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なないろめがね

旨し店。旨し人。

あまり馴染みの無い北久宝寺町の、とあるビル。
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・・・・の、さらに奥の奥に、
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昨年12月にオープンしたばかりのお店があります。
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中央区 北久宝寺町「タベルネッタ ダ キタヤマ」
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このロゴ、いい感じです。
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「リットマーブル・トレ」で、シェフを務められてた北山シェフが、
満を持してと言いますか、念願かなってオープンされたお店。
その道程に、どれだけの人に愛され、応援されてたのかということが、
オープン前のレセプションの時の、
溢れんばかりのお祝いの花やワインに集約されてたんだと思います。
あそこまでの量は、あまり見たことがありませんでした。

以前のお店にはたまたま一度伺ってたこともあり、名前は知っていたんですが、
開店前に働いてたお店に遊びに行ったり、
モンテベロ主催のBBQに来ていただいたのもあって、
遅ればせながら僕も北山シェフの人柄に惹かれていく一人となったわけです。
この日は、ちょっとした打ち合わせに来た時でした。
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どうでしたか?
「旨いもん作りそうオーラ」の半端ない北山シェフの料理を、
先入観など持たないようにあえて実況なしでお送りさせていただきました。
ビルの一階の奥にあるお店とは思えないほど店内は広く、
天井も高いので圧迫感もありません。
そんなお店で、北山シェフの大らかで伸びやかな料理をお腹いっぱいいただく。
「小さな大衆食堂」の意味を持つ「タベルネッタ」を頭に冠し、
これからたくさんの美味しいもん好きさんたちの欲求を、
ガッツリ受けとめ満たして行くお店になるんでしょうね。

・・・・と、そんな北山シェフのお店のお手伝いを、
2月からシュクレがさせていただくことになりました。
夜の時間帯限定になりますが(お昼の自家製フォカッチャも美味しいですよ)、
シュクレのシャバタが、少し大きいサイズになって登場します。
結構早くから北山シェフにはシャバタを気に入っていただいてて、
「落ち着いたらお願いします」と言っていただいてたんですが、
オープンから二ヵ月経ち、やっとお供をさせていただくことになりました。
美味しい料理を作るシェフに選んでもらえることは本当に嬉しいこと。
しかも、ちゃんと食べてくれて、理解してもらえて選んでもらえたことは、
パン屋冥利に尽きます。ありがとうございます!

さて、実は2月から使っていただいてるお店は他にもありまして(こちら)、
中には、数年越しのラブコールが実ったレストランもあります。
今後も数店ですが増える予定ですので、その都度アナウンスさせていただきます。
いつもシュクレで買っていただいてる皆さんも、
違った空間で料理と共に味わってみると、印象も変わってくると思います。
特に、うちのパンは料理やワインありきのパンも少なくありません。
是非、足を運んでみてください。
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by monsieur-enfant | 2013-01-31 23:41 | タベルネッタ ダ キタヤマ

深く、深く。

さ、意外にも時期外れの記事は、これにて終了。
リアルタイムでの記事は、和歌山繋がりからスタートします。

この時期、
そう、グッと冷えたこの時期は、
ジビエ、トリュフなど、
ポテンシャルの高い食材も豊富で、
最も彼の得意とする季節。
むしろ「この時期以外は来ないでください」とも言われるくらい(笑)。
遠くて、なかなか足を運べないので、
逆にこの時期は、意地でも行こうと決めている。
いくらインフル明けの病み上がりだったとしても、です。
それは年始恒例の「ヨシノ 手島詣」として、
もはや僕の中では行事化されてしまってるのです。
和歌山 「オテル ド ヨシノ」
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一年ぶりということは・・・結局、昨年は一度しか来れなかったということ。
なかなか来れないとはいえ、魅力的なコラボイベントがあったりと、
グラグラさせられたことは多々あったんですけどね・・・。

そんな不義理な僕を、いつものように温かく迎えていただき、
ちょっとホッと一息ついた所に、シャンパーニュを流し込む。
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すっきりした口に、クロワッサンの油分。
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その油分にシャンパーニュのシュワシュワ。エンドレスなスパイラル。

