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なないろめがね

パリでの、とある一日。

え~~っとですね、
画像が明る過ぎて時系列と記憶のバランスが崩壊したのが、この写真から。
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これ、製粉会社さんに行った帰り。つまり、晩御飯の記事だったんです。
とりあえずサンマルタン添いにて、疲れた身体に麗しの一杯だったわけなんですが、
完全に昼の画像だと思ってまして、「あれ・・・ランチが一回多い!!」と、
軽いパニックになってしまいました。ちょっと早めの夜のお話・・・。

疲れてたのもあって、サンマルタンから数分の「ヴェルヴォレ」へ。
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写真、めっちゃブレてますけど、
パッと見、外も店内も「ワイン屋さんかな?」って雰囲気。
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で、確かワイン屋さんスタートだったんじゃなかったかな?
そこのアテが旨くて・・・で、
しっかり食べてもらえる場所を作ったんじゃなかったっけな・・・。
ま、うる覚えなので忘れてください。
実際、ワインの品揃えは豊富で、
ワインだけを注文して店内や店前で立ち飲みしてるお客さんも結構います。
で、その料理の登場です。
パテはどんどんワインが欲しくなるほど肉々しく、
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パンとの相性もすこぶるヨロシ。
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鳩はムチムチでジューシー。
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さらに、お任せしたワインはハズレ知らず。
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予約なしで遅めのお客さんが来る前までに・・・、
という感じで滑り込んだので、
ゆっくり時間を過ごすことが出来ませんでしたが、
気の合うツレとダラダラ飲みながら美味いもん食って・・・、
ってシチュエーションが、とても似合う良いお店でした。

パリ到着後、アルザス、製粉会社さんと、ちょっとした旅が続いていたので、
この日は帰るなりバタンキュー。早めの就寝となりました。
ですが、早めの就寝にはもう一つ理由がありました。

朝からパリに居るのは、朝4時に到着した初日以来。
パリの景色は、季節、時間、問わずにどれも絵になるものばかりですが、
季節はともかく時間は譲れない場所が一カ所だけあるんです。
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もう、どこだけ分かってる方もおられるかもしれませんね。
僕はね、ここだけは、早朝まだ太陽が白い光を発してる頃、
この時間帯に見るのは譲れないんです。
お昼の元気な黄色い光もちょっとイヤ。
お昼を過ぎてオレンジになっていく光もイヤ。
夕方の赤い陽射しに照らされてるのも素敵なんですが、
ここに限っては、光に色が着いてない「朝」が一番素敵。
それは多分、光の色はもちろんですが、
まだ街が起ききってない澄んだ空気の中に佇む姿も好きなんだと思います。

フランスに来てから、アルザスや製粉会社へ行ってたので、
「パリ!」という景色は皆さんに十分お届けできていませんでした。
さぁさぁ、行きますよ。準備は良いですか?

パリ
満喫っ!!
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ね!ね!満喫でしょ?
飛行機雲が、良い「間」を作ってくれてますね!

ま、サクレクールをキレイに見ようと思うと、
ここまでの距離が良いのかな、と。
近づくとリアルに白くないですからね・・・。
ただ、そこから振り返った時のパリの眺望は、
なんだか時が止まってるかのように静かで美しいです。
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そこから下に降りて帰らずに、
サクレクールの裏側から回って降りることに。
急な坂の中にある地区ってこともありますが、
ここはここで独特の雰囲気があって好きなんです。
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今回も無事に、店名の由来にもなった場所へも訪れることが出来、
そこからランチのお呼ばれの場所へと向かいます。
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そ。おうちです。
お世話になってる、某ブーランジュリの某シェフの自宅です。
貴重な経験なので楽しみです。

部屋は玄関から「成功者!」って感じ(笑)
中も一部屋一部屋、広くてキレイ。
そして、窓からは店が見下ろせます。
・・・が、遊びざかりの子供二人。
もう、その為の家みたいになっちゃってますね。
遊び道具や本でグッチャグチャ。
シェフ自慢の高級オーディオのスピーカーから流れる童謡が、
無駄に超高音質だったのがウケました(笑)

マダムがバタバタとテーブルをセッティング。
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ちゃんとクロスも敷いてくれてます。
オレンジのはメロンですね。
あとは美味しいモッツアレラに、美味しいオリーブオイル。
それをパンデザミに乗っけて食べるだけ。
これ以上、何も要りません・・・。

ここらで可愛い息子さんをパチリ。
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で、家族のアイドルをパチリ。
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本当に可愛いでしょ?
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無邪気で、人懐っこくて、よく笑って、傍若無人で(笑)
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クルクル回る椅子で遊びすぎて、
途中で目が回りすぎてオチたのには周りの大人全員がビックリさせられました。

さ、料理が出てきました。左のはナスです。
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ちなみに料理はシェフが作ってます。
食べるのも飲むのも好きで、お店の情報も詳しいんです。
料理人や菓子職人との交流も多く、結構評価は厳し目。
今回も一軒「行ったらガッカリするから」と言われ見送った店がありました。
もちろん、オススメも何件か教えてもらいましたよ。
食べ歩きもたくさんしてるので、チョイスも信頼できるわけです。

・・・と、皿に今度は肉が乗ります!
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久々に見る、ここまでの「生」(笑)
僕、あんまり気にしませんけどね。
この肉も、付き合いのある業者さんから仕入れてる良い牛肉でしたしね。
さすがにもう一枚いただいたらお腹いっぱい。
・・・ですが、マダムがお手製のタルトを焼いてくれてました。
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ホントにあったかい、家庭の味。
これも、もう一個おかわりいただきました。
食後のコーヒータイムで、昨日の製粉会社のお礼と報告と・・・。
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ホントに家族想いのシェフ。
フランスではこんな感じなのかもしれないけど、
愛情表現がストレートな、すごい温かい家庭に身を置いた温かな時間。
せっかくの休みの日に、負担かけてしまったのでは?と聞くと、
「休みの日の昼は、だいたいこんな感じの食事をしてるよ」って。
…・成功者の余裕を見せつけられた、ある日のランチでした。

