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なないろめがね

2012年 10月 05日 ( 2 )

お知らせ数点。

とりあえずアルザス編が終了した段階でちょっと休憩。
皆さん、楽しんでいただけてますでしょうか?

今回は写真中心で小難しいこともないので、
店でもよく「見てます!」とか「行きたくなりました!」と、
声をかけていただくことも多いです。
その何気ない一言で、「あ~~、書いて良かったなぁ・・・」と、
労力がいっぺんに報われます。ありがとうございます。

さて、そのアルザス編が終わったところで、
「見ていただいた景色を、体験とリンクさせてしまおう!」
というイベントを行いたいと思います。
名付けて「あのデカクグロフ、実際どれくらいの大きさなん?祭り」です!
アルザスのパン屋では、ブレッツェルと並んでるクグロフ。
日本ではなかなか見れないサイズが普通に販売されてるんです。
題名の「あの」・・・とは、どの・・・かと言いますと・・・・、
え~~・・・、振り返ると全然画像が無いんですよね。
実際、3個買ってみて3個とも食べれなかったんです。
10年前に既に確かめてたことなんですが、パッサパサで美味しくないんです。
それでちゃんと画像に残せてないんだと思います。
唯一「ツッコミ博物館」のパン屋さんで前列に並んでいましたが、
気付かれた方、いましたか?
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そう、「あの」とは、ツッコミ博物館のデカクグロフだったんです(笑)

事の発端は、「デカいヴィエノワズリーは美味い」という自論から、
昨年開催した「素クグロフの地方発送」。
ですが、クグロフとはいえ、正確には「クグロフ型で焼いたブリオッシュ」。
というのも、コンセプトが「素材を感じてもらう」でしたので、
ごくごくシンプルに食べていただこうと、生地だけで送らせていただきました。
ですが、今回は「クグロフ」です。
アルザスの空気を共有させていただいた皆さんの手に、
その空気ごと包んでお届けできれば・・・と思っております。
ただし、パッサパサではなく、10月から店頭でもリニューアルした、
シュクレで売ってるクグロフをベースに大型化しています。
実物は、こんな感じ。
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これを、昨年同様、全国発送させていただきます
期間は10月11日(木)~11月23日(金)の、
水、木、金、週三回発送の、計20回。一日の現定数は6個。
受付は、メール、FAX、店頭にて。価格は、送料別で3200円。
支払方法は、代金引換のみとさせていただきます。
各締め切りは、発送希望日の2日前の午前中まででお願いします。
尚、発送後、翌日受け取りが可能な地域と人に限らせていただきます。
応募要項
   住所
   氏名
   電話番号
   メールアドレス
   住所・郵便番号
   受け取り希望日時
特定商取引法に基づく表示 >>プライバシーポリシー >>

大きな陶器のクグロフ型でゆっくり焼かれた大きなクグロフ。
バターの香りと卵の温かさに包まれた生地の中には、
たっぷりのラム酒漬けのレーズンが練り込まれ、
さらに焼き上がった熱々のクグロフを専用のシロップに放り込み、
砂糖でコーティングした上に、薄らと雪化粧を施します。
フランスでは、パン屋で粉糖を振る所は珍しいです。
注文受けてから振って渡す店もありますが、基本そのまま。
お菓子屋ですと、逆にこういった形で売られていることが多いです。
店頭では買えないうえに、
日本ではあまり目にする事のないサイズの大きなクグロフ。
ぜひこの機会に手に取って、
遠いアルザスへと想いを馳せてみてはいかがでしょうか?


さらに、カイゼルスベルグの城跡で頬張ったあのタルト、
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・・・・とはちょっと違いますが、ミラベルを使ったタルトを、
パイ生地をベースにして週末限定で出していきます。
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さらに、クロワッサンがリニューアル。
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ピスタチオのクリームを巻いたヤツやら、
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フランボワーズのコンフィチュールを巻いたヤツやら、
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オールドファン垂涎のサクリスタンの復活やら、
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トータル20種類くらい血の入れ替えが行われています。

それから初回なので惨敗しそうで怖すぎるのですが、
来週月曜日の祝日は、シュクレ・モンテベロ共に営業しています!
ま、ヘロヘロでしょうけど・・・(笑)
皆さん、是非遊びにいらしてください!!