キャビアのジュレ カリフラワーのクレーム添え
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手島シェフの「古典へのオマージュ」。
実際作ってみないとわからないことはたくさんあります。
その「わからないこと」を、作ることによって紐解き、
自身が解釈を深めると同時に、スタッフにも見せて学ばせる。
実験的でもあり、挑戦的でもあり、確信的でもあり。
出所はロブションの言わずと知れたスペシャリテですが、
吉野シェフとロブションの関係性もありますので、、
全く無関係なところから引っ張ってきたわけではないわけです。
僕はロブションのは食べた事ありませんが、
こういった料理の噛み砕き方や消化の仕方は、
ホント当代切っての感覚と責任感の持ち主だと感心します。
主張ある甲殻類とキャビアのジュレに、
淡く優しいカリフラワーのクレームが絡みつく。
更にウニが被さることで、双方の輪郭がグッと持ちあげられる。
「まんまです」と笑う手島シェフですが、
まんまに作ることすら容易くないのが、
こういった構成の少ないクラシックな料理。
むしろ、今の皿のように、あれやこれや散りばめられてるほうが、
誤魔化しは利くわけです。印象も分散しますからね。

この後には吉野シェフのも出てくるわけですが、
「スペシャリテ」の名は伊達じゃない。
時間も場所も越えて、必ずそれを食す相手を感動させる力を秘めています。
それは美術館に飾られている絵画と同じくらいの価値があるんじゃないか、
そう改めて思わされる一皿でした。

パンで一旦リセット
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次のお皿用のワインが来ました。
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熊野牛のコンソメ
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真骨頂・・・。思わず低く唸る旨さ。
滋味というか野味というか、キレイなだけじゃなくて、
熊野牛の魂というか、ま、そんな部分まで溶けだしてるような力強いコンソメ。
その香りが、トリュフに押し上げられて鼻孔に纏わりつくわけです。
素晴らしいというか、凄まじいというか・・・。

カワハギのマリネ ジャガイモのスフレと共に
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小休止・・・。

今日はやはり体調が優れず、食べれても飲めない日でした・・・。
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チリメンキャベツ トリュフ フォアグラのテリーヌ
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先にも言いましたが、何度でも食べれます。何度でも足を運べます。
そして、何度でも感動し心震えます。それが「スペシャリテ」。
美術館の絵画の如く・・・というのは、皿の上の美しさでは無く、
観る側と食べる側の違いはあれど、同じような行動をとらせているのですから、
同じような価値があるんじゃないかなぁ・・・と単純に思うわけです。

・・・あまりにデカいトリュフ用に。
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舌ヒラメ デュグレレ風
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最近では、なかなかお目にかかれない料理ではありますが、
なにより、いちいち擽ってくる、このビジュアル!愛らし過ぎる・・・。

そして・・・モザイクいるかな・・・・。
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もちろん、ふざけてるわけじゃないんですよ。
ジビエをいただくってのは、その生命をいただくこと。
もちろん常日頃から、命をいただいてることに感謝しなければいけないのですが、
この季節は改めてその有り難さや尊さを噛みしめさせてもらってます。

ベキャスのトゥルト
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「ジビエの王様」と称されるベキャスを、余すことなく使い活かしきった、
「至極の・・・」などという言葉すら薄っぺらいと思わされる一皿。
なんて言いますか、いただいてる間、
その時間さえも逆に支配されてるかのような錯覚に陥ります。
・・・伝わんなかったらスイマセン(笑)
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中には「板チョコ?」ってくらいのトリュフも入ってます。

イチゴとブランマンジェ
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えっと、今回デセールは割愛させていただきます(笑)
え・・・・っと、ユニークでした!

前日に、9度7分の熱が出たわけですが、
そんなの吹っ飛ばすくらいの元気をいただきました。
本当の意味での「レストラン」、
料理だけでなくそういう部分も大切に継承しようとしてる、
関西では数少ないレストラン。
そんなシェフが、「変わり映えしないんすよねぇ・・・」と一言愚痴を。
それは、料理は同じ構成でも毎年ブラッシュアップされ、
確実に進歩してると。でも、構成上、見た目に大きな変化も無いし、
その変化をヨシとしない自分がいる。でも、そうなると商業的には弱い。
「去年と同じ料理やん」と、こうなるわけですよね。
それと同じ・・・と言うと失礼なんでしょうが、
うちもそう。「新商品、新商品」みたいなことに全く触手が動かない。
毎年毎年考えてきて、今年で10年目。
それなりにちゃんと考えてるので、季節が変われば出るパンが多い。
上っ面だけすげ変えれば新商品みたいなことは絶対にしたくない。
じゃ、何もしてないのかというと、
最近じゃ地味にフガスやシャバタの生地が変わったりしてる。
でも、そんなこといちいちアナウンスしないですしね。
そうなると、「去年と一緒」とか言われるわけで。
お店として、大事にしてるところが根本的に違うんですよね。
ちゃんとやってきたことを、ちゃんとやり続けたい。
そして、進化も大事ですが、深化を好む。
深く掘り下げて、もっと理解したいし、もっと良くなりたい。
それって・・・やっぱり伝わらないんですかね・・・・。
ま、確実に「伝わりづらい」ということは自覚してるんですけどね・・・。
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もっともっと本質に。
一歩でも半歩でも近づきたい。
例えそれが周りから評価されなかったとしても。
そこに向かわなくてどこに向かうんだという信念は捨てずに。
いつか、それが価値を放つ時まで。

