人気ブログランキング |

ブログトップ

なないろめがね

養子縁組。

さて、この日はパンを出してから初めての「Fujiya 1935」さんへ。
c0116714_1344436.jpg


磯の香りの風船 フランとイクラ
c0116714_11125231.jpg

これを食べるんじゃないですよ。
この中の風船を摘んで鼻に近づけると、ふんわり磯の香りが。
c0116714_1113862.jpg

容器の底には貝殻がチラリ。
嗅覚、視覚で「海」を印象付けてから、フランとイクラをいただきます。
c0116714_11132544.jpg

イクラもさることながら、アサリのフランが旨い。
ふんわり漂う柑橘の香りも良いアクセント。

モヒートの軽いシャーベット
c0116714_11135226.jpg

「シャーベット」と一くくりにしてはいけません!
冷たい綿飴のように、一瞬で消え去って、冷たい記憶と香りだけが残ります。

チーズに埋め込んだプチトマト
レモングラスのタブレット
ピスタチオのスナック
c0116714_11141086.jpg

風船が出て、冷たいものが来て、軽いおつまみ系が賑わいを見せる。
フレンチの流れでは有り得ない、のっけから藤原シェフのワールド全開です!

鮎の化石
c0116714_1474955.jpg

カリカリの香ばしい鮎の骨。ちゃんと「鮎」を感じるんです。
これは次の布石にもなってて・・・・

掘りたてのラディッシュと子持ち鮎
c0116714_14831.jpg

旨い!子持ちっぷりが半端じゃない!
今まで食べてきた中で・・・というほど鮎を食べたわけじゃありませんが、
記憶に残るインパクト。前半のような奇抜さはないが素材にフォーカスを当てた逸品。
あ、ちなみに骨は抜かれて化石になってます(笑)
盛り付けも、日本人が「美しい」と感じるわびさびの世界。

気泡をたくさん含ませた栗のパン
c0116714_1485781.jpg

厳密にはパンではないんですが・・・っていうか、
こんなパン作られたらたまりませんよ!(笑)
パンであろうがなかろうが、旨いもんは旨い。
ふわっと漂う栗の香りと甘みの中から、トリュフのクリームがトロリ・・・・。
やっぱりこんなのパンって言われたら反則です(笑)

「マッチいらんかね~」
c0116714_1491225.jpg

じゃないですが、マッチ売りの少女のような素朴な出で立ちの女性が、
籠を提げてのプレゼンです。このタイミングで出てくるんですね。
籠にてんこ盛りのパンの画も見てみたい。
でも・・・、こういうの、嬉しいですね・・・・。
「大事にしてもらってる」って感じが嬉しいですね・・・。
c0116714_1492759.jpg

変な先入観を排除し、流れのままに一齧り。
・・・・うん、Fujiyaさんちの子になってる・・・・。
うちの子じゃなくて、ちゃんとFujiyaさんちの子になってました。
嬉しいなぁ・・・良い人にもらってもらって良かったねぇ・・・。
幸せになるんだよ~(笑)

フィルムに包んだ熱い牛肉と松茸のエキス トリュフ風味のカプセル
c0116714_1494612.jpg

フィルムの中に香りと旨みを閉じ込められての登場です。
開けた中に、さらにトリュフ風味のカプセルを投入します。
c0116714_754491.jpg

ブワッと広がる松茸の香り。染み出た牛肉の旨み。
じわじわ熱で溶け出すトリュフ風味のカプセル。
c0116714_150073.jpg

旨い・・・、しみじみ旨い・・・。身体に染み込むスープの旨さ。
でかい土鍋で日本酒と一緒にいただきたい(笑)

ピュアなオリーブオイルとトマトのスープ
c0116714_150127.jpg

逆と思いきや、ジュレ状のがトマトです。いちいち捻ってきます(笑)

ストロッツァプレッティ、渡り蟹とミモレットのソース
c0116714_1514497.jpg

初めて聞くパスタ名。しっかりムチムチした食感ですが、ソースがよく絡みます。
ミモレットがもうちょっと熟成進んでたら、もっと蟹を膨らませれたのかもしれませんね。
にしても、ここのパスタは旨いなぁ・・・。

中勢以さんで熟成してもらった南の島豚 落花生 万願寺唐辛子のエキス
c0116714_1515821.jpg

あれ・・・どこの人だったっけな。聞いたんですが忘れました。
牛が多いらしいのですが、豚の熟成を頼んでしてもらってるようです。
熟成され旨みの凝縮された南の島豚は、しっかり噛み締める味わい。
噛むほど旨みが広がる感じ。
ガルニの万願寺唐辛子のジューシーさ、落花生の存在も必然です。

藤井寺産イチヂクとバラ風味のゼリー イチヂクのジェラート
c0116714_1521353.jpg

イチヂクとバラ。良い相性です。

軽く仕上げたティラミス
c0116714_152286.jpg


小さく丸めた桃
c0116714_1524295.jpg

マルボーロみたいな容姿。摘んで口に入れると確かに桃が広がります。

生ホワイトチョコレート バジル風味 巨峰の果肉のソーダ
c0116714_1525443.jpg

巨峰の中には炭酸ガスと一緒にぶどうのジュースが注入されています。
シュワシュワしてて、ファンタグレープみたいです。

今日はエスプレッソで〆
c0116714_15373.jpg

この日はシルバーウィークの営業明けってことで、
ちょっとフラフラしての来店でした。
その疲れを吹っ飛ばすハイテンションな料理。
強弱、緩急、自在のコース構成。
改めて、楽しいお店だと気づかされました。
その中に紛れ込む、うちのパン。
初めて流れと共にいただきましたが、僕的には問題ありませんでした。
前いただいてた自家製のパンも恋しくなりますが、
やはり後半には断然こっちのほうが合うと思います。
プレゼンにまで頭を使っていただき、恐縮ですが嬉しかったです。
皆さんにも楽しんでいただけると思います。
これからは「Fujiya 1935さんのパンとして、
たくさんのお客さんに可愛がってもらうんだよ・・・」
子を送り出す親のような心境で、楽しかった時間を後にしました。
by monsieur-enfant | 2009-10-02 02:53 | Fujiya1935