います。
ただ、先にも書いたように、まずは「相互理解」が何より必要で、
それが無ければ、いつ何時誤解や行き違いが生じるかわかりません。
お互いの根っこの話、ビジョンの根っこの話、プロジェクトの根っこの話、
それらさえしっかりしていれば、「言った言わない」の無益な話もなくなるでしょう。
「組織」というのは一日で今までのことがひっくり返されることは多々あります。
前に進む為の準備と共に、そういうときの為のリスクマネジメントも兼ねた時間でした。

こういうときに、何よりも有難いのが「理解者」です。
事を進めながら、声を上げ、必要性を説いていく中で、
内部の人間すら惹き付けられなければ、
外部に魅力ある形で発信できるわけありません。
そんな中、その一つの物差しとなり、且つ大きな心の糧になるのが「理解者」です。
そりゃね、どんなに心が強くても、どんなに意思が強くても、
理解者なくして思い続けることは出来ませんよ。
そんな理解者、賛同者、
それらが作り手の中には多数居てくれたのは大きなモチベーションになりました。
そして長い時間、話し合いの場を設けていただいたんですから、
今度は僕の自己紹介をしなければなりません。
勿論、僕の「自己紹介」というのは仕事以外ありません。
能書き垂れに来たわけではないですからね(笑)

最初の一ヶ月の締めくくりが、こちら。
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「あ!そういえばコイツ、パン屋だったよね!」って、
なんとか思い出していただけたでしょうか?(笑)
こっちに来てから初のパンの画像ですが、
これを載せるまでの時間以上に、ここまで来る道程は長かったです。
ヴィエノワズリーとパンは別の日ですが、もちろんこれ、全部サポート無しです。
正直、何にも無いし、何でも不味いんで、全部一から作らなきゃいけません。
久しぶりに具材、クリーム、仕込から成形、焼成まで一人でやって、
「あぁ、一人仕事もいいなぁ・・・」と思ってみたり(笑)
いやいや、みんながいて、やっぱりいつも支えてもらってるんやなぁと実感しましたよ。
ただ、こうして並べた僕のパン、いやシュクレのパンに、
あまり見たことも触れたことも食べたこともない人たちが、
最初は「固そう」とか「焦げてる」(笑)とか警戒しながらも、
最後には「美味しかった!!」と喜んでくれたところ、
岸部で踏ん張ってくれてるスタッフたちにも見せてあげたかったです。
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前に、一度3日間来たって話、したじゃないですか。
その際、僕も会社にいろんな矛盾や不信感を抱いたわけですが、
もちろん会社側も、いろんな要求に対して全然「イエス」と言わない堅物に対して、
やっぱりリスクを感じたと思うんですよ。
ま、そのリスクは解消されたわけではないですけどね(笑)
その中で、僕が「もう一度、この場所に来よう」と思えたのは、
数人の情熱ある職人の存在でした。
その数人は、僕を採るのに思い切れない会社側に強烈にプッシュしたらしいんです。
「絶対、あの人は今の自分たちに必要だ」って。
それを、この日、薄っすら涙を浮かべながら、
「あの時、本気で推薦したことが正しかった」と話してくれました。
そりゃ推薦した人間が、来てから一切パン作らないんですもんね。
やっと作ったものを、周りが「美味しい」と言って食べてる姿を見て、
ホッとした思いも正直あったことでしょう。
部長さんですから「外れたらヤバイ」って危機感もあったでしょうしね。
「・・・・っていうか、早よパン作れよ!」と内心思ってたんじゃないでしょうか(笑)

ま、こうしてお仕事のことも書いたわけですが、
一応スタッフへの報告も兼ねて書かせていただきました。
あんまりこういう「こんなんやってます」的な話を書くのはしんどいんで、
またこれから今まで通り、お気楽な「韓国、食と暮らしの安心ガイド」をお送りします。

あ、冒頭に書いた「衝撃的な展開」ですが、
今は2ヶ月目に入り、予定通り上記のパンをスタッフに教える段階に入ってるんですが、
2日前くらいに就任した部門責任者なる人に、全部ひっくり返されました(笑)
慎重に慎重に進めてきたわけですが、やっぱ組織って何があるかわかりませんね。
「ほーーー、これがデカイ会社ってもんかぁ」と新鮮な気持ちでいっぱいです。
ま、代替案なき否定は認めませんので、どういったものを提示してくるのか、
明日から楽しみにしています。知~らないっと(笑)
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by monsieur-enfant | 2011-09-30 03:39 | 韓国手記´11砕心

ちょっと真面目な話になりますが、
やはり、自分が自分であることってのは、一つの存在価値であるとも思うんですよね。
「相手に合わせる」って行為を最初からする必要は、僕は無いと思うんです。
料理やお菓子、パンもそうですが、
それぞれの食材のそれぞれの個性を生かして初めて「美味しいね」となるわけで、
例えば料理が「鶏肉のトマト煮込み」だからと言って、
それぞれの食材が、料理名にもなり絶対的印象を占める「トマト」に媚びてしまっては、
最終的には薄っぺらく深みもなく印象にも残らない、
ただ空腹を満たす為の食糧にしかならないわけですよ。
鶏肉は鶏肉であるべきだし、
ニンニクだって、タカのツメだって、玉ねぎだって、人参だって、セロリだって、
それぞれが主張するからこそチョイスされ必要とされるわけで、
ニンニクが最初から混ざることを意識してトマトっぽくなったりされると困るわけです。
素材はね、ちゃんと「素材」であることがまずは大事だと思うんです。
僕はね、どうせアクションを起こすなら、
単に空腹を埋める為の一つの食材にはなりたくないんです。
やるからには記憶や心に残る料理の一食材として調理されたいわけなんです。
となると、まず自分が、ニンニクでも玉ねぎでもいいから、
一つの食材として特化することから始めないと、どんな貢献ができるかもわかりません。
自分自身が自分の特性を知らなければ、生きることも生かしてもらうことも出来ません。
玉ねぎがニンニクになろうとしないでいいし、
人参がトマトになろうとしなくたっていいんです。
勘違いしないで欲しいのは、単に頑なになれって言ってるんじゃないんです。
どんな食材も、用途は様々。生かし方や生かされ方によって、様々な表情を見せます。
でも、それは自分が自分であるからこそ、軸があるからこそ変化が可能なんです。
自分がニンニクであることを知ってるからこそ、どんな風に調理されても、
ニンニクとして精一杯全体に対して貢献できるよう頑張れるわけです。
えっと、「ちょっと真面目な話」になってますかね・・・?(笑)

