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なないろめがね

Mission地区、ぶらり街案内。

とりあえず店を出て、
僕の泊まるところまで案内するということなので、
街並を見ながら付いていきました。
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もちろん、こんなキレイな家ばかりではありませんが、
タルティーヌのある「Mission」という地域は、
言うなれば閑静な住宅街。
良い感じの家が残ってる、とても落ち着いた印象。
・・・・ですが、ちょっと外れると、やっぱり怖い。
今なぜ僕が行き先も分からず歩いているかと言いますと、
出発直前に、「あなたのホテル、キャンセルしてください」と、
メールが入ったからなんです。なぜなら「危ない」から(笑)
怖いでしょーーー!?そんなことフランスではなかったもん。
危ないって・・・銃とか想像しちゃいますからね・・・。

さ、着いたようです。サンフランシスコっぽいですね。
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どうやら、ここはタルティーヌで働いてる人が何人か住んでる、
シェアハウスみたいな感じらしい。
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部屋が各自にあって、トイレ、お風呂、キッチンが共通なのかな?
そこの応接室みたいなとこなら数日なら泊まっていいとのこと。
集団生活とか結構苦手(案外、潔癖寄り)なので不安ですが、
慣れない土地で取りあえず宿が決まっただけでも一安心。
あ、ここですね。
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あ、全然良いじゃないですか。
明るいし、ま、キレイってほどじゃないですが全然我慢できるレベル。
ベッドはないですが、ソファで寝るのは慣れてますし。
・・・・ん? あれ? なんか・・・臭う・・・・・
「あ、ここ、猫の住処だから」
「え!?」
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わ!!肝座った、主みたいなん、おる!!
いやあ、参りましたね・・・・。ペットとの生活は初めてなんです。
で、弱潔癖くらいなので、猫の毛とかたまらんのですよ・・・・。

チラッと見てみると、あ、まだそこにいらっしゃる・・・・。
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一応、主の名前も、ここに住む人の名前も聞きましたが、
すいません、耳馴染みが無さ過ぎて全然入って来ない・・・。
トイレ、バス、キッチンの説明を受けて、鍵をもらい部屋に戻る。
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・・・こっちの不安を余所に、我関せずって感じやね。
ま、僕が居候ですので、くれぐれも仲良くお願いします。

さ、とりあえず少ない荷物ですが、数日生活出来るようにセットし、
周りをブラブラ歩いてみることに。
あんまりどこに行けばいいとか分からないのですが、
やっぱり海がみたいなと思ったので、
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「坂の向こうには、海がありますか?」的な質問をすると、
「うん、あるよ!」的な返事」だったと思うので、
後で大きな坂を越えてみることにしよう。

さっきも書いたように、閑静な住宅街なMission地区。
なんか、変わった売り方をするオシャレパン屋さんや、
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これまたオシャレなチョコレート屋さんなどがあります。
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後で知ったことですが、
いわゆる「サンフランシスコ」ぽい観光名所のないMission地区、
今はハイレベルな「食」が集まるグルメタウンなんだそう。

じゃ、海でも見に行きますか!
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・・・・ん?
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・・・・ん?ん?
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・・・・って、どんだけ坂登らしゃ気が済むんじゃい!!!
しかも最後のなんて、60℃くらいあるやんけ!!!
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振り返ったら、完全に滑り台クラスの傾斜ですからね・・・・。

それに・・・・どんだけ上っても坂の向こうに海は見えません。
それもそのはず、そもそも向きが逆。
それに、さすがにMissionからは、
フラッと歩いていける距離ではなかったようです・・・。

坂を下ってる途中の公園から、
思い描いてたサンフランシスコの夕焼けの景色が遠くに見えました。
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ふーーーーっ、なんか、本当に遠くに来たなあって思います。
パリとは全然違う街の空気、街の色、街の音。
明日から、タルティーヌの厨房に入るわけですが、
開店以来、他店の厨房でみっちり仕事した経験はないわけです。
遡ると、それはパリで修行してた頃の記憶。
その時と今は違いますが、久しぶりの緊張感。
僕は常々、スタッフに言ってるのは、
「うちでしか出来ない仕事はするな」。
どこに行っても通用するような意識、スピード、クオリティ、
それが出来なきゃ意味がないですからね。
それは僕もそう。
うちでしかシェフできない人間がシェフしてても意味がない。
東京だろうがパリだろうがサンフランシスコだろうが、
どこででもやれるやつの下で働かせてあげたい。
うちの2番やるんなら、うちのマネージャーやるんなら、
どこででも2番張れるよう、マネージャー任せられるよう、
そんな仕事のクオリティを求めます。
ここでしかやれないから、ここでやってるんじゃなくて、
ここでやりたいから、ここでやってると認めさせるには、
小さな箱の中の基準じゃなくて、
もっと大きな枠で闘えるようにいつも意識しとくべきだと思うんです。

明日、見知らぬ現場に入った自分が何を思うか。
何は出来て、何は出来ないのか。そして、どれくらいで把握できるのか。
岸部で待ってくれてる子たちに僕は、
今どんな自分でいるのかを、外部に当ててみて測ってくるつもりです。
怖さもありますが、ワクワク感のほうが強いですね。
だって、人に使われる立場が久しぶり過ぎて新鮮なんですもん!(笑)

さ、夜も更けてきたことですし、
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坂を下って、散歩中に見つけた良さげなお店で晩ご飯。
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本当にここら辺はオシャレなお店が多いんです。
逆に、いわゆる観光地的な「カルフォルニアキュイジーヌ」のお店を、
探す方が難しいくらい。あ、ハンバーガーとかはありますけどね。
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とりあえず席につき、明日からタルティーヌで研修する旨を伝え、
若干の身内感を醸し出した後に、お任せでお願いすることに。
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全くどんな料理が出てくるか想像もつかないので、
ここはワインも料理も全部載せでご紹介しますね。
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いかがでしたでしょうか?
結構、「意外!」って反応が多いんじゃないかと。
僕も、「アメリカの料理」や「カルフォルニアキュイジーヌ」とか、
全然ピンと来ませんでしたが、
彼らも日本と同じように、フランスなど世界各地で学んだ後、
自分の国に戻り、その地の食材を使った料理を提供しているわけです。
その中で、ここサンフランシスコは、オレゴンなどと並び、
今、最もオーガニックの精神が根付いてる土地なんじゃないかと。
料理も、食材に無駄な負荷をかけず、シンプルで素材を活かした構成。
身体にも心にも気持ちの良い、楽しい時間でした。

そんな料理と空間を作り出してるメンツは、こちら。
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なんか良い感じに適当で(笑)、とってもステキなチームでした。
空気は箱からじゃなく、やっぱり人から生まれるんですね。

明日が初日なんで少し控えようかと思ったんですけど、
サンフランシスコ初夜ということでテンションも上がり、
自分へのお祝いもかねて・・・という名目で、
いつも通り、普通に飲んでしまいました(笑)

さーて、次はタルティーヌの厨房へと入らせていただきます。
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by monsieur-enfant | 2014-04-10 12:52 | サンフランシスコ 2014