さ、羨ましい気持ちは押し殺して、爽やかにまいりましょう。
このサンマルタンの辺りは、お店がいろいろ豊富で、
客層も良いので良いお店が集まってくるんです。
散策するのも楽しい場所ですよ。

レピュブリックに戻って、そこから徒歩で10分かからないかな?
パティスリー 「ジャックジュナン」へ。
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中は無駄に広い・・・。セレブ仕様です。
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ショーケースは、種類は多くありませんが生菓子と、
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生菓子の奥にショコラがあって、
入り口付近にはキャラメルと、
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パートドフリュイ。
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ショコラ、キャラメルは普通に美味しい。
生菓子も、まぁ、結構オーソドックスなのが多いので、
「!!」的な驚きはないですが、安心して楽しめる美味しさ。
ですが、パートドフリュイは美味かったぁ・・・。
ただしお土産に買う際は、夏場だと周りの砂糖がグダグダに溶けるのでご注意を。

あ、観光で行かれる方も買い物は安心して出来ますよ。
片言のフランス語で日本人の僕が話しかけて、
流暢過ぎる日本語でフランス人に返された時には、
一瞬頭がパニックになりました(笑) それくらい上手な方がおられます。

さて、今回あんまりパン屋行ってないんですが、
オススメしてもらったパン屋さんを探しにメトロに乗ります。
降り立ったのはオデオン。日本人が多く陣取る有名なビストロを横目に、
ひたすら坂を上ります。
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久しぶりのパンテオン。昔、働いてた店の裏手に当たります。
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まだまだ暑かったこの頃。
ダロワイヨのジェラートに列が出来てました。
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本当はちゃんとした用があったんです。
珍しくパン屋さんを探しに来たんですが、
歩けど歩けど見つからず・・・。
で、少し秋めき始めたチュイルリー公園で休憩です。
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10年前は、週4日くらいはここを通って、
開店したてのエルメやアオキさんとこに、お菓子を買いに行ってたものです。

さ、日も傾きだしたので、晩ご飯に向かいます。
またセーヌを跨ぎ、確か2番線のANVERSという駅でおります。
「何もないやん・・・」って不安になるような場所に、
更に不安になるような佇まいのお店はありました。
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どうですか、この怪しい佇まい。
アジアとかエスニックな料理だと思ってましたが、
紛れも無くフランス料理なんです。
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入り口がカーテン・・・。
いろんな選択肢がある中での、あえてのカーテン・・・。
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もう「普通じゃない感」がプンプンするでしょ?(笑)

中に入ると、もう暗くて暗くて。
写真がブレてるのは目を瞑ってくださいませ。
入ってすぐに、無造作に土付きのお野菜が放り投げられてると思ったら、
「飾ってる」とのこと・・・。
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店内は、「こんな」感じ。
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もう「こんな」じゃ伝わらないと思います(笑)
だって、向かって反対側の壁は「こんな」感じなんです。
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「統一感」なるものは皆無。あるのはシェフの世界観。
久しぶりに「ヤバいかも・・・」と思わされる店に来ました(笑)
「メニューになります」
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・・・・ヤバいかも、の、「かも」が取れましたね(笑)
テーブルは大丈夫なの?って思うでしょ?
これが全然大丈夫じゃないんです。
こちらが横のテーブルの写真。
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間違い探しみたいになってきましたが、変なとこ気づきましたか?
これ、二人用のセッティングなんですが、
見ての通り、本やら額縁やら何やら関係ないモノが多いんです。
うちなんて二人用のテーブルで、ただでさえスペースがないのに、
「これ・・・置き忘れ・・だよね?」ってくらい邪魔なとこに、
本がセッティングされてるんです(笑)それ込みのセッティングです。

少し暗さに目が馴染んで来て、ひとしきりキョロキョロした後、
今日も暑い中、結構歩いたので、泡でスッキリしようと思います。
さすがにそこで奇抜さは出せないだろうと思ってましたが、
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「ぽん酒学んだ!?」
こんな入れ方しますか?(笑)
なんなんすか、ここ。ちょっと面白くなってきました!

料理は、お野菜メイン。
アミューズはラディッシュから。
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もう詳しい内容はさすがに覚えてません。
ですが、お野菜メインと言っても、
アルページュのそれとは勿論全然スタイルは違います。
店に入ってすぐにあったような、
土付きの野菜の生命力というか滋味深さというか、
非常に力強く、そしてとても優しい料理なんです。
次はマメとオマールだったかな。
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オマールのジュをしっかり吸わせ、
やっぱりそのマメを食べさせる料理。
優しく、力強い。ホント、店の奇抜さとは料理の印象は全然違うんです。

パンは、パンデザミ。やっぱ旨いわ。
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メインはリードヴォー。
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シンプルですが、パリでこれだけガルニが旨いとこは珍しいです。
どっちがガルニか・・・ってくらい、野菜への愛を感じます。

デセール・・・なんですが、
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大体どれ頼んでも、メニューに書いてる素材まんま出てくるパターン。
同席した友人は、死ぬ程プラム食べてました(笑)

はい、楽しかったです。
料理も美味しかったです。
デュパンエデジデのヴァンドウ−ズの方の行きつけらしく、
「彼女、変わってるから変わった店かも」とは聞いてましたが、
完全に彼女が変わり者だということは確信しました(笑)
ま、さすがにカフェくらいはね、ゆっくりと楽しみたいものですよね。
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シェフの作る世界観に、ガンガン脳みそ揺さぶられたわけですが、
まだありました。カフェ飲んで、一安心してる場合じゃなかったです。
あえて書きませんし、写真も撮りませんでしたが、
もし足を運ぶ物好きな方がおられましたら、
見つけれなかったくらい真っ暗な地下への階段と、
これまたぶっ飛んだトイレのフロアに苦笑いしてきてください(笑)
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by monsieur-enfant | 2012-10-26 18:04 | フランス 2012