今回のソウルでのお仕事、
今の韓国の状況で「次の一歩」を踏み出そうとしたら、
僕は明らかにミスマッチ。まだまだ先を行き過ぎてると感じるのが正直なところ。
そして一番の大きな問題が、
そんなミスマッチな僕のことをどこまで理解して呼んでもらえてるのか。
うちは売れる商品など持ってる店ではなく、
ずっと変わらず持ち続けてるアインデンティティや、
それを表現するスタイルや姿勢など、
目に見えない部分を理解してもらってギリギリ生きているセコイ店なんで(笑)、
それを韓国から、しかも大企業が理解してくれてるとはさすがに思えません。
相手の評価してくれてる部分は、あくまで何かしらの形で目に見えてる部分。
それは僕にとっては、「理解されていない」と取らざるを得ない評価なんです。

実は最初に呼ばれた3日間の中で、「テスト」みたいなことが行われました。
時間の無い中で行われる、
大企業特有の意図のよくわからない儀式めいたものでした。
「パンを見たい」という説明でしたが、
最後の最後まで「納得がいかない」と拒み続けました。
僕が今フリーで、僕のパンを見る機会がない状態ならわかりますが、
実際お店を構えてて、作られたパンは見れるし食べれるわけですからね。
「岸部行って見てきてください」、こうなりますよね、普通。
結局、入社という形を取るには必ず通らなきゃならない「決め事」だそうなので、
渋々受けましたが、「魚の死んだような目で作りますからね」と宣告。
僕、前にも書きましたが、テクニックで作るタイプではないので、
納得できずに作るなんて最悪のコンディションなんです。
それと、何を作れなどという指示は一切受けないという条件を出しました。
「ペストリーを見せてくれ」と連呼してくるのにイラッと来たのもありましたが、
ここでようやく長かった冒頭の前置きが活きてきます。
初めから言われるがまま交わる必要性より、
先のことを考えると「僕」がどんな作り手なのか、まず知らしめることが大切です。
パンもそうですが、何にイエスで何にノーなのか、何故イエスで何故ノーなのか、
そういう「意思」を伝えるには恰好の機会だと解釈しました。
ま、茶色いハード系一色のテーブルに、「・・・・・」ってな空気でしたけどね(笑)
ここでも「理解されてない」中でのオファーであることは明確でした。
安心してください。ここに来て「何で理解してくれてないの?」などと言うほど、
「己知らず」ではありませんので。

なぜか正式な契約を結んでもらいまして今日に至るわけですが、
僕のほうとしましては、「会社の期待に応える」ということは勿論ですが、
正直、それは要素の一つでしかなく、僕なりの目的を成すべくの契約。
そして、その成すべきことを成す為には、こっち来てからもやることは同じです。
先に書いたように「理解されてない」というスタンスから入ってますから、
関係する部署全てに僕を理解してもらう作業から始めました。
案の定、細かく理解してくれてたのは、実際僕をスカウティングした人物のみ。
他の方は、ざっくりと「日本からパンの仕事をしに来た人」という解釈。
その人たちの「日本のパン屋」というイメージの中の人でしかないわけですから、
その枠の中に存在してない僕の話には、戸惑いしかないわけです。
ただし、ここは大きな組織です。
会社に与えるメリットも同時に提示しなければ理解も自由も信用も得られません。
最初の一ヶ月、半分以上はミーティングに当てました。
僕のことは、一段一段積み木を積み上げるように、
組織の悪しき部分に対しては、一つ一つジェンガを丁寧に抜き取るように、
決して急がず、でも確実に進んでることを確かめながら、
一日一日、わかりにくい僕をわかってもらうための時間を費やしました。
「岩永さん、今日はパン作るんですか?」と何回聞かれたことかわかりません。
呼ばれたのに理解されてないという違和感、
呼ばれたのにプレゼンしなきゃいけない違和感、
十分楽しませていただきました(笑)

ま、一ヶ月もそんなことに、なぜ費やさなきゃいけなかったのか。
さすがに、わかりにくい僕のことでも理解してもらうのにそこまで掛かりません。
ただ、それと同時に僕が要求し、以後断固として譲ってない用件があるんです。
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実はソウルに着いた時には、いろいろな諸事情があって店はもう動いてる状態でした。
パンだけでもチェーン店1500店舗を抱える会社の本社ビルの一階、
更には地下には「フードコート」のように、所属する15もの飲食店が軒を連ねています。
その地下のグランドオープンに合わせて、一階もオープンせざるを得なかったそうです。
と言ってもそれは上層部の一声。現場はギリギリまで「無理だ」と伝えてたそうです。
だって、オープンした日には結局パンの厨房の工事は間に合わず、
チェーン店の他店から調達したパンを並べてオープンさせたみたい。
聞くと「この会社では珍しいことではない」とのこと。
僕が託されたのは、この一階にフラッグショップなるものを作りたい、
そして、やるからには「一番」を目指したい、
それが会社の意向であったわけですが、目の前にはチェーン店のパンばかり。
そんな中、ある日ポッと来た日本人が打ち出したのは、
一日を境にした「全商品入れ替え」でした。
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想像に難くなく、猛反発を喰らいましたね(笑)
ただ、根拠のない反論は僕は受け入れません。
僕の提案は感情論ではありませんので、ゴールを見据えたプロセスと、
会社にもたらすメリット、そして勿論それをやり遂げる責任を踏まえた提案です。
「難しい」とかしか言わない人間は外れてもらいます。
建設的な話のできない人間に、道を切り拓くことなど出来ません。
摩擦が起こる際の痛みなんて、どの部署も伴うんです。
でもその痛みを共有できなければ、新しいものなど生まれるわけありません。
ネガティブなことを並べる人間の多くが、
ネガティブとポジティブの数だけ数えて比較するんです。
僕、そういう思考が大嫌いなんです。
誰もやってないことなんて、ポジティブの数が多いわけないじゃないですか。
でも、数じゃないんですよ。
ネガティブの要素が10個あって、ポジティブの数が2個であったとしても、
その2個の大きさが、10個を上回る大きさであるならば確実に「Go」です。
ま、そんな地味な話を、年商2兆超えるような会社相手に説いていくんですから、
その作業は、塀のレンガを一つずつ削っていくようなもんでした・・・。


第一部 完(いつまで経ってもアップできそうもないので分けました(笑)
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by monsieur-enfant | 2011-09-28 23:42 | 韓国手記´11砕心

まず、三連休、シュクレもモンテベロも伊勢丹さんの催事も、
沢山のお客さんに足を運んでいただいたようで、ありがとうございました。
催事も残すところあと少しです。
普段、岸部まで来れない方、よろしければちょっと寄り道してやってください。

それから、そろそろ仕事のことを書かないと・・・とは思ってるんですが、
ちょっとまだ文章が纏まりに欠けるので、
今回もお気楽な感じでサラッと行かせていただきます。あくまでサラッとね。

