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なないろめがね

生涯の友へ

昨日とうって変わって、今朝は快晴!!って、もうお昼なんですけど・・・。
いかついジェロムと一夜を共にし、起きたら他の宿泊者はもういませんでした。
リビングに出ると、「良く眠れた?」と、コーヒーを淹れてくれてるジェロム。
毎朝こんな風景は嫌やけど、今日は天気もいいし、まぁいいや(笑)
じゃあ、朝ごはんの前に、僕らが泊まった「ギート」とその周辺を紹介します。
こないだ書いたように、ポツンとある一軒家が宿泊施設になってるのがギート。
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周りはと言いますと・・・・
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ホンットになんにもないんです。
宿はこんな感じ。
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中は思ったより清潔感あってキレイ。入ってすぐがリビング。
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さっき、ジェロムがコーヒー淹れてくれてたキッチン。
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コーヒー淹れてくれてたジェロム。ここでの僕の奥さんです(笑)
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僕らの部屋は普通でしたが、2階はとても素敵です。
こっちも、
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こっちも。
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おっと、ワイフが呼んでるから朝ごはんの準備しなきゃ!
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「天気の良い日は、こうして外で食べるのが最高さ」とジェロム。
昨日のブリオッシュにコーヒー。
そこに更にバターを塗りたくるのはノルマンディ出身だから仕方ないとのこと(笑)
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「ノルマンディはどんなとこ?」
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「日本にはこんな景色はあるのか?」
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「一度パリに戻ってから、明日、ブルターニュのレンヌに発つんよ。」
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「今週末、バカンスを使って、久しぶりに家族に会いに帰るんだ」
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「うん・・・今日の夕方にはロアンヌを発たないと・・・」

大きなブリオッシュを切っては頬張り、コーヒーを啜る。
途切れ途切れの他愛もない話。でも途切れない笑顔。
「良い天気、良い空気に良い景色。美味しいパンに、良い友だち。最高の朝ご飯だ」
とジェロム。こいつ、見かけイカツイけどホントに良いやつでした。
片言の僕の世話を2日間してくれた挙句、「良い友」だなんて・・・。泣きそうでした・・・。

さ、あんまりゆっくりもしてられない。
だってパーティーは2日続くんですから!いや、マジで・・・。
早速オリビエの店の車で、今朝までの忌々しい(笑)会場へ。
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ってか・・・・みんなすでに来てるやんっ!!!凄すぎる・・・。
そして恒例の握手&ビズ。これが大変。だって全員やねんもん。
昨日たらふく飲んだ、フランボワーズ入りのアペリティフ。
ちなみに牧場を飛び回ってるハチも入ってます・・・。
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昨日は雨でこの辺の景色もいまいちでしたが今日は見てください。牛しかいませんけど。
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てっきり今日は友人だけかと思ってたら・・・・驚愕のフルメンバー!
あ~・・・なんて良い人らなんやろ・・・と、つくづく感じます。
この新郎新婦の為に「2日間」という時間を差し出してるわけですからね。
なかなか出来ないですよ・・・ホント。
「豊かさ」の価値観が全く違いますからね。
お金や物じゃなく、こっちは「時間」。
その大事なものを捧げることが何よりのお祝いなんです。
忙しい日本人なら、どっちか片方に顔出せたらええわ・・・くらいでしょ。
「祝」なんて書いてるだけでとりあえずお金を入れてるご祝儀なんかより、
身体ごと、心ごと、新郎新婦に差し出してる気がするんですよね。
ま、お金もありきですけど、そんな空気に溢れた式場はホントにあったかかったです。