短編集。

フランス日記、滞りまくってますが、
正直、先週のディンケル8種と、来週のピクニックのメニューで、
脳みそ鼻から出そうなくらい液状化しています。

ので、ちょろっと短編3本をお送りしたいと思います。

まずは先日の収穫祭。
これは、読んで字のごとくです。
昨年惨敗した廣瀬さんのディンケルが、今年見事に収穫されたことを、
僕らも、お客さんたちも、当たり前と思わない為に催したイベント。
昨年のことも、そして昨年あっての今年のことも、
「農業」という大きな枠の話も含めて、
収穫された廣瀬さん本人に話していただきたくオファーさせていただきました。
遥々日野町から来ていただいた廣瀬さん、本当にありがとうございました。

場所は、今回が初の会場となる、同じ通りの「大月酒店」さん・・・の3階。
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お店は知っていて、とても信頼できる酒屋さん。
デュパンエデジデのヴァッスール氏、カールマルレッティのカール氏、
大事な両氏へのお土産の日本酒をセレクトしてもらったのも、ここ「大月酒店」さんです。
・・・・ですが、せがれさんが僕と小学校の同級生だったのは知りませんでした(笑)

3階と書きましたが、そもそも3階があることすら知りませんでした。
女性がスカートで上るとちょっと危ういくらいの急な階段を上ると、
そこには何ともまったりとした良い空間が広がっていました。
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始まりの挨拶の後は、廣瀬さんの枝豆、うちのパン、大月さんのお酒やワイン、
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その他に、廣瀬さんの高校の後輩ってだけで絡められた、
ヌーパピヨンの川田シェフのお料理なんかも登場しました!
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・・・・えっと、後はずっとず~~~っと廣瀬さんに喋っていただきました。
僕はと言いますと・・・正座で痺れ切れたので椅子に移動したところ、
あまりにそよ風が「おやすみ~おやすみ~」と催眠術をかけてくるもので、
ホンッッッットに申し訳ないのですが、気づいたら終わってました。
こんなに喋らなかった会は初めてです。廣瀬さん、本当に失礼しました。

大月酒店さんから、「これからも、どんどん使ってください」
と言っていただきましたので、大がかりなイベントじゃなくて、
店頭告知程度の小さくてコアなイベントを、
ちょいちょい開催出来たら楽しいなって思ってます。




さて、短編集その2

06年に発売された「大阪名物」という一冊の本。
その発端は、大阪駅、新大阪駅、伊丹空港、関西国際空港などの、
大阪の玄関口で一番売れるお土産が「赤福」だという事実。
ちなみに2位が八つ橋、3位が神戸プリン。
それを知って唖然とした二人のライターさんが、大阪中を歩きまわって、
600品の中から70品まで絞り込んで掲載した、想いの詰まった一冊。
その最新版が発売になりました。
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06年と言えば、04年にオープンしたシュクレはまだ2歳。
そんなヒヨッ子の店を「掲載させて欲しい」と言って頂いた時は、
歴史や由緒ある品々に混ぜてもらうのが申し訳ない思いと、
「大阪」ではなく「フランス」を掲げてる自分が載ることに少し違和感も感じてました。
ですが、ここに掲載していただくということは、
すぐ潰れる店だと思われてたら掲載されないわけで。
こんなヒヨッ子の店を、そういう風に思ってくれたことが嬉しくて。
あれから早いもので6年が経ち、最新版にも掲載いただきました。
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違和感は相変わらずバリバリにありますが(笑)、
またここに載せていただけること、
その商品をブレることなく発信し続けれていること、
ちょっとだけ、載せていただいたことに応えれてるのかな・・・と思ったり。
良かったら、書店にて手にとってみてください。



さぁさぁ、短編集も続くと長くなるもんですね(笑)
「これやったらフランス書けたんちゃうの!?」っていう野暮な質問は、
今、僕も思ってるので不必要です(笑)

さ、最後は久々に出ました「シュクレ 男会」。
思いつきで集まる、文字通りシュクレ男子で形成される神出鬼没の会。
今回は、桂川P.Aに出没しました。
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もちろん目的地はここではなく、「秋の遠足」と題しまして、
琵琶湖バレイに向かってる最中なわけです。
が、休憩に立ち寄り昼食を取ろうとしたその矢先、
「時間押してるから、15分しかいれないので!」と、
今回のコーディネーターの一言。
「ええ?うそやろ!?」「マジで!?」「ハゲ過ぎちゃう?」
などのコーディネーターへのブーイングの中、みんな急いで昼食を採り、
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大体15分程でみんな完食。その後は、車に向かって出発の準備。
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「なぜかソフトクリームを買ってしまう」という「P.Aあるある」を、
チューブのシーズンインザサンに乗せて言いたくなりながらも、
時間が無いので目的地へ向かいます。

そして・・・・予定時間から1時間ほど早く到着(笑)
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とりあえず、琵琶湖に来てまで秋田名物きりたんぽに惹きつけられる若い衆。
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ゴンドラで山頂に行くわけですが、これが結構デカイ。
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そして、この時点で結構な怖さ・・・・。
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実は今回の目的は、なんかアスレチックと言いますか、
シャーーーって上空を滑るようなヤツでして。
それを何かの番組で観た僕の、「あそこ行きたい」の一声で決まっちゃって、
みんな、あんまりどんなとこか分からず来てるんですよね。
前日にネットで調べて、夜中に「あれ、ホントに大丈夫なん?」って、
わざわざ電話で確認取ったヤツもいたようで(笑)

そんな子らを引き連れて、山頂に到着。
まだそんなに寒くもなく、良い天気に恵まれた素敵な景色。
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紅葉は、始まってはいたものの、まだまだ薄ら。
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で、ここに来た理由は景色だけじゃなく、こちら。
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ね、そこそこゴツいでしょ?もっと気軽に遊べるもんだと思ってたんで、
機材もですが、ちゃんと講習会があるのにも驚きでした。
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そのゴツい機材を纏って行くわけですが、
いざこれが自分の命を支えるもの・・・と思うと、
心無しか不安になるのも人間の真理・・・ってヤツでして。
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でも大丈夫!
そんな不安を拭い去ってくれるくらい、講習は親切丁寧。
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小さな場所を使っての、実践練習も最初に用意されてます。

