2009年 08月 11日
それぞれに、それぞれの「シュクレクール」
あ、奥のほうでうっすらと、
空からお迎えが来たように白く光ってるのが大谷シェフです(笑)
今日も大人数の中、一人で奮闘していただきありがとうございました。
この会では「お客さんと食事でもしながらお話したい」という発案者でありながら、
基本的に、報告は受けるものの当日までノータッチのゲスト扱い。
この日のお客さんの共通項は「シュクレクール」のみ。
それでこれだけ打ち解けるか!ってくらい、のっけから高いテンション。
僕はまぁ、マイペースでやらせていただきます。
前菜盛り合わせ
えっと、白金豚のパテ ブータン・ノワール スモークサーモン、的な感じです。
鳥取産岩ガキと、キュウリとエストラゴンのジュレ
見た目ゴージャス。
仔羊もも肉と豚バラ、手羽先の煮込み クミン風味 クスクス添え
これにデセールが付きましたが、なんだか今日は全部ピント外れ。どうしたんかな・・・?
みなさんに喜んでもらえてたらいいんですけど・・・。
会自体としては、それを補って余りあるお気持ちを皆さんからいただきました。
僕が発信してることが一つでも、受け取る人の環境や精神状態によって、
受け取り方は様々で、消化の仕方も人それぞれ。
人それぞれの解釈が、それぞれの人のエネルギーになってたりもします。
「へ~、そうなんや」っていう、近すぎて見えなかったシュクレクールという存在、
僕と同じくらい、みなさんがシュクレを大事に想ってくれてることに直接触れ、
また、みなさん個人個人に大切なエピソードがあったりもして、
今回こうして短い時間でしたが繋がれたこと、とても嬉しく思っています。
「日常に寄り添うこと」
それがブーランジュリの在るべき姿やと思い生活圏で頑張ってきましたが、
まさかパン屋風情が、誰かの生き方や価値観に影響を与えたり、
生きる糧と成り得たりするなんて想像もしませんでした。
これから9月、10月、11月と続く会ですが、
一人でも多くの方と、一言でも多く、一分でも長く接することが出来たら・・・、
そう思わせていただける良い会になったと思います。
最後になりますが、
会の運営に時間と手間をかけて下さった裏方さんあってこその満たされた時間でした。
何の得にもならない役を、
快く引き受けて下さった方がいてこそ生まれた皆さんの笑顔だったと思います。
月並みですが、本当にありがとうございました。
by monsieur-enfant
| 2009-08-11 14:47
| ランデブー デ ザミ