2011年 07月 20日
とあるランチの備忘録
ちょいちょいいろんな方々に相手にしていただき、
有り難や有り難や・・・とは思っているのですが、
時に・・・と言うか往々にしてパンが大化けして帰ってくることがある先日の一例。
「うずらのテリーヌ」
いや、ホントにね、
有り難いのは間違いないんですが、まさに海老で鯛を釣ってしまった感じ。
その海老側としての後ろめたさと、鯛側に対しての申し訳なさと・・・。
ただ、入り混じった感情を吹っ飛ばしてくれる美味さに、
「出会いって素晴らしい!!」と単純に感謝してしまう次第であります(笑)
会って話しても、こうして実際お裾分けをいただいても、
「やっぱ、お店に行きたいなぁ・・・」と思わせる引力、さすがです。
作り出すものだけでなく、
その根源である「人」に魅力がなくては心は惹きつけられません。
もちろん「人」だけが良くても、
作り出すものが伴わなくては熱く語らうこともできません。
作ったものを見て、「作った人に会ってみたい」、
出会った人を見て、「この人の作ったものを食べてみたい」、
そう思わせれるような「人」になりたい、つくづくそう思います。
え~~、ちなみに今回の絶品うずらのテリーヌ、
この日の為にスタッフが仕込んだ酸っぱすぎるピクルスと、
同じくスタッフ作のパッとしないスープと共にいただきました。
それでも「極上のランチだった」と思わせるのですから、
逆にどれだけうずらが旨かったのかがご想像していただけるかと・・・(笑)
by monsieur-enfant
| 2011-07-20 23:32
| バカール