この日、言われたのはまたもや急なお誘い。
「明日、の、明日。サッカー、行きましょ!」
・・・出た、地獄のサッカー(笑)
前回で「もう行かないにしよ・・・」と思ったんですが、
止めるというアクションは何も生み出しませんし、
一回で行かなくなると、何か嫌な感じじゃないですか?
なので一応、誘ってもらえる間は行くことにしました・・・が、
当日のお昼休憩に連れて行かれたのは、近所のスポーツ用品店。
「いや、日本帰ったらサッカーしないし!」
どうやら前回、転倒して手首を痛めたことを気にしてくれてるみたい。
「いや、だからさ、滑って転んだんじゃないからスパイク要らないってば!」
とは言うものの、心配させてる僕も気が引けて、一緒にスパイクを探しました。
生まれて初めてのサッカーシューズ選びでしたが、サイズがなくて断念。
ま、内心ホッ・・・ですね。
ただでさえ下手な僕が、パジャマみたいな上下に、
更に気合い入れてスパイクなんて買ってったら笑いもんですからね(笑)

ところが、その夜、前回連れて行かれた方向とは違う方向にバスで向かう。
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バス自体は初めてなので楽しいもんです。
新鮮なドキドキと、放っていかれたらどうしようもない危機感のドキドキと、
混在したドキドキは海外ならでは(笑)
「ここでおりましょ」
と、降りたところは観光のメッカ、明洞(ミョンドン)。
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嫌な予感は的中。
昼に探せなかったのは、イさん(噛み合わない友達)のせいだと思ったらしく、
別の同僚が気を利かせてメガストアのあるミョンドンに寄ってくれたんです。
その気、利かせなくても良かったんやけどね・・・。
もうここまで来たら腹くくります。サイズさえあったら買いますよ。
「岩永さん、あったって」
うう・・・、さすがメガストア・・・。

そして、仲良くなったら家族みたいな付き合いの韓国では、
僕が地味なのを選んでるとまたもや気を利かせて、
「こっちのほうがいいよ」と勝手に選んでくれます。
でもね、利かせないで良い気もあるんだってば・・・(泣)

さ、待たせては悪いので、「自分への韓国土産」としてスパイクを買い、
因縁のスタジアムへと降り立ちます。
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先に言っておきます。
僕は、素人に毛が生えたようなもんやし、
パジャマみたいな黒のTシャツと短パンなので、
地味な黒白のスパイクに決めかけてたわけ。
「これで黒の長い靴下でも履けば審判じゃねぇの?」
そう思われても構わないくらいの勢いです。
一番避けたいのは、前回、全く走れなかった素人が、
調子乗ってスパイク新調してきた!と思われるのだけは避けたい感じなんです。
気づかれずにね、さり気無くスパイク履いてる、そんな程度で良かったんです。
引っ込み思案なそこのあなた、この気持ち、わかるでしょ?
残念ながら、これ、十分調子乗ってるでしょ・・・。
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ナイナイナイナイナイ!!
なんか、キツイ当たりとかされそうやし!(笑)
上下黒で、足元だけイキッてるし!!

ただ、さすがサッカー専用スパイクですね。
あれ?気のせいか蹴りやすい?気のせいかピッチを掴んでる感じ?
「今日の俺・・・、いけるかも!」
ま、基本、形から入るタイプなので、スパイク見て歩いてるとテンション上がります。
全身見れないのでダサいことも忘れ、練習で軽やかなキックを見せたのも束の間、
右足の大腿部がヤバイ感じ。足が前に運べない・・・。
そして練習試合開始の頃、異変に気づく。
「あれ・・・?今日は他の人、遅いなぁ・・・」
右大腿部、僕の経験ですと、細かい筋肉は何本かイってたね(笑)
それをかばってた左足の大腿部も同じく強度の筋肉痛。
筋肉痛には早すぎるから、簡単に言えば損傷。
肉離れの一歩手前な感じ。
ちなみに練習で調子乗ってたことを考慮しても開始10分はいただけない。
ここで「ハッ!」と気がつく。
韓国での運動不足解消に、生まれて初めて通販にて購入したエクササイズマシーン、
「シャドーボクサー」は所詮エクササイズであってトレーニングではないこと。
そしてそのエクササイズの途中に「ちょ、ちょっと待って・・・」と、
DVDを一時停止するような男に、サッカーほど過酷なスポーツはないな・・・ということ。
そしてもう一つ「ハッ」としたのは、
第一クールの20分が終わっても他の人が来ないこと。
シンプルに参加人数が少ない日なんやね、そっかそっか。そっか・・・(泣)

足を引きずりながら20分4クール出ざるを得なかった僕は、
その後日、遊びに来てくれたシュクレスタッフ(後日掲載)との食事への道中、
女の子の歩くスピードに付いていけないわ、
下りの坂道は横向きのカニ歩きじゃないと下りれないわ、
「マジでこの人、ソウルで仕事してんの・・・?」と、
不安にさせるほど負傷してたとさ。
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by monsieur-enfant | 2011-09-26 03:51 | 韓国手記´11砕心

鶏まみれ。

仕事の話をしようと思ったら、途端に手が進まなくなったので、
一件、お気楽な記事を挟みますね(笑)

この日は「毎週行きます」と言ってくれてから、
仕事がある中、ホントに毎週連れ出してくれてるジョンさんのお誘い。

基本、言われるがまま連れてってもらうので、
地区も場所もわからないことが多いのですが、
ここは昔から有名なところらしく、ガイドブックにも多く取り上げられてるんだとか。
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いろんな背景があるだろうに、
日本人観光客も多く訪れてるとはいえ、こういうの素直に嬉しいですね。
あ、着きました。
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「土俗村」(トソクチョン)
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「何とか村」みたく、地名だと思ったら店名なんですね。
ただ、何気ない入り口を入ると、まさに「村」のように入り組んだ構造になっています。
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あっちにも、こっちにも、
普通に一店舗分くらいのスペースの座敷が分かれて点在。
通されると何気に置かれた飲み物一つ。
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タイミング的にお茶かと思えば、
朝鮮人参を漬け込んでるお酒だとか。
お茶だと思って迂闊にぐい飲みすると、「んべっ!」ってなります(笑)

で、早速ですが、韓国人なら知らない人は居ないと言われる有名店の名物、
「参鶏湯」(サムゲタン)です。
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白濁としたスープは濃厚で旨いです。
鶏を開いてみると、中にはちゃんともち米やらなんやら入ってます。
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いや、本当に旨いですよ、ここ。
ソウルに来て、参鶏湯、初めて食べましたが、
同じ鶏料理でも何度か食べてるタッカンマリとはエライ違い。
あれは鶏一匹、ただ水から煮ただけという印象ですが、
こっちはちゃんと「料理」ですね。
なんか「鶏を煮る」とか「豚を焼く」とかいう食事しかしてなかったせいか、
久しぶりに「料理」されてるものを食べた気がしました。

