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なないろめがね

カテゴリ:イル ピスタッキオ( 4 )

純シチリア。

先の記事のお店を出る際に、あるお店の名前が出てきました。
そのお店は、同じように郊外にて強い想いを体現したお店を営んでいます。
そう言えば彼が京都で働いてた際、
「よくアルザスに行ってました」って言ってたような。
やっぱり想いは繋がるんですね。
好きなお店のシェフの口から、好きなお店のシェフの名前が出てくるって、
唐突でびっくりしましたが、なんだか嬉しいもんです。
そのお店は、ここ、茨木にあります。
「イル ピスタッキオ」
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年末年始にシチリアに里帰りし、二ヶ月間店を閉めて、
改めてシチリアに浸かってきた檜森シェフ。
その帰国の際の発表には驚いたというか感心したというか(こちら)。
僕にとっては今まででも十分シチリアでした。
茨木だから・・・ではなく、贔屓目抜きで想いはガンガン伝わってきましたし、
お皿を通じて、シチリアの情景まで脳裏に浮かび上がらせてもらってました。
そこから尚踏み込んでいくことは、簡単なようで簡単ではありません。
おそらくシェフの中のどっかに燻ってた部分があって、
そこの箍が、シチリアに行った際に外れたんでしょうね。
より真摯にシチリア料理に向き合う為、
よりリアルなシチリアを感じてもらう為の、リミッター解除だと捉えています。


そんなピスタッキさん、「行かなきゃ!」って思ってはいましたが、
結局半年近く経ってしまいました。先日、やっと行ってきました。
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ワインはお任せ。
シチリアのワインは爽やかで香りも良く、テーブルを華やげてくれます。
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マグロのからすみのブルスケッタ  
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帆立貝のケイパーペーストあえ
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これなんだったっけ・・・
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タコと新じゃがのサラダ
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生しらす
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マグロとトマトのカルパッチョ
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いわしのベッカフィーコ
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つぶ貝
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ラッキーなことに、BBQの際に食べそびれた物も含まれてた前菜の品々。
皿の上の力の入れ方と抜き方のバランスが絶妙。
肩肘張ってては所詮「日本人が現地の真似をしようとした」止まり。
つまり「再現」から「表現」の境は、
何を学んで来たかより、何を感じてきたかに尽きると思います。
お皿の中に、シェフの見てきた「料理」だけではなく、
その料理を食べている場の雰囲気や空気感まで盛り付けれて、
初めてそれは「再現」から「表現」へと移ろうんじゃないでしょうか。

さ、進行に合わせてワインも変わります。
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テンション上がって食いついてしまい、
どんなだったか忘れたパスタ・・・。
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魚介のフリットのクスクス添え
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スープをたっぷりかけていただきます。
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魚介のグリル
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この辺りになると大分気持ちよくなってきちゃってます。
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男の料理!港の料理!潮の匂いがプンプンしますね!

さぁ、ここで前回発見した「いつもの」。
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ピスタチオのジェラートにアーモンドのお酒を注いだ組み合わせですが、
「いつもの」認定してくれてたことを、すっかり忘れてました(笑)
「え~っと・・・」と迷ってると、「『いつもの』ありますよ」とシェフ。
「あ、じゃ、じゃあ、いつもので・・・」
もっとスマートに「いつもの」を言える大人に、私はなりたい・・・。

山や森にあるトラットリアは必然的に魚料理はなく、
海沿いのトラットリアにも必然的に肉料理はほとんどないわけです。
それを「手に入るから」と提供してることに、
どこかシェフは違和感を感じてたんでしょうね。
そこで10月~3月は山のシチリア(野菜とお肉料理のみ)、
4月~9月は海のシチリア(魚料理のみ)と分けたんでしょう。
それは現地シチリアと同じ空気を提供したかったから。
という訳で、今は肉を食べたくても肉は出ません。
それを「不自由」だとか「店本意」だとか思いますか?
それは違います。制限されるのが不自由でも不親切でもありません。
より正確な表現をしてくれることで、
客側は茨木に居ながらにしてシチリアを体験できるという自由を手にします。
そして、それを強く願っての制約は「親切」以外何ものでもないと思いませんか?
そして何より、客側がささやかな制約を受け入れることによって、
シェフの心がどれほど解放されて料理を作れてるかということ。
僕なら、店の想いを理解せず自分本意の注文をするより、
その時間はシェフに委ねて、最善の料理を味わうほうが有意義だと感じます。
別に「昔は感じてたけど」というわけではありませんが(笑)、
今のピスタッキオには迷いがありません。
健やかで大らかで伸びやかな彼の料理は、
降り注ぐ陽射しが反射するシチリアの海のように、キラキラしていました。