負けない。負けたくない。
勝ちたいとも勝てるとも微塵も思いませんが(笑)、
手島シェフ始め、心に常に留めてるシェフたちに、
振るい落とされない様、弾き飛ばされない様、
喰らいついていきたいものです。
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by monsieur-enfant | 2013-01-30 18:41 | オテル ド ヨシノ

日光は偉大です。

いやぁ・・・ホントに寒いですね・・・。
こんな毎日だと、絶対外には出たくない!と思ってしまうのですから、
そりゃ、お客さんが少ないのも仕方ないですね・・・。
「例年より、春の訪れがめちゃくちゃ楽しみ!」、
そうポジティブに捉えて、あと数カ月、この寒さに耐え忍ぶこととしますか・・・。

さ、もう少しだけ、夏の記事にお付き合いください。
暖かかった頃の画像に手をかざして暖を取る時間です。

今回は、僕的「2012 フォトジェニック・レストラン」に輝きました、
和歌山は岩出の「ヴィラ アイーダ」さんをお送りします。
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とうもろこし 千両ナス
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バーニャカウダ
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自家製パン
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ガスパチョ
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自家製パン その2
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パッケリ
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海と畑
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家畜と畑
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ドルチェ
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焼き菓子
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自然光が柔らかく注ぎ込む昼間のアイーダさんは、
自然の生命力を活かしたシェフの健やかな煌き溢れる料理の数々を、
活き活きと華やかに浮かび上がらせてくれます。
もう、説明不要の名店なので、本当に説明は不要にしてしまいましたが(笑)、
今年は何回行けるかなぁ・・・って、年頭には毎年考える、大好きなお店。
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もうちょっとあったかくなったら・・・ね。行きます。ね。
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by monsieur-enfant | 2013-01-28 15:34 | ヴィラ アイーダ

お知らせ

一つ目は、重大発表です。
・・・・と言っても、うちじゃないですが。

何度も、ここのブログでご紹介させていただきました、
横浜 中華街の「SALONE2007」。
実際に行かれた方もおられたようですが、
なんせ場所が横浜中華街・・・、
「行ってみたいけど遠すぎる」と諦めていた方も多いと思います。
と・・・・ここで、そのSALONEグループから新たな発表がありました。


[横浜SALONE2007]TEL(045)651-0113 
弊社の新展開です。突然の発表ですが宜しくお願い致します。


【重要なお知らせ】シェアも希望します!

今年七月わたくしどもサローネグループは、
大阪に新たな店舗をオープンいたします。
場所は大阪中之島。三月に竣工される、
大正時代に建造された建物を活かして新築されるダイビル本館です。
店名は「QUINTOCANTO」です。
店名の意味は「五番目の曲がり角」です。業態はリストランテ。
わたくしどもにとってはまさに5店舗目の大きな曲がり角です。
約30席弱になる予定です。

シェフ、及びコンテンツは、現在煮詰めている真っ最中です。
決まり次第どんどん発表していきたいと思います。
初代支配人はわたくし藤巻がつとめさせていただきます。
東京の焼き直しでない大阪ならではのリストランテを、大阪に住み、
大阪の空気を吸って一から作り上げたいと思います。
わたくし自身も陣頭指揮を執るのは今回が最後のつもりで頑張ります。

大阪をはじめ関西の皆様、新参者ではございますが宜しくお願い申し上げます。
一から勉強させていただきます。

関東の皆様、大阪に根を張って頑張ってまいります。
大阪にお立ち寄りの際はぜひご来店ください。

また、大阪で一緒に働いてくれる仲間も募集いたします。
ぜひお気軽にメッセージくださいませ。


HPの方で見つけられなかったので、FBから文章をコピーさせていただきました。
僕のブログでも何度も登場している「藤巻さん」が支配人としてやってきます。
サービスの何たるかを別次元でひっくり返された人物です。
皆さん、是非遊びにいってみてくださいね。