「これも是非食べて欲しいんです」
と、ジョンさんが注文してたものが運ばれてきました。
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・・・・また鶏です。
鶏、一食で一羽半食べる機会って日本ではないですね。
しかも、丸一羽と半身という出しっぱなし感・・・。
あ、ちなみにキムチはセルフです。
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広い店内にひっきりなしにお客さんが溢れ、
更に待ってるお客さんもいるくらいの大盛況。
それもそのはず、参鶏湯、一羽1300円くらいなのかな?
だから観光客だけじゃなく、
普通に近所のおばあちゃんみたいな二人連れも来てるわけ。
3~400円プラスしてタッカンマリがサムゲタンになるならサムゲタン食べるなぁ。
「でも接客がねぇ・・・」と、ジョンさんが懸念してましたが、
基本、「良い接客の店」というものに、
ソウルでほとんど当たったことがないので気になりませんでした(笑)
そこ、求めたら絶対ダメですよ。

さ、次辺りは頑張ってお仕事の話でも出来るよう頑張ります・・・。
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by monsieur-enfant | 2011-09-23 02:50 | 韓国手記´11砕心

お知らせ

さて、ここらでちょっと岸部の話題に戻ります。

まずモンテベロですが、今日から伊勢丹さんでの催事が始まります。
催事としての出店は、年内最後の予定ですので、
「岸部まではちょっと・・・」という方は、是非この機会に一度足を運んでみてください。

で、シュクレですが、先週からショーケースに秋が並び始めています。
そこに更に朗報が。 平戸の海塩の安定供給が早まり、
今週金曜日からバゲットに使用できることになりました。
「バゲットだけ?」と思われるかも知れませんが、
まず安定して使用できる絶対量が多くないことと、
いろんなパンで試したところ、
やはり一番相性が良かったのがシンプルなバゲットだったということです。
ちなみに、ベルエポックやセーグル等、力強いパンにはフランス・ゲランド産の塩を、
シャバタにはシチリア産の塩を、などなど数種使い分けてはいるわけなんです。
そこに新たに平戸の塩を使用したバゲットが加わります。
また一つ、想いや背景のある素材と出会い、
僕たちの想いと共にお客さんへ届けれること、嬉しく思います。
普段あまりバゲットとか食べない方も、
こういう機会が手に取る一つのきっかけになってくれたら幸いです。

ではでは、岸部からのお知らせでした。
みなさん、宜しくお願いします。
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by monsieur-enfant | 2011-09-21 08:21 | とりとめなく・・

結構、内容てんこ盛り。

今日、仕事終わって外に出たとき、
無意識に出た言葉が「わ、寒っ!」」でした。
今季、初「寒っ!」、いただきました。
朝方からポツポツしてたとはいえ、大阪から思うと考えられないでしょ?
しかも、長袖のシャツ着てて「寒っ!」ですからね。
ソウルはそろそろ秋なのかな・・・?

さ、前の記事で食事の後にうろうろしてたとき、
ちょっとしたオシャレ街を通った時のこと、
「あ・・・・」と思ったものの車を停めれず通り過ぎてしまったお店がありまして。
そんな時、頼りになるのが元スタッフで韓国留学中のの祐子ちゃん。
街の名前と店の名前だけ伝えて「連れてって」と丸投げ(笑)
翌日、向かうことになりました。

この日は初めての電車体験。
最寄の駅のいつも使う出入り口ですが、
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今までエスカレーターが動いてるとこを見たことがありません。
そして初めて手にした地下鉄カード。
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これでバスも乗れちゃいます。
で、韓国は交通手段がやたらと安い。
このカードは更にお得になるみたい。

電車は日本の電車より、座席一つ弱くらい広い感じかな。
若者はよっぽど空いてないと座りません。
で、携帯の・・・というかスマホの普及率にもビックリしますが、
地下鉄でも必ず電波が届いてるのにはもっとビックリします。
コンビ二の店員が携帯で電話しながらレジするなど当たり前過ぎて、
もうビックリすらしませんが。

さて、着いたのは「三清洞」(サムチョンドン)
ここは明洞(ミョンドン)より落ち着いていて、
且つ新しいものと古いものが入り混じった人気スポットです。
これは「スターバックス」と読みます(笑)
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そういや、この頃はまだ全然出歩いてなかったのでスタバも新鮮でした。
路地一つ入ればまた違った雰囲気の街に。
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東大門では見れない雰囲気の建物もチラホラ。
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なんか似てるけど「まさかぁ」と思ってたら戎橋にもある某エッグタルト屋でした。
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この日はまだ暑く、
この陽射しの中で、こんな雰囲気や、
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石のベンチに彫られたこんなものを見ると、
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どこか沖縄を思い出します。
近いようで遠い、遠いようで近い、そういうことなんでしょうかね。

この辺は高い建物は建てられないようで、
空も見えて散策にも良い感じ。
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メインストリートには、オシャレなカフェも軒を連ねます。
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で、前の日の夜に見かけたお店がここ。
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期待など全くしてませんが、このところソウルでも次々出店してて、
まるで一時の東京状態。その中でも一番新しいお店が、ここ。
っていうか、この一等地に三階建てのビル建てれちゃうほど儲かってんのかな・・・?

ま、結論からいくと、こんなもんでしょ。
死んでますよ、パンが。
最新の店でこれです。
初期の店は韓国のチェーン店のほうが頑張ってるくらい酷いです。
でも、これで喜んでる人もいるわけです。
「美味しい」って言う人もいるわけです。
そして雇用も生み、税金も支払い、社会的責任は果たしてるわけです。
「間違ってる」なんて、誰にも言う権利はないのでしょう・・・。
ただ、そこに「意義」はもう感じられません。
もはや韓国だろうが日本だろうが、
painを知ってる国だろうが知らない国だろうが、
出店に対する意義とか使命とかって無いんでしょうね・・・。
本国のパリでもチェーン店化してる今、
他国でクオリティなど関係ないのかも知れません。
日本人は真面目だし技術もあるから、
目を覆うほどの惨状にはならずに一定のクオリティを保っていますが、
ここソウルでは、覆った目から涙が溢れてしまいそうな、
そんな哀しい顔をしてpainが並んでいます。
でもね・・・、それでも恩師なんですよね。
僕の中での想い出は色褪せません。
あの時間が無かったら「僕」は存在してないでしょう。
でも、そう言いながら、
もはや想い出の中だけになってしまった薄れていく味や香りを、
必死に味わい嗅ぎながら幻影に縋ってるだけなのかも知れませんね(笑)
時代遅れなのは、意義だの使命だの責務だの、
お金にならないばかりか誰に求められてるわけでもないものを優先し、
じっと岸部に留まってる僕のほうなのは火を見るより明らか。
でもね、長渕さんの「巡恋歌」じゃないですが、
「勝手に好きになったはないでしょう」精神なんです(笑)
「好き」とか「美味しい」って気持ちを持ってもらった以上、
全力でその気持ちを裏切らないよう頑張るのも、
思わせたほうの使命だと思うんですよね・・・って、また使命(笑)
ま、使命とまでは言わずとも、せめてもの責任だと思うんですよね。
そういうのが時代遅れと言われるのなら、
お金を生み出せないシェフでスタッフには申し訳ないですが、
「時代遅れ上等!」ですね(笑)