さ、もう一つ「メニュー改正」でショッキングだったのが、
「食後の飲み物 エスプレッソに統一」だったんです。
料理に関しては、相当偏ったお店は珍しくありません。
でも、ここを思いきったお店を僕は初めて知りました(笑)
以前あったカッフェラッテ、カップッチーノ、カッフェマッキアート、紅茶、
全部ありません。それらはシチリアでは朝にしか飲まないからです。
その代わり、「エスプレッソの美味しい飲み方、伝えていきたいです」という、
「知ってもらいたい」という想いがあります。
あ、「苦手」って方用には、自家製リモナータがあるようです。
ですので、「エスプレッソしかないの!?」ではなく、
エスプレッソの美味しい飲み方に触れてみて下さい。
「何が正しい」みたいなのは正直ありません。
本人の飲みたいように好きなように、美味しく飲めばいいんです。
でも、ここはイル ピスタッキオ。シチリアを掲げたお店。
ならば、そこに委ねる楽しみを分かち合いましょう。
自分勝手になら、いつでもどこでも出来ますから。
でも、巷に溢れてる「エスプレッソ」、知ってるようで案外知らないもんでもあります。
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・・・・・・・・・・・「あれ?なんも言ってくれないの?」と待つ僕に、
「いや、言おうか言わまいか迷ってたんです」とシェフ。
このタイムラグが、もうアウト。エスプレッソは鮮度が大事。
注がれたら砂糖を2,3個投入し、あまり混ぜずにクイッと行きましょう。
苦みの後に、底の砂糖の甘味を楽しむイメージ・・・って、
檜森先生!合格ですか!?(笑)

思い切った宣言をして始まった2012年のピスタッキオ。
「どんな変化をしてるんだろう・・・」と思って行きましたが、
ネガティブな部分は一切ありませんでした。
今まで通り、気楽に料理を楽しむ空間。押し付けがましさなど皆無です。
それより、そこまでシチリアに惚れこみ没頭できるシェフを羨ましく思います。
先に書いたアルザス、「色濃い店繋がり」のバトンを受ける次の記事のお店。
特定の地域に入れ込めば入れ込むほど、より濃度は濃くなります。
僕には「好きな地域」はあれど、暮らしたのはパリだけ。
もっと色濃くなりたい。もっともっとその想いや空気感を共有したい。
シュクレ、モンテベロ、そして今後の展開も含めて、
パン好きさんや、お菓子好きさんだけを満足させたいわけじゃありません。
フランスに思い入れのある方が来てくれた時、
膝から崩れ落ちるような店がしたい。
そしてその光景を見て僕も崩れ落ちたい(笑)

皆さん、いつの日か店で崩れあいましょう!頑張るぞぉ!
by monsieur-enfant | 2012-06-27 23:35 | イル ピスタッキオ

파이팅!!

さてさて、BBQに続き身内ネタですが・・・

バイトで2年半も頑張ってくれてた祐子ちゃんが韓国に語学留学することになり、
その送別会を茨木で開催することになったのは、ちょうどBBQの前日のことでした。
茨木「イル ピスタッキオ」
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僕、更新が滞ってて、行ったことあるお店のアップは後回しにしてるんですが、
ここ、気がつくと書いてない記事が2、3件あるくらい良く通わせてもらってます。

店主、誠太郎君がうちに居た時にも裕子ちゃんとは一緒に働いてるので、
「祐子ちゃんのイメージで」と出されたワインはこんな感じ。
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てっきり、ワインのイメージ的な話かと思いきや、
「いや、ジャケットの画が似てると思いまして・・・」と。
「あぁ・・・、なんかこう、静かなと言うか・・・ねぇ・・・」っていう、
微妙な反応は察していただけたでしょうか?(笑)

今日は、お祝いですのでシェフにお任せです。
カジキマグロの生ハム
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しっかりマグロ味。
下に添えられたトマトが爽やか。

生シラス
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デロデロの生シラスにオリーブオイル、
パンにたっぷり乗せていただきます。
シンプルやけど旨いねぇ・・・。

生ウニ
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シチリアでは、小粒なウニが多いから、
パンでスクって食べるんですって。
こりゃ贅沢!!