さ、いよいよ始まります!
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「で、結局何すんの?」と思われてた、あなた。
まずは最初のスタート地点に到着しました。
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そうです。自分の滑車を取り付けて、
向こう側まで渡りきるというアトラクション。
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意外と移動に体力を使うことも発覚しましたが、
それを補って余り在る疾走感と爽快感!
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何より舞台は自然の中なので、
踏みしめる地面だったり、囲まれた木々だったり、
空だったり空気だったり、本当に気持ちよく自然と戯れることが出来ます。
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最後のコースは斜面が変わって、琵琶湖を一望できる壮大なコース。
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結構な距離もありましたが、みんな無事に「ナイス、ランディング!!」
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秋の訪れを、しかと感じながら、
日頃の生活では全く体験し得ない環境とアトラクション。
しばし童心に帰り、ただただ「遊んだ」って感想の楽しい時間でした。
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ちなみに、このアトラクションは、
「ジップライン アドベンチャー」と言うんだそうです。
一回で8名くらいのグループで活動しますが、
どの回も満員なので、事前の予約が必要です。ご注意ください。

そして遠足の〆は、そこから山を抜けて京都の一乗寺まで。
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「アルザス」さんにて・・・ガチの反省会です(笑)
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by monsieur-enfant | 2012-10-25 03:45 | シュクレクール

お知らせ

えっと・・・、
こんなことしてる場合じゃないんですけど、
とにかく明日のメニューだけでもアップして欲しいとのことで、
とりあえず書きますね。

収穫祭
①ディンケルのプティパン

②廣瀬さんから送ってもらった黒豆と、生ハムのプティパン

③ローストした柿をローストしたアーモンドを練り込んだ生地で包んだパン

④ミニパヴェ(ポルチーニ エメンタール くるみ)

⑤ミニパヴェ(ホウレンソウ ベーコン フロマージュブラン)

⑥ミニパヴェ(タコ セロリ ジャガイモ オリーブ レモン)

⑦パリから買ってきた、野生のイチジクとノワゼットのパン

以上が、廣瀬さんとこで採れたディンケル小麦を使って作ったパンになります。

おまけ・・・・栗とイチジクのクロワッサン オザマンド

なんだかんだで計8種。

正確には座談会で+2種なので計10種。

全然仕込みが追いついてません(笑)

では・・・・行ってきます。明日、お店でお会いしましょう!
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by monsieur-enfant | 2012-10-20 20:46 | シュクレクール

すいません・・・。

お待たせしております、フランス日記。
アルザスを終えて脱力感に苛まれてるかというとそうでもなく、
ただ、画像が「一眼」「コンデジ」「スマホ」と3種あるのと、
帰って来てからの慌ただしさに脳みそが付いて行かず、
記憶が薄れてるのに輪をかけて、パリがまだ明るかったのもあり、
昼なのか夜なのか定かじゃないヤツもありまして(笑)、
時系列の整理と画像の整理だけで膨大な時間を要しております。
実際、続きを書こうと思ってスタートしたのに、
何も出来ずにこんな時間までなってしまいました・・・。
ちょっと待ってくださいね。

それから、先日、無事に第二回が終わり、
8年目にして初のパン教室が無事終了となりました。
狭い中、進行も上手くなく時間が押してしまい、
ご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。
第二回においては、まさかの開始時間を間違えるという(笑)、
ま、一応何とか間に合いましたが、バタバタしてスイマセンでした。
何度も書きましたが、パンが作れるようになるための教室ではありません。
8年の歳月、もちろん8年間見ていただいてた方は少ないとは思いますが、
ずっとシュクレのパンを楽しんでいただいてるお客さんに、
ショーケースの上や中ではなく、棚越しに見える厨房ではなく、
「シュクレクール」という店の本当の意味でのバックヤードを、
皆さんに知っていただくことが最大の目的でした。
それは目に見えるものも多かったと思いますし、
それにも増して目に見えない部分が大きい店であることを、
何となくでも感じてもらえたなら嬉しいです。
そしてまた違った目線でパンを眺め、食していただけると、
もっとパンとの距離も近くなってもらえるのではないか、
そう期待しています。

第一回、第二回と、多くの方にご応募いただけたこと、
開催にあたっての大きなモチベーションになりました。
そして、たくさん感想のメールをいただけたこと、
ちゃんとコミュニケーションが成立したんだと実感しました。
一通一通、目を通させていただいてますが、
なかなか一通一通お返事するのが難しい状態です。
お返事遅れていますが、今しばらくお待ちください。
書く・・・時間と体力が無いだけで、気力だけはありますので・・・。
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by monsieur-enfant | 2012-10-17 04:42 | とりとめなく・・

「いつか」へと続く道。

さて、と・・・、
諸々の発表もとりあえず終わったので、
フランス日記の方を再開させていただきますね。

アルザスから帰ってきた翌朝、いつものようにサンマルタンで朝食。
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いつものパン屋さんは、サンドイッチ担当のスタッフが休んだ時、
代わりに入ったシェフが一言、「面倒くさい!」
これで、カスクルートは販売中止になったそうです(笑)
なので、いつもと違うパン屋さん。普通に美味い。マヨネーズが。

この日は、渡仏前に唯一そのシェフに頼んでた、
「製粉会社に行きたい!」を叶えてもらった日。
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そもそも「美食の国」フランスとは、
腕の良いキュイジニエがいたから呼ばれるようになったわけではなく、
豊かな土壌があって、そこから色鮮やかな野菜や果物が生まれ、
その野菜や果物を食べる鳥や動物、更にそれを食べる獣など、
美味しいものが常に巡る、食材の宝庫だからだと思うんです。
土壌と言えばやはり連想するのはワインなんですが、
もちろん小麦もワイン同様、
直接テロワールの影響や恩恵を受け易いわけです。
なので、日本の国産小麦とは、そもそもポテンシャル自体が違うんです。
ですが、そこはキャラクターや用途で使い分ければ良いと思ってます。
なので、結局は描く終着点の問題。
好みはあれど、善し悪しを比較するのもナンセンス。

