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なないろめがね

才能

不器用であったり


覚えが悪かったり


出来ないことだらけのポンコツにだって


不器用だという


覚えが悪いという


立派な才能が与えられてるわけです


器用で


覚えが早い子らは


仕事覚えるのも早いですが


踏まなきゃいけないプロセスを飛び越してしまい


表面的なものに走ってしまう傾向もあるわけです


もちろん


器用なこと覚えが早いことは立派な才能ですが


陥りやすい欠点も兼ね備えているわけです


それならば


逆にパッと見、欠点だと思われることだって


将来、大事な基盤になり得る長所も兼ね備えているわけです


不器用なら不器用に徹し


深く掘り下げ確実な仕事をものにすればいいし


覚えが悪ければ悪いことを強烈に自覚し


メモするなり反復するなり補う手段を企てれば


うっかりミスのない貴重な戦力として存在価値も見出せるでしょう


在ることばかりが才能ではなく


無いことも才能になり得るわけです


残念なことに


無い子たちが一番「無い自分」に慣れてしまってて


向かうことにも落ち込むことにも中途半端


無いから進めないうえに


無いことを知ってるから悔しさもそれほど感じない


せっかくポンコツなんだから


本気で悔しがればいいのに


せっかくミスを人よりするんだから


歯茎から血が滲み出るほど悔しがったらいいのに


その悔しさは


悔しければ悔しいほど


縮まったバネのように強い反発力を発揮するわけです


悔しい悔しい悔しい!と


本気で思って蓄えられた力は


既に前への推進力に変わってるはずなんです


その力は、ミスを犯さない人には生まれないんです


「悔しい」とは、そもそも下を向いて立ち止まる感情ではなく


確実に次のリベンジを見据えた前向きな感情なはずなんですけどね・・・


器用に物事をこなし物分りの良い子らは


それ相応のメリットとデメリット


不器用で覚えの悪い子らにも


それ相応のメリットとデメリット


それぞれ平等に用意されてるわけです


例に挙げるのもおこがましいですが


松下 幸之助さんも成功の要因として自ら


「学が無かったこと」「病弱だったこと」「貧乏だったこと」


と語っておられます。


なぜ気づけないのかな


なぜわからないのかな


補ったものだって、もとからあったものと変わらぬ価値になることを


なにを待ってるんだろう


いつまで待ってるんだろう


扉を開ける鍵は、常に自分の手の中に握り締められてるのに


正が負に変わることで人は成長しない


正を維持することでも目に見えた成長には繋がらない


人が変化し成長すること


それは負を正に転じることです


知らないことを知ったり


出来なかったことが出来るようになったり


つまり


負をたくさん抱えてるってことは


それだけ正に転じれるものをいっぱい抱えてるってことで


大きく飛躍する可能性だっていっぱい抱えてるってことなんだ


ことなんだってば(ぼのぼの風)
by monsieur-enfant | 2010-12-29 03:30 | とりとめなく・・