エビに
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ホタテに
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サバに
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ピスタッキオの真骨頂の魚介類のオンパレード!
更に、鰺2種!
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めっちゃ鰺!!(笑)
今でも思い返すと口の中、鰺になるくらい鰺でした。

ムール貝 トマト にんにく レモン
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ナイスビジュアル!!
こういうの、大人数のときは盛り上がりますよね!
が、皿に溜まったスープを貝殻を使って飲み続けるマダムが一名・・・。

定番のタコ
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ムール貝の貝殻を、ここでも流用するマダム一名・・・。

相変わらず頑張って焼いてる自家製パン
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貝殻下げられるや否や、パンで吸わせるマダム一名・・・(笑)

「明日、BBQやし」
「この後、帰ってまだ作業あるんで」
言っていたような気がしながら二本目の白。
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さ、ここから至極のパスタ3種です。
生ウニたっぷりのパスタ
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マグロのカラスミのパスタ
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メニューには「~島風」って書いてたんですが、
字が下手過ぎて解読できず(笑)

ピスタチオペーストのペンネ ブロンテ風
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いやぁ、どれもこれもホントに旨い。
よくもまぁ一人でこなすなぁ・・・と感心します。

で、最後に白をもう一杯。
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白エビ 白魚 ハリイカのフリッと盛り合わせ
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仔牛モモ肉の薄切りソテー マルサラ風味
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どれもこれも美味しくお腹一杯いただきました。

さ、ここで拍手と共に登場したのは
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ピスタチオのジェラート ~たくさんの感謝の気持ちを添えて~
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お疲れ様は勿論ですが、数日後に控えた誕生日は韓国に旅立ってしまってるので、
ちょっと早いハッピーバースデーも足してもらいました。

流れ的に、このままエスプレッソで終わると思いきや、
まさかのもう一杯(笑)
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このアーモンドのお酒を先程のピスタチオのジェラートに注いで食べると相当旨いです!
これ、シェフに頼んで「いつもの」で出してもらえるようになりました。
37年生きてきて、初「いつもの」です!(笑)

なんかね、寂しさは急に訪れるもので、
店を出て駅に向かう途中、
「あ~~、なんだか寂しくなっちゃうね・・・」と、
誰からともなく言葉が漏れる。
でもね、結果として「寂しいね」と、
お互い思える時間を一緒に過ごせてこれたことが、
何より嬉しいなぁ・・・とも思うわけです。
この日、先に席に着いてた祐子ちゃんの頭を、
「久しぶり!」ってポンポンしたら、
「止めてください!シェフと食事するのに緊張しまくってるんですから!」
と一斉に止められるくらい僕への免疫が生まれなかった祐子ちゃん。
確か・・・2年半もいてくれたんだよね・・・?(笑)
そんなシャイな祐子ちゃん。
でも高槻からいつも自転車で通ってくれてた頑張り屋さん。
雨以外の日は、寒くても暑くても、いつも自転車で通ってくれてました。
ふわふわした印象の中にある、意外にしっかりした芯を持ち、
好きな韓国に28での語学留学。
よく決心したと思います。
ま、周りからの意見ってのは様々で、
何が正解か不正解かなんてものは、
僕は人生においてあまり意味がないものだと思っていて、
悩みに悩んで正解を一個出す人生よりも、
チャレンジを20個した人生のほうがどれだけ有益かわかりません。
一生懸命アクションを起こして、
その結果が不正解ならやり直せばいいんです。
何に繋がるかなんて考えてる間に時間もモチベーションもどんどん無くなってしまいます。
そもそも何かするってことは、
何かに繋がることしかしちゃいけないんでしょうか?
成功することしかしちゃいけないんでしょうか?
行って良かったかどうかは本人の心が決めるものです。
そして彼女は、そう思って帰ってきてくれるはずです。
今よりもっともっとたくましく、
もっともっと良い笑顔での再会を、
心から、心から楽しみにしています。

P.S
ここの店主、ブログで涙ちょちょぎれること書いてくれてました・・・。
ありがとう。
「同じ時代を一緒に頑張っていけることを嬉しく思う」
そっくりそのまま返させていただきます。
と、来年のBBQの参加表明、ありがとうございます!!(笑)

と、リシェ関連ですとこちらも一言。
とっても良い表情で写ってましたね!!

