2012年 10月 25日
短編集。
正直、先週のディンケル8種と、来週のピクニックのメニューで、
脳みそ鼻から出そうなくらい液状化しています。
ので、ちょろっと短編3本をお送りしたいと思います。
まずは先日の収穫祭。
これは、読んで字のごとくです。
昨年惨敗した廣瀬さんのディンケルが、今年見事に収穫されたことを、
僕らも、お客さんたちも、当たり前と思わない為に催したイベント。
昨年のことも、そして昨年あっての今年のことも、
「農業」という大きな枠の話も含めて、
収穫された廣瀬さん本人に話していただきたくオファーさせていただきました。
遥々日野町から来ていただいた廣瀬さん、本当にありがとうございました。
場所は、今回が初の会場となる、同じ通りの「大月酒店」さん・・・の3階。
お店は知っていて、とても信頼できる酒屋さん。
デュパンエデジデのヴァッスール氏、カールマルレッティのカール氏、
大事な両氏へのお土産の日本酒をセレクトしてもらったのも、ここ「大月酒店」さんです。
・・・・ですが、せがれさんが僕と小学校の同級生だったのは知りませんでした(笑)
3階と書きましたが、そもそも3階があることすら知りませんでした。
女性がスカートで上るとちょっと危ういくらいの急な階段を上ると、
そこには何ともまったりとした良い空間が広がっていました。
始まりの挨拶の後は、廣瀬さんの枝豆、うちのパン、大月さんのお酒やワイン、
その他に、廣瀬さんの高校の後輩ってだけで絡められた、
ヌーパピヨンの川田シェフのお料理なんかも登場しました!
・・・・えっと、後はずっとず~~~っと廣瀬さんに喋っていただきました。
僕はと言いますと・・・正座で痺れ切れたので椅子に移動したところ、
あまりにそよ風が「おやすみ~おやすみ~」と催眠術をかけてくるもので、
ホンッッッットに申し訳ないのですが、気づいたら終わってました。
こんなに喋らなかった会は初めてです。廣瀬さん、本当に失礼しました。
大月酒店さんから、「これからも、どんどん使ってください」
と言っていただきましたので、大がかりなイベントじゃなくて、
店頭告知程度の小さくてコアなイベントを、
ちょいちょい開催出来たら楽しいなって思ってます。
さて、短編集その2
06年に発売された「大阪名物」という一冊の本。
その発端は、大阪駅、新大阪駅、伊丹空港、関西国際空港などの、
大阪の玄関口で一番売れるお土産が「赤福」だという事実。
ちなみに2位が八つ橋、3位が神戸プリン。
それを知って唖然とした二人のライターさんが、大阪中を歩きまわって、
600品の中から70品まで絞り込んで掲載した、想いの詰まった一冊。
その最新版が発売になりました。
06年と言えば、04年にオープンしたシュクレはまだ2歳。
そんなヒヨッ子の店を「掲載させて欲しい」と言って頂いた時は、
歴史や由緒ある品々に混ぜてもらうのが申し訳ない思いと、
「大阪」ではなく「フランス」を掲げてる自分が載ることに少し違和感も感じてました。
ですが、ここに掲載していただくということは、
すぐ潰れる店だと思われてたら掲載されないわけで。
こんなヒヨッ子の店を、そういう風に思ってくれたことが嬉しくて。
あれから早いもので6年が経ち、最新版にも掲載いただきました。
違和感は相変わらずバリバリにありますが(笑)、
またここに載せていただけること、
その商品をブレることなく発信し続けれていること、
ちょっとだけ、載せていただいたことに応えれてるのかな・・・と思ったり。
良かったら、書店にて手にとってみてください。
さぁさぁ、短編集も続くと長くなるもんですね(笑)
「これやったらフランス書けたんちゃうの!?」っていう野暮な質問は、
今、僕も思ってるので不必要です(笑)
さ、最後は久々に出ました「シュクレ 男会」。
思いつきで集まる、文字通りシュクレ男子で形成される神出鬼没の会。
今回は、桂川P.Aに出没しました。
もちろん目的地はここではなく、「秋の遠足」と題しまして、
琵琶湖バレイに向かってる最中なわけです。
が、休憩に立ち寄り昼食を取ろうとしたその矢先、
「時間押してるから、15分しかいれないので!」と、
今回のコーディネーターの一言。
「ええ?うそやろ!?」「マジで!?」「ハゲ過ぎちゃう?」
などのコーディネーターへのブーイングの中、みんな急いで昼食を採り、
大体15分程でみんな完食。その後は、車に向かって出発の準備。
「なぜかソフトクリームを買ってしまう」という「P.Aあるある」を、
チューブのシーズンインザサンに乗せて言いたくなりながらも、
時間が無いので目的地へ向かいます。
そして・・・・予定時間から1時間ほど早く到着(笑)
とりあえず、琵琶湖に来てまで秋田名物きりたんぽに惹きつけられる若い衆。
ゴンドラで山頂に行くわけですが、これが結構デカイ。
そして、この時点で結構な怖さ・・・・。
実は今回の目的は、なんかアスレチックと言いますか、
シャーーーって上空を滑るようなヤツでして。
それを何かの番組で観た僕の、「あそこ行きたい」の一声で決まっちゃって、
みんな、あんまりどんなとこか分からず来てるんですよね。
前日にネットで調べて、夜中に「あれ、ホントに大丈夫なん?」って、
わざわざ電話で確認取ったヤツもいたようで(笑)
そんな子らを引き連れて、山頂に到着。
まだそんなに寒くもなく、良い天気に恵まれた素敵な景色。
紅葉は、始まってはいたものの、まだまだ薄ら。
で、ここに来た理由は景色だけじゃなく、こちら。
ね、そこそこゴツいでしょ?もっと気軽に遊べるもんだと思ってたんで、
機材もですが、ちゃんと講習会があるのにも驚きでした。
そのゴツい機材を纏って行くわけですが、
いざこれが自分の命を支えるもの・・・と思うと、
心無しか不安になるのも人間の真理・・・ってヤツでして。
でも大丈夫!
そんな不安を拭い去ってくれるくらい、講習は親切丁寧。
小さな場所を使っての、実践練習も最初に用意されてます。
さ、いよいよ始まります!
「で、結局何すんの?」と思われてた、あなた。
まずは最初のスタート地点に到着しました。
そうです。自分の滑車を取り付けて、
向こう側まで渡りきるというアトラクション。
意外と移動に体力を使うことも発覚しましたが、
それを補って余り在る疾走感と爽快感!
何より舞台は自然の中なので、
踏みしめる地面だったり、囲まれた木々だったり、
空だったり空気だったり、本当に気持ちよく自然と戯れることが出来ます。
最後のコースは斜面が変わって、琵琶湖を一望できる壮大なコース。
結構な距離もありましたが、みんな無事に「ナイス、ランディング!!」
秋の訪れを、しかと感じながら、
日頃の生活では全く体験し得ない環境とアトラクション。
しばし童心に帰り、ただただ「遊んだ」って感想の楽しい時間でした。
ちなみに、このアトラクションは、
「ジップライン アドベンチャー」と言うんだそうです。
一回で8名くらいのグループで活動しますが、
どの回も満員なので、事前の予約が必要です。ご注意ください。
そして遠足の〆は、そこから山を抜けて京都の一乗寺まで。
「アルザス」さんにて・・・ガチの反省会です(笑)
by monsieur-enfant
| 2012-10-25 03:45
| シュクレクール