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なないろめがね

年忘れ・・・と言いますか、もう大晦日なんですが、
とりあえずここまでは書いて終わりたかったので、
矢継ぎ早の、「第10回」のご報告です。
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この回は、ご主人がシュクレのご近所さんで、
さらに会場である「大月酒店」さんとも旧知の仲ということもあり、
福島の「あやむ屋」さんにお願いしました。
コラボ・・・というより、ほぼ投げっぱなしにて、
僕らも楽しもうという魂胆です。

何回かに一回開催される「夜」の部。
今回は「忘年会」ということもあり、
完全に飲ませにかかっております。
メニューは、こちら。
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お店にあるものから、無いものまで、
気合いたっぷりに仕込んで来てくださりました!!
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完全にフェイクの囲炉裏ですが、
この火が遠赤外線効果でポカポカ眠気を誘うのです・・・・。
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お酒も本気です!!
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つくねだんご鍋も出来上がります!!
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時期的に、こんなのも!
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そして、こういうのに弱い僕は、
すかさず長沼さんと乾杯です。
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なんだかわいわい賑やかで、
いつもよりゆっくり皆さん過ごされてるところに、
忘年会気分を更に盛り上げるために彼が立ち上がります!!
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主催者側がほぼ誰もやったことのない「ビンゴゲーム」!!
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何が楽しいというか、楽しみ方も良くわからず、
っていうか合ってるかどうかも定かじゃない手探り感の中、
気付けば案外皆さん真剣に楽しんでくださってましたね。
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はい、まぁ、終わり良ければ全て良しと言いましょうか、
単なる思い付きで始まった「毎月Pub」。
なんだか毎回ヒヤヒヤで、手伝ってくださるシェフに頼りっぱなしですが、
怖いもの見たさで足を運んでくださる皆さんのおかげで、
何とか会として楽しく成立してる次第であります。
この日も閉会時間を大きくオーバーして、
確か22時くらいまで遊んでってくれるお客さんもおられました。
あ、忘れてた!!
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モンテベロの「幸せのシュークリーム」がありました。
横田氏の無理やりのオファーに応えてくれてありがとね!

振り返ると今年の一つのチャレンジになってしまった「毎月Pub」。
他にも、あっという間の一年の中で、
予測だにしなかった出来事や出会いがたくさんあった一年でした。
それは僕にとってはとても好ましいことで、
立てた予定通りに行ってしまった一年なんて、
ほぼ失敗のようなものだと思ってます。
自分が予測できる程度の未来しか引き寄せられないなら、
そりゃもう「つまんない」の一言じゃないですか。

来年も、予想外の出来事や出会いにほどほどに囲まれ、
そしてそれらを無責任に遠目から楽しそうに眺めるお客さんたちに囲まれ、
スタッフみんなが個々をシュクレクールに還元していきながら、
まだ何のプランもない「10周年」を迎えれたらいいなと思ってます。

半ば強引な流れではありましたが、
今年もいろいろお付き合いありがとうございました。
来年も、ぼちぼち行きますので、たまにはかまってやってください。
誰が読むねん!っていう、大晦日での更新でした。

では、よいお年を!
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by monsieur-enfant | 2013-12-31 20:28 | 毎月Pub

えっとですね、年内にフランスを書き上げるのは諦めまして、
とりあえず年内にあったイベントを無理やり書き切ることを、
目標として下方修正いたしました。
ちょっとね、厨房の人数がずっと-1状態なので、
書く時間が取れないのですよ・・・。