北摂も良い想いを持ったお店が増えてきましたね。
これからも、こう言ってもらえるよう頑張らなきゃなぁ・・・と思いますね、はい。
依然、賛同票は少数派ですが(笑)
by monsieur-enfant | 2011-06-13 00:30 | イル ピスタッキオ

エール

えっと、体力維持や気分転換も兼ねて復帰を目論んでいた草野球ですが、
復帰前のトレーニングの段階で古傷が疼いて治療に勤しんでる本末転倒な今日この頃、
皆様、いかがお過ごしでしょうか?

なんだかんだで昨年は結構行かせてもらったイタリアン。
今年に入っても先日使わせていただきました。
なんせ近いのが助かります。
茨木 「イル ピスタッキオ」
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この日は、
以前モンテベロで働いてたスタッフが一時帰国してたので食事に行ってきました。
つもる話もありますが、とりあえず乾杯と行きますか!
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「すいません、今日はパンがこれで終わりなんです・・・」とシェフ。
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そっか・・・。じゃあ、シェフにお土産に持ってきたバゲット返してもらおっかな(笑)

豚足、豚耳、のど肉のゼリー寄せ
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カリフラワーのコロッケ
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生赤エビの・・・なんとか
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シチリアの白をボトルでいただきます。
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おおらかなラベルですよね。

タコのトマト煮
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これ、定番になってます。

「あぁ・・・パン欲しいなぁ・・・」と言うことで、
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返してもらいました(笑)

白エビとトマト
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甘エビと
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サバのマリネ
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タコとジャガイモとトマト
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白エビのフリット 生白魚の卵とじ
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バゲット、まだあったよね?
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やはりテーブルが一瞬で「フランス」の空気になりますね(笑)
そう言えば、僕らの後に入って来られたお客さんのテーブルに運ばれたパンも、
「すいません、パンが切れてしまったもので・・・」と、
例に漏れず「バゲット」でした(笑)・・・って、ピスタッキオ的に良いのか?
これでシェフへのお土産のパンは無くなったとさ。

ピスタチオペーストのペンネ  ブロンテ風
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これも定番。複数頼むなら必ず入れてしまう、既に思い入れのある一品。

魚介のクスクス
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そのままでも良いですが、スープを注ぐと旨さ倍増。
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「ロゼ」なテンション。
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南を満喫。

ラビオリ 豚のソース
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そう言えば、一番最初のゼリー寄せ以降、二品目の「肉料理」。
あ・・・なんか削ってくれてました。
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「いつ飲もう、いつ飲もう・・・」と、
いただきもののワインって空けるタイミング難しくないですか?
今日は良いタイミングで持って来れました。
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シェフの誠太郎君が、シュクレを辞めるときにくれたシチリアワイン。
おめでたい席で、しかも彼のお店で飲めるなんて、今まで我慢してきて良かった!
何度「あけちゃおっかな・・・」と思ったことか(笑)

トリッパの煮込み シチリア風
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付け合わせにはジャガイモを。
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まだ飲み足りないのでデザートワインを。
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フォルム、良いですよね。
あまりメリハリが付き過ぎててもダメなんです。
なんか気張ってなくてね、自然な曲線美というか、なんともアンニュイな感じ。
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例えるなら「気だるさと憂鬱の入り混じる混沌とした昼下がりの未亡人」的なね。
「冒険と躊躇い、恥じらいの裏の気品」みたいなね。
あれ・・・?この例え、賛同を得れませんでした?(笑)

ピスタチオのジェラート
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これも必須アイテム。

「おしまい!」にキュッではなく、
「終わっちゃうんだ・・・」とシミジミいただく今日のエスプレッソ。
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楽しい時間はあっという間。
気づけば0時くらいだったんじゃないかな?
パリから一時帰国とはいえ、別にお互い変わるわけでもなく、
他愛のない話を積み重ね、逆にお互いが変わってないことに覚える安心感。
いちいち志や意識を問わずとも、いちいち確認作業を行わずとも、
彼女が彼女でありさえすれば、僕はそれで良いんです。
先日、またパリに戻りましたが、
今度は夏のパリでの再会を楽しみにしています。

