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なないろめがね

「居心地」に身を委ね・・

今日は芦屋へ野暮用の為、なかなか足を運んでない店に顔を出すことに。
夙川にあったビストロが、阪神西宮に移転。
移転後は一度も行けておらず、住所を頼りに店探し。
荷物は多いし、何せ暑い・・。
あ、ここのシェフとは、僕がフランスに行く前、渡仏資金を稼ぐ為に
北新地で働いてたころ・・・って、あ、以外に早く見つかりましたね。
ん?「先月から定休日変更」?・・・変わったなら言えよ~!(笑)
ま、ロマンチストでサプライズ下手の僕には、珍しくない光景なんですけどね・・・(笑)
じゃ、この店と、途中になっちゃったエピソードはまた後日ということで。

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てなわけで、急遽心斎橋へ。
同行者のリクエストで、リニュして間もない
「ビストロ ア ヴァン ダイガク」さんへ。
イメージしてたより、こじんまりとした飾らない店構え。
店名の「ダイガク」とは、ソムリエでもあるオーナーの
お名前なんですね。
シェフは前に店に遊びに来て下さってたので、
来なきゃ来なきゃ・・と、思ってたんです。
僕は必ず、お礼参りはしますからね(笑)

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いやはや、ホントに素敵な店内。
照明も、好きな暗さですね。
席の間隔も、ゆったりとられてます。

とりあえず、シャンパンをグラスで・・。


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アミューズは、
ガスパチョとグージェール。
昼食が遅く、
しかも量食べてたので、
ガスパチョは嬉しい。
あ、それと無駄に歩いたので(笑)



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アシアカエビと
羽曳野露地トマト、
水ナスのサラダ。
満腹感ゆえ、注文も比較的
胃にやさしめ(笑)




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パテも、比較的あっさり目。
食べなれてない方でも
食べれるんじゃないかな?




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鴨と白ねぎのタリアテッレ
意外と冷たいものばかり頼んでたので
良いチョイスでしたね。
鴨のラグーと、クタクタの白ねぎが
タリアテッレによく絡んできます。



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ちょっとね、寒かったんですよ、室内が。
ですので丁度良いチョイス。
ホロホロ鶏と冬瓜とキャベツですね。
なんか・・・ほっこりです(笑)
でもね、フランス料理は
別に、濃いものばかりではないし
こういう毎日食べれるようなものを
家庭では食べてるわけです。

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デセールはブランマンジェ。
昔、レストランで働いてたとき
死ぬほど食べたので、
それ以来あまり食べなくなりましたね。
久しぶりで、なんか懐かしさすら・・。



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今日のお供は
アルザスのリースリング。
それ以上の知識はありません。
白は大体アルザス。
アルザスが好きだから(笑)
あとは、ロワールとサヴォワのかな。
だって友人がいるから(笑)
知識のない僕は、いつも
思い出と共に飲むんです。

ダイガクさんも、もんのスゴイ気さくな方。ソムリエとして、
知識や経験をひけらかしてくる方もおられますが、
基本「楽しんでってください」ってのが、店自体からも伝わってくる良いお店です。
料理も、奇をてらわず、比較的わかりやすいメニュー。
「フランス料理は難しくて・・」なんて、構えてしまう方でも大丈夫ですよ。
でもダイガクさんが「自分が、ワインだけってのが嫌なので」と、おっしゃられるように
しっかり作りこまれ、ワインに負けないお料理でした。
何より、お店の雰囲気が心地良いですね。
キュイジニエがおろそかにしがちな部分を
ソムリエがオーナーになると、こうなるのかぁ・・と思う空間作りでした。
シェフにも顔出せたし、良い時間でしたね、うんうん。

ダイガクさんのお人柄にも、お店が放つ空気感にも、
そしてもちろんワインのアルコールにも(笑)
気持ちよくしていただき、帰途につきましたとさ。
また寄らせていただきますね。ご馳走様でしたぁ。
by monsieur-enfant | 2007-07-26 11:29 | ビストロ ア ヴァン ダイガク