年明けにでもダラダラ書き始めるので、ダラダラ読んでやってください。

さて、遡ること・・・何ヶ月になるっけ。
10月ですね。第九回の毎月Pubのお話です。
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この回は、担当が岡本さん(シュクレ厨房スタッフ)、
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Wゲストの一人が滋賀県の農業家の廣瀬さんをお迎えしての収穫祭と題しまして、
日野町や滋賀県産の農作物を持ってきていただきました。
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この日は、確か店頭にて、
廣瀬さんとこのディンケル小麦を使ったパンを限定販売してた記憶が・・・。
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そのバックヤードも、ちらほらパネルにて紹介してます。
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今回のおにぎりは、このお米を使わせていただきました。
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ヘルプで入った僕の母親が、目回しそうになりながら、
ひたすら握ってくれてました。感謝感謝。
そのおにぎりも、準備は着々と出来ております。
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さ、その廣瀬さんと同じ滋賀県出身、
そして担当の岡本さんと元同僚ということもありまして、
今回コラボに加わってくれたのが、こちら、「ヨッテリア ガク」の面々です。
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いや、まぁ、今までの方々とは若干カラーが違いますが(笑)、
間違いなく旨いお店です。そして、やるときゃやるのです。
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ほらね。仕事が始まるとちゃんとしてるのです。
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準備も整ったので、スタートです!!
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今回の会場には、廣瀬さんが持ってきてくれた、こんなディスプレーが。
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これは、どっかの国で実際に作られてる、
小麦の茎を使った、ちょっとしたアートだそうです。
会の中盤くらいからは、そのワークショップなんかも開かれたりして。
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僕も、大月酒店さんが用意してくれた滋賀県のお酒をアテに、
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ガクさんとこのパテや、美味しい野菜のバーニャカウダ、
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で、結構趣向をこらしたおにぎりを、美味しくいただきました。
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そして、この立派な卵を使った、
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卵かけご飯も、完売の前に食べることができました。
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デセールを任されたモンテベロからは、栗のクレームブリュレ。
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ここに、直でラムを注いで食べるんですが、
これが〆にはピッタリでした。

ザザザザッと書いてきましたが、
基本、廣瀬さんが来られる時は、廣瀬さんに投げっぱなしです(笑)
廣瀬さんのお話を聞いたり、廣瀬さんとワークショップで遊んだり、
もうこれは「廣瀬さん感謝デー」みたいなもんです。
そういえば初めて毎月Pubに来てもらったときは、
暇すぎて僕、寝てましたから。マジで。

あと、今回そうとうおにぎりの具を決めるの苦労してました。
そんなおにぎりを、「美味しい美味しい」って食べてもらえたこと、
母親がえらい感謝してました。本人に代わりまして、ありがとうございました。

ちょっと意外だったのは、
母曰く「おにぎりなんて、みんな食べてるんじゃないの?」との不安に、
「子供とかに自分が握ることはあっても、
誰かに握ってもらう機会なんて、滅多にない」
という、奥様方のご意見でした。
思ったより新鮮に受け止めてくれたようです。
良かった良かった。

今回、不慣れな役割を担った岡本さん、
あまり上手く繋がらなかった連絡をノリでカバーしてくれたガクの皆さん。
お客さん、みんな喜んで帰ってくれました。
お疲れ様でした。そして、ありがとうございました!!

いつもより、少しアットホームで、少しあったかい空気だった第九回。
この、回によってガラッと代わる雰囲気も楽しさの一つだなと、
改めて感じた10月終わりのお話でした。
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by monsieur-enfant | 2013-12-29 21:16 | 毎月Pub

いやあ、自分で自分を見て、
思ってたより3倍くらい生意気そうなヤツでしたね(笑)

一応、FBでは告知させていただいた、
昨晩のテレビ放送(正確には本日の1時40分)。
ちょうど帰宅時間だったため、リアルタイムで拝見しました。
多分、コーナー的に20分くらいあったんちゃうかな?
でも長いようで、端折られて端折られて詰め込まれてた20分でした。
だって、ギブソンさんなんて、
「誰が興味あんねん!」2連発やってたんですよ。
1発も放送されてない(笑)・・・僕、あれ好きなんやけどなぁ。
「パンシェルジュ」という資格を持ってて、
パン絡みの関西の企画には必ず登場するギブソンさんですが、
うちには来たことないし、もちろん初対面。
それでも「岩永さんやーー!!」って言われたから聞いてみたら、
「僕みたいにパンシェルジュとか言ってテレビ出てるやつ、
嫌いと思ってました」って。ふ~~~ん、何情報なんすかねぇ。
会ったこともない人にまで、そう思われるイメージがあるんでしょうね・・・・。
僕、ギブソンさん、好きやったからちょっと寂しかったです。