さ、お腹も空いてきたことだし、ランチと行きますか!
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ここは三清洞でも有名なお店みたい。
正直、何屋さんかわからず並んでましたが、
階段にはサインや雑誌の掲載ページがずらり。
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で、注文して出てきたのは、ネズミの肉みたいなシケた料理・・・。
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同席した祐子ちゃんは、
僕の副菜の水キムチと全く変わらない味のスープに麺が入ってるだけという、
いたって簡素な一皿・・・。
「何が有名なんだろうね、ここ・・・」と、
名物を頼まなかったから仕方ないね的な話で納得しながら、
ふと階段の雑誌の切り抜きに目を移すと、
このネズミの肉みたいな物体が「餅カルビ」、
そして水キムチに麺を入れただけの物体が「キムチマリククス」という、
僕のガイドブックにも載ってた2大名物料理であることが判明。
そこには日本の「dancyu」さんも・・・。
「ざけんな!!」、はい、一言感想それだけです(笑)

さ、気を取り直して、
三清洞の中でも伝統家屋が保存されてるエリア「北村」(プッチョン)に向かいます。
結構急な坂を上っていくんですが、距離はそんなに離れてないのでお勧めです。
上りきったとこから周りを見渡すと、今までの景色とはまた違う景色が。
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あぁ・・・、佐世保で無駄に歩いた急勾配を思い出す・・・(笑)

ここは伝統家屋が保存されてるとは言っても、
普通に人が住んでるエリアであり建物なんです。
なので観光客との間でトラブルも多いみたいですよ。
皆さん、行くときは静かに楽しみましょう。
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そうこうしてるうちに、道は下りに差し掛かり、視界が一気に開けました。
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「あ・・・、梅田のスカイビルや・・・」
やはり大阪が懐かしい次第であります。

さ、ここから帰るのかと思いきや、
僕の最寄り駅への乗り継ぎが悪いらしく、
わかりやすい駅まで観光を兼ねてブラブラ歩くことに。
すると、先日車から見た場所に。
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ここは韓国に疎い僕でも何度かニュースで見たことがある景色。
長~い一本道が続く、あの場所ですね、うん、あの場所あの場所。
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道の汚い韓国では珍しいキレイな歩道。
おそらく、「地面を均す」という行為をせずにアスファルトで固めちゃってる感じ。
凸凹は当たり前。更に結構ゴミ多いんですよね。
喫煙率が高いのもあって、吸殻もあちこちに捨てられてます。
そんな中、さすがにここはキレイですね。
道端にはこんなキレイなお花も植えられていたり。
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歩いていくと、なんだか大きな像が出てきました。
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ハングルを作った頭の良い世宗大王という方みたいです。
で、更に歩くとまた違う方の像が。
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というより、もはや水遊びに夢中で誰も見てない状態ですが(笑)

ふと目をやると、律儀に横断歩道で信号待ちして逆に邪魔になってる集団が。
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時代考証を元に再現した衛兵交代式なんだそう。
どこから来たのかはわかりませんが、
歩いてきた長い一直線の道の一番最初の大きな門まで行くそうです。
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急なお願いにも、
こんな見所突っ込み所満載のツアーを組んでくれた祐子ちゃんに感謝。
やっぱり心強いし、さすがに一人では「行こう」という気にもなかなかなれません。
そう長い滞在ではありませんが、これからも頼りにしております。

そろそろ「遊んでばっかり」と思われても困るので、
ちょっと仕事のことも書きましょうかね(笑)
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by monsieur-enfant | 2011-09-19 23:29 | 韓国手記´11砕心

とある休日のお話。

日本は三連休だったようですね。
シュクレは秋物にパンも移行し、お客さんもたくさん来てくれた様子。
まだまだ暑い中、ありがとうございます。
さ、今日もソウルからお送りしますね。

今のところ、基本的に休みが週末なのですが、
日本で平日休みに慣れてしまってて、
人が多い週末にわざわざ出掛ける気になりません。
そんな僕を毎週半強制的に連れ出してくれてる友達がいます。
ジョンさんといいますが、友達と言っても5つくらい年上なんです。
彼は三年前にセミナーに来たとき、一番印象に残ったシェフでした。
フランスや日本で働き、韓国で開いたお店は、
ソウルではないにも関わらず「え・・・そんなに?」ってくらい売り上げもあげてる有名店。
ただ、当時まだ一年目だったにも関わらず、
「今までやってきたことが韓国でやれてない。
やりたいことがやれない自分や韓国の現状にストレスを抱えてる。
店を閉めてやり直したらいいのか、もう一店舗作るのがいいのか、
一体どうしたらいいですか?」
そう詰め寄ってきたことを昨日のことのように思い出します。
なので今回仕事を受けてソウルに着いたとき、真っ先に連絡したのが彼でした。
その彼、ちょうど奥さんと僕の話をしてたとこだったらしく、
「鳥肌が立った」と興奮しながら今の現状を話してくれました。
そう、「何も変わってない」と。
セミナーから三年経ち、店も三年を経て、売り上げも安定し、
韓国では本当に有名な店で有名なシェフとなりました。
ただ、逆に三年間抱え解消できなかったストレスは膨れ上がり、
毎日奥さんと悩み嘆く日々だったそう。
そんな中、僕のことを思い出してくれ、
HPやブログを見ながら、「岩永さんって人がいて・・・」って話をしてくれてたんですって。
聞くと、昔は辞書片手に時間あれば僕のブログを読んでくれてたみたい。
わざわざ辞書引く甲斐がある記事を書けてたかどうかは疑問ですけどね(笑)

「行ってもいいですか!?」
と連絡があったのは最初に迎えた休日だったかな?
韓国のパン屋さん(お菓子屋さんも一緒にやってるのが一般的なスタイル)は、
基本的に定休日が無いのが当たり前なんです。
更に、朝7時くらいから夜23時くらいまで開けてるのも普通です。
そんな忙しい中、週末だと車で1時間半ほどかかる距離を経て来てくれました。
いつか写真載せますね。良い男なんで期待しててください(笑)
三年ぶりに会うそんな彼、「おお・・・」という「成功者の証」のような車で登場。
「車、好きなんですよ」と爽やかに笑いますが、
「僕も車好きなんです」と、未だ1600ccの車の維持費で四苦八苦してる僕は、
苦笑いで返しておきました(笑)