会場に入るとすでに料理はスタンバイ。
今日はバイキング形式やね。
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とりに行くのは「誕生日月」ごと。司会の人に呼ばれた月だけ取りにいけるわけです。
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僕の向かいに座ってた・・・あかん、もう名前忘れてしまった。
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軽い挨拶から始まり、何するかと思ったら今日はご飯食べながらカラオケ(笑)
でも、そうゆっくりはしてられない。刻々と帰りの時間が迫ってくる。
もちろん新郎新婦に送ってもらうわけにいかないので、
オリビエが頼んでくれました。
僕の帰りの手配をしてるだけで、もうお互い泣きそうでした。
時間がきて、邪魔しちゃいけないと思い周りにだけ挨拶して帰ろうとしたら・・・
「ありがとう!!」
「アユム~!また来いよ~!」
「さよなら~!!」
「良い旅を!!」
って・・・。
あかん・・・書いてる今も泣きそうです。
僕が帰るのを見つけたみんなが、カラオケそっちのけで立ち上がって手を振って・・・。
とてもカメラ向ける余裕なんて無かったです。
「ブワッ」って、涙が溢れ出しました。
人前であんなに泣いたのっていつ以来やろ・・・。
単純に嬉しくて寂しくて。
でも一番大きかったのは「申し訳なさ」でした。
いっぱい気を使ってもらって、いっぱい話しかけてもらって、
僕はその想いの2割くらいしか返せてないんじゃないかな・・・。
そんな僕に・・・。
言いたかった。歩を止めて、感謝の言葉、申し訳ない気持ち、そして出逢えた喜びを。
悔しいなぁ・・。伝えられないって、悔しいな・・・。
大きく手を振って、涙が溢れるのは諦めて、
声が漏れないように震える唇を噤むので精一杯でした。
写真には残ってないけど、まぶたに焼き付けたこの景色を、
色褪せぬよう、ちゃんと心のフォルダに大事にしまっておきます。

あ~~~あかん、外出たらオリビエ泣いてるやん。
多分、お互い「ありがとう」「ありがとう」って連呼してただけやと思います。
子供のように、声を上げて、ただ抱き合って身体叩き合って・・・。
僕、日本に3人くらいしか友だちいませんけど、
ここにこんな素敵な友だちがいました。
オレリーも、大きな肩を揺すって泣いてくれてます(怒られるかな・・・)。
「アユムが来てくれたことが最高のプレゼントだった・・・」って。
じゃあ、来て良かったんだよね。
絶対、来て良かったよね。
ありがとう。こちらこそありがとう。
心からの涙を流せる友を持って、僕は幸せ者です。

ちょっぴりセンチな帰りの車内でしたが、
バカがつくほど陽気な人に送っていただき、しんみりせずに帰れました。
何回道に迷っても、何回通行禁止に進入しても、何回突き当りを引き返しても、
ケラケラ笑ってましたが、僕は正直間に合わないのを覚悟してましたよ・・・。
ってか、駅前にある場違いな建物は「トロワグロ」やん!!
ま、知ってても寄れませんでしたが、
それで何となく「ロアンヌ」って聞いたことあったんかな。

また来れるかな。また逢えるかな。ロアンヌのみんな、ありがとね。

ロアンヌからなんだかんだで5時間くらい。
今日のパリの宿は2日目と同じ。
出る時に散々「この宿、可愛い!」って褒めちぎって予約しときました。
・・・そのせいなんやろか。
そのときは小さな部屋やったのが、今日は最上階のデカイ部屋。ベッド5つ(笑)
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天井もこんなん。
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もちろん値段は同じ。さすがパリジャン、粋なことしてくれる。
「今頃、まだ飲んでるんかなぁ・・・」って、思いを馳せながら見下ろすパリの街。
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見上げれば満月。「おつかれさん」って労ってくれてるのかな・・・。
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別れしな、「Tシャツ貸して!!」って言われて差し出したTシャツ。
オリビエの店で仕事した時にもらったTシャツ。
おもむろに車のボンネットに広げ、書きなぐったメッセージ。
また胸がギューッと締め付けられる。
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オリビエのメッセージの最後には、
「生涯の友へ」

わかってる。ちゃ~んと届いてるよ。
帰国してすぐ届いたメールは、未だに返信してないけどね(笑)
さ、フランス滞在も3分の2を終了。
えっと・・・次はブルターニュかぁ・・・また濃いなぁ・・・。
by monsieur-enfant | 2008-12-11 23:58 | フランス 2008