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なないろめがね

ダイアモンド

さて、レンヌからパリに戻り、とりあえず荷物を置いてから夜の街へと出向く。
旅の余韻も疲れもあるが、なんせ今夜がフランス滞在最後の夜。
時間も時間でしたし、もちろん予約も入れてないので、
超人気店は避けて、近くの店へ。
と言ってもレピュブリックからレ アルまでですから結構歩きましたけど。
軽く店から阪急南千里駅くらいはありましたね。・・・徒歩3、40分くらいです。
迷いながらも、着きました「ピエロ」
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ちょっとビストロには珍しい怪しい雰囲気。いや、ちゃんとビストロなんですけどね。
地区がお洒落地区だからなのか、部分部分にモダンが組み込まれているんです。
全然嫌味じゃないですよ。むしろこの崩し方は日本人がやると
「ビストロをわかってない」とか言われるんやろなぁって、感心しながら見渡してました。
なによりここはギャルソンがカッコイイ。媚びないし偉ぶらない。いい塩梅。

う~ん・・・ブルターニュ繋がりでシードル頼んだような・・・。
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う~ん・・・これも定かじゃないなぁ。もう3ヶ月前のことですから・・・。
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お肉は羊。
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こう見えて全般的に結構なボリューム。
メニューにも伝統的な郷土料理が多く、味は確か。
「ジャン ポール・エヴァン お勧め」の触れ込みも納得です。

慌しかった数日間を思い浮かべながらキャフェを啜る。
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月並みですが、あっという間に過ぎた日々。
それでも確実に刻まれた、日々の記憶。
その中で過ごした、素敵な場所、素敵な人、素敵な時間。
そしてそれらが相まって繰り広げられた、いくつかの場面、いや、いくつもの場面。
全部全部、上手く言えないけれど・・・・宝物です。

もう夜中なので、金のハンドルで街は飛びまわれませんが、
ブラウン管じゃわからない景色を踏みしめながら、
ダイアモンドのような想い出と共に、パリ最後の夜の眠りにつくのでした。
by monsieur-enfant | 2008-12-26 06:35 | フランス 2008