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なないろめがね

ありがとうございました!

先日、ワインショップ フジマルさんと、
メツゲライ クスダさんのご協力のもと、
無事にパンとワインとシャルキュトリーを楽しむ会が開催されました。
ありがとうございました!_c0116714_22265030.jpg

毎度の如く、完全放置のイベントですが、
言葉を交わしたお客さんは口々に「楽しかった!」と言ってくれました。
フジマルさんもクスダさんも、「またやりましょう」と言ってくださいました。
単純に、それでもう十分です。「やって良かったなぁ」と思わせていただきました。

それぞれ単体では成り立たない、もしくは十分に楽しめないものばかり。
その証拠に、ワインが思ったより飲んでいただけたとフジマルさんが仰ってました。
シャルキュトリーがあって、パンがあって、そしたらやっぱりワインは必然の流れで。
またワインを飲んだらパテやジャンボンが欲しくなり、
食べたらまたワインが欲しくなり、リセットするのにパンも必要だったり。
そしてその空間には自然に会話と笑顔が広がって。
ホント単純にそういうことを体験して楽しんでもらいたかっただけなんですよね。
その為に協力してくださったフジマルさんとクスダさん、
重ね重ね、本当にありがとうございました。
そして、毎回言ってますが、お客さんの「参加」なくしてイベントは成立しません。
リアクションがあるからアクションが起こせるんです。
本当に、毎回感謝しています。ありがとうございました。

さて、「字ばっかり」ということに若干気づかれてきてるんでしょうね・・・。
今回、全然画像ありません。パン、ほとんど撮れてません。
クスダさんとこのも上手く撮れてなくて載せれませんでした。
というのも・・・、乾杯の合図と同時に店でスライスしていったパンを並べたら、
一瞬で無くなりました。こういうのを「秒殺」というんでしょうね・・・。
その次の瞬間から急いでディスプレイ用に切らずに持ってきてたパンのスライスに入り、
そのスライス地獄から解放されたのは、持ってきた全てのパンを切り終えた時。
19時過ぎに乾杯でスタートしたわけですが、
ジャケットを脱ぎ棄て、一人汗だくでパンを切り続け、
切り終え気付けば21時・・・。2時間ノンストップでパンを切り続けるという、
予想外の重労働に勤しむ羽目となってしまいました・・・。
ただ、僕としましては、今回の会の開催にあたって
フジマル代表の藤丸さんが書いてくださった告知の記事
それを読んだ時に、ある種、満たされてしまってたのは言うまでもありません(笑)
「面識がある」程度で、ちゃんとお話をさせていただいたこともありませんでしたし、
うちみたいな郊外の店がどう思われてるのかを知る由もありませんでした。
そんな中、ちょっと特殊な感情を持って下さってたことを知った時、
本当に嬉しかったです。「あ~~、そんな風に思ってくださってたんやぁ・・・」って。
そんなお声を聞けただけで、勇気出してお声掛けして良かったなぁって思いました。
ま、皆さんご存じの通り、僕、好意的に思って下さってる方より、
煙たく思ってる方の方が圧倒的に多いでしょうから(笑)、
なんか・・・・、優しくされると泣いちゃいそうになります。泣きませんけど。
それから、何度かご一緒させていただいてるクスダさんですが、
思い返せば昨年は一度も絡んでなかったんですよね。
本当に久しぶりにコラボさせていただきましたが、やっぱ俄然気合い入ります。
楠田シェフとお会いする度に、「やべ・・・、全然足んねぇわ・・・・」と、
足元にも及ばない自分をまざまざと痛感するわけですが、
だからこそいつも、胸を借りるつもりで全力でぶつからせていただいてます。

そして今回、普段店で売る用には焼けないデカいパンを焼いてた時ですが、
ありがとうございました!_c0116714_23372374.jpg

「食糧作ってんなぁ~」という実感をヒシヒシと感じさせていただきました。
この感覚は、日本で働いてる時にはほとんど感じれない感情です。
このパンを、数時間後には食べるのを待って下さってるお客さんがいるわけで、
「ようし、待ってろよ~」的なテンションでデカいパンを焼く。
これね、ブーランジェの醍醐味です。一気に血が滾ります。
やっぱね、デカイの旨いです。テンション上がりますもん。
いつかね、今よりもう少し我儘を許してもられる店になれたら、
こういうデカいパン、並べれるような店になりたいなぁ・・・って思います。
そしてスタッフたちにも、日本でそういう感覚を味あわせてあげたいです。
岸部の皆さん・・・・、買ってもらえるんでしょうか?(笑)

さ、思いの他長くなってしまいましたが、ざっとこんな感じです。
夏くらいには第二回を開催出来るんじゃないかと思ってますので、
またその際には皆様、お付き合いのほど、宜しくお願い致します。
by monsieur-enfant | 2012-02-12 18:49 | シュクレクール