あ、ギブソンさんは審査員的な感じだったんで、
ほぼ今回の企画は関係ないです。
ご一緒させていただいた、「かまいたち」濱家くん、
「和牛」水田くん、「バンビーノ」藤田くん、
放送見て、あんなに試作してはったなんてビックリしました。
やっぱり、一生懸命やってくれたんやなぁ・・・って、
ちょっと嬉しかったです。

周りからは「なんでバラエティに?」って言われたりしましたが、
この三人だったからってのは理由としてあるんですよね。
藤田くんが料理してるとこは見たことなかったですが、
他二人は、何度かテレビで見たことあったんですよ。
僕ら帰宅が遅いので、
テレビつけてもスポーツニュースかバラエティしかやってなくて。
だからよく見るんですよね。すごい真剣にやってました。
芸人として正しいかどうかは別として。

あと、ディレクターさんが、とても誠実な方でした。
ちゃんと敬意を持って接してくださり、
とても気持ちよくお仕事ができました。
何をするとかは二の次として、どんな人と仕事をするのかってのは、
僕にとって大きな問題ですので。
で、芸人側にアドバイザーでついた辻調さんが、
「よく受けてくれたな!」って驚いてたようですが、これにも理由がありまして。

ちょうどお話をいただく直前の深夜番組を見てて、
あるパン好きのガールズバンドが、
「せっかくだから自分たちでパンを作ろう」となったわけですが、
行った先はやっぱりチェーン店さんなんですよね。
打診があったかどうかは知らないですけど、
チェーン店さんより美味しい個人店さんは、
さすがの大阪にもいっぱいあると思うんです。
なのに、チェーン店さんとパンを考えて、そんな拙いアイデアを具現化し、
出来上がったパンが、「うん・・・ま・・・こんなとこやろね」ってなパン。
でも、なんかガールズバンドは喜んでるわけですよ。
あーーーーーー、なんやこのしょうもない企画は・・・・と思ってしまって、
そのタイミングでのまさかのオファー。
「あ、ここで僕が断ったら、結局ああいう感じになるんやろな」って。
・・・なんか、それが嫌で受けたようなとこもあるんです。

芸人さんと対決ってことで、お題は「惣菜パン」。
僕、あんまり解せないジャンルなんですよね。
基本、意味や意図があるものは構わないですよ。
「焼きそばパン」だって、邪険に否定する気はないんです。
ただ、「美味しいもの提供したい」って時に、
美味しく調理したものを、
あえてまたパン生地に乗せて焼き込んだりしますか?
確実にしませんよね。それをするのは「パンありき」のパン屋だけ。
そういうの大嫌いなんですよね。
だから、必然性があるものを探すことにまず時間がかかりました。

「惣菜パン・・・惣菜パン・・・・」って考えた時に浮かんだのが、
子供の頃、カレーパンと並んでよく食べた「串付きフランク」。
フランクフルトの周りを細く伸ばしたバターロールの生地で巻くやつです。
上にはケチャップかマヨネーズが乗っててね。うん、よく食べました。
じゃ、それをベースに考えよう!!
中のフランクの代わりになるもの・・・・、
ってことで思いついたのが「バロティーヌ」。
簡単に言うと、詰め物を鶏などでグルリと包んだフランス定番料理。
何が良いかというと、まず本家が温冷、両方で食されると言うこと。
あっためてもヨシ、冷めても問題なし。これはとても大事。

ただ、バロティーヌ、デカいんすよね。ってか、デカくなっちゃう。
番組中も「食べにくい」とか言われましたが、あれでも相当小さくしました。
ま、そもそもスライスして提供するので、
1本丸々食べたりする食べ物ではないんですけどね・・・。