全ての「今」に意味がなくても良くて、
キャリアを積んで行けば行くほどそれを望むほうが難しくなって、
意味を求めて意味のあるものを探してる間に時間を失うくらいなら、
むしろ意味の無い物を如何に意味のあるものに変えて行けるかに挑むことも大切で、
いずれ自分自身が意味を生み出す側に立った時に役に立つ経験とは、
むしろそうやって自ら何かに飛び込んだり作り上げたりしたときに育まれる強さであって、
いつまでも他人に「求める」スタンスである以上、
おそらく単なる自己満足のラインを越えることは難しいと思います。
「挑む」ことは受身ではなく、
状況だけ与えられるのであって、
その状況下をどういう結果に結びつけるのかは、
常に自分自身だということは覚えといていただきたい。
世の中、自分以外の誰かのせいにし過ぎなんですよ。
うだうだ言っとらんと、全て自己責任だと腹決めることです。
自分が発する言葉を最初に聞くのは自分自身。
自分の言葉を耳にして、知らぬ間に自分は作られていくんです。
他人や環境のせいにしてるうちは、所詮それらに属してる「その他大勢」と同じです。
それらを塗り替えたりぶち壊したりするのが、
一握りの人間の仕事なんです。
誰かが言ってた、「無難」から世界を変えた人はいないって言葉、
僕も激しく同意します。
そこで「世界なんて変えれるわけないやん」とか呟く輩は、
おそらく、自分自身すら変えることはできないでしょう。

誰かに出来ることやってても、
その「誰か」を越えることはできません。
「誰か」なんて一人いればいいんですから。
越えなきゃ存在意義はないんです。
越えなきゃ埋もれてしまうんです。
そのハードルも、ただ越えても意味が無いんです。
どれだけ高く飛べるのか、どれだけ遠くに着地できるのか、
その越え方に意味があるんです。挑み方に意味があるんです。
「越えてしまった」ではなく、意図的に乗り越えなければ力にも自信にもなりません。
そうやって挑んだ結果として埋もれるなら諦めもつきますが、
埋もれてしまう結果にしかつながらない選択をしててもツマラナイでしょ?
「埋もれないために他人と比較して生きてるんじゃない」なんて生温いセリフは、
頭抜けて届かないとこに行ったヤツが言って初めてカッコイイんです。
埋もれてる人間が吐くこのセリフは単なる自己弁護にしか過ぎませんからね。
・・・・って、僕は自分自身に一番初めに自分の言葉を聞かせながら生きています。
折れないように、投げないように、
たくさんの言葉の添え木を心の幹に括りつけながら。

いつか、本当に強い人間になれる日まで・・・。
by monsieur-enfant | 2011-02-24 18:04 | イル ピスタッキオ

ふ~~っ・・・。
頭と身体が幾つあっても足りない毎日。
周年が終わったと思ったら、
一息つく間も無くあれやこれやあれやこれや・・・。
とりあえず年内はこんな感じで終わるんやろなぁと、今から覚悟してます。

えっと・・・
モンテベロの周年とかで身内話が続いてるので、
順番すっ飛ばして、身内続きで行かせていただきますね。

オープン直後は不慣れでしょうし、しばらくは避けて行ってなかったんですが、
うちの定休日変更後は休みが被ってしまうので遂に行ってきました。
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茨木 「イル ピスタッキオ」
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オープン前には来てるんですが、
タイミングが悪く会えなかったので、店内も今日初めて入らせてもらいます。
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6席と聞いてた小さな店内ですが、席に座ると「狭い」という印象はないですね。
ゆったりと取ってある席間と、何より高い天井が圧迫感や閉鎖感を無くしてます。
あからさまに「新しいお店!」って質感もないし、
温かくシンプルで、落ち着いて食事の出来る空間になってます。
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お店を作るのに一番センスを問われるのが「空気感」だと思ってます。
お金を積んでも高い家具を設えても、感じれない人には出せないのが空気感。
その点、シェフのシチリアやトラットリアへの想い、
それが小さな店内いっぱいに満ち溢れた良い空気感を表現出来てると思います。
そこにはそれらを汲みとってくれるデザイナーや工務店との出会いも不可欠です。
良い想い、良い出会い、良い仕事が、
空間や予算など制限されたもの以上の形を生み出すことに繋がるんです。
なんか、そんな素敵な店内でしたよ。
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鮮魚 盛り合わせ
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タコの柔らかトマト煮
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白魚
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軽く湯がいた白魚に、オリーブオイルと、たっぷりレモンを絞っていただきます。
魚介は総じて良い鮮度。
シチリアなので魚介料理を食べてほしいと言ってたシェフが、
「予約が先まで続いてくださってるから思い切って良い魚も仕入れれる」と、
お客さんに感謝してました。なるほどね。

恐縮しながらパンの登場(笑)
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いやいや、普通に美味しかったですよ。
片手間や、やっつけ仕事ありありと出てることの多い料理人のパンですが、
丁寧な仕事が垣間見れる生真面目なパンでした。