・・・・と、それだけで終わるわけにはいかないんです。
秋の恒例イベント、一年ぶりに復活です!!
昨年は、僕のソウルからの帰国がずれ込んでしまい中止になりましたが、
「春のBBQ」と並ぶイベントと言えば、遂に来ました、
ピクニック」ですよね。
その告知&募集を、来週木曜日、夜19時から当ブログにて行います。
ざっくり、場所はいつもと同じ、北摂が誇る「自然文化園」です。
日時までは発表できます。10月29日(月)、ど平日です!(笑)
ユルいと言われるシュクレイベントでも屈指のユルさを誇るピクニック。
初めてとか1人とかお子様連れとか、
全然気にしませんし気にしないでください。
広い敷地のキレイな緑の中、一緒にダラダラしませんか?
では、木曜日のアップをお待ちくださいませ。
by monsieur-enfant | 2012-10-05 19:23 | シュクレクール

セレスタから電車で30分くらいかな?
10年ぶりのストラスブールに帰ってきました。
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駅は、昔ながらの建物に見えますが、実は周りを覆われた二重構造。
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遠目から眺めると、こんな感じ。
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一転、とても近代的な駅なんです。

ここから、正面の通りに入ります。
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フランスはやはり印象深かったのか、行ったことあるとこはすぐ思い出します。

10年前は、お菓子も食べたし、ワインも飲みました。
無知だった僕はシュークルートとベッコフを同時に頼み、
その為に朝から何も食べなかった空きっ腹に、
「アルザスのワインを!」と流し込み、
男二人で吐きそうになりながら食べたのを思い出します。
でも、今回は時間が無いこともありますが、目的は一つ。
フランスで一番好きかもしれないノートルダム寺院を見るためです。
今まで、ノルマンディ、イル・ド・フランス、アルザス、
ブルゴーニュ、ローヌ・アルプ、プロヴァンスと、
なぜか中央から右半分ばかりに偏ってますが、
いろんな寺院を見てきました(ステンドグラスが好きなんです)が、
その中で、やはりここのノートルダムは別格な気がするんです。
今回のストラスブールは、ここがメインですが、
むしろここだけ見に来る価値があるとも思ってます。

逸る気持ちを抑えながらライン川を渡ります。
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コルマールでは曇り気味でしたが、ホントに良い天気。

前回も危うく轢かれかけた路面電車の「トラム」。
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どこから曲がってくるのか未だに良く分からないのです・・・。

「あ・・・・」と、胸が「ドクン」と音を立てる。
高さ142mの尖塔と、目があった瞬間です。
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徐々に近づいていく「街越しのカテドラル」、
このドキドキ感、嫌いじゃないです。
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気付いてるのか、気づいてないのか、振り向きもしない。
こういう、すました素っ気ない態度を取られるの・・・・、
リアル混じりますが、ほどほどなら嫌いじゃないです(笑)

毎回、真っすぐ歩いた角を左に曲がった、ここから対面するのが僕の儀式。
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そして、圧に押されながらも前に立ち見上げます。
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ヴォージュ山脈から切り出された岩が赤みがかってたせいでの独特の色合い。
鱗のようにも、分厚い皮膚のようにも見えて、
僕にはどこか生き物のように感じるんです。
体温があるような、建物が呼吸してるかのような、そんな息吹を感じるんです。
なので、少し怖いんです。フレンドリーな感じでは近づけません。
また会えた喜びを全身で噛みしめながらも、恐る恐る少しづつ近づき、
見降ろされ、押し潰されそうになりながら中に入ります・・・。
と、そこはまた別世界、そして全く別の景色が待っています。
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神々しくも優しく、穏やかでいながら厳格で、
母親のような父親のような・・・。みなさんはどう感じるのでしょうか?
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ぐるりを囲まれたステンドグラス。一つ一つが大きな窓なんですが、
決して大雑把ではなく、非常に細かい細工になっています。
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ちょいちょい出てきてる、右の豪華な装飾の物体はパイプオルガンです。
大型のパイプオルガンは多々あれど、こういうタイプは稀ですよね。
メインの大きなバラ窓は、直径13メートルもあります。
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入って左隅には、ここだけ自然光の射し込む一角があり、
他との対比か、白く輝く部屋のようにも見えました。
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左前方にず~っと座ってたおじいちゃんが、
キラキラと舞い降りてきた天使たちに、
このまま連れ去られてしまうんじゃないか・・・と、一抹の不安を覚える。
ちょっと白く光り始めてるし・・・。

