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なないろめがね

カテゴリ:イタリア食堂 ラ・リサータ( 2 )

サトリます。

先日のBBQのご応募、
パソコンの前にいた僕らが見てても、
「あれよあれよ」と言ってる間に埋まって行き、
「ヤベッ!止めなきゃ!」と思って急いでブログにアップした際には、
時既に遅しでした・・・。
いや、本当にビックリしました。そして、ありがとうございました。
10分で定員が埋まるとは想定外でした。
ただ、あまりに締め切るのが早かったので、
中には間に合わなかった方も大勢おられたかも知れませんね。
追加公演・・・は、さすがに出来ませんが、
スタッフが「楽しみにしてくださってたお客さんに、何とかしたい」と、
必死で可能性を考え、会場と交渉した結果、若干の奇跡がおきました。
ただ・・・、その結果、
総勢100名という信じられない規模になってしまいました(笑)
もうBBQの枠、超えてますね。
当日どうなるか、し〜らない(笑)
ですので、時間切れの方、敗者復活的なメールが行くかも知れませんので、
ちょっとだけ希望を持って待っててくださいね。
ただし、こういう措置は今後はもう取れません。最初で最後の敗者復活です。
あ、再募集は無いですよ!(笑)

さてさて、20日のあるプロジェクトの発表に向けての作業が、
本当にキュウキュウで関係者全員の首を絞めまくってる今日この頃(笑)
一つ、書きかけの記事があったので合間に仕上げてしまいました。
おかげで今日もろくに寝れないということをサトリました・・・。

さ、気を取り直していきますね!
いつも心のどこかで気になってるお店ってないですか?
よく行ってるお店より、なかなか行けないお店の方が、
「どうしてんのかなあ・・・」って気になってたりします。
ここもそんなお店のうちの一店。
そんなに密なお付き合いではなかったのですが、
「地元で」って想いが、どっか共鳴するところがあったんでしょう。
うちも気にかけてもらえて、僕もすごく気にしてるお店。
ただ・・・・、現在、年1回のペースなのは否めません(笑)
八尾 イタリアン食堂「ラ リサータ」
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なんせ遠い。守口くらいなら何とか絡めることも出来ますが、
八尾は僕の動線には全く絡まない。
今回も、更に遠い和歌山に用があっての帰り道。
ずっと車移動で、若干麻痺してきてたんでしょうね、
「どうせ遠くに来てるんやし」と久々に立ち寄りました。

先日、リサータさんは一周年を迎えました。
お祝いの花の良い薫りと共に、子供たちの「イタリア屋さん、開いてるわ!」
今まで無かった景色をここに作った証が、少しずつ生まれてるのでしょうね。
温かいジャガイモのポタージュ。
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この日、寒かったので個人的にはすごく嬉しいスタート。
優しくほんわり甘く温かなポタージュは、
「よく来てくださいました」の言葉をいただいてるかのよう。

神戸トマト 水茄子 モッツ パルマの生ハムのサラダ
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下に敷かれたスウェーデン蕪のピュレの旨味が秀逸!
全体的にフルーツのような甘みを持つ野菜を多用した中で、
バジルソースの薫りと生ハムの塩分が良い塩梅の、
目にも舌にも華やかな一皿。

ホタルイカと八尾産スナップエンドウのパスタ
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パスタは、ピマンデスペレットを練り込んだ自家製パスタ。
たっぷりのホタルイカがソースのようなもの。
そこに小振りですがしっかり甘みと食感の楽しいスナップエンドウ。
香草パン粉の食感と香ばしさも良いアクセントです。

ほろほろ鶏のラグー 春キャベツと共に
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あ〜〜〜、知らないパスタの名前がサクッと入って来ない年齢に突入。
三角形みたいな、ちょっと端をつまんだ・・・・、あ〜〜〜、思い出せない。
ちなみに一面に散らされたチーズも失念。すいません・・・。
その変わり、これらを全部ごちゃ混ぜにして、
熱で大量のチーズが溶けて絡まる中から春キャベツが顔を覗かす図をチラリ。
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ラグーとの相性も抜群。すげえな・・・八尾でこんなん食べれるんやもん・・・。

うわ!メインの豚の名前も思い出せない!!(笑)
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一番下にはパッと鮮烈なマンゴーのピュレを一塗り。
豚の土台には何とラングスティーヌ。
その上のクタクタに煮込まれた菜の花がソース代わり。
タスマニアのプチプチマスタードをたっぷりかけていただきます。

「そういえば、ちょうど1年前ですよね」と、シェフ。
本当にたまたまなんですが、数日ズレただけの1年ぶりの訪問。
開店直後くらいに遊びに来させてもらった昨年から1年経って、
1周年のお祝いも言えて良かった良かった・・・と思ってたら、
「おめでとうございます」
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うわ!よう覚えてくれてましたね!?
いや・・・・、シェフと客、カウンター越しの野郎二人のキモイやり取りに、
せっかく足を運んでくれてた素敵な地元のお客さんたちに、
「なんか男性客にお皿にメッセージ書いてデザート渡してたわ」
って変な印象与えてなきゃいいんですけど。しかも僕、照れてたし(笑)

シェフはイタリアに修行に行ってるんですが、
帰国後はビストロで、更に昔は3年程お菓子の勉強もされてたそうです。
どうりでドルチェのクオリティも高いわけです。
正直ティラミスとか、もういいですもん。ホント美味しかったです!