ちなみにここのビルには、昨年9月に閉店した「フール ド アッシュ」が、
確か5月くらいから移転オープンされると思います。
その他の施設や店舗は、7月くらいと聞いてます。

春には、モンテベロの初代シェフの橋本も、
一年かかりましたが、何とかお店を構えることができそうです。
その後には大阪の北ヤードのグランドオープンも控えていますし、
なんだか賑やかな一年になればいいですね。

あ、それから、シュクレのお知らせとしましては、
そろそろ認知されてきたような気もする月一イベント「満月パブ」に、
今回は芦屋「VERT」さんにて参加させてもらうことになりました。
大阪からは、パセミヤさんもまた一緒に参加します!
日にちは1月27日(日)、詳しくは、こちらをご覧になって下さい。
ちなみに、大阪開催はこんな感じ

それと、もう三越伊勢丹さんとこでは発表になってますが、
今年もモンテベロ、「サロン ド ショコラ」に、ひっそり出店させていただきます。
期間や商品などは、追ってモンテベロの方から発表になると思いますので、
モンテベロのHPやブログにてご確認ください。
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by monsieur-enfant | 2013-01-24 15:44 | とりとめなく・・

再会

さてさて、モンテベロも冬休みから明け、
やっと年始がスタートしたような感じです。
で、何度も言いますが、シュクレ・モンテベロ共に、
年中無休になっております。
明日明後日は、以前定休日だった月曜火曜。
開いてますので、皆さん宜しくお願いします!

で、相変わらずクソ寒い毎日に、
暖かな陽射しをお届けする「初夏の東京」のコーナー。
画像に手をかざして暖をとってくださいね(笑)

この日は、モンテベロで働いてたパティシエ君が、
フランスに旅立つ前の壮行会と、モンテベロお疲れ様会のミックスのような感じ。
そう言えば、今頃どうしてんのかな・・・。
どんなお店がいいかな・・・と考えた末、
世代も近く、オープン間もないこのお店は、
きっと良い刺激になるはずだと判断。
僕も、顔を出さなきゃいけない義理もありましたし・・・。

いやもうね・・・・こんなに迷う?ってくらい迷いました(笑)
何度、「やっぱここやろ・・・違うかぁ・・・」と、
ヒラマツの関係者に不審がられるくらいチラチラウロウロ。
だって、ヒラマツ以外、この辺に「らしい」建物ないんやもん!
「岩永さん!」
はい・・・結局、元スタッフにお迎えに来てもらいました。
暑さと心細さと申し訳なさで半泣きでした(笑)
「あそこなんですよ」
「え?どこ?」
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そこは何十回もウロウロした筋から一本入った道。
いやいや、さすがにそれくらいの予測はつくので何度も覗いてましたよ。
「ここです」
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・・・マジか。
入り口付近のママチャリが完全にフェイクでした。
あの小さな入り口の奥に、こんな一軒家レストランがあるとは・・・・。
「すいません・・・」
「あ、すいません・・・・」
汗だくになりながら、遅刻を詫びながら、
そんな姿を元部下に見られながら二階に通される元上司・・・・痛恨にダセェ。

いやぁ、ホント立派な建物。
よくもまあ、こんな建物残ってたな・・・ってくらい素敵です。
二階から眺める中庭は、一気に街の喧騒と遅刻したのを忘れさせてくれます。
広尾 「レストラン アムール」
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ここはね、元エキュレの後藤君がシェフに招かれたレストラン。
一年間腕を奮ったシェフが、ちゃんと世の中で闘えるように・・・との想いで作られた、
「エキュレ」というコンセプトの初代シェフだったんです。
え・・・・っと、エキュレさん書いてると思ったら書いてませんでしたね(笑)
多分、何かしっくりこなかった部分があったんだと思います。
でも、オープン前に逢いに行った時から、
僕の後藤シェフに対する印象はすこぶる良くて、
エキュレ卒業後、彼がどんなお店をやるのか、どんな料理を作るのか、
再会を楽しみにしていました。