基本、行き先は知らずに付いていきます。
一応、場所くらいは・・・と思い聞きますが、ほとんど聞き取れません。
車で移動中、こっちに来て初めて「見たことある」とこ通ったのでパチリ。
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更に車は走り、着いたのは「ソウル歴史博物館」。
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目的は博物館ではなく、博物館内のレストラン。
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「僕も初めてなのでダメだったらスイマセン」と、ジョンさん。
毎回毎回、「せっかく韓国に来てるんですから」と、
いろいろお店を調べて楽しませようとしてくれる、とても親切な方なんです。
店内は、さすがに大きな博物館内、そこそこゴージャスな作りとなっています。
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テーブルには向日葵が。
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まだ夏の名残があった頃でした。

いわゆる「レストラン」の位置づけですが、お箸はやっぱり鉄なんですね。
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さ、「ネオ・コリアン・キュイジーヌ」、いただきます。
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うん、ここに「韓国」は感じません。
逆に次のサラダはまともにコチュジャン使用で一気に普通の韓国の香り。
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あ、ここはマッコリも力を入れてるらしく、
ちょっと辛口のすっきりしたものをお願いしました。
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「あまり市場には出回ってないものです」との説明でしたが、
では何故にペットボトルである必要があるのやら・・・。

次はスープでした。
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そしてメインへと続くコース仕立て。
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メインには副菜もあれやこれや。
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そしてデザートです。
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せっかくなんで韓国らしいお茶が飲みたくお願いしたんですが、
来たのはこんな感じ。
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うん、こういうのもいいんやけどね(笑)
じゃなくて、こう、なんていうか・・・、ま、いいや。

料理は見ての通りです。
保守的で強固な韓国の食文化の中で、
チャレンジすることは良いことだと思いますが、
単なるチャレンジで終わるのか、こじ開けようとするのかは、
結局それが旨いかどうかは大事なことだと思うんですよね。
スマートにサラッとやっても人の心には残りません。
圧倒的で一方的な主観をぶつけ、ねじ伏せることも時には必要だと思います。
そんな気概や迫力は感じなかったなぁ・・・。
ま、「創作料理」って、得てしてこういう感じですけどね。

三年ぶりに会ったジョンさんとは、いろんな話をしました。
早めの食事ということもあり、車というフットワークを生かして、
ちょこちょこといろんなとこ連れてってくれました。
そんな途中に立ち寄ったのが、彼の後輩のパン屋さん。
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ま、追々韓国のパン屋さんも紹介していきますが、
箱自体は、結構オシャレなお店も増えてきてます。
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21時くらいだったので、パンはあまり無かったです。
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一応、翌朝用に数点買いましたが、
なんせクリームが不味すぎる・・・。
不味いのに気がつかないから何も変わらないんでしょうけどね。
パンのレベルは少しずつですが確実に上がっていると感じるのに、
目を向けなきゃいけないところに未だ目が向かず、
大きさや形など、目先のことに日々頭を悩ます。
なので小手先の仕事になって、肝心のパンに伸びやかで生き生きとした表情がでない。
表情のないパンは所詮単なる商品に成り下がり、先の料理じゃないですが、
心に留まらずただ消費されるだけで「生き物」としての生涯を終えるわけです。
それじゃ、あまりにも悔しいじゃないですか。寂しいじゃないですか・・・。

この日、宿に送ってくれたジョンさんに、
「毎週来てもいいですか?」と言われました。
なんか・・・、彼女ができたような不思議な気持ちになりました(笑)
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by monsieur-enfant | 2011-09-18 23:11 | 韓国手記´11砕心

東大門案内。

さて今日は、僕が暮らしてる「東大門」(トンデムン)という町を紹介しましょう。

前にも書いたんですが、会社の回りはバイク屋さんと印刷業ばかり。
とてもパンなど売れる環境ではありません。
ただ、ガイドなどに載ってる東大門は「ファッションの町」、
というより買い物の町ですかね。
衣類ばっかり売ってるファッションビルが数軒立ち並びます。
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24時間やってるとこもあるので、平日でも夜遅くまで賑わってます。
週末は大音量で小さな舞台で踊ったり歌ったりしてるアマチュアも観れます。
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写真撮った時はプロだと思ってましたが(笑)

この日は、以前シュクレでバイトしてた祐子ちゃんと待ち合わせ。
送別会をピスタッキオさんやったときは、
まさか韓国で会うことになるとは夢にも思いませんでした。

そんな祐子ちゃんにナビをお願いして、
「そういえば東大門って、どっかに門があるの?」って一言から、
時間もあることだし、一度行った事があるという祐子ちゃんに連れられて向かいました。
ま、行った事がある上に、わざわざ留学にまで来てるわけですから、
「私、方向音痴なんです」の一言も、
「いいよ、いいよ、歩くの苦じゃないから」と笑ってたわけですが、
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もはやこの巨大な市場に到着した時には駅3つくらい離れてなかったっけ・・・?
さっきまで確かに東大門にいたのに、
「東大門どこですか?」って聞いてる違和感(笑)

いやぁ、マジで結構歩きましたね。
おかげで相当ディープなとこ見れましたし良かったんですけどね。
ただ確かなのは「東大門」という門が、
これほど歩き回ってまで見に行くものではないなぁ・・・ということ。
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どうです、天気も相まってのこの地味さ(笑)
しかもこれ、結構近い距離からの撮影です。
壁にハイタッチ、往復15秒くらいの距離です。
ま、勿論、いろいろと歴史的背景はあるんでしょうけどね、
あくまで観光目的の対象物として「地味」という話です。

さ、歩きつかれてお腹も減ってきたところで、
今日の真の目的地に向かいます。
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どんどん路地が狭くなってきます。
こういう時に、先に来てる子がいるのは何とも心強い。
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この辺からは、東大門のもう一つの名所、
「タッカンマリ・ストリート」(とガイドブックに書いてあった)
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説明しよう。
「タッカンマリ」とは、「鶏丸ごと一羽」という意味で、
その意味のまんま、鶏一羽丸ごと鍋に入ってる料理のことを言うのである。
そして補足として、
韓国では一店繁盛するお店があると、
たちまち同業者が近くに出店するのが当たり前の風習らしい。
なので、あっちこっちに「何とかストリート」なるものがあるのである。
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我ながら不細工な写真・・・・。
なんでこんなの撮ったんかな・・・ってくらい酷いですが、
お店の外観がこれしか撮ってなかったので載せますね・・・。
結構有名なお店らしく、3階建ての店内から溢れて沢山の人が待っていました。