今年の誕生日、実は1つだけ自分への誕生日プレゼントを購入しました。
普段あんまりというかほとんど買わないジャンルのものなのですが、
「誕生日」ということもあって、思い切って購入してみました。
あんまり他人に見せるもんじゃないんですけど、
せっかくなのでお見せしますね。・・・と、その前に、
サトりんサトいもすいッすいッすいッ♪ サトっておサトがサトポッポ♪
「サトリます!」
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やたら画面デカイですね・・・。恥ずかしいくらいデカイ・・・。
あ、これですか?これはサトリの待ち受け画面です。単純にファンなのです。
劇場の大画面で観たかった・・・。

エスプレッソを啜りながら、周りのお客さんのリアクションをサトリます。
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やっぱり、今まで無かったものを提供するっていうのは、
考えてるより本当に難しく根気のいる仕事です。
でも、1年かけて1日1日積み上げて来た仕事は、
絶対嘘はつかないと思うんです。
今日も同じカウンターで少しお年を召したご夫婦が、
ワインを傾けながら「旨い、旨い!」って食べておられました。
「ホント、あっという間でした!」と笑う、充実したシェフの顔、
「八尾でやって本当に良かったと思ってます」との言葉を聞いたとき、
なぜだか目頭がグッと熱くなりました。悔しいくらい良い顔してましたよ。

1年前に訪れた時と変わらない強い想いは、
徐々に周り伝わり、変えていくエネルギーへと転換されていってるはずです。
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一周年のお祝いの花々と同じくらい、いやそれ以上に、
近所から来てくれてる証の自転車の列が、
僕には誇らしげにみえてなりませんでした。
by monsieur-enfant | 2012-05-18 02:06 | イタリア食堂 ラ・リサータ

「八尾!?」
一瞬、耳を疑った。
岸部でやってる僕が言うのもなんですが、
八尾でイタリアンのお店をするという言葉に、
「なぜ八尾・・・?」と思わざるを得ませんでした。

仲良くさせてもらってるお店でずっとシェフを支え続けてきた料理人から、
その言葉を聞いたのはいつだったっけなぁ・・・。
何の疑いも無くフレンチだと思い続けてきた彼から、
「実はイタリアンの料理人なんです」と聞いたのも衝撃でしたけどね(笑)
常々、「どこでやるかじゃない。誰がやるかだ」と自分を鼓舞してきましたし、
郊外のお店と市内のお店の覚悟とクオリティの差に、
悔しさと言うか寂しさと言うか腹立たしさと言うか、
もっともっと郊外に本気で勝負する職人が出てこないと・・・と思ってるので、
嬉しいと言えば嬉しいのですが・・・、それでも八尾って大丈夫なのかな・・・、
先に言ってしまいますが、そんな不安を払拭するくらい良いお店でした。

初めて降りた「近鉄 八尾駅」
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あ~~、遠い。
そしてそこから恒例行事としてかなり迷うのですが、
帰りにマーキングしながら帰って来たので道順を説明します。
八尾駅の西口から改札を出て、
階段を下りて右手側の道を渡って、線路下に並ぶお洒落ブティックを横目に直進。
あ、上の写真は帰りに撮ってるんで、撮ってる僕の背中側に歩けばいいんです。
左手に「アップルプラス薬局」がある「大塚整骨院」の角を右折。
「こんなとこにあるんかな・・・」との不安に負けずに直進していくと、ありました!
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ちなみに僕は真逆から辿り着きましたけど(笑)
八尾 「イタリア食堂 ラ リサータ」
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こじんまりとした、シェフ一人で切り盛りするお店ですが、
30歳になり、お子さんの出産を控え、
奥さんと自分の地元である八尾で店を構えたいという想いに満ちたお店です。
店名である「ラ リサータ」とは、
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だそうです。
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ここまで来て入れなかった時のダメージはデカ過ぎるので、
みなさん一応予約は入れてから行きましょう。
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店内はカウンターがメインかな。
でも家族連れなども考慮してテーブル席も二席(だったかな?)。
行った時はお祝いのお花で埋められていましたが、
そこそこ広いテラス席もあります。
生ハムとグリッシーニをいただきながら、泡で乾杯!
「シェフもいかがですか?」とオープン祝いの気遣いは御無用です。
飲めませんので悪しからず。

この日はお任せです。
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白金豚のパテは修業先譲りの旨さ。
僕的には好きなタイプのパテです。
ここでこんなパテに出会えるなんて・・・、近隣の方は是非足を運ぶべしです。