この日は、「Jardin 夏の庭園」という、ランチのコースをいただきます。

よって、いろいろ諸々ひっくるめて、乾杯!
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奥のグラスが、新じゃがのフライとアボガドの冷製スープ。
手前が、鱧と玉葱の組み合わせ。
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ホタテと冬瓜
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稚鮎と赤茄子
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訪れる初夏の喜びを存分に味わう料理が続きます。

車海老とトマト
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フォアグラとセップ
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一皿一皿のコメントは記憶が曖昧すぎて省いてますが、
見た目の美しさだけで印象に残らない「軽い」コースが多くなる季節の中で、
骨格のしっかりした中で組み合わせを遊ぶ、とても印象に残るコースでした。

ワインは今日は一種で通してます。
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久保さんの豚 緑野菜
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コーヒー牛乳
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熱々のコーヒーのスフレに、
冷たい牛乳のソルベ。
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ミニャ盛り合わせ
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の中から、超可愛いミニショートケーキのアップで〆。
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こういうの見るたびに、自分の中に決定的に欠けてる、
「キャッチー」というキーワードを恨めしく思います・・・・。

ここね、アロマフレスカ系列が手掛ける、初めてのフレンチなんです。
エキュレ在籍時に、原田シェフが来店されての縁なんだそう。
こういった、若い芽がキチンと活躍の場を与えられる連鎖が、
今の東京の層の厚さになってるんでしょうね。
大阪ではなかなかないんですよね・・・。
人も店も、すぐ諦めて数字を追い掛けてしまう。
オーナーがもっと理解して我慢して、
人や店やお客さんが「育っていく」という過程に喜びを感じれなければ、
こういった連鎖の文化は絶対根付かないでしょうね。

大きな後ろ盾と活躍の場を得た後藤シェフですが、
もちろん運だけでそのポストに収まれるほど甘い世界ではありません。
カンテサンスさんでスーを務め、エキュレで揉まれた才能は、
この日の抜けるような空のように、健やかで伸びやかな広がりを感じました。
時を経て、その成長と変化を楽しみに、
「また逢いに行きたい」、そう思わせてくれる素敵な時間でした。
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by monsieur-enfant | 2013-01-20 21:09 | アムール

もっと強く・・・。

どれだけ歩いたかわからない・・・。
そりゃ今の東京の寒さも大変でしょうが、
この日の暑さもそれなりに大変で・・・。
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この道も通りました。
何度も覗きました。
一階じゃないのも知ってたし、上見ながら歩きました・・・が、
ちょっと目印ちっちゃくね!?
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階段を駆け上がり、やっと辿りついたのは、
渋谷「ビオディナミコ」
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ものすごっ良い感じのブルーの扉を開けて入ります。
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今まで散々迷って歩き回った渋谷の街を見下ろしいただく一杯・・・格別です。
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当時は、今は独立された辻シェフがトスカーナ料理を提供していたお店。
トスカーナ料理と言われてもピンと来ないだけに、楽しみでなりません。

まずは・・・なんとパンがこんなにいっぱい!
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この日の夜、横浜の同系列リストランテに訪問予定のため、
「あまり腹いっぱいにさせんな」との指令も出てたようですが(笑)、
実は、この1時間ほど前にバカナルで過剰に朝食を摂取してきたとこでした。
パンは・・・・さすがにホットドッグ パリジャン食ったとこだし控えよかな。
結局、完食しましたけど。

そして、前菜の盛り合わせ
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いやぁ、どれも頭より先に身体が「大事にしてもらってる」って思うほど、
優しく素朴な味わい。小さなポーションですが素材の旨味をしみじみ楽しみます。

本日のスープ
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かぼちゃだったかと。それも、すごくかぼちゃ。
まんまかぼちゃと言いますか、澄んだかぼちゃと言いますか。
この辺で何となくトスカーナ料理のテイストが分かった気がします。

2種のプリミピアッティ
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どちらも間違いない美味しさ。
特に二皿目は、食べた事の無いニュアンス。
トスカーナの郷土料理で、パンをクタクタにしたのを・・・・なんかしたみたい(笑)
洗練された味付けの中にちゃんと残る郷土の素朴な風景。
こういう出会ったことのない料理に出会えるのは嬉しいですね。

本日のメイン
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料理内容、失念。でも、見たくれで分かるように不味いわけがない。
そこそこのボリュームですが、シンプルでスッと入ってくるお料理でした。

スパゲッティ ポモドーロ お好みの量で
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はい、基本好きなだけいただける感じです。
酸の効いたトマトの旨味炸裂のポモドーロ。
バカナル行かなきゃ良かった(笑)