参考までに、
僕は、国産小麦には粉に触った際のザワザワとした高揚感を感じません。
腕を突っ込んでみても、とっても静か。尋ねても黙ってて答えてくれない。
粒子が均一で密着してしまい、香りが立たず、大人しい印象。
もちろん、その特徴を生かして使ったりもしますので、
あくまで特徴であって、ネガティブな意見ではないので悪しからず。
ではフランス産ですが、だからと言って良いわけではありません。
日本に多数入って来てる粉も正直ピンキリなので、
「フランス産だから」ではなく、ちゃんと選択することが必要です。
僕が選ぶ基準は、腕を突っ込んだ際にザワザワするかどうか。
粒子が粗く、不均一。表面積が大きくなり、放つ香りのトーンも高い。
いかにも元気でやんちゃそうな子に出会った時は、
作り手として「どうしてやろかな・・・」との高揚感を抑えきれなくなります。

そんな粉が、作られてるのはどんなとこだろう。
皆さんは気になりませんか?
どういう想いで小麦に向き合い、
どういう想いで小麦粉を生産しているのか。
気になったら確かめずにはいれないのです・・・。


この日も晴天。まだ暑かった夏のパリ。
アルザスと同じくGARE DE L’ESTからの出発。
パリで働くパン職人の友人との約束の時間を、丸一時間間違えての到着。
携帯も使えない中、「待ち合わせ場所、間違えたんちゃうかな・・・」と、
ひたすら待ち続ける一時間、正味、地獄でした。
そこからR.E.Rにてパリ郊外へ。
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昨日乗ったTGVと、こんなに格差ある?ってくらい不安なビジュアル。

しかも、ここから小一時間動かない。
アナウンスは「ちょっと待ってね」程度。
正直、行き先も正確に知らないし、
その見知らぬ街で製粉会社の人に迎えに来てもらってるわけで。
・・・と、黙って発車しやがった(笑) 
日本なら、少なくとも平謝りのアナウンスが連呼されるやろうに。
・・・と、次の駅ではまた30分程動かない。
アナウンスは「ちょっと待ってね」程度。
友人も、「40分で着くところが既に1時間半・・・」と嘆いてましたが、
ちなみに僕は既に2時間半経過してるんですけど・・・。
だからぁ!黙って動き出すの止めてくれへん!?(笑)

結局、原因も告げられぬまま、2時間近くかかって到着したのは・・・、
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そこそこの田舎っぷり!
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初めて聞いた駅名。
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なんとも長閑な空気漂う駅前で、「あの人かな?」と、
ほぼイメージで近づいていった老人は完全に人違い。
意外に若い人が迎えに来てくれてて驚きました。
ま、僕の「田舎町→若者が少ない→寂れた製粉工場→ほぼ初老の従業員」という、
勝手な妄想でしか無かったんですけどね。

そこから車で5分・・・と聞いてたけど、とんでもない!
15分はかかるうえに、それは信号が一つも無かったからで、
普通の街並みで信号があれば、優に30分はかかってた道程。
駅前を抜けて少し走ると、こんな感じ。
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え・・・・っと、また少し走ってもこんな感じ(笑)
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いやぁ、ず~~~っと一本道。ただただ一本道。
そして横を見れば、
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しばらくして横を見れば・・・、
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基本、景色一緒です。で、さすがにめちゃくちゃ広い!
十勝も広かったけど、その比じゃないですよね。

で、合間合間にチョロッと小さな集落があって、
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もう着くやろと思ったら、またさっきの景色の繰り返し。

そして、やっと「らしきもの」が見えてきました。
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そうそう、来たかったのはこの製粉会社さん。
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パリでもよく見かけるこの車、「ムーラン ブルジョワ」です。
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ちなみに皆さんピンと来てないかもしれませんが、
このタンクの中には小麦粉が入ってるんですよ。
パン屋さんの厨房まで外からホースを伸ばして、
貯蔵室にホースを接続して流し込むんです。
僕らの頃は1袋50kg、今では「重すぎる」ということで40kgになったようですが、
そんなのを搬入してたら、一回で何往復しなきゃいけないか分からないのです。
フランスのパン屋の粉の使用量は、それくらいケタ外れ。

そして、いきなり奥に通され、責任者の方が自ら案内を買って出てくれました。
上着を脱ぎ、タンクトップで挨拶の席に着く、なかなか気風の良い女性です。
なんかいきなり商談みたいな流れになって驚きましたが、
話が落ち着くと、その方に連れられて製粉工場へと向かいます。
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「立派な建物ですねぇ・・・・」と言うと、
「前に全焼したから」とサラリ。・・・・ちょっとブルーになりますやん。

ここは言わば検査室。
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成分から、実際にパンにしてみての発酵具合まで全てここでデータを取ります。

そして工場内へ。
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いやぁ・・・さすがにキレイ。でもそれは全焼したから・・・。
ま、それは一旦忘れて、やはり規模がデカイ。これでも中規模だそう。
それに、やはり粉の香りのトーンが高い。
湿気が少ないということも無きにしもあらずなんでしょうけど、
日本の製粉工場では、総じてもう少し重くてムワーーっとした香りだった記憶が。

ここでは、いろんな粗さの粒があって、
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上に行ったり下に行ったりを繰り返し、
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それぞれの粉の粗さによって分類されます。
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それを今度はふるいにかけるわけです。
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止まってるように見えますが、この箱が常にブルブルと動いて、
あたかも手でふるってるかのような効果を生みます。

周り同様、敷地内は緑に溢れています。良い環境ですね。
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ちょっと場所を移動して、ここで最終的に分類されるようです。
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ここはまた独立した部屋で、石臼挽きの粉を挽いています。
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中に入ってグルグル回ってるのは、この石臼。
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やっぱりフランスでも石臼挽きの粉は高いみたい。