まずはファルス(詰め物)作り。
鶏の内臓(レバーとか)と豚肉を炒め、タイム、ポルト酒と加え、煮詰めます。
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それをペースト状にして、オレンジの皮とノワゼットを乗せた、
叩いて伸ばした鶏肉の上に乗せ、巻きます。
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キュッキュッってやって、出来上がり。
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それを、ゆっくり低い温度で火を通していきます。

火が通ったバロティーヌを、クロワッサンの生地で巻いていきます。
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バゲットとパンドミで作ったパン粉をまぶしますね。
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香ばしく焼き上げた上に、「ソース グリビッシュ」っていう、
少し酸の利いたソースとハーブを飾って完成です。
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テレビ上では、串が刺さってたと思うんですが、
あれは上に書いてる通り、「串付きフランク」崩れという名残りです。
「ミソカネズミ」という番組名にちなんだ、
「ネズミの尻尾」的な気の利いたアイデアではありませんので・・・・。

あ、収録の最後に撮った写真。
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ディレクターさんの、「今年一番の写真」って一言、
その一言で、「この仕事受けて良かったな」、そう思いました。

さて、このパンですが、番組中にもお知らせありましたように、
12月8日(日) 限定50個ですが、店頭に並ばさせていただきます。
あと数時間後ですね(笑)告知遅くてスイマセン・・・。
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by monsieur-enfant | 2013-12-08 02:01 | とりとめなく・・

ご褒美。

うち、なんだかんだで来年で丸10年になるわけですわ。
うん、なっちゃうわけですわ、ボーーッとしてたら知らないうちに。

いろんなことありましたが、あったわりには大したことしてねぇなぁって、
しみじみ思うわけです、はい。

でも、人には恵まれてきたなぁと思うわけです。
それがなきゃ、やって来れなかったなぁと思うわけです。

そりゃ人によって苦しめられたときも沢山ありますよ。
どれだけ一人の仕事に戻ろうと思ったかわかりません。

でもね、その「人」に教えられるんです。
「人」による苦しみは人によって与えられるわけだけど、
「人」による喜びも、人によってしか与えられないんだよ、って。

何のせいか心当たりはないのですが、
最初は人が入っては辞めることが続いてたんですよね。

その流れを食い止めたのが、現「サンク」のオーナーシェフ、宮本でした。
ま、それが彼の悲劇の始まりだったかもしれませんけどね。
なんせ、ほぼマンツーマンでしたからね。しかも、イカれてた頃の僕とですから。

後に、結婚し、子供を授かりと、
スタッフが変化し成長していく様というのを、
僕に見せてくれた最初のスタッフでした。

ただ、頼りなさはいつまでも埋まらず(笑)、
そこを埋めて、宮本との2本柱となってシュクレを支えてくれたのが、
現「ビエル」の伊藤シェフ。
「僕。宮本。」の、3人目が、これまた入っちゃ辞めを繰り返してたのを、
ガッツリ食い止めてくれたのも彼でした。
もともと料理も世界出身で意識も高く仕事も丁寧。
同い年というのもありましたが、
僕が初めて信頼し仕事を預けれた職人だったと思います。
それは良い仕事をするだけじゃダメなんですよ。
「こいつがミスしたらしゃあない」と思わせなきゃ得れない信頼です。
それは、もしかしたら最初で最後かもしれないなぁ、今んとこ。

結構どっしりしてた2本柱がいるうちに、
僕はモンテベロを手がけました。
そのシェフは現アシッドラシーヌのグランシェフ、橋本でした。
ま、今回はシュクレの話がメインなので、
橋本の話は長くなるので置いときますね。
その2本が強固だった故、その後が大変でしたね。
そこを担ったのが、現トリコの西崎です。
彼はとにかく正義感と責任感の強い男でした。
他人思いなあまり、「で、自分はどうなん?」って、
いまいち定まらない方向性に不安になるときもありましたが、
なんかね、やっぱり西崎は優しいんですよ、とにかく。

ま、あと予備軍が東京と広島に各1名ずついるわけですが、
丸10年やってきて、4名の独立に携われたってのも、
一人でやってたら感じれなかった感情を味わせてもらったわけなんです。