ワインもシチリア。
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シェフが訪ねた生産者さんのものらしい。
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こうして離れた場所でも、海を越え国を越え、繋がってられるって素敵ですよね。

あれ・・・これなんやったっけな・・・。
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フリットにもレモンたっぷり。
シンプルですが、地中海の風を感じます。

魚介のクスクス
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このままでも良いですし、
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お魚のスープをかけても良いですし。
断然、かけるべし!です。

ピスタチオのペンネ
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なんか・・・・感慨深いですね。
初めて食べさせてもらったのはシュクレの厨房でしたから。
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同じメニューを今は彼の開いたトラットリアで食べてます。
夢の途中でいただいた味と、夢を形にしてからいただいた味。
状況は違えど、どちらも結局は彼の味。
でもね、なんか、グッと胸が熱くなるわけですよ。
ま、「いらっしゃいませ」とイル・ピスタッキオのシェフとして迎えられた時既に、
グッと込み上げるものはあったんですけどね。
うんうん、良かった良かった・・・。

メインの前に、同じ生産者さんの赤をいただきます。
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ファルソマグロ
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卵、ホウレンソウに、仔牛肉のミンチを巻きつけてオーブンで焼いた料理。
地味なビジュアルから「地方料理」臭がプンプンしてきます。
お味はなんとも優しいというかホッとするような味なんですが、
「あ、こういうのを現地の人は食べてるんだ」って、
実際シチリアのトラットリアでファルソマグロを突きながら陽気にワインを空けてるような、
そんな風景を連想させてくれる強さを持った一品でした。

カンノーロ
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カンノーリと思ってたら、カンノーリは複数形なんですって。
一個だからカンノーロ。
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素朴で可愛いビジュアルです。

なんだったか食後酒をいただきました。
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知り合いの店だと、やたらとウロウロしてしまいます(笑)
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こういうさり気無いアイテムが、空気を作るのに一役買いますよね。
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トイレのドアも良い色です。中のタイルも素敵ですよ。
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ウロウロし終えてエスプレッソで一服。
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フランスよりも地区間の違いが明確で、
「イタリア料理」として括るより、
それぞれの地区の料理として独立してる感がありますが、
まだまだ一般的には「イタリアン」としての括りやイメージが、
定着して拭いされてないんじゃないでしょうか。
そんなマーケットに、あえて「シチリア」を掲げて茨木で店を出し、
自ら見た景色や感じた想いを込めて腕を揮う檜森シェフ。
さて、お客さんはどういう反応をしてるんでしょうか?非常に興味があります。
「あ!シチリア料理やん!」とまで分かってほしいとは思いませんが、
イタリアンという括りとは違う空気感を感じてくれてるのでしょうか?
それとも、オリーブオイルを使いパスタが出てくれば、
やっぱり「イタリアン」と一纏めにされてしまうんでしょうか・・・。
僕らも所詮、単なる屋号として乱用されてる「ブーランジュリ」の中の一括り。
でもその中には強い意志や明確な意図を持った作り手も少数ですがいるわけです。
そういう作り手の放つ「匂い」と言いますか、そういうのに僕は惹かれるんですけどね。
このお店も、紛れもなくその「匂い」を放つ一件やと思います。
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決意と敬意と共に誇らしげに掲げられた「シチリア料理」の看板のもとで、
お客さんがシチリアに想いを馳せる一つの窓口となる場所になっていけば良いですね。

それより、一応一緒に働いてたわけなんですが、
全く電話で僕の声を思い出してくれないんです。
前回の予約時も、そこそこ話してるのに結局名乗るまで気づいてもらえませんでした。
子連れはダメかとうちのスタッフが聞いてたので質問してみると、
「すいません・・・小さなお子様はご遠慮いただいてるんですよ・・・」とのこと。
「じゃあ、少年のような心を持った大人は大丈夫なんですか?」と聞いてみると、
「もちろん大丈夫です!」って笑ってたんですが、
「すいません。では日時とお名前を伺ってもよろしいでしょうか?」
って、おい!(笑)
いちいち予約時に気の利いたユーモア交える客なんておらんやろ!
「あ!岩永さんですか!」って、さっき素で笑ろうてたやんか。

あ、そういえば、そのうちSAVVYに掲載されます。
下手したら表紙飾るかもですので、6席しかない店内は予約困難になる恐れも。
皆さん、お急ぎください!
by monsieur-enfant | 2010-11-17 03:14 | イル ピスタッキオ