その部屋を出て、
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あのパイプを通って、
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ブレブレでスイマセンが、この狭い通路を通った先には、
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ここで詰め立ての小麦粉が生まれるわけですね。
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小麦粉が詰められる前の粉袋。なかなか見れないですよね。
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そして、併設のラボを見学。
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機材から何から、ホント懐かしい景色です。
で、何より驚いたのが、ここで焼かれたパンの美味しいこと!
日本でも当然ながら各製粉会社にテストキッチンなる物はあるのですが、
まぁ美味いパンなんて食べたことないわけです。
販促用のパンフレットに写ってるパンも、
「これじゃ逆に購買意欲を削がれるんじゃ・・・?」と、
こっちが心配になるくらい、つまらない表情のパンばかり。
それが文化の厚みだと言ってしまえばそれまでですが、
「製粉会社」という存在の持つ役割や責任が、おそらく根本的に違うんですね。
プライド持って仕事してます。プライド持って粉を作っています。
だから同じくらい、その粉を使ってパンを焼くことにもプライド持っています。
それは表現としてとても大事なこと。伝えるのは実践しかないんです。
粉だけ作って後は問屋に流すだけでは、
届くものも届かないし、伝わるものも伝わらない。
それでは非常に勿体ないと思うんです。

フランスでの粉屋とパン屋の関係は、とてもドライでシビア。
「使う」「使ってもらう」だけの関係じゃなく、
自分たちが作り上げた粉を使う職人にも、技術と情熱を求めます。
でも、そこには、リスペクトと愛情が含まれています。
出来なければ売らない粉もある代わりに、
出来るようになるまで教える制度を製粉会社が持ってるところもあります。
ここ、ムーラン ブルジョワでは、
テストキッチンにて何日かの講習を受けたパン職人には、
独立の際、会社が保証人を引き受けるというのです。
これを聞いた時には涙が出そうになりました。
僕は本当にキツかった。
本当にキツかった以外の言葉が出てこないくらいキツかった。
10年この業界に居ての独立でしたが、
10年居たことでのメリットなどありませんでした。
機材の一つ一つが高く、本当に初期投資額がかかります。
それで借り入れ出来ず独立できない人なんてたくさんいます。
返済がキツ過ぎて閉店してるところもたくさんあります。
修業期間や修業先なんて、社会的信用にはなんら転換されません。
いわば、そんなことしなくたって自己資金さえあればお店は出せちゃいます。
時間や労力を犠牲にし、お客さんに出来るだけ美味しいものを・・・、
そう思って修業に明け暮れなくても、
有望な保証人さえいればお金は借りれてしまいます。
それは今に始まったことではないんです。
つまり、今も変わってないんです。
以前にも書きましたが、
同じく初期投資の高い業種である美容師さんの美容師協会は、
会員になってると独立の際などに、
保証協会に働きかけれるメリットがあると聞きました。
僕らの業界には何かあるんでしょうか?
自分たちが苦しんできたこと、乗り越えたら後は知らんじゃないですよね。
僕は、入ったことも繋がったこともありませんが、
パン業界でももちろんそういった協会はあるそうですね。
苦しい時代を乗り越えた先人達が知恵を絞って、
次の世代に何かの手を差し伸べてあげれてるような、
温かい繋がりや制度が作られてるなら素敵やなぁ・・・と期待してしまいます。
製粉会社さんも、もっといろんなことフランスに学びに行くべきです。
製粉技術だけじゃなく、歴史、文化、ブーランジェとの関係性など。
そういうとこまで理解してお話できる方は少ない気がします。
切っても切れない関係なのは周知の事実。
双方の向上なくして双方の未来は開けないわけですから・・・。

「時間が無いよ」との一言で車に飛び乗る。
別に何時に帰らなきゃいけないわけでもないんですけどね。

もちろん帰りも一本道。
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「あれだ!あれ!」
駅に着くか着かないかで列車がホームにやってきた。
その「あれ」に走って飛び乗れといわんばかりに荷物を渡される。
正直、無理だと思うくらいのタイミングで客人を降ろした彼の最後の言葉は、
満面の笑みでの「Good Luck!! 」
必死に走りながらも、その言葉に食い気味に返した最後の言葉は、
「ざけんなっ!」
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なんとかギリギリで列車に飛び込む。
ネックになったのは渡された、このお土産。
これだけで7,8kg。手提げの部分切れそうでしたもん。
これ抱えて走らされて「Good Luck!! 」は無いでしょ・・・。

ま、いろいろありましたが、良い時間を過ごせました。
こんな時間をコーディネートしてくれた某シェフに感謝。
この間、ずっと僕の想いを伝えてくれた友人に感謝。
そして何より、こんなに誇らしげに、
自分とこの粉を語る社長に出会ったことがありません。
そんな出会いに、心から感謝です・・・。

会社で車に飛び乗る前、最後に質問したのが、
「あなたたちは何を一番大事に仕事をしてるのか?」の問いに、社訓を指さし、
C’est la qualite du ble 
qui fait les meilleures farines.

よい小麦粉を作るには、良い品質の小麦が何より大事なんだ」(ざっくりね)
シンプルにして明確、そして絶対。それが彼らのphilosophie.
この社長や会社の想い、広がる広大な小麦畑、
それらがバックヤードにあるこの粉を是非使ってみたい。
吹田の岸部にある小さな店からで恐縮ですが、
何とかして皆さんにもこの粉を使ったパンを食べてもらいたい。
そう強く強く思わされる、今回の訪問でした。

・・・・と、これだけで終わる僕ではないですよ(笑)
実は、パリでもう一個バッグを買い足してまで持って帰ってきたものがあります。
何だかわかりますか?
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Moulins Bourgeois
 Label rouge 5kg

ムーラン ブルジョワの中でも最高級の、「ラベル ルージュ」と呼ばれる粉。
その中でも僕の最も好きな灰分TYPE-65を、パリから引っ提げてきました!
そして可能性を模索してる最中ですが・・・・まだ彼らとのやり取りは続いてます。
うちのような弱小店舗では正直難しい現実はありますが、
まだ夢は続いています。まだ物語は続いています。
舞台は岸部へと移り、そして「いつか」皆さんの元へと・・・。
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by monsieur-enfant | 2012-10-13 00:33 | フランス 2012

更に追い打ち!