なんか、そんな感じのことを記事にしてもらったんですよ。
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いや、ほとんどショコラなんですけどね。
でも、その後ろのほうに、ちょこっとね、
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うちの子ら3人とね、
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載せてもらえた幸せな記事なのです。

これはね、10年を前にした、
一つの大きなご褒美なんだろなって思うわけです。
悔しいかな何も残せなかった10年ですが、
少なくとも「人」は残せたのかな・・・と。
ま、そう思わせてくれるのも彼らなんですよね。
自分で思おうにも思えない、彼らがこれだけ頑張ってくれてるから、
思わせてもらえる感情なんです。

良かったら、立ち読みしてみてください。

あと、モンテベロも今年一年本当に頑張りました、いろんな意味で。
その「ご褒美」みたいな素敵な記事が、今月号のリシェさんに掲載されてます。
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いろんなお店があるなかで、クリスマスケーキ特集一発目。
本当、素敵な写真を撮っていただきました。
あ、まだクリスマスのご予約は残りがあるらしいので、
早めに問い合わせてみてください。

あとあと、以前、
「パンラボ」の池田さんに書いてもらったブログを紹介したと思うんですが。
それらを集めた本が発売になりました。
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パン好きさんにはかなり読み応えのある内容じゃないかと。
全国歩いて取材しはった数店を集めて本にされたわけですが、
いやぁ、知らないお店ばっかりですね。もっと勉強しなきゃ。

さ、そんな感じです。
なんとなく、帰んなきゃいけないんですが、
ツラツラと書いてみました。

それくらい、

今回のカフェスイーツは嬉しいのです。
「ありがとう。」
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by monsieur-enfant | 2013-12-07 00:51 | とりとめなく・・

えっとですね、忘れてたわけじゃないんですけど、
いろいろとタイミングが悪くてですね・・・。
ちょいちょい再開していきますね、夏のヴァカンス編。
HPに、毎年恒例の雪がチラつこうとも気にせずに、
寒い冬にプロヴァンスの陽射しをお届けしたいと思います。

前の復習になりますが、
ニース空港に到着後、向かった先は予定外の「ル カストレ村」。
そこで阪急の催事で出会ったポールさんと再会。
お昼を一緒に食べて、ル カストレ村を後にするのでした・・・。

「アユムさん、着きましたよ!」
車で2時間くらいかかったかな・・・。
後部座席で爆睡してた僕を呼ぶ声で目を覚ましたそこは、
アンティーブ!!
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楽しい街歩きの前に、宿にチェックイン。
えーーーーっと、ちなみにですが、
アンティーブも宿も、事前情報ナシです(笑)
「アンティーブいいよ」って言われたから、「じゃあ」と決め、
「良いホテルがあるよ」と言われたから、「じゃあ」と決め、
着いて初めて「アンティーブ」という街の景色を知りました。

・・・・と、全然ホテルが見つからない。看板らしきものもない。
電話して聞いてみると・・・、
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え?右の扉?家やん!普通の入り口!

中にはもう一重の扉があって、そこを開けて螺旋階段を上ります。

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案内してもらったのは、南仏まで来てわざわざ「アルザス」。
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なかなかのオシャレ臭漂う室内。
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でも、何より素敵なのは、窓から見えるオレンジ色の瓦屋根と青い空。
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いやぁ、入り口からは想像も出来なかった素敵なホテル。
屋上にテラスがあったり、B&Bなので共有のキッチンやダイニングがあったり、
どちらも素敵なんですが、アポ入れてるお店があるので先を急ぎます。
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日本では、ほぼ皆無。パリでも大体同じパン屋さんしか行かない僕ですが、
「フランス中から美食が集められるモナコ国王の結婚式に、
パンを納めたブーランジュリがアンティーブにある」と聞くと、
さすがに行ってみたくはなるのです。あ・・・・ここですね。
「Jean-Paul Veziano」
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ディスプレイには、フランスには珍しく小さなパンが並びます。
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あ、これですね、モナコ国王の結婚式っていうのは。
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店内に入ると、うん、地方の素朴なパン屋さん。
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さっきのディスプレイのパンといい、尋常じゃなく焼き色が薄い・・・。
南のパン屋さん・・・だからなのか、これがここの特徴なのか・・・。

