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なないろめがね

はじまり、はじまり・・・。

タイトルに「え!?」と思われた方も多iと思います。
そうです、期待を裏切って、思ったより早いスタートを切らせていただきます。

出発はいつもバタバタ。
しかも今回はまず、国内でたらい回しになるパターン。
意表突いて、伊丹から出発。で、羽田。バス移動で成田。
基本、決まり事は大の苦手。
こんな大きな行事が一日に三回もあること自体、気が滅入ります。
とにもかくにも、伊丹に遅れさえしなければ何とかなります。
ただ、この日、帰宅したのはお昼過ぎ。
どうしても抜けられない打ち合わせが午前中に入ってまして。
案の定、旅支度は帰ってから。
とりあえず荷物を詰め込んで、送りに来てくれた妹を15分待たせての出発。
出発してすぐ、洗濯物を取り込んで行くことを忘れたことに気づく。
今回は残念ながら、こんなことくらいで済みました。
皆さんの期待に応えられずスイマセン(笑)

いやいや、そりゃそうですよ。
乗り遅れました、空港間違えました、じゃ済みませんからね。
国際線に新幹線並みに滑り込むみたいな感じも無く、余裕綽々。
最後の和食は思い返せばいつもカツ丼のような気がします・・・。
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「さてと、エールフランスは何時発やったっけ?」・・・と見上げた掲示板。
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「!!!!」

画像がブレるほど、強烈に焦りました・・・。
確実にやってしまった・・・シャレにならんことしてしまった・・・、
そもそも余裕なんて持ったこと無い物を綽々と持つからあかんかったんや・・・
と、一瞬頭がパニクりました。
が、動転しながらもよく見ると、その下に日本航空からのパリの表示が。
そう、今回はJALさんからのエールフランス便だったんです。
良かった・・・・、ホント良かった。
実はパリかヌーメアか迷ってたんですよね。
ヌーメアにしないで助かりました。
だってヌーメアにしてたら今頃・・・って、ヌーメアって言いたいだけでした。

この日3機目の飛行機に乗り込み、いよいよパリへと向かいます。
ただ、久しぶりとなると、哀しいかな様々なズレが生じるんですよね。
22時50分発の飛行機。離陸し、しばらくしたらすぐ機内食。
「え〜〜、カツ丼食べたばっかりやのに〜!」と、
機内食が出ることすら忘れてた恥ずかしい大人一名。
更に、食べ終わること夜中の0時。
アナウンスにて「着陸前には朝食のご準備もあります」と。
「マジで?さっきカツ丼食べて、今機内食食べて、到着の前に朝食だったら、
4時間後にもう何か食べるの?座ってるだけで、そんなに腹減らんし。」
そう思いながらも知らない間に寝てしまったようだが、
目覚めて腕時計を見ると、5時を回ってる!
「あれ?朝食はもう出たんかな?っていうか、到着の4時も回ってる!
なんかアクシデントでどっか向かってるんかな!?」
・・・一番のアクシデントは、時差を計算出来てない僕自身でしたけどね。
そりゃそうですよ、最初の計算だと、
東京→パリが5時間で着いてしまうことになってしまいます。
真っ暗な機内で、一人目が覚めて、一人あたふたした38歳は、
「フッ・・・」と自虐的な笑みを一つ零し、
何事も無かったかのように再び眠りにつくのでした・・・。
薄ら目元に涙を湛えながら・・・。

さ!シャルルドゴールに着きました!!
朝の4時の到着。他に国際線の到着便があってたまるかってな時間。
ず〜〜っと、「入国手続きの紙、まだ配られへんのかな?」
って、ドキドキしてましたが、それももう無くなったんですね。
めちゃめちゃスムーズな流れで、あっという間に入国完了。
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が・・・、ここで想定外の出来事が。
iPhoneが使えない!グローバル企業なのに!(笑)
ま・・・、あまりにも疎過ぎて、過剰に過信し過ぎたと言いますか、
なんとなく事前調査もせず、「iPhoneなら・・・行けんちゃう?」と、
ついていけてない、その「ついていけてない部分」を、
なんか何でも賢くやっちゃってくれるんじゃなんですか?的に、
完全に高をくくってしまってたのでした!
未だにこんなヤツ、実際いるんです!(笑)
・・・ただ、過信の代償は結構高く、
マップ的な物を一切持って来ないという暴挙に出てることに気づきました。
とりあえず、中心地まで行こうと、Chateiet Les Hallsまでの切符を・・・、
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く〜〜〜〜、またこいつがすんなり売ってくれないわけですよ!(笑)
どうしてもクリアできないとこで延々もたつき、始発を逃すことに。
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「まだ言うても5時半前やし。ゆっくり行こっか」と、
自分を慰めながら待つことしばらく。
目の前に停まってる車両が出発時間近くなっても開かない。
「あれ・・・?おかしいな・・・。向こうでは入ってってるし・・・」
いやあ、愕然としました。
自分で開けて乗らなきゃいけないことすら忘れ惚けてました。
これは結構ショックでしたね。
こんなにフランスが抜け出てしまってるのか・・・と。

ま、立ち直りも早い方なので、誰も居ない車内をパチリ。
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Chateiet Les Hallsに着き、とりあえず聞いてた友人宅への最寄り駅を探す。
ここらではさすがに「あっちのほう」程度の土地勘は働くので、
無事に目的地に到着。地下から初めて地上に顔を出します。
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3年ぶり・・・、3年ぶりに踏みしめたパリの石畳。
その月日の経過に何を自分が感じるのか、
維持してるのか、劣化してるのか、はたまた変化してるのか、
自分の中のフランスがフランスで在り続けてるのか、
それを有りのままに感じることを目的として来た、今回のパリ。
まだ朝も早く、街は寝静まってます。
場所は10区だったかな?パリ中心のような派手さは無い街並み。
それでも、あっち見ても、
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こっち見ても、パリ。
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パリに・・・・来た。やっと来れた。
まだ他人行儀で、知らない人の家に招かれたかのように、
きょろきょろしながらそ〜〜っと、そ〜〜っと歩いてる感じ。
街に馴染めず、ふわふわしてる自分がいる。
でも、空気を吸えば、血液に乗って全身に行き渡っていくのを感じる。
毛穴という毛穴から、朝の少しひんやりした空気が浸み込んで来るのを感じる。
それだけ渇望していた。それだけ渇ききっていた。
夜明け前の黒と藍が入り混じった世界の中、
ふと鼻をかすめるパンの焼き上がる香り。
人々が目を覚ますのを、朝とパン屋が待ち構えているこの感覚。
脳ではないところに刻まれた当時の記憶が少しずつ蘇って来るのでした。

住所だけを頼りに何とか辿り着いた友人宅。
そこに荷物を置かせてもらい、
この日会うことになってた友人のホテルに連絡を入れる。
待ち合わせ場所と時間も決まり、
約束の時間まで少しだけベッドに横になることにします。

夜が明けて、目を覚ましたパリを歩くのを楽しみに、
恋人と再会するかのようなドキドキを抱えながらまどろむのでした・・・・。
by monsieur-enfant | 2012-09-19 21:06 | フランス 2012