・・・・は、さすがにありません。
ホント、さすがに息切れしますね。

えっと、ピクニックと収穫祭、両方の募集を同時にやってしまったもので、
まだちゃんと返信が出来ておりません。
不安に思われたお客さんが店頭で聞いてこられたりしてますが、
とりあえず、応募いただいた方、
全員オッケーだと思ってていただいて大丈夫です。

明日にはご連絡させていただけると思いますので、しばしお待ちくださいませ。
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by monsieur-enfant | 2012-10-12 21:21 | シュクレクール

ピクニック、ざっくり定員に達しましたので締め切らせていただきます!
平日の月曜日にも関わらずの御応募、ありがとうございました!!

完全に不意打ちでアップしました収穫祭の座談会は、
引き続き募集しておりますので、朝まで放置させていただきます(笑)
ピクニック同様、先着順で締め切らせていただきますのでお早めに!
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by monsieur-enfant | 2012-10-11 20:24 | シュクレクール

さらに追い打ち!!

「ピクニック・・・平日やん・・・」と、聞こえるようにボヤいてるあなた!
うちがそんな殺生な店やとお思いですか?
うっかりしてたら置いて行きますよ!(笑)
10月21日(日)
「収穫祭
loves 
廣瀬 敬一郎!」

え~~、また無許可の題名ですが(笑)、
今年、無事収穫された、日野町で作られたディンケル小麦。
その小麦を使ったパンを5種以上・・・6種未満(笑)店頭に並べます。
これはご予約は受けれないので悪しからず。
そこに、パリから買ってきた自然のドライイチヂクも使おうかと思っています。
そしてメインはここから。
シュクレやモンテベロと同じ通りにあるマニアック酒店として有名な、
大月酒店」さんの二階にて、
14時から、ディンケルの生みの親の廣瀬さんに、
遠路はるばる日野町からお越しいただき、大喜利・・・ではなく、
お客さんを交えて座談会を催したいと思っています。
過去にも来て頂いたことはあるのですが、
店頭にてなかなかゆっくりお話も出来なかった方も多いと思います。
独自の視点と理論と信念を持って日野町で農業を営む廣瀬さんの、
生の声を聞きにいらしてみませんか?
普段、なかなか生産者さんに触れる機会は少ないと思います。
パンを愛し、食を愛してる方々、是非遊びにいらしてください!
改めまして、
・日時 10月21日(日)
・時間 14時~
・場所 岸部北 「大月酒店」2階
・集合 現地集合
・価格 2000円
(大月酒店さんより、ワインや日本酒が、
グラスで格安で御提供いただけるようです。
そのお供に数点考えていますので、
ちょっと遅めのランチだと思ってもらえると幸いです)
・定員 25名

募集要項
ピクニックと同じ。ご参照ください。

もちろん、お酒飲めない方もオッケーです。
落ち着いた空間でゆったりと廣瀬さんを囲む時間を過ごしてみませんか?
モンテベロの逢坂シェフも張り切っております!

尚、大月酒店さんへの問い合わせはしないでくださいね。

では、早速ですが募集開始します!!
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by monsieur-enfant | 2012-10-11 19:56 | シュクレクール

お待たせしました!

一年ぶりですね!
早速、行きましょうか!
Pique-nique a l’automne 2012
・日付 10月29日(月)
・時間 開始11時30分 解散14時半~順次自然解散 閉園17時
・場所 万博公園内の芝生のキレイなとこら辺。
・集合 万博公園入り口ゲート前
・人数 30名前後~
・価格 3500円
・持ち物 飲み物、ビニールシート、遊び道具などなど、

募集要項
・お名前
・参加希望人数
・代表者連絡先
・当日の参加予定時間
・思いの丈を手短に。

毎度ですが、非常にユルイ企画です。
こういうイベントに乗じて、自分たちで楽しもうという前向きな方であれば大歓迎。
待ってても何もおきません!なぜなら僕らも早く遊びたいからです!(笑)
ただ、やはり外で、緑と、お日様と、風と、みんなで囲む食事は格別です!
是非是非、お一人様でも、初めてでも、お子様連れでも、
気兼ねなく遊びに来てください!そして、みんなで遊びましょう!
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by monsieur-enfant | 2012-10-11 19:01 | シュクレクール

初めての祝日の月曜日営業。
なんせ8年間、ほぼ定休日通りに休んできましたから、
「下手したら誰にも認知されてないまま・・・」と、
不安で不安で・・・という甘っちょろい感情ではなく、
ほとんど「恐怖」に近い気持ちで迎えた当日。
通常の週末とさほど変わらないお客さんが足を運んでくださったおかげで、
その感情は杞憂に終わりました。ありがとうございました。

ですが、8年一度もして来なかったことを、
ここ一ヶ月程度のアナウンスで、
よくぞ知っててくださったな・・・と、1人で感心してました(笑)
中には、初の祝日営業で、「シュクレやばい」と思って、
人助けと思って来て下さった方もおられると思います。
パンが無くなってしまった後に来られた方々、
パンの数、消極的に見誤りましたことも、重ねてお詫びいたします。


さて、そんな月曜を含めた三連休でしたが、
月曜日だけじゃなく他の曜日でも、
ちょっといつと違う気持ちにさせていただいた三連休でした。

よく晴れた日曜日には、
にて、「結婚披露シャンパンパーティー」の席での、
パンの注文をいただいたので届けに行ってきました。
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パティシエと違って「日常」に寄り添うことが、
ほとんどの仕事を占めるブーランジェ。
たまにはこういった「特別」に招いていただくのは本当に嬉しいです。
そして微力ながら、笑顔の足しになれてたら尚嬉しいです。
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それから最後に、大事な日のお供に、
信頼して指名していただいたことにも感謝感謝です。

と、もう一つ。
この春から本格的に活動しております「NPO法人essence」。
そのイベントによく参加してくださってる方が、
子供とお友達を連れて遊びに来てくれました。
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「そろそろ店にも来てくださいね」と、
何度か顔を合わせていたので嗾けてはいたのですが、
やはり便がよくないシュクレとモンテベロ・・・、
なかなかヒョイと来れる環境じゃないのは分かっていました。