当たり前のようにピサラディエールがあったり、
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当たり前のようにトロペジェンヌがあったりすると、
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あーーーー、南に来たなぁ・・・・・って思うのは、
やっぱりパン屋くらいなんでしょうかね。

シェフが来られるまで、少し外で待ちます。
その間に、さっきのピサラディエールをパクリ。
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あ、シェフが来られました・・・・って、「モナコ国王の・・・」のイメージから、
どんな人が来るんかと思って待ってたら、ずっと目の前におったやん!
ずっとそこで携帯で喋ってた気の良さげなオッチャンやん!(笑)
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ね、「気の良さげ」過ぎでしょ?いやいや、右のオッチャンね、左じゃなくて。

ちょっと気になったので、ここの棚のパンを聞いてみる。
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なんでも、やはりキリストとの結びつきの強い「パン」という食べ物。
今のオッチャン(いや、シェフね)で確か3代目とか言ってたけど、
このお店では昔っからこの聖杯を模ったパンを作ってるんですって。
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「ちょっとおいで」ということで、厨房を案内してくれることに。
日本では、「お客さんが見えるとこで」みたいな厨房が個人店ではほとんどですが、
フランスでは店と厨房が離れてることは珍しくありません。あと、地下とかね。
あ、ちょっと歩いて着きました。とても質素でシンプルな厨房。
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ルヴァンも若いのから年寄りまで3種類見せてくれました。
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鼻を近づけて匂いを嗅いでみると・・・・、
一番古い色の濃いやつは完全に腐っ・・・・・いやいやいやそんなはずはないですね。

隣はパティスリー。またここも古い機材を大事に使ってました。
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その奥は窯の部屋。やっぱデカい窯はいいですねぇ・・・・。
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にしても、奥行きパねぇっす。

あ!!これは!!
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聖杯パンの型ですね。これまた年季の入った・・・。

その後も、日本から来たってことをとても喜んでくれ、
一人だっつってんのに過剰なお土産(パンね)もくれました。
どうやら日本にも来たことあるようで、意外な知ってる名前も出てきて驚きました。
夜の食事が決まってなかったのでオススメのお店を聞いて、
彼と彼のお店に別れを告げました。良い時間をありがとう。
とってもサンパな愛くるしいオッチャンでした。

さ、とにかく気になってたのは「海」です。
だって、飛行機降りてから、海見てないんすもん・・・。

僕の宿がちょうどど真ん中の広場前なんですけど、
そっからもう海・・・というか、お金持ち様のヨットは見えるわけです。
ざっと歩いただけですけどね、このアンティーブという街、
徒歩で回るにはちょうど良いくらいの大きさですね。
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・・・・っと言う間に、お金持ちエリアに到着。
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そして、海。これまたちょうど良いくらいの海水浴場。
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その先に大きな何かが見えたので行ってみると、
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「Le Nomade 」というモニュメント。
・・・それ以外の情報は、あんまりアンティーブの情報自体がないんですよね。

そこからブラブラ歩いていると、「!!」
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ピカソ美術館!こんな小さな街にあったんですね。
この日はもう閉館してたので、後日訪ねてみることに。

そして、このピカソ美術館の前くらいからが、
本当に広く遠くアンティーブの海が見渡せるのです。
遅くまで明るい夏の終わりのフランスですが、
ブラブラしてたら、ちょうど陽が落ちる頃。
今日は夕方に到着したので、真っ青の元気な海は見れませんでしたが、
それは明日以降へのお楽しみ。
水平線に薄っすら空とのグラデーションを繋ぐオレンジ色に伸びる一筋の帯。
その景色を、飽きることなく、ずーーーっと、ずーーーーっと、眺めるのでした。
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by monsieur-enfant | 2013-12-03 20:35 | フランス2013