小さなドルチェ
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ずっと知っていながら全然行けなかった、このお店。
先に書いたように「当時」トスカーナ料理でしたが、
今はSALONE2007でシェフを務めてた高見シェフが就任し、
エミリアロマーニャという、またコアなとこで勝負しています。
腕を奮っていた辻シェフは、新宿にて「Convivio」というお店をされています。
この日、何より体感したかったのは、もちろん辻シェフの料理はもちろんですが、
SALONE2007を筆頭にした計4店を抱える、
このグループの持つパワーというかテンションというか熱量というか・・・。
各店にしっかりしたシェフを揃え、そのコンセプトと共に組織ごと盛り上げる。
そのうねりに応えるかのように、各店凌ぎを削ってお客さんを盛り上げる。
僕ね、組織は「個」の集合体だと思ってて、
端から組織に属そうだなんてしょうもない人間いらないんですよ。
何とかしてもらえるという依存なんで義務教育で終わってるわけですし、
てめぇの人生なんですからてめぇで切り拓けって感じです。
後部座席で座ったまんまで、自分でハンドル握ろうとしないやつなんて、
一緒に働いててもツマンナイでしょ?
ただ、その手段や方法として、
シュクレクールやモンテベロや僕を使いたいって子がいたら、
喜んで一緒にやりましょう、もっともっと面白い未来を創っていきましょう、
って感じなんです。だから、変わった子、大歓迎なわけです(笑)
そう、基本、同じ色じゃなくていいんです。バラバラ上等です。
でも、同じ方向ではなきゃいけない。
美味しいもの食べてもらって、喜んでもらって・・・っていうのを、
どれだけ高い満足度で提供できるのかどうか、そこに必死になれるかです。
ここのグループは、そういう意味でスタッフの腹が決まってる気がします。
ま、ちょっとトップ3人衆のクセが強すぎる感はありますが(笑)、
いやぁ、単純に憧れます。チームとして、男として。
もっともっと強くなんなきゃな、と。

で、この夜は横浜に飛び、久しぶりのSALONE2007へ。
どうしてもスタッフに体感してもらいたい時間があったので連れて行きました。
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この時間いただいたこと、今もちゃんと胸に留めててくれてたら嬉しいなぁ・・・。
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by monsieur-enfant | 2013-01-16 18:16 | ビオディナミコ

今年入って、二度目の月曜と火曜。
つまり、今まで定休日だった日。
昨日の祝日は、営業してるかどうか、
確認の電話がやたら多く、
三連休明けとなった今日は、
引くくらいパッタリ(笑)
つまり、まだまだ年中無休のアナウンスは、
皆さんの元には届いてなかったわけですね。
中には「言ったやん!」みたいなお客さんも、
初めて聞くみたいなリアクションだったり、
昨年末に2000枚くらい配った案内も、
なかなか目を通して認識してもらうまでには、
至らなかったというわけで・・。
ま、こういうのは、
ボチボチ浸透していくもんなんでしょうね。
もちろん中には、
「今まで来れなかった」なんて、
「開けて良かった!!」って、
思わせてもらえる声も聞けたりと、
嬉しいこともあるわけです。
ボチボチですね、ほんとボチボチと行きますね。

さて、モンテベロが今日から金曜日まで、
しばしのお休みをいただいております。
よりによって今日から、
氷まみれの東京に旅立ったスタッフもいるわけです。
束の間の休息の報告がまた楽しみです。

ということで、
このブログも引き続き「東京」を、
あと2.3ほど書く形で再スタートします。
今と違って、夏の陽射し降り注いでますけど(笑)
僕自身、ちょっと無休な感じが続き、
身体のリズムが慣れず、
なかなかコンスタントな更新が出来ずスイマセン。
ブログもね、時間と労力割くのがキツいわけです。
手軽なFBというツールもあるわけですしね。
「そろそろ潮時かな」とか思ったり(笑)
言うてもホントもう歳なんでね・・。
いやいや、もうちょっとだけ頑張ります!