ここは、入り口もそうですが、すごく繊細な彫刻が多いのも特徴です。
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いろんな想いで灯された火が暗がりを照らします。
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カテドラルの前の広場は、いつもすごい賑わい。
一歩外に出ただけで、すぐ浮世へと引きずり戻される。
同じようなものばかり並ぶ土産物売り場、
センチな気持ちと空気をぶち壊す大道芸人、
ここぞとばかりに店前で売り出されてるパティスリーのジェラートと、
それに群がる観光客の長蛇の列・・・。
人と人が絡み合い、人と人の思惑が交錯する。
需要が供給を生み、供給が需要を生み、
煩悩という名の鈍い火花を飛び散らせながら、
必要とし合い、利用し合い、消費し合った結果、
愚かなモノは滅び、賢きモノは繁栄する。
僕もまた、その摂理の中に身を置く一人ではありますが、
一歩違った中と外、
これほどまでに違う世界になるか・・・と、少々げんなりしてしまいます。

最後に振り返ったノートルダムは、やっぱり大きいなぁ・・・。
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また、必ず帰ってきます。
今度は、あなたの前で弱音を吐かぬよう、
迂闊にも、涙を流してしまわぬよう、
もっと強くなって帰ってきます。
強くなって帰ってきますから。

センチになると、北か川に足を向ける習性があるらしいことに気付く(笑)
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ゆっくり静かに流れる川の流れ。
いつの時代も変わらず街を映し、空を映し、そこに在り続ける雄大さ。
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ストラスブールの観光名所、プティット フランスに到着。
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この一枚は、この旅の中でもお気に入りの一枚。
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無条件でウキウキしてきませんか?
僕は、この中に飛び込みたくなります。

と・・・・、リアルに時間が無いことに気づく。
一軒、寄りたかった土産物屋があったことにも、ここで気づく。
プティット フランスなんて、ゆっくり見て回る余裕はゼロ。
「どんなとこ?」って思われる方は、
10年前の写真で良ければお見せしますので声をかけてくださいませ。
ここから仮に、まったく迷わず店に辿りつけて、
さらに欲しい品物も迷わず見つけて、
すぐ買って駅に向かえればギリ間に合う感じ。
アルザス数カ所回ってきましたが、未だほぼ手ぶらの言い訳は、
「重くて荷物になるし、全部ストラスブールにあるでしょ?」でしたが、
まさかタイムオーバーになるとは思いませんでした。
「帰ろうと思ったら、電車が無くて帰れなかった」とかならないように、
着いたその足でパリ行きのチケットを買ったんですが、
若干ビビり過ぎて、早めの時間で買ってしまったようです・・・。

で、土産物屋を目指してる途中に迷うという最悪の事態(笑)
探すのを見切って駅を目指してからは、
時間との闘いってくらい笑えない状況に。
早歩きというより小走りでしたね・・・・。
感傷に浸る間もなく5分前に到着。そのままTGVに乗り込む。
そして・・・・、気づいたら煌々と明かりの灯る、Gare de l’Estでした。
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パリという現実に降り立った時、
アルザスの記憶は夢だったんじゃないか、
そう思わされるくらい、素敵な素敵な2日間の小旅行でした。

その夢の中に、少しでも皆さんをお連れすることが出来たなら嬉しいです。
by monsieur-enfant | 2012-10-05 02:52 | フランス 2012