ただ、メニューが確かタッカンマリしかないので回転が早く、
結構すぐに順番は回ってきますよ。
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2階の店内と照れ屋な祐子ちゃんをパチリ。
・・・と、席に座るや否や持ってこられるのが予めスタンバッてる、このお鍋。
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常に、この状態で準備されてて、お客さんが来たら持ってって火を点けるだけ。
そりゃ効率的やし回転も早いわな。
ま、とりあえず、たくさん歩いたことですしビールと行きますか。
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後は適当なところで係りの人が来てハサミで切ってってくれます。
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韓国のハサミの使用率は高いですよ。
パン屋さんでも目の前で試食用のパン、ハサミで切られますもん。
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具材は鶏とジャガイモ、ネギ、棒状のお餅、以上。
お好みでキムチを入れるみたいですが、
せっかくの繊細な鶏のお出汁が有無を言わさず唐辛子味になってしますので、
僕は別々に食べるのをお勧めします。
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結局、煮込んだ鶏も、コチュジャンたっぷりのタレにつけて食べるわけですしね。

ま、なんですかね、鶏を炊いたやつですわ(笑)
基本、赤くて辛いか、赤くなくても赤いヤツにつけて食べるかです。
で、赤くないヤツは大体味付けはされておらず、水から炊いただけみたいな感じ。
良く言えば素材を生かした料理、え・・と、その逆は想像にお任せします。
ただし!!
このタッカンマリ、正直ここまでの全てが前座です(笑)
もう鶏すら前座。全てはぶつ切りにした鶏から出た出汁で湯がく、
この「うどん」を食す為のものと言っても過言ではないでしょう。
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ま、鶏から取った出汁で湯がいたうどんを食べるってだけなんですけどね。

で、こういうとこも所謂「外食」がなかなか入ってこれない要因なのかも知れませんが、
このタッカンマリ、全部で支払い2000円ちょっと。つまり一人1000円くらいなわけです。
追々書きますが、こっちでまだまだ数少ないフランス料理店なるものにも行きましたが、
驚いたのは日本とあまり変わらない料金設定。
夜は5000円、7000円、9000円の3コースにアラカルト。
はたして韓国の方々が、この金額をわざわざ払うだけの価値を見出せるのかどうか、
それと同時に、その価値を見出してもらえる質の料理を提供できるのかどうか、
強固な食文化だけでなく、支払う料金にも大きな開きがある現在、
painもそうですが、認知してもらうにはハードルはまだまだ高いようです・・・。
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by monsieur-enfant | 2011-09-18 02:16 | 韓国手記´11砕心

食い違い

生活してるのが異国なもんで、
やはり言葉が通じず食い違うことは珍しくも無く、
勿論、それをわかったうえで確認してるにも関わらず食い違うことだって、
イラッとしますが、ある程度想定内なわけでして。

韓国に戻った際も、
やはり一番気がかりだったのが空港からのアクセス。
いつも、一応仕事で来てますので誰か迎えに来てくれてたので、
今回初めての一人での入国。
だから帰る手段も念入りに聞いてたわけですよ。
「ここから出たリムジンバスがグルッと回っておりますのでお帰りも大丈夫です」
って宿泊先の前に停まるバスを指して言うから、
「グルグル回ってるってことは、降りたとこから乗ればいいんですね?」
と再確認。
「で、乗ったバスは、またここに帰ってくるんですね?」
と再々確認。
いずれも答えは、「はい、その通りです」
ま、鵜呑みにしたわけじゃないですよ。
でも、バカ正直に降りたとこでずっと待ってたら降り口専用だったり、
ま、その場所でも訊いたものの、
「下の階」と指された指を「ここ、ここ!」と勘違いするというダブルミスを犯し、
更に「全然有名じゃない建物にピンポイントにバスが停まるわけないよな・・・」
との懸念も、「またホテルの前に帰ってくる」という情報をバカ正直に信じた結果、
「清涼里」という爽やかな名前の終着点まで乗せられ「カムサハムニダ」と言われる始末。
ちなみに上の名前は「チョンニャン二」と言います。
どうです?言いたくてたまらなくなりませんか?
チョンニャンニですよ?言いたいでしょ?降ろされて初めて知った名前ですけどね。

ま、先に言ったように、食い違いって「ある」と思っておいて正解。
ただ、それで警戒してたのに「マジで?」ってなったケースをもう一件ご紹介。

「岩永さん、サッカー好きですか?」
「え?はい、好きですよ。本格的にやったことはないですけどね」
ここで僕に絡んできたのが、僕の大好きなイさん。
彼はものすごく真面目で一生懸命。
ただ、公私共に結構それで空回りしてるのが好感の持てる、
僕の中では「いじられキャラ」なんです。
そのイさん、日本語が少しできるので、よく絡んでくれるんです。そう一生懸命。
でも、またこれが噛み合わないわけです。
日本語レべルが10段階の1.8くらいという非常に危ういレベル。
いや、正直「語学」と考えるともう少し上なんでしょうけど、
キャラ故なのか、「察する」ということが全くできない(笑)
でも中途半端に出来るので、「オッケーオッケー」とか言われると、
「さすがにこれくらいは伝わったやろ」とか思ってしまう。
今回、何故サッカー好きか聞かれたかというと、
観に行くわけじゃなく、サッカーを一緒にしようという誘いだったんです。
「練習?野球でいうキャッチボール程度のこと?」と聞くと、
満面の笑みで、「うん、そうそう」と、ひたすら頷いてる。
後日、昼ごはんの後にコーヒーを飲んでた時も、
「クラブとかじゃなくて?グラウンドで仲間内で練習するだけ?」
と再度確認しても、
「そうそう、ここ、みんなサッカー」
と、7名くらいいる同じテーブルを指して満面の笑みで言うわけです。
僕、野球畑なんでサッカー本格的にやったことないんですよ。
でもスポーツは好きですし、左右同じくらいの精度で蹴れるサッカーは、
遊び程度なら得意な分野に入るわけです。
更に言葉の問題も、スポーツならある程度克服できます。
しかも顔なじみのパン屋のメンツなら尚更です。
運動不足解消にもなるし、良いコミュニケーションにもなります。
一応駄目押しで、「パジャマみたいなTシャツと短パンと運動靴しかないよ?」
そう聞いても、「はい!練習ですから!だいじょぶです!」と満面の笑み。
ある金曜日の仕事終わり、20時に会社で待ち合わせの約束をしました。