というわけで、今日はこの辺にて。
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by monsieur-enfant | 2013-01-15 19:32 | シュクレクール

北の国から

なんだか、お店も思考もまったりの年始。
恒例の「死ぬほど年賀状」も書き終え、
徐々にブログも書いていこうかな・・・という、やっぱりまったりした感じ。
明日からは三連休、今年まだお会いしてない方とも会えるかな・・・・。

さて、昨年のクリスマス明けの、ほっこりした出来事。

「ブログ見てます」と連絡いただいたのは、いつのことだっただろう・・・。
その方は、ドイツのデュッセルドルフで、
現代クラシックに携わるお仕事をされていて、
たまたまですが、うちの父方の田舎と同郷とのこと。
受け入れられにくい仕事を諦めず伝えようとしてる姿が、
その方の仕事と重なって共感していただいたようなんです。
「現代クラシック?デュッセルドルフ?」と、
こんな岸部でパン屋を営んでる自分が、
繋がると思ってなかった方と繋がることができ、
戸惑いもありましたが、素直に嬉しく思ったのを思い出します。

そんな彼女から、こんなクリスマスカードが届きました。
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その中には、今年一年忙しくいれたこと、
その成果として、今年の3月に彼女の作品が東京で初演を迎えるとのこと、
その際に来日し、必ずシュクレクールに遊びに行くとのことが綴られていました。
「思い立ったが吉日」の僕ですが、
さすがにデュッセルドルフまでは行けなかったので、
お会い出来るのは本当に楽しみです。
・・・と、もう一つ、「近所の本屋さんで売ってた」と、
こんな小さな箱が同封されてました。
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開けてみると・・・
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消しゴム大くらいの大きさの箱の中に切り取られていたのは、
キリスト生誕の場面でした。
「派手に飾れるものではありませんが、
見ていると何だかホッとする気がしたので」とのコメントと共に・・・。
ご自身も大変な日々の中で、遠くデュッセルドルフから、
こんな岸部の小さな店のことまで気遣っていただいたお気持ちに対して、
ホッとするどころじゃない感情が溢れてきました・・・・。

スライドさせると出てくるこの景色の他に、
この小さな箱の中には、温かい優しさも詰め込まれていた気がします。
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by monsieur-enfant | 2013-01-11 18:14 | シュクレクール

新年早々の「お年玉」

一昨日アップした記事の続編です。

昨日、お昼過ぎに、記者さんが新聞を持ってきてくれました。
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開いてびっくりの記事の大きさでした。
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ま、今でも娘と暮らしてるような表記は困るところですが、
今回の掲載の意義は「知ってもらうこと」。
何も、僕らの活動を知ってもらわなくてもいいんです。
僕らの活動を応援してもらうことが目的ではありません。
こういった事実があること。
こういった問題があること。
それを知り、気づき、考えるきっかけになれたらそれでいいんです。
そして、考えたなら、些細なことでもいいから行動に起こしてください。
いくらインプットしても、アウトプットしなければ意味がありません。
考えることも大事ですが、考えただけでは何も始まりません。
「考えたけど何もしてません」では、
「考えることもしてません」と、実際大差ないですからね。
考えた後、そこからどうするかに本当の価値があるんだと思います。

おかげさまで、こうして新聞に掲載していただくことができました。
以前にも、「あまから手帖」さんに、活動を取り上げていただきました。
でも、そういったことは、活動の中でも最も華やかな部分であって、
実際はそれによって大きく何かが変わるなんてことはありません。
こういった活動の多くは「うんうん」と納得されるものの、
なかなか当事者意識までは持ってもらえないのが世の常。
やっぱり日々の継続した活動を、
今まで通り皆さんと一緒に積み重ねていくのが、
気が遠くなるほど時間がかかったとしても、
結局一番効率的で、一番の近道なんだと思います。

それでも、
「成果」というものが目に見えて分かりにくい僕らの活動に、
この新聞掲載はとても嬉しく、とても有り難く、
新年早々お年玉をもらったみたいな気分です。
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by monsieur-enfant | 2013-01-07 14:44 | シュクレクール

速報です。

えっと、さっきお電話をいただき、
兼ねてから取材をしていただいてたNPOの記事が、
明日の朝日新聞の朝刊に掲載されることになりました。

記事の大きさや内容は一切知りませんので何とも言えませんが、
皆さんに支えていただいてる活動が、
こうして取り上げていただくことはとても嬉しく思います。
日頃の活動同様、小さな一滴から生まれる波紋が、
ゆっくりと拡がっていくことを願っています。

取り急ぎ、ご報告まで。

ちなみに、関西圏、中部、四国・・・辺りまでの範囲だそうです。
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by monsieur-enfant | 2013-01-05 21:19 | とりとめなく・・