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なないろめがね

サンフランシスコでの、なんちゅうことないHAPPYな1日。

初日の仕事が終わり、夜は食事に連れてってもらうことに。
と言っても、どうしても行きたいお店があったので、
そこだけリクエストして予約してもらっただけで、
何日の何時以外、誰と何人で行くかも知らないのでした・・・。
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てっきり4人だと思ったら、
運転手さんは自家用車でタクシーしてる人でした。
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一人は日本からもやり取りしてたLoriさん。
もう一人は、僕の目を釘付けにした本、
「TARTINE BREAD」の写真を撮った張本人、Ericでした。
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もちろん初対面です。これがサンフランシスコの距離感です(笑)

で、僕がリクエストしたのは「シェ パニース」というレストラン。
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日本でも何冊も本が発売されてたり、
NHKが連続して取りあげたりもしたので、
もう「サンフランシスコといえば・・・」という、
説明無用のレストランだったりします。
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二階がカフェで一階がレストラン。
今日は、レストランを予約してくれたみたい。
で、誰か人を待ってるようなので聞いてみると、
TARTINE系列の、これまたド偉い人気店、
「BAR TARTINE」の元シェフと、
たまたま帰って来てた、
デンマークで良い店やってるらしいシェフと、
で、なんでここが初対面の場やねん・・・っていう、
TARTINEのシェフ、Chadが登場するんだそう・・・・。

って、濃いなあ!!!初日の夜から結構な濃さのメンツ。
ほぼ初対面な人ら5人に囲まれての「初シェ パニース」でした。
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ここはね、料理云々で惹かれたんじゃなくて、
ここを作ったアリス・ウォーターさんの思想に惹かれたんです。
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40年程前に作られた、世界初の「オーガニックレストラン」。
ま、特に「オーガニック」絶対主義ではないんですが、
彼女の素晴らしいところは、その精神を地域にまで広げてったこと。
生産者をリスペクトし、「地産地消」や、「ファーマーズマーケット」
などの概念を生み出したのも、
元は彼女の思想が発端だったと言います。
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今朝、TARTINEで働いてた時もそう。
「このゴミ、どこに捨てたらいい?」とゴミ箱を探していたら、
「そこの『生ゴミ』のところ!」、そう言われた時にハッとしました。
飲食をずっとやって来たにも関わらず、
燃えるゴミと燃えないゴミくらいの意識しかなかったことを、
猛烈に恥ずかしく思いました。
サンフランシスコ全域・・・ではありませんが、
彼女の意思に賛同するお店には必ず「生ゴミ」入れがあります。
理由は、もうわかりますよね? 
生産者さんに、肥料として還元されるんです。
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彼女が作った仕組みはそれだけじゃありません。
学校給食の25%はオーガニック野菜を使うとか、
学校に農園とピザ釜を作り、自分たちで育て、味わう、
生きた教育を広げようとしています。
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それが全て正しいかどうかなんて、どうでもいいんです。
やってもいない人間が、大義も理解せず、
目先の一例に意見するようなクソみたいなことしたくありませんし。
成就するのには幾つもの失敗はつきもの。
要はそんな細かいことじゃなくて、
食に携わる人間が、ここまで考えてるのか?ってことです。
オーガニックどうこうなんて難しく考える必要もありません。
ただし、自分の身体は、
自分が食べたもの以外で形成されることはないんです。
それだけは、間違いのない事実なんです。
僕は、安全なものを摂取したいわけじゃなくて、
身体が気持ち良いものを摂取したい。
となると、食物が気持ちよい環境で生育したものに、
結局なるわけなんです。
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そういうことを見て感じたところで、
僕に何が出来るかなんて分かりませんが、
分かってるのは「決して何も出来ないわけじゃない」ってこと。
それは能力じゃなく可能性の問題だから。
それも、僕の可能性じゃなく「食に携わる仕事」としての可能性。
じゃあ、まだ何もしてないんだから、
何も出来ないとは言えませんよね。
あくまで可能性の問題。だったら、何か出来そうじゃないですか?

・・・料理の写真が少ないのは、
ちょっと今回僕にはピンと来なかったんですよね。
「こんだけ語っといて!?」って思われますかね(笑)
いやいや、別に洗脳されてるわけじゃありませんし、
「オーガニック=美味しい」なんて、
偏った思い込みをしてるわけではありませんので。
ま、まだもう一回チャンスがありますし、
その時を楽しみにしておきましょう。

・・・・あ、初対面の人らとも話をしましたよ。
デンマークで働くシェフはやたら熱い。
酒飲んでくると余計熱くて一人で喋ってる。
元「BAR TARTINE」のシェフは、今は流離ってる様子。
たまたま明日の昼に、ハンバーガー屋を開くんだって。
みんなから「滅多に無いし、人気あるから食べてきたら?」
と勧められ、Chadもオッケーって言ってくれたから行ってきます。
で、そのChadに、「パンで大事にしてることは?」って聞かれたとき、
ちょっとだけ真面目な話をしました。
彼はもうシュクレのHPを見てくれてたので、
僕らの仕事にも興味を示してくれたたんです。
話した中身は・・・・内緒です(笑)





・・・・・帰り際、
タクシーを待つ間に飲んだ(飲まされた)テキーラが、
若干、頭の重たさに繋がってはいるものの、
昨日の約束を果たさなきゃいけないので、
朝からナビ片手に歩き出しました。