店先から満面の笑みで手を振ってくれてて、
僕も数少ない覚えたての手話でお出迎えして、
あとは口をいっぱいに開けて話したり、
難しいところはiPadを使って筆談してみたり。
シュクレはまだパンもたくさんあったので、嬉しそうに選んでいました。
モンテベロでは慣れないフランス菓子に、
「甘い・・」と言われてしまいました(笑)

でも、本当に嬉しかったです。
essenceでのイベントの数々は、結果としてこの日のように、
実際お店に足を運んでもらうきっかけを作る為の手段に過ぎません。
目的は、こういうことなんです。
気兼ねなく来てもらえる信頼関係を築くこと。
そして、障がいを持った方々がお店にいる景色が、
どこのお店でも珍しくなくなること。
そしていつか、健常者と障がい者が、
分け隔てなく同じ空間にいる景色が日常になっていくこと。

だから、イベントに参加してくれてることには、
本当にそれだけで感謝感激なんですが、
その結果として縁が生まれてお店に来てくれたという事実は、
小さな出来事かも知れないし、たった数人かもしれませんが、
何にも替え難いくらい嬉しかったです。

半年で数人なら、10年続ければ数十人になりますね。
頑張ろ。頑張らなきゃ。

そして月曜日にはそのessenceで、こんなイベントも開催されました。
「障害者向け料理教室 うどんを作ろう!の会(仮)」
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この日は、お休みの皐月庵さんが、
なんとダブルヘッダーでの開催を引き受けてくれました。
午前中は、支援学校に通う高校生とそのお母さん方。
午後は、聴覚に障がいを持つ方々との手話通訳を交えてのうどん教室。
僕がパンを焼ききったあと駆けつけた時には、
もう二部目が始まってしまってましたが、
皆さん、本当に楽しそうに、そして熱心にうどんと向き合ってました。
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普段食べてるうどんが、
こんなに作るの大変だなんて知らなかったでしょうね。
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本人は「きしめん」と言って笑ってましたが(笑)、
みなさん本当に上手でしたよ。
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自分で作ったうどんは持ち帰って家族と。
皆さんには「メニューからどうぞ」(!)と、
皐月庵さんのうどんをいただきました。
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うちも皐月庵さんも、小さなお店で小さな一個人。
そしてこの小さな活動が一体何になるかなんてわかりません。
何かになるかもしれないし、ならないかもしれない。
でも、やってみなければ始まらない。やってみなければ確かめれない。
物事の始まりは、思考が終わった後、初めて始まるんです。
頭だけでは何も出来ない。その後、動くのか動かないのかが全てです。
渇いた土に落ちた一滴が、吸い取られ消えてしまうのか、
絶やさず落とし続けた雫が、いつか土を湿らし一筋の流れになるのか、
僕は、今日の皐月庵の佐々木さんのような情熱と、
楽しんで参加してくださった方々の笑顔が、
必ず進まなければいけない方向へと導いてくれると信じています。

そして・・・・

次のessenceの料理教室には、
「遂に!」と言いますか、「あの!」と言いますか、
イル ピスタッキオさんが参戦してくれます!
お店にとっても初の料理教室。
今回は万博のDELIPAさんの御協力をいただき、
普段より大きな会場をお借り出来ましたので
「障害者向け」ということだけではなく、一般の方の参加も受けつけております!
単純に、予約困難なシチリア料理を体験してみたいという方、
「essence」って、どんな活動してるの?と興味を持たれてた方、
「どうしても先日ご結婚された檜森シェフをお祝いしたい!」と思われてる方(笑)、
動機はなんでもかまいません。会員、非会員もお気になさらず、
なかなか無い機会だと思いますので、宜しければ気軽に遊びに来て下さい!
詳しくは、こちらから

更に12月には「レストラン エテルニテ」さんと、

うちの初コラボランチ企画が。
続いて翌1月には「コンヴィヴィアリテ」さんが手を挙げて下さってます。

動機やきっかけなど何でもかまいません。
小さな一個人からでも、忙しくて拘束時間の長い飲食店からでも、
何か出来るんじゃないかと強く思っているシェフたちの想いに、
時間が許せば、どうか触れに来てみてください。

さて、最後になりましたが、
先日発表したデカクグロフの地方発送。
早速、申し込みを多数いただきありがとうございます!
昨年注文いただいた方が、今年も楽しみにして下さってたり、
「普段は買いにいけない・・・」といった遠方の方々、
嬉しいメッセージを微笑ましく読ませていただいています。
前回も少し触れましたが、昨年とは違って「クグロフ」をお送りします。
店頭にあるタイプを大きなサイズで・・・と言ってますが、
実は店頭のクグロフもこのタイミングで大幅にリニューアルしています。
以前は、「ブリオッシュ」との振り幅がそんなに無かったんですが、
今回は「クグロフ」としてのキャラクターを明確にしました。
中の具材も増えて、仕上げの手間も増えました。
そして何より、大きな陶器のクグロフ型で焼かれた生地の美味しさ。
「デカイほうが絶対美味い」と言い続けてるクグロフを通じて、
「久しぶり!」「ご無沙汰!」の遠方の方が多いと思いますが、
皆さんに違った形でシュクレをお届け出来るのを楽しみにしています。



さ、皆さん、疲れましたか?(笑)詰めましたでしょ。
あんなこと、こんなことが通常営業外でいろいろあった三日間を、
珍しくダイジェスト的にまとめて・・・いや、羅列してみました。
今後の流れですが、フランス旅行記アルザス編は終わりましたが、
次からは拠点はパリに移ります・・・・が、
早速パリにはいなくなるんですけどね。

木曜日には「あの」企画の募集も控えています。
会場が会場なんで、
ぶっちゃけ人数制限はあってないようなもんです(笑)
なので、気楽にお申し込みくださいませ。
それより・・・続けざまに発表されるかもしれない、
もう一つの隠れ企画のほうが倍率高そうですよ(笑)
ではでは。
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by monsieur-enfant | 2012-10-09 11:35 | とりとめなく・・