ボトルで白をいただきますが、
飲めないシェフからは的を得た説明は無いのでジャケ買いです(笑)
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鮮魚のカルパッチョ
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この日はけんけん鰹。
ソースはバルサミコやフランボワーズのヴィネガーを効かせたハイカラなソース。
八尾の方々はこれを味わってどう感じるんですかね。
何度か来てくれてるみたいな近所のご家族がテーブル席にいたんですが、
「このピンクの玉、なんや?」って聞いてました。
そう、そこからなんですよね、地元に根ざすって。
味覚が劣るから知らないんじゃないんです。
好奇心がないから知らないんじゃないんです。
伝える人がいなかったから知らないだけなんです。
こうした毎日を繰り返し繰り返し繰り返し過ごした結果、
お客さんも知らなかったことを知るようになり、
僕らも知られてなかったことを知ってもらうようになり、
お客さんの成長に伴って自分も店も成長することが実感できるんです。
市内のように絶対数としてお客さんが多くない環境ですので、
オープンしてすぐにたくさんお客さんが来てくれて経営が安定することは難しいですが、
徐々にですが、浸透していく過程を「実感できる」ことが、
郊外で店をやる魅力やと思うんですよね。
そこを我慢できなかったお店が、
結局「郊外」という立地を言い訳にしながら大衆化していくんです。
あ、「ピンクの玉」の正体はピンクペッパーです!(笑)

イカスミを練り込んだパスタ
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八尾産の絹さやの青さ加減(味覚のね)が何とも良い感じ。
プリップリのホタルイカと合いまったイカスミのパスタも美味。
ビストロ勤めだtったシェフのパスタ、
この日初めていただきましたが、ホント、美味しかったですよ。

牛ホホ肉の赤ワイン煮
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カッコいい!!
これ、大事ですよね。
メインは奇をてらわず定番のものが多かったですが、
それをどう表現しお客さんに印象付けれるのか、
ビジュアルはかなりのウエイトを占めます。
僕、なかなかこういう定番ものって頼むことは少ないですが、
ここに来たらまたこれ頼むと思います。
ガッツリ美味しかったです!
あ、ガルニも抜かりなく美味しかったです。

お気づかい有難うございます!なドルチェ(笑)
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誕生日近くでの訪問だったので、ささやかなサプライズ。
昔から、何かされることに慣れてないと言いますか、
何かすることに喜びを感じる方なので、ただただ戸惑うというか恥ずかしいわけです。
そう言えば昔母親に、「あんたは何あげても張りあいがない」ってよく言われてたっけ。
嬉しいとか有難うとか、そういうリアクションがほとほとヘタクソなまま、
気がつけば大人の階段をそこそこ上り切ってしまってました(笑)
あ、食べたのはビワのタルト リコッタチーズ添え。
他にも幾つか選べましたが、どれも美味しそうでしたよ。

エスプレッソをダブルで。
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あ、そうそう。
ずっと気になってた横穴がありまして。
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倉庫か更衣室か・・・と思ってたんですが、
「覗いてみてください」の言葉に覗いてみると・・・
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まさかの個室。しかも掘り炬燵。
メインのカウンターに、テーブル席に、テラス席に個室と、
結構したたかにバリエーション揃えてますね(笑)

さらにもう一つ意表を突いた演出がトイレに隠されてます。
「どうしてもトイレはやらせてくれ」と工務店に言われ、
止む無く任せたそうですが、
扉を開けた瞬間「うわっ!」っていうくらいバブリーな仕上がりになっております(笑)
それは実際行ってみてのお楽しみということで・・・。

黒板横に、コックコートのフルセットが。
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「あぁ、イタリアに行ってたって言ってたから、その時の思い出の・・・」と思ってみてたら、
店名にbistorotの文字が。
「あ、イタリアでもビストロで働いてたんですよ」
って、何故にイタリアまでわざわざ行ってまでビストロ?
そう、トラットリアじゃなくビストロ時代のコックコート。
で、僕が彼と知り合ったのも大阪のビストロ。
で、開いたのはイタリアン。
ビストロではなくイタリア食堂。
・・・ま、旨いからどっちでもいいんやけどね(笑)

僕が店に来た時に先にカウンターで食べてた若いカップル。
牛ホホで歓声をあげてみたり、「お腹いっぱい!」と満足そうだったり、
市内でも見られる同じ光景が、実際同じ光景ではないんですよね。
不慣れな様子の二人は、
多分こんなお店はあまり来たことがなかったんでしょう。
スパゲッティ屋さんではない「イタリア料理」に初めて触れたのかもしれません。
そう、やはり意義はあったんです。
多くの売り上げは望めなくても、
地元民が地元で店をやれる喜びはお金には変えれません。
「また来てくださいね」と、客の僕が声を掛けそうになる。
あの子たちがまた来てくれたらいいなぁ・・・と素直に思う。
そんな素敵なお店と素敵なお客さんの関係が作れたら素敵ですよね。
この地を大切に思うシェフが開いたお店、
この地の人たちに愛され、そのお客さんと共に成長していく姿を、
正直、場所が場所なんでそんなに見にいけないとは思いますが(笑)、
遠い岸部から応援しております。

店の大小じゃないんです。
肝をすえてやればできます。
一歩一歩確実に、自分との戦いです

って、谷シェフのパクってもうた!(笑)
by monsieur-enfant | 2011-06-02 03:23 | イタリア食堂 ラ・リサータ