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なないろめがね

回想 ~輝きに添えられた彩りたち~

さて、結婚式をザザッと書き綴ったわけですが、
今回の式場は単なる結婚式場ではありません。
お次は「レストラン」としての顔を綴りましょう。
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橋本の希望により、僕もパンで参加させていただきました。
こんな人生の晴れの日にパンを焼ける機会はそうあるもんじゃありません。
結婚式も楽しみでしたが、バエレンタルとの仕事も楽しみの一つでした。
さ、スタートはアミューズ3種
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手前から赤ピーマンのムース
カンパチのマリネとキウイ
トウモロコシのムース

アミューズと次のスープには、じゃがいもの柔らかいパンを。
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かぼちゃの小さなスープ
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押麦のリゾット 浅利風味 ブロッコリーと半熟の鶏卵添え
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旨いっすね。
押麦の食感も良いし浅利の塩分やミネラル感、
大ぶりの蛤もプリプリです。

グリッシーニ 
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合わせるのがリゾットなので、
食感や全体のリズムを意識しての、これです。
浅利に柑橘がよく合うので、
擦り下ろしたオレンジの皮とレモンのオイルで香りだけ漂わせました。
うちのグリッシーニ、店では出したことないですが、
実はかなり旨いんですよ。

スズキのスフレ グルノーブル風 “ル・バエレンタル”スタイル
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また泡。

アオサとノワゼットのプティパン
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魚介との取り合わせは最高ですね。

一口のマルガリータ
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お口直しです。

和牛ホホ肉の赤ワイン煮 菜園風
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ん~菜園風というほどガル二が充実してるわけでもないですが、
結婚式でのこのクオリティは無いでしょうね。
きっちり抜かりの無い仕事には頭が下がります。

赤ワインとピスタチオ、グリーンペッパーのリュスティック
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赤ワイン煮に赤ワインのパンもベタかなぁ・・とも思ったんですが、
せっかくあまりパンに馴染みのない方にも食べてもらえるチャンスですから、
「こんなパンもありますよ」的な感じで作りました。
うん、良く合ってたんじゃないかな。

赤い果実のマセレ キッシュ酒風味 ココナッツのアイスクリーム添え
ハチミツと新ショウガのアクセント
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ま、結婚式なのでね、泡は華やかなんでしょうね。
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ミニャもお洒落に。
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食事、良かったんじゃないでしょうか。
もちろん通常のポテンシャルとは違いますが、
普通に美味しくいただけます。
どれだけ良い結婚式でも、料理が不味けりゃぶち壊しですからね。
華やかな一日を、華やかな料理で彩ってくれました。
こういう有名シェフ管轄のお店って、
シェフとして任されてはいるものの一人立ち出来ないというか、
ピンでキャラが立たない従順なシェフが得てして多いんですが、
ここの南シェフは、はっきり言ってキレます。
対峙した時、「私、キレます」って空気出まくってましたもん(笑)
いや、冗談じゃなくてね、そんなシェフとコラボ出来たのは楽しかったですね。

それから同じテーブルを囲んだのが良い方だったのも楽しい時間に輪をかけました。
同じ大阪のパティシエご夫妻、
博多から駆けつけた橋本の友人とそのお店のスタッフの方。
パティシエご夫妻とは何度もお会いしてましたし、
橋本の友人の方は、かなり僕のブログを見てくれてたようで、
みなさん、初めて席を囲むという感覚ではなかったですね。
かなり人見知りをするので、これは助かりました。
また縁があれば、ご一緒したいものです。
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宴は終わりを告げ、
振り撒かれた幸せの欠片によって満たされた、
温かい気持ちと美しい記憶を胸に抱え帰路につきます。
すっかり陽が落ちた夕闇の北海道、
歩くみんなの絶えない笑顔が、
心なしか周りを明るく照らしているような気がしました。
by monsieur-enfant | 2010-06-25 02:16 | ル バエレンタル