だれも行き方なんて丁寧に教えてくれない。
こっちも、ナビが優秀なんで特に聞きもしなかったわけですが。
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ただね・・・・直線距離で「遠くないやん!」と、
歩きをチョイスしたわけですが、ここに落とし穴が。
「サンフランシスコあるある」ですが、
直線距離の5倍は歩く覚悟をしなきゃいけません・・・。
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いやあ、本当に結構歩いてきましたよ。
だって、全然周りにはなかった高速道路とか、
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何線とか全然わかんない線路とか出てきましたもん。
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でも、近づいてることは確か。
昨日会っての今日ですからね、そりゃ頑張って来るでしょ。
それに、このあと仕事ですから、早く着いて早く帰らなきゃ。
そんな思いも届かず、
急ぎ足で歩いてる途中に、開始時間になりました・・・。
なんか、サイトのみで場所を告知して、
ちょいちょいやってる人気ハンバーガーイベントみたいだから、
着く頃には売り切れちゃってたりしないかなあ・・・って、
あれ?そろそろ着く頃なんだけどな・・・・。
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・・・・え?
いやいやいや、まさか。
外・・・・ってより、道端・・・なんてことはないよね。
うんうん、人気イベントって言ってたし。
あ、そうそう、ワイナリーが横にあるって言ってたよね。
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ある。ワイナリーもあるね・・・。
チラッと見ると・・・、
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マジか!? 場所云々もそうやけど、今、火点けたよね!?
あ!!そっか!!ここ、サンフランシスコやったー!!(笑)

「試飲やってるよ」の声に、「いや、このあと仕事やし」と、
多少の罪悪感を滲ませてはみたものの、
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足に受付まで連れて行かれちゃったらしょうがない。
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なんか、カッコよろしい空間で、まったり始まってるみたいです。
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よくわかんないので、言われるがままにいただきます。
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2杯目には、なんか炭酸シュワーって入れられて、
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ピッとレモンの皮なんぞ入れられて、
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ちょっとシャレオツな、サンフランシスコ仕立てな感じで。

あーー!!そうこうしてるうちに、気づいたら並んでるし!!
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ようやく肉が並べられたみたい。
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パンは・・・・って、昨日あんだけ喋っといて、
TARTINEじゃないんだ・・・(笑)
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ここは、「ACME BREAD」って言って、
TARTINEと人気を2分するようなお店。
と言っても、こっちのお店の方が古くて、
シェ パニース出身ってのもあってか、
レストランの卸は抜群に強い。ってか、有名どころはほとんどかと。
結局、お店には行けず、こういった機会で何度か食べましたが、
美味しかったですよ。次は、お店に行ってみたいですもん。

・・・並んでたのは整理券なんですね。
えっと・・・・800円?高っ!!
ま、お値打ちなもんなんでしょうね。
こっちに来てハンバーガー食べてないので楽しみです。

なので、また試飲ブースに戻るはめに。
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お客さん、増えてきましたね。
ベビーカー押して来てる人もいたり、
おじいちゃんおばあちゃんもいたり、
「愛されてる感」のすごく出てる、良いワイナリーさんでした。

さすがに時間を持て余してきましたが、
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さすがに落書きは出来ないので、もう一杯いただきますか。
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・・・・て、とこに運ばれて来ました。
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「むむむむむ・・・・・・・これが800円・・・・」
そう思わざるを得ないほど、シンプルなビジュアル。
食べてみると、バンズも温められてて美味しいです。
うん、予想よりはずっと美味しい。これが600円なら、もう1個買うかも。

っていうか、予定より大幅に遅くなったので、
お土産に10・・・・・個だと8000円。ハンバーガーに8000円。
無理無理無理!!「5個お願いします!」半分で10個の計算。

でもね、
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ズルくないですか、この二人!!(笑)
なんちゅうチャーミングさ醸し出してくれとんねん。
決めた。目標、こんな感じ(笑)

小雨降る中、タクシーもつかまらず・・・って、
確かサンフランシスコ、
年間そんなに雨降らんって言ってなかったっけ。
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すこぶる寒いので、あっち行くんちゃうか・・・的な、
バスに飛び乗る。初バス。
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結構、普通に自転車でバス使うんですね。
前とかに引っ掛けるとこがあって、そこにセルフで引っ掛けます。

で、降りるとき、ボタンじゃないんですね。
ま、ボタンじゃなきゃいけないわけじゃないんですが、
だったら他にどんな方法思いつきますか?
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正解は、だらしなく垂れた紐をおもむろに引っ張る、でした。

ちょっと思ったとこと違うとこで降りましたが、
まあまあの着地点。さ、仕事に戻らなきゃ!!
この日も、パンは美味しそうでしたよー。
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バスの中での話。
僕の向かいに、チャラっとした兄ちゃんがいて、
僕の横に1席と、チャラっとした兄ちゃんの左右に2席、
空席があったところに、乗客が入って来たわけ。
その2人は、入り口側の僕のほうからは見えなかったんですが、
ベビーカーを持った、お母さんとおばあちゃん。正確には赤ちゃんも。
空席としては数が足りてる車内で、
2人が入って来るか否かくらいのタイミングで、
チャラ兄が僕のほうにサッと移動したんです。
「バラバラで座るより、横並びの方がええやん?」っていう、
なかなかクールなチャラ兄の行動に、
小雨パラつく曇天でしたが、
なんだかとても晴れ晴れとした気持ちになりました。
この機転、なかなか利かせられないっすよねえ。

で・・・・・・・・何してんの?
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あ、僕が閉めて出ちゃったからか。
いや、でも開けて出て、
スーツケースとかにおしっことかされたら嫌やからなあ・・・って、
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なんで、そこ行く!?ほらほらほら、おしっこされる可能性大やん!
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・・・・・んもう、気にいっちゃったんなら仕方ないね。



じゃ、僕も寝よっかな。



おやすみなさい・・・・。
by monsieur-enfant | 2014-04-12 23:15 | サンフランシスコ 2014