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なないろめがね

エール

えっと、体力維持や気分転換も兼ねて復帰を目論んでいた草野球ですが、
復帰前のトレーニングの段階で古傷が疼いて治療に勤しんでる本末転倒な今日この頃、
皆様、いかがお過ごしでしょうか?

なんだかんだで昨年は結構行かせてもらったイタリアン。
今年に入っても先日使わせていただきました。
なんせ近いのが助かります。
茨木 「イル ピスタッキオ」
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この日は、
以前モンテベロで働いてたスタッフが一時帰国してたので食事に行ってきました。
つもる話もありますが、とりあえず乾杯と行きますか!
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「すいません、今日はパンがこれで終わりなんです・・・」とシェフ。
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そっか・・・。じゃあ、シェフにお土産に持ってきたバゲット返してもらおっかな(笑)

豚足、豚耳、のど肉のゼリー寄せ
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カリフラワーのコロッケ
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生赤エビの・・・なんとか
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シチリアの白をボトルでいただきます。
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おおらかなラベルですよね。

タコのトマト煮
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これ、定番になってます。

「あぁ・・・パン欲しいなぁ・・・」と言うことで、
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返してもらいました(笑)

白エビとトマト
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甘エビと
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サバのマリネ
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タコとジャガイモとトマト
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白エビのフリット 生白魚の卵とじ
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バゲット、まだあったよね?
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やはりテーブルが一瞬で「フランス」の空気になりますね(笑)
そう言えば、僕らの後に入って来られたお客さんのテーブルに運ばれたパンも、
「すいません、パンが切れてしまったもので・・・」と、
例に漏れず「バゲット」でした(笑)・・・って、ピスタッキオ的に良いのか?
これでシェフへのお土産のパンは無くなったとさ。

ピスタチオペーストのペンネ  ブロンテ風
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これも定番。複数頼むなら必ず入れてしまう、既に思い入れのある一品。

魚介のクスクス
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そのままでも良いですが、スープを注ぐと旨さ倍増。
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「ロゼ」なテンション。
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南を満喫。

ラビオリ 豚のソース
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そう言えば、一番最初のゼリー寄せ以降、二品目の「肉料理」。
あ・・・なんか削ってくれてました。
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「いつ飲もう、いつ飲もう・・・」と、
いただきもののワインって空けるタイミング難しくないですか?
今日は良いタイミングで持って来れました。
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シェフの誠太郎君が、シュクレを辞めるときにくれたシチリアワイン。
おめでたい席で、しかも彼のお店で飲めるなんて、今まで我慢してきて良かった!
何度「あけちゃおっかな・・・」と思ったことか(笑)

トリッパの煮込み シチリア風
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付け合わせにはジャガイモを。
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まだ飲み足りないのでデザートワインを。
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フォルム、良いですよね。
あまりメリハリが付き過ぎててもダメなんです。
なんか気張ってなくてね、自然な曲線美というか、なんともアンニュイな感じ。
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例えるなら「気だるさと憂鬱の入り混じる混沌とした昼下がりの未亡人」的なね。
「冒険と躊躇い、恥じらいの裏の気品」みたいなね。
あれ・・・?この例え、賛同を得れませんでした?(笑)

ピスタチオのジェラート
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これも必須アイテム。

「おしまい!」にキュッではなく、
「終わっちゃうんだ・・・」とシミジミいただく今日のエスプレッソ。
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楽しい時間はあっという間。
気づけば0時くらいだったんじゃないかな?
パリから一時帰国とはいえ、別にお互い変わるわけでもなく、
他愛のない話を積み重ね、逆にお互いが変わってないことに覚える安心感。
いちいち志や意識を問わずとも、いちいち確認作業を行わずとも、
彼女が彼女でありさえすれば、僕はそれで良いんです。
先日、またパリに戻りましたが、
今度は夏のパリでの再会を楽しみにしています。

全ての「今」に意味がなくても良くて、
キャリアを積んで行けば行くほどそれを望むほうが難しくなって、
意味を求めて意味のあるものを探してる間に時間を失うくらいなら、
むしろ意味の無い物を如何に意味のあるものに変えて行けるかに挑むことも大切で、
いずれ自分自身が意味を生み出す側に立った時に役に立つ経験とは、
むしろそうやって自ら何かに飛び込んだり作り上げたりしたときに育まれる強さであって、
いつまでも他人に「求める」スタンスである以上、
おそらく単なる自己満足のラインを越えることは難しいと思います。
「挑む」ことは受身ではなく、
状況だけ与えられるのであって、
その状況下をどういう結果に結びつけるのかは、
常に自分自身だということは覚えといていただきたい。
世の中、自分以外の誰かのせいにし過ぎなんですよ。
うだうだ言っとらんと、全て自己責任だと腹決めることです。
自分が発する言葉を最初に聞くのは自分自身。
自分の言葉を耳にして、知らぬ間に自分は作られていくんです。
他人や環境のせいにしてるうちは、所詮それらに属してる「その他大勢」と同じです。
それらを塗り替えたりぶち壊したりするのが、
一握りの人間の仕事なんです。
誰かが言ってた、「無難」から世界を変えた人はいないって言葉、
僕も激しく同意します。
そこで「世界なんて変えれるわけないやん」とか呟く輩は、
おそらく、自分自身すら変えることはできないでしょう。

誰かに出来ることやってても、
その「誰か」を越えることはできません。
「誰か」なんて一人いればいいんですから。
越えなきゃ存在意義はないんです。
越えなきゃ埋もれてしまうんです。
そのハードルも、ただ越えても意味が無いんです。
どれだけ高く飛べるのか、どれだけ遠くに着地できるのか、
その越え方に意味があるんです。挑み方に意味があるんです。
「越えてしまった」ではなく、意図的に乗り越えなければ力にも自信にもなりません。
そうやって挑んだ結果として埋もれるなら諦めもつきますが、
埋もれてしまう結果にしかつながらない選択をしててもツマラナイでしょ?
「埋もれないために他人と比較して生きてるんじゃない」なんて生温いセリフは、
頭抜けて届かないとこに行ったヤツが言って初めてカッコイイんです。
埋もれてる人間が吐くこのセリフは単なる自己弁護にしか過ぎませんからね。
・・・・って、僕は自分自身に一番初めに自分の言葉を聞かせながら生きています。
折れないように、投げないように、
たくさんの言葉の添え木を心の幹に括りつけながら。

いつか、本当に強い人間になれる日まで・・・。
by monsieur-enfant | 2011-02-24 18:04 | イル ピスタッキオ