「じゃ、一回帰って荷物取ってきますね」
と、余裕を持って言ったのは、まだ7時頃だったかと。
「え?今からですか?」
聞くと、20時に現地集合らしい。
「え?何度も確認したやん!とりあえず急いで帰ってきますね!」
そう言って19時半くらいに戻ってきた際には、
早く行きたくて堪らない雰囲気満載のイさんがタクシー停めて待ってました。
タクシー・・・?わざわざタクシー?
「イさん、今からどこいくの?」
「運動場です。グラウンド、運動場!」
う・・・うん、グラウンドを運動場とも言うよね。
捉え方というか、この程度の細かいニュアンスまで指摘してたら会話は進みません。
タクシーの中ではギリギリ綱渡りの危うい会話でサッカー談義に花が咲きます。
彼は日本にも住んでたことがあり、当時、柏レイソルのファンだったようです。
「カガワ」とか「ホンダ」とか名前が出てたので、
てっきり「今」の話をしてるのかと思ったら、
「あの、ブラジルの・・・」
「あ、カズならまだ元気に現役でやってるよ」
「じゃなくて、もっと前の・・・」
あ、日韓ワールドカップの頃かなと思い、
「ロペス?」と聞くと「ラモス」だったり(笑)、
ま、そんな感じで目指した運動場がタクシーで30分近くかかった頃から、
僕の中にあった不安は確信へと変わっていったわけです。
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「着きました」
うん・・・、着いたね、どう見ても競技場クラスやけどね。
でも、フットサルみたいな小さなグラウンドが幾つかあるのかも知れないしね、
7名で練習して、いい汗かいて、楽しんで帰れたらそれでいいや。
右に左に曲がってグラウンドを目指す通路は、
一般貸し出しの際には電気が点いておらず真っ暗。
そんな中、通路を抜けて僕の目に飛び込んできた衝撃の光景は、
こちら・・・。
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あかんあかん!!ガチのサッカー場やん!正規のグラウンドやん!!
眩いカクテル光線が眩すぎますけど!!
で、7人って言ったけど目視で20名以上いるやん!!
ヤバイヤバイ、これって「試合」とか出来ちゃう人数やんか・・・。
で、ふと横見ると、興奮して顔を紅潮させながら着替えてるイさんが・・・。
「イさん、これ、話しが違・・・」と話しかけてる僕の横でイさんが取り出したものは、
やる気満々の柏レイソル上下レプリカユニフォームと、
この日の為に新調した、おNEWのスパイク!(笑)
「マジで!?意気込み違いすぎやん!!」・・・の声も届かず、
サッカー大好きイさんは興奮を抑えられず、足早にピッチに消えてったのであった。

想像に難くなく、知り合いはほとんどおらず、
まともな紹介もイさんにしてもらえなかった僕は「出来る日本人」的視線で迎えられ、
前半20分で丘に上げられた魚のように体内に酸素を取り込めなくなってたそうな。
しかも、20分を4セット。そんなのガチのサッカークラブでしょ。
仕事しかしてないアラフォーのオッサンが参加したら確実に致死圏内な部類です。
案の定、ボールを追ってサイドラインを走ってた時のこと、
ダッシュしてすぐに「ヤバイ!」と思ったんです。
完全に足が絡まって、このまま走ると受身も取れずコケて怪我すると察知し、
全然ボールに絡んでない5mは離れてるであろう距離で、いきなり受身を取ったんです。
ま、周りはビックリしたかも知れませんね、
そりゃボールに絡んでないとこで走ってる人が急に前転してるんですから(笑)
ま、それでその時は事なきを得たんですけどね、その時はね。
翌日から現在まで、右手首が痛すぎて動きません(笑)
おそらく受身の際、右手を人工芝で突いたんでしょうね。
大阪に帰った際、病院をハシゴしてたのは手首のせいなんです。
仕事に支障も何も、日常生活にだって支障大有りで、
「こんなに歯を食い縛りながらやる仕事やったっけ・・・」と日々痛みと闘っています。
ま、「らしい」っちゃ、らしいんでしょうけどね(笑)

「岩永さん!また、サッカー、しましょね!!」
満面の笑みのイさんに対して20%くらいの「う・・うん・・!」で返すのがやっとでした。
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by monsieur-enfant | 2011-09-16 00:49 | 韓国手記´11砕心

遥かなる岸部(笑)

バタバタと帰って、また戻ってきただけのような数日でしたが、
僕にとっては良い数日だったと思います。
シュクレも、メールでのやり取り以上に皆不安を抱えながらのようでしたが、
それぞれが一生懸命自分たちで支えようとしてくれてる気持ちを感じました。
今は僕がいないという部分を補うことで精一杯かも知れませんが、
僕が戻った時、一回り強くなった彼らによって、
また一つ向こう側に行ける様な気がします。
それは勿論店にとってもですが、
将来必ずお客さんへと還元できる成長へと繋がるはずです。
どうか温かく、懸命に頑張る彼らを見守ってやってください。

そして帰国後すぐ行った、行きつけの美容室で手に取った雑誌には、
夫婦仲良く1Pに並んで写る西崎君の顔が・・・。
良い写真でした。なんだか見てるこっちがほんわかするような。
「Richer」さんだったかな?
うちも「SAVVY」さんに撮って貰ったオープン間もない頃の写真を未だに思い出します。
名だたる有名店さんが連なる激戦区「夙川」において、
今回は新店特需でページを譲ってもらったような形ですが、
これからも負けないよう、周りと一緒に地域を盛り上げていける一件になってくれたらと、
遠いソウルから願っています。

そんな帰国の際、一日だけ立つ機会のあった店頭で会ったお客さんにも、
こんな素敵な言葉をいただきました。
「おばあちゃんになってもバゲットを買って帰れるように 
 いつまでも岸辺のシュクレであってください」
勿論、ソウル出店などしませんが(笑)、
離れてるから余計なのかなぁ・・・、沁みましたねぇ・・・。
ソウルでもね、まだテスト段階なんですが、
僕の焼いたパンに鼻を近づけ嗅いでる姿や、
今まであまり食べたことのないジャンルのパンなのに喜んでくれてる姿を見ると、
ここにもちゃんと意義があったんやなぁ・・・とジ~~ンとしますが、
岸部に帰り、懸命に頑張ってくれてるスタッフに会ったり、
先ほどのようなお客さんからの言葉をいただくと、
どうしたって僕の軸足は岸部にあるんだと再認識させられます。
なんで岸部なんかなぁ・・・、東京から引っ越してきた場所が市内やったら、
もっと楽に商売できてるかもしれんのになぁ・・・と思うことも無きにしも非ずですが(笑)、
きっと、そういう「縁」なんでしょうね。

この「岸部」という場所で、たくさんの出会いを生んでいただき、
いろんな勉強と経験をさせていただいています。
いつか想いを形にし、本当に「ここでやってくれて良かった」、
そう思ってもらえる店に成る事が恩返しだと思っています。
まだまだ猪口才なシュクレとモンテベロですが、
共々どうか宜しくお願いします・・・って、あれ?
離れてるからちょっぴりセンチになってんのかな?(笑)

ま、そういうことで、次回からはまたソウル日記をお送りします。
ではでは。
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by monsieur-enfant | 2011-09-14 21:20 | 韓国手記´11砕心